Weekend Strummer

ウィークエンド・ストラマー。
世間知らずのオジサンが脈絡無く語る、ギター・アフリカ・自閉症。

憧れるのはやめましょう。

2024-05-24 16:02:28 | その他

温暖化が叫ばれる最近は状況が変化しているかもしれませんが、本来、北海道にはゴキブリがいないそうです。気温が低すぎて越冬できないんですって。だから北海道人の多くはゴキブリを見たことがなく、気持ち悪い、などの悪印象もないんだそうです。
ただいるだけで悪者扱いされ、攻撃され続けたゴキブリにしてみれば「ようやく正当な理解者が現れた!」という心境でありましょう。ですが、そんな北海道人も本州に移るとゴキブリが嫌いであるという周囲の意見に影響を受けて、徐々にゴキブリ嫌いに染まっていくのだそうです。
嫌悪感はもともと個人の生理的な感情であるはずなのに、自分では直接は感じてはいなかったにも関わらず、周囲に影響されて同じ反応を示すようになる、と言うのは何とも不思議な感じがします。

さて、今年は空前のカメムシ大発生の年だそうです。主に農作物への被害が心配されておりますが、やはりカメムシといえばその悪臭が有名です。
幼い頃から「カメムシは臭いにおいを出す」というのは知識として持っておりましたが、実際に経験したのは実は成人後でした。
地方にあった某合宿施設に数か月間滞在した時、季節は秋でありましたが、そこここで変わった匂いを経験するようになったんです。
んー? ナンダこの匂いは?
特徴的な匂いではありますがさほど刺激的ではなく、別に邪魔になる匂いではない。過去に嗅いだことがあるような気もしたのですが、なんだかわからない。
そのうちに他の合宿メンバーがカーテンなどに殺虫剤を吹き付けるようになり、わけを訊くと「臭いカメムシを殺しているのだ」と。
なーるほど! これはカメムシの匂いなのか! 
別に嫌いじゃないと思っていたのですが、周囲のヒトに臭い臭いと言われ続けているうちに本当に臭く感じるようになってしまいました。それでも、別に駆除しなくちゃいけないと思うほどの嫌な匂いじゃなかったな。
タイのある地方ではある種のカメムシを捕まえて乾煎りして料理の香りづけとして使用するほどです。情報先行で「臭い」というレッテルが貼られてしまうのは気の毒にも感じます。

そんな私が楽しみに感じているのがスカンクの匂い。スカンクの悪臭はカメムシ以上に有名でありますが、私はこの臭いを経験したことがありません。一説によるとスカンクの臭気を浴びた肉食獣はその強烈な臭いによって獲物となる草食獣に警戒され、近づくことさえできなくなり、獲物が取れなくて餓死してしまうんだとか。
子供の頃、犬のうんこを踏んづけただけで「エンガチョ」と呼ばれて三日ほど仲間外れにされて泣いた経験を持つ私は興味津々。
いったいどんな臭さなのか? いつか嗅いでみたい。

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