札幌市のギター教室から!

札幌市でギター教室を開いている、Kギタースクールの辻林圭です。ギター&ウクレレを弾きたい方はぜひお越し下さい。

バーデン編のイパネマの娘について

2018年08月18日 | テクニックのこと
あるバンドネオン奏者が、テレビでピアソラのリベルタンゴについて、(表現の仕方は忘れたが、)曲が始まったらいきなり感情エネルギーmaxになる曲だ、みたいなことを言ってた。(だいぶ表現が違うなー、ゴメン。)

しかるに、ギターでもそんな曲あるかなあと考えた場合、思い付くのはやはりバーデンパウエルのアレンジによるイパネマの娘だ。

リベルタンゴは陰だが、イパネマは陽。その違いはあるが曲の冒頭からいきなりエネルギー全開という点は変わらない。

コードの高速連打という超絶技巧が、スケールの速弾きでは得られない分厚いエネルギーとして感じられるのだ。

ホルへモレルのダンサブラジレイラも似てはいるが、エネルギーの昇華度?ははるかにイパネマのほうが激しいと思う。

バーデンパウエルのイパネマの娘は、「祭り」だ。
おみこしかついでワッショイ!だ。
指や腕の疲労はあってあたりまえ。
体力気力をふりしぼって、祭りのみこしを担ごう!

そんな貴重なギター曲があって、うれしい。





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