うららか暮らし~ゆるり薬膳生活~

面白おかしく機嫌よく、食べて笑ってシャララララ~♪
そんな日々のあれこれ。

幻に・・・

2011-06-11 22:45:59 | 日常

滝川へ菜の花畑を見に行ってきました。
今年は例年よりも遅咲きでいまが満開の見頃です。

空の青と雲の白、黄色の菜の花のコントラストが目に鮮やかでとってもキレイ!
素人にも絵葉書のような写真が撮れました。広がる菜の花畑のむこうに、すくっと
一本立っている木に心惹かれます。

菜の花畑の帰りに隣町の砂川へ。砂川は私が5~12歳までを過ごした町です。
子供の頃によく食べて好きだったお菓子、壺屋さんのソーラチップを買おうと思って
ウキウキしていたら・・・ ガーン!!閉店していました。サクサクパイに包まれた
ジャガイモ餡の、あの美味しいソーラチップがもう二度と食べられないなんて~
悲しい。。。

気を取り直して、そこから近くにある母校の小学校へ行ってみると・・・
改築してすっかり様変わりし、安っぽいプレハブ工場みたいな校舎になっていました。
昔は茶色の外壁で重厚感(単に古かっただけだろうか?)があり、正面に取りつけら
れた時計が学校のシンボルだったのに、時計も無い。色とりどりに咲く花もなし。
学校名はシルバーのプレートに標され、本当に工場みたい。 う~~む。

まぁ重要なのは箱よりも中身であって、魅力的な教育が行われているならそれでいい
のだろうけれど。でもなぁ~。 感性が育まれる子供時代に、目に映るもの手に触れる
ものって実はすごく大事なんじゃないのかなぁと思うのです。街の景観なんかも。
日本はそういうところ無頓着ですよね。

親しみのあった小学校の校舎は無機質で殺風景な姿に変わり、壺屋さんは閉店して
大好きだったソーラチップは幻のお菓子になってしまい・・・淋しいかぎり。
つまり、年をとるってそういうことなのかしら。

コメント (5)
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