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レクサス、販売は目標の半分にとどまる ~日経ビジネス 

2006-01-26 07:54:26 | Weblog
昨年、にわかに活気づいた日本の高級車市場。これまで、ドイツの「メルセデス・ベンツ」「BMW」「アウディ」
などの輸入車が独占してきたこの市場に、トヨタ自動車が「レクサス」を投入したのが引き金となった。
ところが、2005年の販売台数を見れば、レクサスの販売台数は目標の半分程度にとどまった一方、
ドイツ3社は前年比で台数を伸ばし日本での根強い人気ぶりを改めて見せつけた。

日本自動車販売協会連合会などによれば、レクサスは8月30日の発売から4カ月余りで1万293台を販売。
これは、当初目標として掲げた「2005年中に2万台」の51%。一方のBMWは主力の「3シリーズ」のモデルチェンジ
などで、対前年16.2%増の4万4980台と大幅に販売台数を伸ばした。メルセデス・ベンツの乗用車は同4.8%増、
アウディも同11.6%増と販売台数を上積みした。

・2005年はドイツ勢が勝利
特にドイツ3社で人気を集めたのは、BMWの「1シリーズ」やメルセデスの「Aクラス」など。価格が250万~400万円で、
輸入車としては小型のクルマだ。レクサスよりも低めの値付けで、若年層やファミリー層から支持を集めた。さらに、
基本的に値引きしないレクサスに対し、「レクサスを見て来たと言うと、BMWのショールームでは値引き額を増やして
くれたので、結局そちらを選んだ」(都内の30代のサラリーマン)という声もあるなど、各社はあの手この手を講じた。
富裕層を巡る競争は始まったばかりだが、序盤戦の2005年はドイツ3社に軍配が上がった。

レクサスが苦戦した最大の理由は、旗艦車種である「LS(現セルシオ)」の新型の投入が遅れたことだ。通常、高級
ブランドを新規に立ち上げる場合、看板となる最高級車を最初に投入するのが、オーソドックスな方法だ。ところが、
昨年レクサスは「GS」「SC」「IS」の3車種を投入したのみ。モデルチェンジの時期がずれたLS抜きでのブランド展開を強いられた。

※以下本文続く

■ソース(全文)
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/biz/420022

目標の半分というのはトヨタにしてみればとうてい成功とはいえないだろう。いくら、旗艦車種のLSが出ていないとはいえ、新車効果の期待できるこの段階でこの体たらくでは・・・。


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