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【コラム】日本の学生の就職「超」氷河期は永久に続く

2010-09-10 06:55:34 | Weblog
9月になってもまだ就職先が決まらない大学生の数が、卒業予定者数の3割を超え今年は過去
最高になるようである。2008年の金融危機で大幅に落ち込んだ日本の大企業の業績は今年
になって軒並み回復したが、日本の新卒にとってのきびしい状況は一向に変わっていない。
しかし日本の大企業が採用数を減らしているかというとそうではない。今や日本の大企業は
海外で外国人を積極的に採用しているのだ。筆者はこの傾向は今後も変わらないと考えている
し、また日本の企業が積極的に海外採用することはすばらしいことだとも思っている。今後は
市場が縮小していく日本に留まっていても企業は高収益をあげることはできない。そこで日本
企業はいちはやくグローバル化し、熾烈なアジア市場のなかでの競争を勝ち残っていかなけれ
ばいけないのだが、それには優秀な若いアジア人を雇い彼らの力を最大限に活用していかな
ければいけないのだ。楽天やユニクロなどは社内公用語を英語に切り替えて、積極的に海外
展開しようとしている。パナソニックは2011年春の採用を前年比で1割増やして1400
人程度を採用するそうだが、国内採用はむしろ減らして300人程度、海外採用を大幅に増や
して1100人程度にする予定である。

このように企業が積極的に海外採用を増やしている背景にはいろいろな理由がある。まず第一
に中国をはじめとする高成長を続けるアジア市場でビジネスを成功させることができるかどう
かで、日本企業の将来が決まってくるという切実な問題がある。アジア市場でビジネスをする
のに、勝手のわからない日本人をアジアに転勤させるよりも、現地で優秀な人材を雇ったほう
がはるかに成功する確率はあがるだろう。

第二に日本国政府の「政府の失敗」がある。それはアジア諸国と比べて極めて高い日本の法人
税、高額所得者である経営層に対して懲罰的な所得税などに見られる税制の失敗。きびしすぎ
る解雇規制などにより、企業が日本では社員を雇いにくくなっている、政府による労働政策の
失敗。こういった度重なる政府の失敗が、日本企業が日本での採用をためらい、積極的に海外
での採用数を増やすことを後押ししていることは、他の多くの識者と同様に筆者も何度も指摘
してきた。

しかし実は第三の理由がある。それはそもそも日本の学生に魅力がないのだ。日本人は大学
入試まではかなり勉強するし、実際18歳時点での日本人は諸外国と比べても相当に知的能力
が高いと思われる。しかしその後は、ほとんどの日本人は全く知的訓練を受けることなく大学
で無為に何年も過ごすことになる。とりわけ文系学部の大学教育は目を覆いたくなるほどひど
い状況だ。筆者も日本のいわゆる一流大学の学生を面接することがよくあるのだが、たとえば
経済学部の学生に基本的な経済に関する質問をしてみてもほとんどの学生が満足に答えること
ができない。

ソース
http://news.livedoor.com/article/detail/4997809/

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【就職】内定率まだ7割弱…大卒の就職戦線 “超氷河期” [10/09/04]
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1283551838/

 勉強していないのは事実としても今までそれを是としていたし・・・・。そのうえ、3年から就職活動やっていたら学問なんぞ出来ません・・・・。

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