ニュース斜め読み

 巷間の話題をだらだら論評。

首長の国会議員兼任、是か非か? 橋下氏は「地方の声を国政に反映できる」メリット強調

2012-12-25 07:34:01 | Weblog
首長の国会議員兼任、是か非か 橋下氏はメリット強調 「両方が中途半端」慎重意見も

 来夏の参院選を控え、自治体の首長と国会議員の兼職を禁じる地方自治法の規定がにわかにクローズアップされている。
日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長は、規定が撤廃されれば参院選に出馬する意向を表明。
維新は次期通常国会に同法改正案を提出する構えで、各党の思惑も絡みながら焦点の一つになりそうだ。
ただ、兼職解禁にはメリットの一方で「両方の仕事が中途半端になる」と否定的な見方もあり、賛否両論を呼び起こしている。

●「地方の声を反映」

 「今の参議院は衆議院のカーボンコピーで、全く機能していない」。
橋下氏はかねがね参院改革の必要性を訴え、21日の記者会見でも、首長と参院議員の兼職について
「地方の声をより国政に反映できる上、参院の質も仕事の仕方も劇的に改善される。
議員報酬削減への財政効果も高い」とメリットを列挙した。

 橋下氏は、法改正が実現すれば、幹事長の松井一郎大阪府知事とともに参院選に出る考えを提示。
これに同調し、中央集権打破を掲げる日本未来の党代表の嘉田由紀子滋賀県知事も
「(改正法案が提出されれば)共同行動をとることは十分にある」としている。

 橋下氏は「首長が参院に入れば、政党間の対立に巻き込まれずに議論できる」とも語るが、
政党幹部の首長が兼職するケースでは、この効果には疑問符がつく。
これについて橋下氏は「大阪市長という立場もあるし、維新の党利党略のためだけにやるわけにはいかない。
完全に党派が対立している現状より、はるかにましになる」と反論する。

●首長にも賛否両論

 地方自治法が首長と国会議員の兼職を禁じているのは、両方とも権限の大きな重職で、職責を果たせないというのが主な理由だ。
 兼職をめぐっては首長らの間でも意見が分かれる。(続く)

産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121223/lcl12122322040000-n1.htm

 これやると国会議員が地元の市長選挙にも出馬ということになり、地元は留守になりがちとか・・・。
参勤交代みたいにもなりそう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿