久しぶりに金継ぎ完成!
今回は波佐見焼の小鉢と織部のフリーカップです。
この織部のカップの派手な割れ、実は母がやらかしてくれまして。
家に来た時に掃除機をかけてくれていたところ、掃除機の柄の部分が
キッチンに置いてあったステンレスのカゴを直撃。洗って置いていた
食器がガラガラガッシャ~ン!!!・・・あぁオッチョコチョイ。
こんな時、以前だったら思わず溜息をついたかもしれないけれど、
今は寛大な心で「金継ぎの教材ができたわ~」と余裕の笑みを(笑)
金継ぎの先生にも「これはとても良い教材ね。なかなかこんなキレイ
に割れないものよ~」と褒めて?いただきました。
確かに、難しい教材で勉強になりました。
まず欠片をピタッと接着させるのが至難の業で。接着後は細い隙間に
パテを埋め込み、乾かして余分なパテを削り、漆を塗って金粉を蒔く。
漆で線を描く時には手がプルプルしちゃいました。
これが金継ぎ第3弾の完成品。
今年は教室の作品展がありそうなので、ちょっとでも上達できるよう
に地道に頑張ります!
素敵な仕上がりになるんですねぇ。
一見、こういう柄なんじゃないかと思えます。
ちょっと割ってしまったおかあさんもこれで罪悪感が
軽くなるかしら。
いっぱい作ってほしくてもっと割ってしまいたくなる?
そんなことはないね。
また素敵な作品をご紹介くださいね。
これからは、私も割った皿は大切にとっておいて、みぽさんにお渡ししますね♪
そして、器が割れても、「教材ができたわ」とほほ笑むみぽさん。
想像して、瀬戸内寂聴の片りんを感じました!
そういう私も最近は、クレームが来ると「おやおや、やっと仕事がきたわ」と、不気味な笑みを浮かべているんですよ♪
織部の緑と金が、とってもいいです~。
お母様、いい形に割ってくださいました(笑)
カチ~ンと怒らないところ
仏様のようで、見習いたい。
私など、毎日ガミガミ怒っていて
眉間に皺が刻まれてます・・・とほほ。
母はお詫びにと新しい器を買ってくれたのですが、器を割った罪悪感は残っていたようで。金継ぎで復活した写メを見てやっとホッとしたようです~。
>ぶんぶんちゃん
割れや欠けのある器は、お直しさせていただきますので捨てずに保管しておいてくださいね!
瀬戸内寂聴の片りん?恐れ多いわぁ(笑)
それより、クレームに不敵な笑みをうかべるブンブンちゃん、さすがはキングオブポジティブ~!
>れいちゃん
織部と金はなかなか相性がいいみたいです。
オッチョコチョイの母に感謝、かな?(笑)
カチ~ンと怒ること、しょっちゅうありますよぉ。
ただ金継ぎができるようになり、器を割ったことでは腹が立たなくなったので、相方は安心して洗い物ができるそうです(笑)