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低迷理由をドラマに押しつけ…フジ亀山社長が“ネット炎上”

2015-04-25 10:46:55 | Weblog
4月にスタートした新番組の視聴率が軒並み低調で“壊滅危機”に陥っているフジテレビ。

亀山千広社長(58)は24日の定例会見で「イライラしています」と語り、
「この状態の1番の原因を作ったのはドラマだと思う」と指摘したが、
この発言をめぐってネットは“炎上”。泣きっ面の蜂の状態だ。

フジの新番組で視聴率がより低迷しているのは、ドラマよりむしろバラエティーや情報番組ともっぱら。
とりわけ安藤優子キャスター司会の情報番組「直撃LIVEグッディ!」は、1%台も記録する大惨敗で話題になった。

データを半ば無視した亀山氏の発言が大きな反感を買ったようで、
<そういう言動が現場の士気を下げて番組の質を落とすんだよ><亀山さんが一番わかってない!>
<イライラしていますとか、あんたの心境なんて知ったこっちゃないよ>などなど、散々な言われようだ。

ドラマ畑出身の社長だけに、<月9全盛期が忘れられないんだろうね>という声もあるが、
ニュースサイトのコメント欄はブーイングで溢れかえっている。

亀山社長に“断罪”されたドラマの中でも、「とくに土曜日」と名指しされた格好の「She」(毎週土曜23:40~)には、
<若いスタッフが作っているから矛先を向けやすいんでしょ><スケープゴートにされている>と同情の声がズラリ。

「She」は謎の失踪を遂げた学校一の美女を親友が探し求めるという、松岡茉優(20)主演の学園サスペンス。
フジはホームページで<エッジの立った作品をお届けしていく新生ドラマ枠>とプッシュしている。

4月18日放送の初回視聴率は4.2%と確かに伸び悩んだものの、
松岡演じる主人公がセリフとしてつぶやくツイートや
LINEのやり取りを映像に組み込む手法は、放送開始直後から「斬新だ」とネットで話題になっていた。

こうした視聴者の声は亀山社長に届いていないのか。
それとも「She」の若い制作陣のコンセプトに、60歳近い社長はもう感覚がついていけないのか……。

フジのドラマの今後に注目するしかない。

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/159322
2015年4月25日

http://static.nikkan-gendai.com/img/article/000/159/322/b575c5bc1a6c30cd6d85795d4e363b2320150424185631714.jpg
かつては月9ドラマのプロデューサーだった亀山社長

多少低迷したところで潰れるようなことはないだろうし、危機感のなさがこのTV局の
難しいところでは??