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ロサンゼルス・タイムズ紙「汚染がチェルノブイリの10分の1という福島原発の場合、被害はほとんどない

2012-03-25 09:05:24 | Weblog
あの震災から1年が過ぎ、いまだに大量のがれきが残り、被災地の復興を妨げている。
理由は「放射能のがれきはごめん」という住民の声に押され、受け入れ表明したはずの自治体までが後ずさりしてしまったからだ。

もちろん検査が行われ、安全という説明が行われているにもかかわらずである。

かつて「支え合う」とか「絆」といった表現で日本人同士が負担を分かち合う美徳が強調されたことがあった。
そう思っていた矢先、ロサンゼルス・タイムズ紙の記事に目がとまった。

記事は原発事故後1年にもなるのに、いまだにアメリカではすしを食べず、
日本に旅行さえしない人がいることに対して書かれたものだ。筆者は放射能危険評価の専門家2人。
1人はチェルノブイリと福島での事後調査にも関わっている。

それによると、人類は常に宇宙からの放射線にさらされており、生涯浴びる放射線の半分は宇宙からだ。
だが、残りの大半はCTスキャンやレントゲンなど医療や健康維持に必要なための人工的放射線で、
1度に一気に浴びるのが特徴だ。

CTスキャンの場合、宇宙から浴びる1年分の放射線の7倍を1度に受けることになる。
が、それを恐れてCTスキャンやレントゲンの検査を拒否する人はほとんどいない。

また、大量の放射能をばらまいたチェルノブイリについても意外と放射能による被害は小さかったと指摘している。

事件後、汚染されたミルクを飲み、かつ放射能吸収阻止剤を飲まなかった児童は
ほぼ全員が甲状腺がんを発生させたのだが、そのほとんどのケースは治療され死に至らなかった。

事故現場の処理に従事した労働者50万人を詳しく調べたところ、白血病が生じた確かな証拠は皆無だった。

つまり、放射能汚染の度合いがチェルノブイリの10分の1という福島原発の場合、被害はほとんどないに等しいはずで、
福島原発で働いていた50歳の男性が事故後、ガンになる可能性は42%から42・2%に上昇する程度だという。

この数値はニューヨークの人がデンバーに移り住んだのと同じ程度だ。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120324/dms1203241450005-n1.htm

これが科学者の冷静な見解とすると福島の風評被害は全くナンセンス。
いずれにせよがんの発生との因果関係の立証は相当難しいのではないか?