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批判殺到でコメント欄の炎上も!タレントの日本語吹き替え版起用に映画ファンの怒り爆発

2012-12-11 06:40:54 | Weblog
洋画の日本語吹き替え版に、本職の声優ではなく、吹き替え経験の少ない
タレントを起用するという最近の風潮に、映画ファンから怒りの声が上がっている。

これまでの日本語吹き替え版と言えば、ブルース・ウィリスの声を長年担当し続けた
故・野沢那智さんをはじめ、アーノルド・シュワルツネッガー公認声優の玄田哲章など、
数多くのベテラン声優が、オリジナル版のセリフに込められたキャラクターの心情を
声の演技だけで見事に再現してきた。そのテクニックは、長年の経験を積んでこその職人技といえる。

ところが近年、主人公や主要キャラクターに、吹き替え経験の少ないタレントの起用が増加し、
吹き替え版を愛する映画ファンの怒りを買っている。マーベルコミックのヒーローたちが
一度に集結する映画『アベンジャーズ』は、過去のマーベル作品で同キャラクターを演じた声優が降板し、
サミュエル・L・ジャクソン演じるニック・フューリーを竹中直人、ジェレミー・レナーが演じた
ホークアイを宮迫博之、スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウを米倉涼子がそれぞれ担当。
(>>2以降に続きます)

劇場公開時から吹き替え版が酷評されていた同作だが、ブルーレイ版の発売を前に
アマゾンのレビュー欄には批判が殺到。「特に問題はなかった」「自然でしたよ」という声もある一方で、
「話題性重視での芸能人起用は反対です」「吹き替え芸能人の大根ぶりにげんなりする」
「このキャラクターにはこの声優、というファンの思いを台無しにされた」などと
辛らつな意見が数多く上がっている。

映画『塔の上のラプンツェル』で主人公・ラプンツェルの吹き替えを担当した
中川翔子など芸能人起用の成功例もあるが、専門的な芝居が要求される吹き替え版だからこそ
明らかなキャスティングミスも多く、吹き替え版を愛するファンにとっては深刻な問題だ。
人気女優やアイドル、お笑い芸人など、芸能人を起用することで話題作りになることは確かだが、
「経験不足のタレントによって、オリジナルの良さが失われてしまうことだけは避けてほしい」という
ファンの切なる声は、今後映画界にどう届いていくのだろうか?(編集部・森田真帆)
映画『アベンジャーズ』ブルーレイは今月19日に発売予定(了)
ソース:シネマトゥデイ
http://www.cinematoday.jp/page/N0048516
画像:映画ファンからの批判が殺到しているアマゾンのサイト(画像はスクリーンショット)
http://s.cinematoday.jp/res/N0/04/85/v1355125228/N0048516_l.jpg

 安直な有名人頼みのマーケティングに走るから・・・。ヘビーユーザーにそっぽ向かれるほうが失敗のように思うが・・・。