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IT企業、新卒採用苦戦の理由は「仕事のイメージが悪い」

2008-01-30 07:07:50 | Weblog
情報処理推進機構(IPA)は、人材不足が深刻化する日本のIT業界の現状を調査するため、
IT人材についての実態調査を実施し、1月28日に結果を公開した。

大学卒、大学院卒の新卒学生がIT企業に興味を持たなくなったともいわれているが、
当のIT企業が新卒採用の課題として挙げた答えのトップは「業界の仕事のイメージがよくない」だった。

調査はIT人材についての総合的な調査の予備調査の位置付け。
IT企業とユーザー企業に分けて2007年9月に調査を行った。
IT企業は357社が回答。回答企業の65.8%は受託開発ソフトウェア業、12.3%が情報処理サービス業、
6.7%がパッケージソフトウェア業など。

IT企業の今年度の新卒採用については40.9%のIT企業が「ほぼ目標どおり」と回答。
ただ、「目標を下回った」という企業も3割以上あり、苦戦は続いているようだ。
特にほぼ目標どおりの採用を確保している従業員1000人以上の大企業と比べて、1000人未満の
中堅・中小企業は「目標を下回った」という回答が多かった。

では、各社の新卒採用の課題は何だろうか。
上記のように複数回答でIT企業の46.5%は「業界の仕事のイメージがよくない」と回答。
2番目は「人材の量的な確保が難しい」(45.1%)、3番目は「企業の知名度が低い」(38.7%)だった。
業界の仕事のイメージが悪いことを心配しているのは、特に大企業に多かった。
従業員1000人未満の中堅・中小企業では人材の量的な確保の方が課題となっている。

IPA 理事長の藤原武平太氏は、IT業界の仕事のイメージについて
「3K、5K、7K、10Kなど私自身は根拠がないと思っていることが、面白おかしく伝わっている。
このことが結果を裏打ちしているのだろう。私は由々しき事態と思っている」とコメントした。
IT業界のイメージをアップについては「別の調査ではエンジニアの3分の2近くが仕事に意義を感じている。
業界として、トップからもそういうことを発信していくべきと思う」と語った。
(以下略)

ソース
http://www.atmarkit.co.jp/news/200801/29/ipa.html
調査結果
http://www.atmarkit.co.jp/news/200801/29/ipa01.jpg

業界がこんな体たらくでは日本からGOOGLEのような会社が生まれるなんて夢のまた夢やなあ。そもそも未だに公務員とか昔ながらの有力企業が幅を利かしている訳だから「変革」とか「革新」とか無理。
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