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Weekend Strummer

ウィークエンド・ストラマー。
世間知らずのオジサンが脈絡無く語る、ギター・アフリカ・自閉症。

ジョン・デンバー

2009-10-12 18:18:40 | ギター
私がギターを始めたそもそものきっかけとなったのは、ジョン・デンバーというアメリカの歌手でした。
中学生の時にジーンズのTVコマーシャルで使われていた「太陽を背に受けて」という彼の曲を初めて聞き、聞いた瞬間から気に入ってしまったのです。
ゆったりとしたテンポで確実に歩を進めていくように力強く響くギターのアルペジオをバックに、少々甲高く聞こえるけれど低音が丸く柔らかい歌声がからんでゆく。
その曲をコピーすること(原曲どおりに弾き、歌うこと)が当時の私の一大目標となりました。

その曲だけ弾き語りが出来るようになれたら、もうそれで満足。ギターに関してはそれ以上は何も望まない。という、極めて刹那的な気持ちで始めたのですが、刹那的とは言い方を変えれば短期間ながらも情熱的であるということです。本来ならば高校受験に注がれるべき中3のエネルギーを、私はギターのコード習得のために浪費していたのでありました。
その甲斐あって「太陽を背に受けて」を自分なりにマスターすることができました。目標を達成したあともジョン・デンバーのLPを毎日聞き続け、その結果、さすがに数年後には飽きてしまいました。
でもギターはずっと弾き続けています。たいした腕ではありませんが、私がギターをとりあえず弾けるようになったのはジョン・デンバーのおかげです。

1997年10月12日。ジョン・デンバーは操縦中の飛行機が墜落して亡くなりました。
今日は彼の命日です。お世話になった方なので、今年も感謝をこめて冥福を祈ります。
合掌。
コメント (4)
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実は私はGASでがす。

2009-09-07 09:27:33 | ギター
アコースティック・ギターが好きで、もう30年以上、ほぼ毎日弾いています。熱中して弾いている割には上達があまり自覚できず、それでもすごく楽しくて、現在の私にとって唯一、趣味と言えるものだろうと思っています。
さて、ギター関係の掲示板などでときどき目にする略称にGASというのがあります。これはGuitar Acquisition Syndromeの頭文字を取ったもの。ギター収集症候群と訳されますが、もちろん医学的な根拠があるわけではなく、主にギター愛好家間で通じるジョークです。
多くのギター愛好家は、1台のギターで満足しているのですが、中にはどういうわけか次から次へと色んなギターが欲しくなってしまうヒトもいて、以下がその具体的GAS症状。

1.ギターを弾かない友人に対してギターのことを熱く語ってしまう。
2.映画などを見ていて画面の片隅にギターが映ると、ストーリー展開にはまったく関係ないにもかかわらず、気になってしょうがない。
3.テレビの音楽番組を見ている時、演奏されているギターがどのメーカーのなんというモデルか気にする。
4.現実的に弾けない数のギターを所有している。
5.所有しているギターの中に、過去6ヶ月間、弾いていないものが1台以上ある。
6.何台のギターを所有しているか、自分でもわからない。
7.ギターを弾いている時間よりも、インターネットで中古ギター(もしくは新製品)の良い出物がないか調べている時間の方が長い。
8.妻に隠しているギターがある。
9.世界的に有名な作家の手によるオーダーメイドのギターを所有しているにもかかわらず、まだ他のギターが欲しい。
10.木目のきれいな家具を見ると、「これでギターを作ったら良い音するだろうな」などと想像してしまう。
11.上記の全項目に対して、「こんなの普通じゃん」と思ってしまう。

私自身には上記すべてが当てはまるわけではありません。
4,5,6,8,9はハズレ。ですが、他は当たってる。
ということは、半分以上の確率で私はGAS患者。
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