「前」 蕨市議会議員 おおしま公一活動報告

2015年5月31日。まさかの落選を果たした?「前」蕨市議会議員おおしま公一の修行の日々をお伝えしていきます。

第10回南まつり

2014-08-30 14:30:00 | Weblog
南町コミュニティ委員会共催によります、南まつりが南小学校校庭にて開催されました。

市南町地区7町会及び子ども会有志等が中心となり例年開催されているお祭りです。市内小中学校生は、夏休み最後の土曜日ということもあり、今年も多くのお子様がいらっしゃいました。

私も市消防団第5分団の一員として参加し、放水体験、展示放水及び打ち上げ花火の風下警戒を担当させていただきました。

放水体験では、主にお子様にホースの筒先を持ってもらい、団員補助の元実際の放水作業を体験していただく企画であります。お子様だけではなく親御さんも体験されるご家族もあり、放水時に筒先に係る予想以上に高い水圧に驚かれているようでした。

この時、私は放水に用いる水を小学校のプールから吸水すべく、可搬式ポンプによる揚水作業を行っていました。一人プールサイドに取り残されるような格好になり、非常に地味な作業ではありましたが、放水をするには不可欠な作業ですので、精一杯取り組ませていただきました。

まつりクライマックスの打ち上げ花火では、隣接する第6分団さんとともに風下警戒に当たりました。今年も類焼等の被害は無くホッと胸をなでおろしたところです。

9月初旬も残暑が厳しそうですが、このお祭りが終わると、夏の終わりという感じであります。


<写真:可搬式ポンプを操作する>

平成26年第4回蕨市議会定例会にかかわる議会運営委員会

2014-08-27 10:00:00 | Weblog
9月1日に召集される市議会9月定例会に係る議会運営委員会が開かれ、委員として出席いたしました。

今定例会の会期は9月1日~30日までの30日間、審議対象となる議案は市長提出議案21件、請願・陳情が5件の計26件と決しました。

主な議案としては平成25年度一般会計歳入歳出決算認定をはじめとする決算認定案9件がございます。

私としては、国の「いじめ防止対策推進法」制定に伴い提出された「蕨市いじめ問題対策連絡協議会等条例」に注視しております。滋賀県大津市でのいじめを苦にした自殺事件以降も、陰惨ないじめに係る問題が散見をされています。その多くが当事者と教育委員会及び学校との間に見解の相違が生じ係争化しているものと認識をしております。当事者と学校の他に調査・仲裁をする仕組みが必要と考えられ、等条例案に期待をするところであります。

しかしながら、条例案で想定をされる各種調査機関の多くが、その設置を教育委員会の判断に委ねられており、当事者が教育委員会・学校の対応に疑問を感じた場合の異議申し立ての仕組みが不十分と見ております。また、各種調査機関の運営の委細が、議決事件ではない「いじめ防止基本方針」に委ねられている点も気に掛かるところです。

上記の点、質疑及び一般質問等で質していきたいと考えております。

平成26年第3回戸田競艇組合議会臨時会

2014-08-26 14:00:00 | Weblog
戸田競艇組合臨時会が開かれました。

議題は、蕨市議会選出議員改選に伴う手続きと、平成26年組合一般会計補正予算(第1号)でした。

補正予算は、9月1日より、「管理者補佐」という役職を設けるに当たり、その人件費404万9千円(半期分)の支出を成すものでありました。

競艇事業の経営改革を進めるため、外部の人材を責任ある立場で採用するという趣旨の様で、元埼玉県職員の経営コンサルをその職に充てるという内容でありました。

管理者および事務局からの説明では、現行の事務局長と事務局次長を配置転換し、この人物を事実上の事務方トップに据えるとのこと。来年度予算編成に携わらせるため、9月1日からの採用を求めたいとの説明もありました。

本件については、本会議での提案説明、所管の総務常任委員会での管理所並びに事務局からの答弁、臨時会開会前における本件に関する構成市議会等への説明の在り方等々から判断し、蕨市議会選出議員8名としては、反対を表明いたしました。

反対の理由は2点。

1点目は、管理者(戸田市長)がこの管理者補佐候補者に、何を求めるのか?どの様な方向性の改革を求めるのか?目指すビジネスモデルが不明確な点であります。この点は、総務常任委員会で蕨市議会選出議員等から再三にわたり説明を求めましたが、管理者並びに事務局からは大まかなイメージと候補者への期待が語られるのみで、充分な説明は成されませんでした。

以上の様な状況では、議案の是非に判断する情報を持ち合わせることはできませんでしたので、総務常任委員会では継続審査を求める動議も出されましたが、これも否決をされてしまいました。

2点目は、事実上の事務方トップを据える人事に伴う重要な議案であるにもかかわらず、唐突に臨時会に諮られ、事前の十分な説明が無かった点であります。この点、議案に賛成の議員からは「議会運営委員会にて十分な説明が尽くされた」との声があったようでありますが、そもそも議会運営委員会は議事日程等につき協議をする場であり、議案の内容について説明を聴取し決定をする場ではありません。議運本来の役割からすれば“付録”の様な説明の仕方を持って「説明が尽くされた」とする姿勢は筋違いと考えます。また、一部議運委員からは、「議運の中でも唐突に議案につき持ち出され、困惑した」との声も聴かれました。

さらには、漏れ伝わるところによれば、副管理者(川口市長、蕨市長)への説明も直前になってなされたとのことであります。

本来であれば、今後の組合経営を左右する様な重要な人事を伴う議案ですので、候補者を参考人招致して所信を聴取するぐらいまでの作業が必要なはずです。それを、着任予定日目前の臨時会でバタバタと審査させるような姿勢には納得ができませんでした。

しかしながら、議案については総務常任委員会並びに本会議において賛成多数を持って可決をされてしまいました。今後は、「管理者補佐」が打ち出す改革案につき注視していきたいと思います。

本日の臨時会は従来の定例会と比較して、議事が長時間に及びました。賛成の議員の中らは、議事が長時間に及んだこと自体に対する不満の声(それは、議案への反対を表明した蕨市議会選出議員に向けられていたと理解しておりますが)が聞かれました。大変残念なことです。

反対の理由・論拠等に対する批判であればともかく、議員の本分である議会で過ごす時間が「長くなったのがけしからん」というのであれば、議員を辞するべきではないでしょうか?

地方議会に対する視線が厳しくなっている最中、こうした姿勢は、更なる議会不信を招くものと危惧してなりません。

蕨ロータリークラブ創立50周年記念

2014-08-26 12:30:00 | Weblog
本年は蕨ロータリークラブ創立50周年の年ということで、11月には災害時のトイレ環境に関するフォーラム開催も予定されている様であります。

本日は、このフォーラムに向けた事前の学習として、蕨RC主催の講演会が開かれ、市議会議員にもご案内を頂きましたので、参加をさせていただきました。

講師は埼玉県危機管理防災部危機管理課主幹の方で、テーマは「震災への対応~1人でも多くの人が「助けられる人」から「助ける人」に~」というものでした。

講師からは、日本が地震多発国である現状と歴史、南関東地域の地震活動の長期評価、災害時の自助・共助の重要性、埼玉県地域防災計画のうち備蓄について、大地震に備える自助の取り組み等々幅広にお話がございました。

特に、自主防災組織については災害対策基本法上の位置づけ(住民の責務)に触れつつ、H26防災白書のデータを示しながら「普段から自治会活動をしている人は、災害時に助かる割合が高い」という点につき指摘がありました。町会・自治会の活性化、加入者拡大という視点からも興味深い指摘でありました。

かようにに災害時における地縁団体、住民組織の役割の重要性は高まっており、私が居住する南町地区でも、11月末にコミュニティ委主催の防災訓練(避難所運営等)が実施される予定となっております。

危険ドラッグに関する研修会&埼玉ダルク視察

2014-08-25 13:00:00 | Weblog
党県連運動局主催の標題研修会および視察に参加をいたしました。

先般池袋における危険ドラッグ(脱法ハーブ)吸引が原因と思われる交通事故を契機に、危険ドラッグへの取り締まりが急ピッチで進められている現状にあります。

本日は、埼玉県薬務課より危険ドラッグ撲滅に向けた県の取り組みにつき説明を受け、薬物依存症へのリハビリに取り組んでいる、NPO法人「埼玉ダルク」の施設見学&意見交換を行いました。

県薬務課からは、県による販売店舗に対する緊急立入検査について、インターネットにおける危険ドラッグ販売店への対応について、国(厚生労働省)への緊急要望について、緊急キャンペーンの実施・強化について、今後の対応について等説明がありました。

続いて埼玉ダルクの施設見学&意見交換では、ダルクのスタッフよりダルク設立の経緯、役割、薬物依存症状の実態、危険ドラッグが相談件数の8割を占める様になってきた実態等につきお話がありました。

ダルク以外に薬物依存に対するリハビリを行う組織は国内にはほぼない現状、薬物依存症回復支援の特異性、組織の財政の厳しさ等についても、お話を伺うことができました。

危険ドラッグは「何が入っているか分からない」という特徴があり、接種後の症状が千差万別で、事例によっては接種後突然死に至ってしまうケースもあり、20年来の覚せい剤常用者が「危険ドラッグはヤバイ」と言う程だそうです。

また小学生の使用者まで出始めているとのことで、若年層の使用者が友人、先輩、親等が使用していて罪の意識なく薬物依存に陥っていく実態も知ることができました。

この点、危険ドラッグ対策については一義的には国の役割という印象を持ちましたが、市町村としては教育現場における啓発に役割を果たすことができるものと考えられます。


<写真:NPO法人埼玉ダルク視察の模様>

平成26年度蕨市総合防災演習

2014-08-24 06:45:00 | Weblog
市の総合防災演習に、蕨市消防団第5分団の一員として参加いたしました。

演習には、会場となった北町地区の自主防災会を中心に関係する市民・団体の皆様が参集されました。

消防団分団としては火災発生初期消火訓練、展示コーナーでの消火器取扱い指導、応急救護訓練、水バケツ消火訓練、一斉放水訓練に参加し、私も所属分団の機関員として参加しました。

演習ではライフライン応急復旧訓練、物資輸送訓練、食糧配給訓練、給水訓練等、被災後の市民生活に深くかかわる訓練も実施されました。

今回のような防災演習は、様々な訓練を総花的に取り扱い、多くの市民の皆様に防災に関心を持ってもらうという意味では効果があるものと考えます。

しかし、東日本大震災後、より実践的かつ効果的な訓練・演習が求められていると認識もしております。この点、私は昨年の市議会9月定例会一般質問でもとりあげ、より小さい単位(コミュニティ委、自主防災会、避難所単位等)での訓練・演習の実施を提案いたしました。

折しも先日防災士の資格も取得いたしました。地域防災力の向上に努めてまいります。


<写真:消防団分団の機関員として、一斉放水訓練に臨む>

南町コミュニティ委員会 防犯パトロール

2014-08-22 19:45:00 | Weblog
南町コミュニティ委員会主催の、南町地区7町会合同の夜間防犯パトロールに、町会役員として参加いたしました。年2回実施されている企画です。

平日夜という時間帯にもかかわらず、約70名の皆様にご参加を頂きました。

主催の挨拶後、直ちに各町会ごとにパトロールへ。

蕨警察署地域防犯支援専門員(警察官OB)の方にもご同行を頂きました。

私も所属をする南町2丁目町会の皆様とともに、40分程度町会内をパトロール。

パトロール後は各町会からの報告、主催者及び地域防犯支援専門員からの講評を頂き終了となりました。


<写真:パトロール終了後の各町会からの報告の模様>

民主党埼玉県連常任幹事会

2014-08-19 18:00:00 | Weblog
党県連では毎月1回常任幹事会が開かれ、定期大会(総会に相当)に次ぐ意思決定機関としての役割を果たしております。

本日のその常任幹事会が開かれ、15区(さいたま市南区・桜区、戸田市、蕨市)総支部長の代理として出席してまいりました。ここのところ、総支部長代理及び市民・青年局長代理として出席する機会も多くなってきました。

主な議題は各種公職選挙の公認・推薦申請についてでした。その他、政経文化の集い、各事業に関する報告・告知等が粛々と成されていきました。

第5回議会だより編集委員会

2014-08-13 11:00:00 | Weblog
議会だより編集委員会が開かれ、委員として出席いたしました。

議題は議会だより9月1日発行号の表紙写真の決定とゲラの確認等でした。

9月1日号は、市議会6月定例会の議案審議、各市議の一般質問概要等が掲載をされます。編集後記は私が担当させていただきました。

9月1日に広報蕨とともに、行政連絡員の皆様により市内全戸配布されます。また市内の公共施設にも置かせていただきます。

是非お手にとってご覧ください。

平和祈念展示資料館

2014-08-09 14:00:00 | Weblog
東京は西新宿のとある高層ビル内にある、平和祈念展示資料館(総務省委託)に足を運んでまいりました。

先の大戦における、兵士、戦後強制抑留者および海外からの引揚者の労苦について、国民のより一層の理解を深め、後世に語り継いでいくことを目的に設けられた施設とのこと。

召集令状からはじまり、戦中・戦後の苦しい生活を偲ばせる展示品をじっくりと拝見いたしました。

特に、シベリア抑留者に関する資料展示には見入ってしまいました。戦争終結後も、約57万5千人に及ぶ抑留者が旧ソ連やモンゴルの極寒の地において、乏しい食糧と劣悪な生活環境の中で過酷な労働に従事させられました。抑留者が収容されたラーゲリ(収容所)の模様を再現した模型や、実際に使用されていた衣服・食器(かなり老朽化した状態)、死亡状況を伝える手紙等は、戦争とは決して見目麗しいもの、勇ましいものなのではないということをリアルに伝えるものでした。

死亡状況を伝える手紙は、同じく抑留された男性の手により妻の元に届けられたとのことでした。この男性に死亡通告書が出されたのがそれから3年。8月19日を持って直ちに戦争が終わったわけではなく、当事者にとっては戦後も戦中だったのでは?と色々な思いを巡らせてしまいました。


<写真:資料館の入り口。館内は撮影禁止でした。>