キッチンや風呂場で使っている防水ラジオ
防水仕様なので、アンテナがロッド式ではなくて、ねずみの尻尾みたいなコードです。
このところ、感度が悪いなと思っていたら、なんだか雑音も増えてきて、おかしいなと調べてみたら、アンテナ線が断線しかかっていました
なので、アンテナ線を取り替えることに
久々に涼麻工房開店
既存のアンテナ線の長さは45〜50cmです。
日本のFM放送用周波数は76.1〜89.9MHzなので、波長λは、
λ=光速c÷周波数f=299,792,458 m/s÷76,100,000〜89,900,000 1/s=3.335〜3.939m
です。ということは、現状のアンテナ線は、
0.45〜0.5m÷3.335〜3.939m≒1/8
つまりλ/8です。理想的なアンテナ長はλ/2なのですが、あまり長くてもハンドリング性が悪くなるので、λ/4に変更することにして、ついでに太くします。
裏蓋を開けて、新しいアンテナ線をハンダ付けします。
蓋を戻すためには、アンテナ線を通す孔を大きくしなくてはなりません。
孔を拡大したり、やすりがけをして
施工時間は1時間弱
元通りに戻して、スイッチオン
ちゃんと受信できるようになりました
受信機なのでアンテナ長を伸ばしても基本的には問題ないはずですが、PLL受信方式なのでわずかに発振成分が漏れるおそれが考えられます。そこで、念のため、別のラジオを近づけて確認してみましたが雑音の発生などはなかったので、問題ないと思います。
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