「児童虐待を防止するために、私たちにできること」～子育てと地域のつながりを考える～

標題の児童虐待を考えるシンポジウムに参加をしました。

主催は、mixiのコミュ「子どもを守る目＠文京区」という子育て世代の親御さんたちを中心に運営されているサイトに参加をしている方々です。

最初に活動発表があり、mixiコミュ代表者、父親の子育て参加を進めるNPO代表者、子育てOBOGの子育て支援活動を行っている方から、お話がありました。

続いて浅井春夫氏（立教大学教授、全国保育団体連絡会副会長）から、児童虐待の実態についてご講演がありました。「国、行政が子育て支援の先頭に立つ覚悟がなければ、児童虐待は解決しない。残念ながら現在の国・行政にその覚悟はない」という発言は衝撃的でした。一方で「児童相談所も市町村の児童福祉部局も慢性的な人手不足に悩まされており、十分な対応を難しくしている面もある」という指摘もあり、一方的な役所たたきにならない指摘もありました。

私からはアンケートに「行政のみならず議会への働きかけもしてみては？」という意見を書かせていただきました。児童虐待のみならず地域の様々な活動で、「行政への働きかけ」という視点はあっても、行政で立案した条例なり予算を可決するのは議会ですので、そこに理解を求めていくことも重要なのではないでしょうか？という意図で提案させていただきました。

今日のシンポ全般を聞いて感じたことは、「まだまだ日本は社会全体として子育て世帯に冷たい」ということではないでしょうか。初めての子育てでどうしていいか分からない。でも相談をする人がいない。どこに助けを求めていいか分からない。行政も議会もあてにならない。最悪の結果が児童虐待という結末になってしまってはいないでしょうか？

列島クリーンキャンペーン

連合埼玉戸田蕨地域協議会主催の街中ゴミ拾い運動に参加してきました。戸田駅から戸田市役所までの間を、一時間程度ゴミ拾いさせていただきました。一時間拾い集めると結構な量になります。空き缶と煙草の吸い殻がやはり多いですね。協議会の皆様、休日のお昼にも関わらず、熱心な活動お疲れ様でした。