委員会視察から戻ったその足で青年会議所の標題例会に参加しました。担当委員会をはじめ青年会議所メンバー一丸となって広報に取り組んできた企画です。
講師の水谷修先生の知名度も手伝ってか、会場となった戸田市文化会館大ホール(1200名収容)は満員御礼。会場外にはキャンセル待ちの列までできる嬉しい悲鳴となりました。会場にお入りいただけなかった皆様、誠に申し訳ございませんでした。
講師のお話は、実体験に基づいた生々しいお話で・・・。などという記述も甘っちょろいぐらい壮絶なものでした。6年間引きこもった末、水谷先生との出会いで社会との接点を取り戻した成人女性の話、シンナー中毒から立ち直ろうとしたが命を落としてしまった男子中学生の話、小中学校受験の失敗で母親との関係を壊し、夜の世界で強制的に売春をさせられHIVに感染し壮絶な最期を遂げた女子中学生の話・・・。
しかし、こうした出来事は大人の世界の延長であることを先生は訴えます。「バブルがはじけてから大人の世界に余裕がなくなり、会社でのストレスを夫は家で妻に発散し、妻はそのストレスを子供むける。児童虐待の増加はその延長線上に発生する。」という趣旨のお話には、政治の無策を感じました。景気対策の遅れは一人の子供の命を殺めることなのかもしれません。
最後に、ある中学校で先生が講演をした後に、卒業前の中学3年生が「町中に笑顔をつくろう!」という運動を始めた話で講演は締めくくられました。薬物中毒を防ぐにはどうしたらいいか?生徒の質問に先生は「みんなが笑顔で暮らせれば、寂しさから薬物にすがらなくてもいい」と答えたそうです。その後、その学校の中学3年生は卒業式までの1ヶ月間、町の人たちに笑顔で挨拶をしたり、お年寄りの荷物を持ってあげたり等々「笑顔を作るための活動」に精一杯取り組み、その生徒たちに触発をされた一人暮らしの老人から学校に感謝の手紙が送られ・・・。会場は涙をすする音で覆われました。思わず私も涙を堪えられませんでした。
「愛は言葉では伝わらない」「子どもを優しい子に育てたければ、夫婦は子供の前で喧嘩してはいけない。お年寄りに優しい子に育てたければ、親がお年寄りに優しくしなくてはならない。公共心のある子になって欲しければ、親もそのようにふるまわなくてはならない」一つ一つの言葉が重く響いてきます。講演終了後会場から出ようとしていた参加者から「言葉の一つ一つが心に刺さって来た」との声が聞こえてきました。政治家の講演会ではまず聞こえてこない声でしょう。
青年会議所活動の柱である青少年健全育成。それは「人に愛や優しさを持って接することからはじまる。」柄にもなくそんな事を思ってしまった例会となりました。
素晴らしいご講演を頂いた水谷先生、ありがとうございました。担当委員会の皆様、大盛況となった今日の講演会は皆さんの熱意が本物であった証明です。OBの先輩方そして関係者の皆様ご協力に感謝申し上げます。そして何より、金曜夜という時間帯に私どもの企画にお集まりいただいた参加者の皆様に最大級の感謝を申し上げます!
講師の水谷修先生の知名度も手伝ってか、会場となった戸田市文化会館大ホール(1200名収容)は満員御礼。会場外にはキャンセル待ちの列までできる嬉しい悲鳴となりました。会場にお入りいただけなかった皆様、誠に申し訳ございませんでした。
講師のお話は、実体験に基づいた生々しいお話で・・・。などという記述も甘っちょろいぐらい壮絶なものでした。6年間引きこもった末、水谷先生との出会いで社会との接点を取り戻した成人女性の話、シンナー中毒から立ち直ろうとしたが命を落としてしまった男子中学生の話、小中学校受験の失敗で母親との関係を壊し、夜の世界で強制的に売春をさせられHIVに感染し壮絶な最期を遂げた女子中学生の話・・・。
しかし、こうした出来事は大人の世界の延長であることを先生は訴えます。「バブルがはじけてから大人の世界に余裕がなくなり、会社でのストレスを夫は家で妻に発散し、妻はそのストレスを子供むける。児童虐待の増加はその延長線上に発生する。」という趣旨のお話には、政治の無策を感じました。景気対策の遅れは一人の子供の命を殺めることなのかもしれません。
最後に、ある中学校で先生が講演をした後に、卒業前の中学3年生が「町中に笑顔をつくろう!」という運動を始めた話で講演は締めくくられました。薬物中毒を防ぐにはどうしたらいいか?生徒の質問に先生は「みんなが笑顔で暮らせれば、寂しさから薬物にすがらなくてもいい」と答えたそうです。その後、その学校の中学3年生は卒業式までの1ヶ月間、町の人たちに笑顔で挨拶をしたり、お年寄りの荷物を持ってあげたり等々「笑顔を作るための活動」に精一杯取り組み、その生徒たちに触発をされた一人暮らしの老人から学校に感謝の手紙が送られ・・・。会場は涙をすする音で覆われました。思わず私も涙を堪えられませんでした。
「愛は言葉では伝わらない」「子どもを優しい子に育てたければ、夫婦は子供の前で喧嘩してはいけない。お年寄りに優しい子に育てたければ、親がお年寄りに優しくしなくてはならない。公共心のある子になって欲しければ、親もそのようにふるまわなくてはならない」一つ一つの言葉が重く響いてきます。講演終了後会場から出ようとしていた参加者から「言葉の一つ一つが心に刺さって来た」との声が聞こえてきました。政治家の講演会ではまず聞こえてこない声でしょう。
青年会議所活動の柱である青少年健全育成。それは「人に愛や優しさを持って接することからはじまる。」柄にもなくそんな事を思ってしまった例会となりました。
素晴らしいご講演を頂いた水谷先生、ありがとうございました。担当委員会の皆様、大盛況となった今日の講演会は皆さんの熱意が本物であった証明です。OBの先輩方そして関係者の皆様ご協力に感謝申し上げます。そして何より、金曜夜という時間帯に私どもの企画にお集まりいただいた参加者の皆様に最大級の感謝を申し上げます!