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社民党の衆院選用CM、地上波で未だ一度もオンエアされず…CM料の高騰で[09/10]

2005-09-10 10:01:17 | Weblog
社民党の衆院選用CMが、テレビ(地上波)でいまだ一度もオンエアされていないことが
9日、分かった。ここまでのオンエアはCS放送内だけ。原因はCM料の高騰だという。
ただでさえ苦しい同党の懐ではとても太刀打ちできなかったようだ。

 「自民と民主がなりふり構わず(CM料金を)つり上げている」と嘆く社民党担当者。
「予定していた放送枠はあったんですが、予算的に厳しくなって…」と頭を抱えた。
関係者によれば、自民党のテレビCM予算は30~50億円。
さらに「民主に放送させてなるものか」と15億円を上乗せし、単価を通常の3~4倍に設定。
民主も負けじと応戦しマネーゲームを繰り広げているという。

 対して、社民党の予算は「数百万出せるかどうか…」(担当者)と悲しいほど雲泥の差。
「勝ち組政治には負けません」と福島瑞穂党首(49)は主張するが、
前哨戦となる“CM合戦”では、巨大勢力のけた違いの経済力に屈した形となった。

 それでも「大政党のお金にものを言わせるやり方には対抗しない。少ない予算で
勝負する!」と担当者は強気だ。CM内容は国会議事堂の前に並ぶ「郵政民営化」
「憲法改正」などと書かれた4本の“悪政”のピンを福島党首が倒すボウリングもの。
「党首がボールを投げて、それにCGを組み合わせただけ」と制作費も200万円と格安だが、
「コンセプトが分かりやすい」と各方面の反応は上々だったという。

 そのできのよさに注目したNHKや民放各局もCM完成時には、報道番組内で
こぞって取り上げた。「15秒全部をタダで流してもらえて、元は取れたと思う。
狙い通り」と担当者はニヤリ。

 小泉劇場のあおりを受け、議席枠に加え、CM放送枠の確保にも苦しむ社民党。
だが、まだオンエアをあきらめてはいない。
「あすギリギリまで、粘りますよ」と担当者は「競争が少ない」深夜枠を狙って
勝負に出る構えだ。

ソース:スポーツ報知 2005/09/10
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/news/sep/o20050909_20.htm

一時は、自民党の向こうを張った2大政党の一角であったこともあったのに。過去の栄華は遠い昔?しかし、数十億円クラスの予算を組むところと、数百万円の予算しかないところが同じ土俵で勝負しているとはいえないなー。


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