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ソニー、"音質にこだわった"microSDカード「SR-64HXA」を3月5日に発売

2015-02-21 10:29:48 | Weblog
ソニー、"音質にこだわった"microSDカード
~技術面と品質管理からアプローチ
【Impress Watch】(2015/2/19 11:00)

ソニーは、"音質にこだわって設計した"というmicroSDカード「SR-64HXA」を3月5日に発売する。価格は
オープンプライスで、税別店頭予想価格は18,500円前後の見込み。

昨今ハイレゾ音源対応機器の増加に伴い設計されたという製品。容量は64GBで、速度はClass10準拠と
なっている。

■"microSDの音質"という新しいアプローチ
一般的にmicroSDカードのスペックは「転送速度」や「容量」、そして「価格」に注目が集まっており、
そこから再生される「音質」にこだわったものはない。SR-64HXAは業界で初めて音質に着目し、技術的な
音質改善アプローチを行なった。

具体的には、本来十分に高速なスペックを持つフラッシュメモリの制御パラメータについて、社内の
サウンド事業部門の協力を得てチューニング。「オーディオに支障ない範囲」で必要以上に高速性を求めず、
「信号を安定させる」ことに最大限に配慮して設定した。

同社の測定によると、従来品と比較して、データ読み出し時に発生する電気的なノイズの低減に成功。
これにより再生機器の部品や回路に悪影響を与えるノイズを減らし、最終的に音質向上に効果が認められたと
いう。

加えて一般的なmicroSDカードは、容量と速度が確保されれば部品や材料が変更される可能性はあるのだが、
本製品に関しては部品と材料を厳選/管理し、音質を維持できるという。

例えば将来的に部材や材料に変更が生じた場合でも、音質に影響を与えない範囲の変更に留める、また大きな
変更が加わった場合、新製品としてリリースするなどを予定。つまり同一ロットでなくとも、同じ製品であれば
同一の音質を実現できるとしている。

本製品を使うことで、音源ファイルが本来持っている「スムーズな音の繋がり」、「澄んだ音場の広がり」、
「1音1音の粒立ちの良さ」、「みずみずしさ」を再現できるとしている。なお、同社の
ウォークマンシリーズでの動作は確認しているが、他社のポータブルオーディオプレーヤーでも、
回路設計によっては効果があるとしている。

■試聴してみる
事前に本製品とウォークマン「NW-ZX2」、および同社製ヘッドフォン「MDR-1A」、
Etymotic Research製イヤフォン「ER-4S」との組み合わせで試聴する機会を得た。この時同社の一般的な
UHS-I準拠microSDを挿したもう1台のNW-ZX2と比較した。筆者はAV WatchではなくPC Watchの人間なので、良い
音を聴き比べるだけの耳は持っておらず、専門的な用語で説明することができない点はご容赦頂きたい。

正直ピュアオーディオの世界は主観的であり、プラシーボ効果が大いに働くと筆者は思っているのだが、
microSDから発せられるノイズが減っているだけでなく、高速性ばりに振ったパラメータではないため
アクセス時の電源への影響が少なく、その電源の安定化が最終的に出力する音に影響する、などと技術的に
説明されれば、確かにPC Watchの人間としても納得せざる得ない。

ただmicroSDはカセットテープとは異なり、音声が逐次読み出されて再生されるわけではない。microSDから
読み出されたデータは一旦CPUやDSPなどでデコード処理、場合によってはイコライザーで加工を
行なわなければならないため、メインメモリ上にある程度蓄えられる。よってこのmicroSDが音質に与える
影響は非常に限定的だと思われる。

なお試聴にあたって、先述の通り、ソニーが用意していたMDR-1Aの方をまず試したのだが、NW-ZX2は
Androidベースのため、ボリューム調節がバーでしか表示されず、筆者が「心地良い」と思った音量に両機の
設定を揃えても微妙に異なる可能性がある。そこでインピーダンスが高い手持ちのER-4Sを使い、ボリュームを
最大まで上げて聴いた。(以下略)

ソース: http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20150219_688476.html
オカルトチックな話であるが、本当に音質に影響はあるのだろうか・・・。

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