「前」 蕨市議会議員 おおしま公一活動報告

2015年5月31日。まさかの落選を果たした?「前」蕨市議会議員おおしま公一の修行の日々をお伝えしていきます。

実は見過ごされがちな政権交代の成果

2010-11-10 17:24:02 | Weblog
外交、円高対策等経済政策、事業分け等々で逆風の民主党。しかし、見過ごされがちな政権交代の成果に目を向けてみたい。ちなみに、これらは報道から知ることのできる内容である。(しかし、扱いが小さいのでなかなか気づかれないが・・・)

検察官適格審査会が議員からの要求で開催される。戦後、GHQの司法改革の中で、検察の暴走を防ぐために、検察官の罷免を法相に勧告できる適格審査会制度ができた。しかし、これまでは形骸化していて年に1回の開催のみ。審査会への予算も年額15万円程度。審査会回から罷免の勧告を出したのは、92年に失踪した広島地検の検事に対しての1回のみ。しかし、元厚生労働省局長をめぐる不正郵便事件で証拠品が取り調べ担当検事により改ざんされる等の事件を受け、審査会開催が議員より強く要求され、16日に開催とのこと。審査会の委員である「高山さとし」衆院議員は、取材に対して「政権交代の成果」であることを強調。以下の記事を参照

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2010111002000085.html(11月10日付 東京新聞朝刊)

インドとのEPA締結は、対中国外交を考えても、中国に続く新興国との関係強化という点でも前進では?ペルーともEPA締結見込みとの報道も。TTPへの政府の対応が批判される一方、決して自由貿易を放棄したわけではないという事実が中々報道からは伝わってこない。

ベトナムでの原発2基受注は、まさに前政権では皆無であった政治のトップセールスの結果では?原発そのものの是非という議論はあろうが、官民連携してのトップセールス成功の事例ではないか?

中国からのレアアース禁輸に対しても、岡田克也前外相は中央アジア諸国、モンゴル等からのレアアース輸入に向けた交渉を行っていた。確かうまくいっていたと思う。

うる覚えだが、文科省と経済界で若者の就職支援の枠組みについて話し合っているなんて報道も目にした。

以上のような成果は本来、我々党員が広く訴えていかねばいけない内容なんだと思う。少なくとも「いやぁ。おれも今の政権はまずいと思うんだ」なんてことは言いたくない。