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35歳で日本の長者番付5位、グリー(GREE)田中良和氏

2012-03-10 09:22:49 | Weblog
米誌フォーブスの2012年長者番付が発表され、日本の1位はファーストリテイリング創業者
の柳井正氏で、資産額を100億ドルの大台に乗せた。また、世界でも88位とベスト100入り
を果たしている。と同時に35歳という若さでグリー創業者、田中良和氏が5位に入り、
初のトップ10入りとなった。


■大台100億ドル突破

 昨年は日本からは26人がリストアップされたが、2人減少して今年は24人になった。
そんな中で、ユニクロを展開するファーストリテイリング創業者の柳井正氏が、100億ドル
(約8130億円)の大台を突破し、世界で88位となった。株価回復などもあり、昨年よりも
約2割の資産額アップとなっている。

 活動としては東日本大震災義援金として、個人で10億円を寄付。また、自身の株式の
一部である約530万株を、配当課税のないオランダ国籍の会社に、社会貢献活動に使って
いく目的で、譲渡している。

 ◆フォーブス長者番付(敬称略、資産額、年齢、所属、世界順位)
1 柳井正   100億ドル 63 ユニクロ  88
2 孫正義   72億ドル 54 ソフトバンク127
3 三木谷浩史 62億ドル 47 楽天    161
4 毒島邦夫  59億ドル 86 平和    169
5 田中良和  43億ドル 35 グリー   248
6 森章一族  35億ドル 75 森トラスト 314
6 滝崎武光  35億ドル 66 キーエンス 314
8 韓昌祐   31億ドル 81 マルハン  367
8 高原慶一朗 31億ドル 81 ユニチャーム367
10 糸山英太郎 29億ドル 69 新日本観光 401

 一昨年からフォーブスのこのランキングに顔を出すようになった、グリー創業者の田中
良和氏がついに5位となった。

 ランクインしたのは32歳の時だった。ライブドアの堀江貴文氏、SNSミクシィ創業者
笠原健治氏と同じく史上最年少タイだった。

 成功の要因をかつて「自分がいいと思っても、世の中では流行るまでに5年くらい掛かる
場合がある。5年後のインターネットがどうなるかを考えなければならないと思った」と
語った田中氏。

 SNSグリーがソーシャルゲームへと変貌し、あれよあれよという間に時価総額は5600
億円(3月8日場中時点)に。昨年は初めてライバルのディー・エヌ・エーを時価総額で
抜き去った。

 かつて、オフィスに6人しかいない時代の楽天で働いた経験を持つ田中氏。起業の師匠
ともいうべき存在の三木谷浩史氏は62億ドルで3位となっている。師匠の背中が見えてきた。

 一方で、グリーの煽りを食ったと言われるトップ10常連の任天堂創業家の山内溥氏は、
株価下落の影響もあり25億ドルで13位となっている。また、ZOZOTOWNを運営する
スタートトゥデイの前澤友作氏(36)も、もう一人の30代として、21位に入っている。

ソース:ゆかしメディア
http://media.yucasee.jp/posts/index/10632
http://media.yucasee.jp/uploads/20120308/1331180495e7bbdf6827aded2081dd69a94648bc31.jpg

これはこれで全く凄いことなれど、GREEやDeNAのえげつない課金のゲームを見ていたりすると
どうも手放しに賞賛する気にはなれない・・・。