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アジア映画、ワン・リーホン、チャオ・ウェイ大好き! 近頃はPerfumeとグランパス、ベースにもどっぷり。

Battle Hymn of China

2006-11-14 23:07:41 | 
 表題の本を読んでます。
 アグネス・スメドレー著『中国の歌ごえ』。

 中国共産党とともに行動し、中国革命をジャーナリストとして描いた名著。
 なかなか読む機会がなかったのですが、図書館で見つけて借りて読んでます。

 ロシア革命を描いた『世界を揺るがした十日間』も読みましたが、革命や戦争飛びこんでルポとして伝えるのはジャーナリストの特権です。今、読んでもその当時の人々の息遣いまで感じることができます。

 日本の普通の歴史教育では知ることはできませんが、こうした中国の歴史を知らないと映画も深くは理解できないと感じます。

 レスリー・チャンの『追憶の上海』などもその一例。

 『中国の歌ごえ』を読むと、中国国民党がいかに共産党を弾圧して、無慈悲に殺しまくったか、数々の描写で知ることができます。特に、スメドレーが実際に中国にいたのは1928年から1941年まで。 『追憶の上海』の舞台は1937年ですから、スメドレー描く世界そのものです。

 なぜ、中国の人民が『中世』とまで呼ばれた世界から立ち上がったか、この本は事実で示していきます。まだ、途中ですが、ワクワクドキドキ。読み終わるのが惜しいと思う本に久々に出会いました。


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