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野田首相、消費税増税法案「不成立ならば解散」 首相経験者との会談で意向を示す

2012-01-03 10:11:29 | Weblog
野田佳彦首相が先月中旬、自らの指南役である首相経験者をひそかに首相公邸に招き、消費税増税関連法案が
成立しなかった場合、衆院解散に踏み切る意向を伝えていたことが2日、分かった。複数の首相周辺が明らかにした。

首相は、消費税増税に向け「不退転の決意」を表明しており、3月に関連法案を閣議決定し、通常国会で成立を期す
構えだが、衆参ねじれに加え、民主党に反対論が強く成立は困難な情勢。首相は解散権を振りかざすことで事態を
打開したいようだが、早期解散にかじを切った自民、公明両党の協力を得るのは難しく、3月にも政権は重大な局面を
迎える公算が大きい。

首相は首相経験者との会談で「首相の座に延々ととどまり続ける気は毛頭ない。ただ、消費税率の引き上げは
任期中に必ず成し遂げたい」と強調。「もし不成立となった場合は総辞職をすることはない。衆院解散・総選挙で
国民の信を問いたい」と語ったという。

これを聞いた首相経験者は「首相は本気だ。解散すれば民主党は分裂するかもしれないが、政界再編が進む
ならばそれでよい」と感じたという。

消費税増税をめぐり、政府は先月30日、消費税率を平成26年4月に8%、27年10月に10%と2段階で
引き上げることを柱にした社会保障と税の一体改革大綱素案を決めた。

ただ、民主党内で小沢一郎元代表に近い勢力が「消費税増税はマニフェスト違反」と反発しており、強引に
法案提出に踏み切れば離党者がさらに増え、採決で大量造反を招きかねない。

一方、首相は2日放送の政府広報ラジオ番組で「国民に負担をお願いする以上、政府だけのそろばん勘定だと
思われぬように、きちっと説得をしないといけない」と強調。「行政改革もしないといけない。議員定数削減も
不退転の決意でやる」と語った。

ソース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120103/plc12010309230005-n1.htm

民主党の分裂は決定的か?
そもそも党内の世論もまとめられないようでは総裁の資格はないが・・。



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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
消費税増税に反対の小沢一郎 (野田メタボどじょう)
2012-01-03 12:13:09
バラマキ4K政策が象徴しているように、カネまみれの小沢一郎の発想の原点は常に、政権獲得と維持のため。
政権獲得のためには、外国人参政権を与えるとして、民団も利用する。このように、売国してでも政権獲得を優先する。
消費税増税に反対しているのも、それが政権維持に繋がると考えているため。
真に、日本国やその国民のための発想することは決してない。
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