「前」 蕨市議会議員 おおしま公一活動報告

2015年5月31日。まさかの落選を果たした?「前」蕨市議会議員おおしま公一の修行の日々をお伝えしていきます。

行政視察

2012-10-31 09:00:00 | Weblog
市議会環境福祉経済常任委員会の行政視察に、10月31日から11月1日の日程で参加をしてまいりました。

視察地は、青森県三沢市、八戸市で、テーマは「三沢市中心市街地活性化基本計画」と「新うみねこプランについて」でした。

三沢市では、中心市街地活性化基本計画の策定経過から現状につき、三沢市の担当課及び観光協会担当課よりお話をお伺いいたしました。米軍基地と航空自衛隊基地の街という事で、計画の中にも「アメリカンテイスト」、「航空の街」という打ち出し方が随所に見られました。ご担当者様曰く「米軍と地域の関係が、最も友好的な街」とのこと。

沖縄県での米兵暴行事件を受けて、三沢基地でも夜間外出禁止令が発出されているのとことで、飲食業をはじめ地域の商業に大きな影響が出ているとのお話もありました。「三沢は(沖縄とは)全然違うのになぁ」というのが地域住民の声、とのお話もお聞きしました。

その後、活性化基本計画の拠点施設である「SKY Plaza」を見学させていただきました。

八戸市では、市の環境施策を取りまとめた「新うみねこプラン」につき、八戸市環境政策課よりお話をお伺いいたしました。昭和40年代後半から50年代初めに、「小中野ぜんそく」等の公害を経験した八戸市では、従前より環境保全に対する意識が市民・行政双方ともに高かったことが伺えました。省エネ・新エネの普及策、CO2削減策等につき詳細にお話をいただきました。

三沢市、八戸市ご担当課の皆様、議会事務局の皆様、視察を受け入れていただきありがとうございました。


<写真:八戸市役所前にて撮影>

二代目神田山陽十三回忌追善興行

2012-10-30 17:30:00 | Weblog
夜は標題の講談公演に足を運んでまいりました。上野広小路亭での開催でした。

1997年に国の記録選択無形文化財の技芸者としても指名された、二代目神田山陽師匠が他界されてから十三回忌の節目に、直弟子・孫弟子13名による講談のみの企画でありました。

会場にはロビーにも溢れてしまうぐらい大勢の聴衆が詰め掛け、なんと高座の上にも上げてしまう盛況ぶりでした。高座に上がる講談師が軒並み「こんな状況は初体験」と言うぐらいの珍しい光景でした。

トリは二代目神田山陽師匠が映像で登場。「海賊退治」の一席を披露されておられました。

神田陽子・紫・紅の3師匠による「源左衛門の駆けつけ」は、交代で一つの演目を語る「車読み」ではなく、3人同時に高座に上がって、しかも釈台の前で話すだけではなく、立ち上がって演じる場面も見られる珍しい店方でした。まさかEXILEの振り付けまで飛び出すとは・・・。

師匠を持たずに独学で講談師となり、面子が手薄だった神田一門を「日本講談協会」という一大グループにまで育て上げた二代目神田山陽は、まさに講談界に一時代を築いた名講談師だったのでしょう。

神田陽子師匠が「二度目の清書」のまくらで(講談の場合まくらって言うんでしょうか?)、「(山陽師匠は)三べん稽古なんて言わずに、テープも使っていいから、10年かかったところを5年で、5年かかったところは3年で上達するように・・・と仰っていました」とエピソードを語っておられました。そういった意味では講談界の「改革者」でもあったのもかもしれません。

海賊退治を聴きながら、祈冥福。


<写真:鮨詰め状態の会場。高座にも聴衆が上がる。>

議会改革推進特別委員会

2012-10-30 13:30:00 | Weblog
蕨市議会では、地域主権/地方分権時代に適した市議会のあり方を議論すべく、「議会改革推進特別委員会」設置され、議会基本条例制定に向けて協議が進められております。

現在のところ、基本条例の内容を「議会と市民との関係」及び「議会の権能」に分けて委員間で話し合いが行われております。

本日は、「議会と市民との関係」につき、各会派を代表する形で見解が示されました。

議会報告会の開催等をはじめ、見解が一致できそうな点が多くみられる一方で、民主党より提案をしております「議長・副議長の立候補制」等、一致点を見出すまで至らない点も散見されます。

本日のところは、各会派の見解を表明し、一致点・不一致点を明らかにするというところまで議論が進みました。

今後、「議会と市民との関係」につき意見集約を図るとともに、「議会の権能」についても議論が持たれるものと認識をいたします。

「議会と市民との関係」については、そもそも地方自治というものが「直接民主制をベースとしている」と考えるのか?「間接民主制をベースとしている」と考えるのか?で見解が異なってくるのではと思われます。ちなみに、私は前者だと理解をしています。しかしながら、実務を扱う地方自治の現場では、中々こうした「そもそも論」から発想していくことについては、諸々難しい点もあるように感じております。

いずれにしても、議会改革については、既に先進事例が多くあることもあり、現段階ではスムーズに議論が進んでいるものと思われます。





平成24年第4回蕨戸田衛生センター組合議会 議会運営委員会

2012-10-30 10:00:00 | Weblog
11月中旬に開会予定の、蕨戸田衛生センター組合議会定例会に係る議会運営委員会が開かれました。

議題は、本年度第4回定例会の会期日程及び議事日程についてでした。会期日程は11月13日(火)から19日(月)までの7日間と決しました。提出議案は、決算認定案1件、補正予算案1件の計2件となります。

併せて、提出議案の概要につき事務局より説明を受けました。


<写真:議会運営委員会の次第>

立川流新宿亭

2012-10-26 18:00:00 | Weblog
昼間のセミナーで都内に出たついでに、立川流新宿亭の夜席へ。都内に数件の寄席を持つ不動産会社が、新宿に保有している物件の一角で開催されました。今回が記念すべき初回だそうです。

総勢6名の噺家が高座に上がりました。

立川左談次師匠は、十八番の(と勝手に思っていますが)妾馬を披露。談之助師匠は相変わらずの、談志家元存命時の暴露話で会場を沸かしていました。

トリは、ぜん馬師匠で浜野矩随。彫り物師の名人であった父を超えるべく艱難辛苦を乗り越える息子の噺を、見事に演じ切っておられました。

談修さんは、専修大学出身なので、談「修」なんですね。先輩は「紙入れ」を楽しげに話しておられました。


<写真:開演前の会場。開演中は撮影禁止になります。>

世界へ発信する日本経営

2012-10-26 13:00:00 | Weblog
標題のシンポジウムを傍聴して参りました。

基調講演では、「新たな日本型経営の価値観」と題して、田坂広志氏(多摩大学大学院教授)より講演がありました。田坂氏は、原子力工学の専門家として、菅内閣の内閣官房参与としてもご活躍をされました。日本青年会議所が7月に開催をした、サマー・コンファレンス2012におけるエネルギー選択フォーラムでは。パネラーも務めていただきました。その他、某民間シンクタンクの設立にも参加され、最近では社会起業家支援の観点から、企業経営に関する提言も多くされています。世界経済フォーラム(ダボス会議)のカウンシルメンバーでもあります。

田坂氏からは、昨今の世界経済の混迷は、アメリカ起源の金融資本主義が行き詰まった結果であり、元来日本企業が持ち続けていた、社会貢献を主眼とする価値観を見直すべき等のお話がありました。

基調講演の後は、シンポジウム主催者に関する活動報告がなされました。

私はここで中座させていただきましたが、休憩後、パネルディスカッションも行われた模様であります。


全国自治体病院経営都市議会協議会 第8回地域医療政策セミナー

2012-10-25 13:00:00 | Weblog
標題のセミナーに参加すべく、先週に引き続き永田町まで。全国から公立病院を経営している自治体の議員並びに関係者が出席されていました。

はじめに、「岐阜地域における当院の役割と今後の方向性~メガトラス工法と地域連携パスを中心に~」と題して、冨田栄一氏(岐阜市民病院病院長)より講演がありました。冨田氏からは、岐阜市内の総合病院と医師会が連携して構築された、地域連携パスの内容を中心にお話がありました。病院個々にパスを発行している例は多くあろうかと思いますが、地域で1つのパスを発行して活用している事例は珍しいのではないでしょうか?

次に、「住民と話し合う医療」と題して、佐藤元美氏(一関市病院事業管理者)より講演がありました。佐藤氏からは、自身が病院長を務める一関市国民健康保険藤沢病院における、住民とのコミュニケーション促進の取り組み等につきお話がありました。地域唯一の総合病院として、特養ホームの経営、健康増進外来、禁煙外来等、保健・医療・福祉等に複合的に取り組む姿も紹介されました。ユーモアをふんだんに用いた話しぶりに、参加者からの笑いが絶えませんでした。

各講師の講演後には質疑応答の時間も設けられ、自治体病院の経営形態(独法化、指定管理者等)と収支の関係について等活発に質問が出されていました。

2人の講師に共通するのは、「如何に質の高い医療を地域で提供していくか?」という使命感をお持ちである点です。「質の高い」とは、何も高度医療の提供を意味するのではなく、患者一人一人のニーズに合った医療を、患者さんと向き合いながら「築き上げていく」営みであるとも理解しました。

THE WINDS OF GOD

2012-10-22 19:00:00 | Weblog
夜は舞台劇を観に新宿紀伊國屋ホールまで。お目当ては、今井雅之氏が24年にわたって上演し続けている「THE WINDS OF GOD」。今回は、なだぎ武(ザ・プラン9)が相方役として出演。

しがない漫才師の2人が、交通事故に遭い、気が付けば1945年8月1日太平洋戦争末期の日本海軍にタイムスリップ。2人の前世の姿である神風特攻隊員としての現実と向き合う。御国のために死ぬことが定めと信じる若者たちが、自分の心の奥底にある人間としての感情と向き合いながら特攻・・・。そして、2人も零戦に乗り込み特攻に向かう時が・・・。

漫才師役の今井・なだぎ両人は、冒頭はアドリブ満載の笑いを巻き起こしつつも、最後には聴衆が食い入るように見てしまう演技を披露。舞台セットは机といす中心の簡素なもの。逆に人間の表現力の凄さが分かる感じがしました。

終演後のカーテンコールで今井雅之氏からは、「二十歳にも満たない多くの若者が、命を落とした事実が間違いなくある。その一人一人に想いを馳せることが、偏った思想なんでしょうか?」との叫びが。この劇が上演されたはじめた当初、「右翼」「戦争賛美」と批判されたことが頭にあったのでしょうか?一方で今井氏は、「We hope! No more war!・・・」とも叫ぶ。政治や歴史といったマクロな視点から見る戦争ではなく、名も無い人たちが何を考え何を思って戦争を生きていたのか?そんなミクロな・・・。

どうも表現が職業病であります。

この劇は、ロサンゼルス、ニューヨーク、ロンドン等海外でも上演され(というか海外で先に評価されたのでは?)、1995年にはニューヨークの国連本部でも上演をされております。

決してKAMIKAZE ATTACKを厭わない狂信的な殺人マシーンなどではない、人並みに家族や恋人を思いながら、贖うことができない運命に、必死に自分を立ち向かわせようとした若者の存在を、彼の国の人達にも知らせてくれたものと想像します。


PS:それにしても、強面の役が多い今井雅之氏の、AKB48や「きゃりーぱみゅぱみゅ」が見られるとはね。こんなシリアスなテーマの劇なのに、なだぎ武のデュランや藤岡弘の物まねも観ることができました。

平成24年度埼玉県消防協会蕨戸田支部特別点検

2012-10-21 07:15:00 | Weblog
年に1度の消防特別点検に、蕨市消防団第5分団の一員として参加しました。今年は戸田競艇場駐車場での開催となりました。

蕨市、戸田市両市の消防団が参加をし、姿勢・服装点検、分列行進、機械器具点検、ポンプ操法そして放水試験と点検は進んでいきました。私は、制服着用による姿勢・服装点検、分列行進で参加させていただきました。

点検終了後は、点検者(戸田市長)講評、来賓あいさつ、表彰が行われ、当第5分団からも2名の先輩団員が表彰を受けました。

早朝からの予行演習からはじまり、5時間近くに及ぶ点検となりました。参加消防団員の皆様、消防関係者の皆様、お疲れ様でした。

2013年度連合埼玉議員会議総会&学習会

2012-10-20 16:00:00 | Weblog
連合埼玉推薦議員で構成をされる、連合埼玉議員会議の総会と学習会があり、浦和まで行ってまいりました。

私は、当会議の会計監査を仰せつかっておりますので、総会では前年度の会計監査報告をさせていただきました。2012年度の活動報告と決算、2013年度の活動計画案と予算案すべて原案のとおりご承認をいただきました。私は、次年度も引き続き会計監査を拝命させていただくこととなりました。

総会冒頭に、連合埼玉を代表しての事務局長の挨拶は、民主党が置かれている厳しい状況に警鐘を鳴らしつつも、政権与党の責任というものを鼓舞する力強い内容でした。

総会後は学習会が開かれ、2012年度連合埼玉「県および市町村政策制度改善要請」と2012年度埼玉県労働者福祉協議会「県政策制度改善要請」について、連合埼玉並びに県労福協のご担当者様よりそれぞれご説明をいただきました。

それぞれの要請書は、例年、蕨市においても市長あて地協・地域労福協役員の皆様とともに提出しております。本日の説明で、詳細把握することができました。

私は学習会終了後中座させていただきましたが、懇親会(会費制)が持たれ、会員議員間での親睦が図られたものと思われます。

会議役員の皆様、連合埼玉事務局の皆様、そして出席議員の皆様、お疲れ様でした。


<写真:学習会の模様。>