Weekend Strummer

ウィークエンド・ストラマー。
世間知らずのオジサンが脈絡無く語る、ギター・アフリカ・自閉症。

オレセン(俺の煎餅)の作り方

2012-06-10 06:29:00 | その他

外国に滞在中、発作的に食べたくなるものがあります。

私の場合、おせんべい。醤油味の正統派米菓煎餅です。固焼きせんべいを前歯でガリン、奥歯でボリボリと、賑やかに音を立てて食べることを想像すると、よだれが出てきて身もだえするほど。

でも、これ、意外と簡単に作ることができるんです。どうやって作るか、教えてあげますね。

用意するのは普通に炊いたご飯とラップ、麺棒、ワックスペーパー(クッキングシート)、それからまな板シートというのでしょうか、プラスティック製の柔らかいまな板。

さて、始めましょう。

炊き立てのご飯(やはり日本米でしょうね、この場合)を一口分くらい、まな板シートの中央にスプーンで取ります。ラップを切り取り、ご飯にかぶせてその上から掌でつぶし、平らにします。このラップは周囲にセロテープを張って補強しておくと丸まったりせず、長持ちして使いやすいです。

念入りにつぶすと、まな板シートにベッタリと張り付いて取りにくくなってしまうので、適当なところでやめておきます。いい加減がちょうど良いかも。張り付いてしまった場合、金属製のヘラ(お好み焼きに使う小さめのスパテュラ)があると便利です。

ある程度平らになったら麺棒を使って延ばし、生地を均一に薄くします。ラップと生地が馴染み過ぎると剥がしにくくなるので、一度に延ばさず少しづつ、頻繁にラップを剥がしながら作業を続けます。

均等に薄くなったら乾燥に入ります。そのままでも良いですが、小分けにした方が乾きやすいです。以前はコップなどで丸く型抜きしたこともありましたが、面倒くさいですし、縁の部分が残ってしまうので、最近はナイフで適当な大きさに切り分けてしまいます。味が変わるわけでもないですしね。私の場合、短冊形に切ります。

ワックスペーパーの上に並べて乾燥させます。状況にもよりますが、例えば50%くらいの低湿度で風通しが良いところであれば、丸一日で乾燥します。湿度が高い場合は冷蔵庫などで乾燥させても良いでしょう。乾燥するにつれ、白かったご飯が透き通り、生地がそっくり返って歪みます。もしかしたらこれは乾燥方法によるのかもしれません。もっと時間をかけてじっくり乾燥させれば、平らなままのカッコ良い生地になるのかも。

乾燥したらオーブンで焼きます。オーブン・トースターでも焼けますが、熱源との距離が短いせいか焼け方がムラになる。オーブンで焼いた方が確実だと思います。キツネ色になったらハケで醤油を塗ります。焼き上がった煎餅は当然のことながら極度に乾燥していて水分を吸収しやすいので、醤油をたっぷり着けちゃうと瞬時に吸い取ってすごくしょっぱくなっちゃいます。塩分控えめにしてください。

その後、醤油を乾燥させる意味で、ほんの少しオーブンで加熱したら取り出します。醤油が焦げると苦くなってしまうので、これはほんの気持ち程度の加熱で良いと思います。

で、出来上がりです。

自分で作った焼きたての煎餅は美味しいですよー。醤油の香りが新鮮でパリパリのサクサク。

お試しあれ。

 

ラップをかぶせて伸ばしてます。

 

短冊状に切ってクッキングシートに並べたところ。まだご飯の粒々が残ってます。

 

乾くとこんな感じになります。なんか茶色っぽいですが、これは光線の当たり方のせい。

 

今回は炭火焼に挑戦してみました。実はオーブン、まだ持っていないんです。

 

やっぱり焦げちゃった。火加減が難しいです。

 

コメント (4)
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