私がギターを始めたそもそものきっかけとなったのは、ジョン・デンバーというアメリカの歌手でした。
中学生の時にジーンズのTVコマーシャルで使われていた「太陽を背に受けて」という彼の曲を初めて聞き、聞いた瞬間から気に入ってしまったのです。
ゆったりとしたテンポで確実に歩を進めていくように力強く響くギターのアルペジオをバックに、少々甲高く聞こえるけれど低音が丸く柔らかい歌声がからんでゆく。
その曲をコピーすること(原曲どおりに弾き、歌うこと)が当時の私の一大目標となりました。
その曲だけ弾き語りが出来るようになれたら、もうそれで満足。ギターに関してはそれ以上は何も望まない。という、極めて刹那的な気持ちで始めたのですが、刹那的とは言い方を変えれば短期間ながらも情熱的であるということです。本来ならば高校受験に注がれるべき中3のエネルギーを、私はギターのコード習得のために浪費していたのでありました。
その甲斐あって「太陽を背に受けて」を自分なりにマスターすることができました。目標を達成したあともジョン・デンバーのLPを毎日聞き続け、その結果、さすがに数年後には飽きてしまいました。
でもギターはずっと弾き続けています。たいした腕ではありませんが、私がギターをとりあえず弾けるようになったのはジョン・デンバーのおかげです。
1997年10月12日。ジョン・デンバーは操縦中の飛行機が墜落して亡くなりました。
今日は彼の命日です。お世話になった方なので、今年も感謝をこめて冥福を祈ります。
合掌。
中学生の時にジーンズのTVコマーシャルで使われていた「太陽を背に受けて」という彼の曲を初めて聞き、聞いた瞬間から気に入ってしまったのです。
ゆったりとしたテンポで確実に歩を進めていくように力強く響くギターのアルペジオをバックに、少々甲高く聞こえるけれど低音が丸く柔らかい歌声がからんでゆく。
その曲をコピーすること(原曲どおりに弾き、歌うこと)が当時の私の一大目標となりました。
その曲だけ弾き語りが出来るようになれたら、もうそれで満足。ギターに関してはそれ以上は何も望まない。という、極めて刹那的な気持ちで始めたのですが、刹那的とは言い方を変えれば短期間ながらも情熱的であるということです。本来ならば高校受験に注がれるべき中3のエネルギーを、私はギターのコード習得のために浪費していたのでありました。
その甲斐あって「太陽を背に受けて」を自分なりにマスターすることができました。目標を達成したあともジョン・デンバーのLPを毎日聞き続け、その結果、さすがに数年後には飽きてしまいました。
でもギターはずっと弾き続けています。たいした腕ではありませんが、私がギターをとりあえず弾けるようになったのはジョン・デンバーのおかげです。
1997年10月12日。ジョン・デンバーは操縦中の飛行機が墜落して亡くなりました。
今日は彼の命日です。お世話になった方なので、今年も感謝をこめて冥福を祈ります。
合掌。