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地デジ化の利点とは?…総務省が掲げるデジタル化の理由は、視聴者よりも「自分の為」なのではと思える

2011-08-04 06:56:37 | Weblog
 テレビの地上波がデジタル放送に完全移行した24日、60年近く続いたアナログ放送の終わりを見届けようと、久しぶりに画面を
切り替えてみた。

 「砂嵐」が広がっているのかと思ったら、いつものように放送が続いている。
集合住宅につながっているケーブルテレビ会社が、地デジをアナログの電波に変換して再送信していた。

 テレビを買い替えなくても当面は受信できるわが家のような例がある一方、本当に砂嵐しか映らなくなった世帯が10万程度はあると
みられ、その数は正確には分からない。経済的な理由ではなく、機器の使い方が理解できずに地デジを見られないお年寄りもいるという。
いったい、誰のためのデジタル化なのか。

 「多様なサービス」「電波の有効利用」「世界の潮流」-。総務省が掲げるデジタル化の理由は、視聴者よりも「自分のため」なのでは
と思ってしまう。録画した番組のコピーや編集はアナログ時代に比べて格段に不便になった。
これも主に、著作権を管理する側にとっての利点と言える。

 24日以降、テレビという貴重な情報源を失った人たちがいる。少しでも早く救済するために、これまで以上にきめ細かな支援策が必要だ。

▽ソース:中日新聞(CHUNICHI Web) (2011/07/30)
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/jiyuseki/list/CK2011073002000177.html

ずいぶん前から相応のコストをかけて告知していたし、今乗り遅れている人たちにはまた別途手当すればよいだけのこと。
それよりも著作権の保護等のシステムのうざさが・・・・。