札幌市のギター教室から!

札幌市でギター教室を開いている、Kギタースクールの辻林圭です。ギター&ウクレレを弾きたい方はぜひお越し下さい。

50才過ぎたら無理しちゃイカン。

2011年11月15日 | ギター&楽器&作曲関連
連絡なしに長く休んでいる生徒がおって(最近多いなぁ・・・)心配なので先日から電話してたんだがようやく通じたよ。

なんでも指を痛めたらしくて、ギターを弾いていないらしい。ひとこと言ってよぉ~!
ハイ、50歳すぎたら無理しちゃイカン。

50歳過ぎてからののびしろなんて、そんなに多くないんだから。いかに末永くギターを楽しめるか、ということに主眼を置く方がよいであるぞよ。

ギターの練習しすぎて手を壊すなんて、20代ならまだしも、50を超えると治らないだから。わしはまだ花の40代であるが、以前練習で痛めた左の薬指、いまだに痛いもんね。これはもう治らないであろうなぁ。。。

末永くギターを楽しむためには、好きな曲のレパートリーを広げる事も大事だが、それと同時にいかに無理のない、楽な演奏が出来るかを考えたほうがいいと思う。

とくに手の小さな人や指の変形してるひとは、楽譜を選ぶのも慎重に。
バリオスみたいに手の大きなギタリストのつくった曲はあたりまえのようにきつい拡張が入るので、そのままでは手の小さな人には負担が大きいですよ。セゴビアのアレンジ曲もしかり。

手の小さな人は楽譜をアレンジして、極力無理のかからない指使いを考えたほうがいいでしょう。ショートスケールのギターをつかうとか、和音の一部を省略するとか、ちょっと工夫するだけでいくらでも弾きやすくなるよ。
プロをめざしている人がするように絶対に楽譜に忠実に弾く、なんてことはプロにまかしておけばいいのであって、楽しむ為にギターを弾いている人は、もっと妥協していい。特に50歳をこえたら、極力無理スンナ、とワタシは言いたい。

なぜ50歳すぎか?というと、それくらいがいちばん無理しやすい年齢ですから。今までがんばってきたやり方をそのまま押し通そうとするお歳なんです。無理な練習の反動が出やすいのもそのあたりの年齢からなんですよ。


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