第585回紀伊国屋寄席

標題落語会に足を運んでまいりました。

トリの柳家権太楼師匠目当て。「大工調べ」を掛けておられました。強欲な大家に、店賃の形に道具箱を差し押さえられた子分の職人のために奮闘する大工の棟梁を描写するところは絶品でした。この争いを持ち込まれた奉行が大家に、「ところで質株は持っているのか？」とまさかの突込み。法に基づいて裁きを下す、気の利いた法治主義って感じでしたね。

古今亭菊之丞師匠は「景清」を。視力を失った彫物職人が、回復に一縷の望みをかけて観音様に100日間通い続けるが・・・。

林家木久扇師匠は、笑点のイメージが強いですが、この場は「湯屋番」という古典をきっちりと噺ておられました。それでも噺の半分は枕でしたが。

このメンバーで3,000円はお得です！

第6回 蕨市の行政運営に係る長期計画審議会

平成26年度より実施予定の第5次蕨市総合振興計画のうち、蕨市将来構想（「コンパクトシティ蕨」将来ビジョン）部分を審議するために、本年4月より、標題審議会が月1回のペースで会合を開いております。

市議会からも私を含む5名の議員が委員として選出されております。

今日の会合では、蕨市将来構想（素案）に対するパブリック・コメント及び次回会合後に市長に提出する答申（案）につき、事務局（蕨市政策企画室）より説明を受けました。

私からは、パブコメに対して示された蕨市の考え方の内容について、答申（案）に添付される審議会からの意見（案）につき質問をさせていただきました。

審議会は次回会合が最終回となり、市長に答申が提出されます。

また、本日の会合で、将来構想で示された方針を具現化する分野別計画等についても、審議会メンバーに説明を聞く機会を設けてほしいとの意見が出されましたので、その点の蕨市の対応についても注視していきたいと思います。

平成25年第4回蕨市議会定例会 閉会

8月30日より開会しておりました、市議会9月定例会は、本日が最終日でした。

本会議が開かれ、市長提出議案に対する討論・採決等が議題となりました。

冒頭に、各常任委員会（環境福祉経済、総務、決算）委員長より委員会での付託事項に対する審議につき報告がなされました。決算委員長からの報告は50分程度にも及びました。3日間の審議内容を、この時間に収めるだけでも大変だったと思われますが・・・。

その後、委員長報告に対する質疑、提出議案に対する討論・採決へと議事は進んでいきました。提出議案に対しては、議案第52号「職員の給与の臨時特例に関する条例」につき無所属より反対討論がなされ、採決の結果、賛成多数を持って原案のとおり可決されました。

その他、議案第51号「市長等の給与の臨時特例に関する条例」をはじめとする各条例案、議案第55号「平成25年度蕨市一般会計補正予算（第2号）」をはじめとする各補正予算案そして認定第1号「平成24年度蕨市一般会計歳入歳出決算認定」をはじめとする各決算認定案は、全て全会一致を持って原案のとおり可決・認定されました。

提出議案に対する討論・採決の後、暫時休憩となり、議会運営委員会が開かれました。この席において、議員派遣の決定（全国都市問題会議への議員派遣）について、閉会中継続審査事項（各常任委員会の視察）について、埼玉県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙、議員提出議案第2号「蕨市議会議員の議員報酬の臨時特例に関する条例」について、以上4件を日程に追加し、委員会付託を省略して即決することと決しました。この決定は、再開後の本会議においても承認されました。

提出議案第2号「蕨市議会議員の議員報酬の臨時特例に関する条例」は、議案第52号「職員の給与の臨時特例に関する条例」の成立を受けて、共産・無所属より提出をされた議案であります。政府の地方公務員給与減額とセットとなった地方交付税減額という方針を受けて、平成26年度3月末まで職員の給与が減額となり、議員も倣うべきというのが提案理由でありました。この議案については、無所属より賛成討論がなされたのち、採決の結果、賛成少数を持って否決されました。

民主党蕨市議団は、この議員提出議案第2号については反対させていただきました。そもそもこの議案もしくは職員給与削減の条例についても、政府が地方公務員給与の減額を自治体に求めてくるという流れがあり提案されたものであります。こうした政府の姿勢は地域主権・地方分権の流れに逆行し、自治体の財政自主権を脅かす不当なものであると考えます。（この点は、提出者及び賛成者も同じ認識をお持ちでした。）

また、蕨市議会では、これまで議員定数の削減、賞与の断続的削減及び政務調査費（現、政務活動費）の1円からの領収書添付による報告等、議会費及び報酬削減そして経費の透明化等に努力してきた経緯があります。現在行われている議会改革推進特別委員会では、費用弁償の在り方についても議論が進められている現状にあります。

更には、自治体議員においては議員年金が廃止されている一方で、公務員においては共済年金が設けられている等、身分保障等についても差異がある中で、一律に取り扱うことはできないとも考えます。

以上の理由により、議案提出の趣旨には一定の理解をしつつも、採決では反対をしました。

議員の処遇を巡る議論についは、私の様な一般市町村議員の処遇が、国会議員等と同じイメージで捉えられていると感じます。私は前任期中に、知人から「公用車も公設秘書も付くんでしょ？文書交通費もたくさん貰えるんでしょ？」と本気で聞かれ当惑した事を覚えています。国会議員秘書経験者としては、この論にも誤解が多いと感ずるところですが、それ以上に自治体議員の処遇と役割につき知られていないことが多いとも思いました。ちなみにこの知人に、私の報酬明細書をみせたところ、大変驚かれました。

本会議散会後、傍聴席からは、「職員は（給与を）下げて、議員は下げないのか？」という声も漏れ伝わってまいりました。私はこのご意見に、報酬に見合った仕事をすることで応えていきたいと改めて思った次第であります。

なお、議員派遣の決定、閉会中継続審査事項については原案のとおり承認、県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙については選挙が実施され、結果が広域連合事務局に報告されることとなりました。

以上を持ちまして、定例会は30日以上に及ぶ会期を閉じました。

秋季大運動会

今日は、市内に7校ある小学校にて、秋季大運動会が開催されました。

私も、南小学校の運動会開会式にお邪魔させていただきました。

赤、黄、青各々の組から繰り出される競技開始前の歌は、さながらラグビーNZ代表「オールブラックス」の「ハカ（War Cry）」の様であります。

競技開始後は、我が子の活躍を写真・動画に収めようとする保護者の皆様が撮影に余念がないといった光景を見ることができました。

教職員の皆様、PTAの皆様、早朝よりお疲れ様でした。

開会式終了後間もなく中座させていただきましたが、児童の皆様の躍動は、想像に難くないところでありました。

真打昇進披露興行

夜は、上野鈴本演芸場へ。9月下席の夜席へと足を運んでまいりました。

9月下旬から10月一杯まで、（一社）落語協会では、秋の真打昇進披露興行が各寄席で行われます。

私も、同郷の噺家「三遊亭鬼丸」師匠が真打になって以来、昇進披露興行には知らない噺家さんであっても聴きに行ったりしております。

今日は、ガーコン噺で同じみの川柳川柳（かわやなぎ・せんりゅう）師匠の“一人弟子”である、「川柳つくし」“新”師匠の披露興行でした。師弟（師妹？）揃って新作落語を主戦場とする噺家さんであります。

昇進披露興行には、強力な噺家さんたちが高座に上がります。今日も、柳家喬太郎師匠が「午後の保健室」という新作落語を、三遊亭金馬師匠は「親子酒」という代表的な古典落語を掛けておられました。

そして師匠川柳川柳は、相変わらずのガーコン噺。今日も軍歌が高らかにホール内に響き渡りました。

中入り後、口上が行われ、三本締めで会場全体で昇進をお祝いいたしました。

トリには、もちろん「つくし」師匠が登場。母を心配する娘が、医者嫌いの母を何とか健康診断に連れて行こうと悪戦苦闘する新作落語を掛けておられました。

落協二ッ目香盤最上位者の、満を持しての真打昇進に、会場全体が大盛り上がりでした。

第8回議会だより編集委員会

9月定例会一般質問（3日目）散会後、本年8回目の議会だより編集委員会が開かれました。私も委員を仰せつかっております。

12月1日発行号の表紙写真について、一般質問原稿の締切日について、編集後記の担当者について、市議会ホームページの改善について等が議題となりました。

12月1日号の表紙写真については、クリスマス、夜警、イルミネーション等のテーマが各委員より提案をされ、これらテーマに沿って議会事務局にて写真を探して頂き、次回委員会にて決定することとなりました。

市議会ホームページの改善については、全会委員会で各委員より出された提案（議案の抜粋説明の表示、市ＨＰに市議会のアイコンを貼る、デザインの変更、フェイスブックの活用等）につき、業者から提示された改善が議会事務局より示されました。説明を受けたうえで、次回委員会までに各会派にて検討することとなりました。

平成25年第4回蕨市議会定例会 一般質問（3日目）

開会中の、市議会9月定例会は24日（火）から、本会議における市政全般に対する一般質問が行われております。

本日は、一般質問最終日でした。

保守系（自民）、共産、無所属及び公明から4名の議員が登壇し、蕨市民公園の環境整備について、保育行政について、学校教育について、災害時における飲料水等の供給に関する協定について等、質問が出されていました。

その他、「左利きの児童・生徒について」という興味深い視点での質問が出されたり、災害時における飲料水等の供給に関する協定については、余り知られていなかった協定内容につき鋭い指摘をする質問がなされる等、勉強になる内容を聞くこともできました。

今回の一般質問全般を通して、教育現場に関する質問、災害対策に関する質問が多く出されていたように感じます。いじめに関する報道が続いたり、竜巻・台風の被害等が頻発したことも関係しているのかもしれません。

9月定例会は、30日（月）が最終日となります。本会議が開かれ、提出議案に対する討論・採決等が行われます。

平成25年第4回蕨市議会定例会 一般質問（2日目）

市議会9月定例会は、昨日から一般質問がはじまっております。

今日も本会議が開かれ、公明、民主、共産、保守系（自民）から計6名の議員が一般質問を行いました。

民主からは、私が質問に立ち、１．ペット動物の適正な飼育の推進について、２．平成25年度蕨市総合防災演習の運営及び今後の防災演習・訓練の在り方について、３．大規模災害発災時における危険物の仮貯蔵・仮取扱いについて、４．三和公園の利用及び公園内外の環境整備について、以上4点につき市の姿勢を質しました。

1回目の登壇での一括質問で時間を費やしてしまい、再質問については１と２に絞って質問をさせていただきました。

ペット動物の適正飼育については、動物愛護法の規定に基づく都道府県知事からの是正・命令等を含む指導を県に要望していく等の答弁はあったものの、蕨市さわやか環境条例に猫の飼育に関する規定を設ける、ペット動物の不適正な飼育については代執行可能な枠組みを構築する等の提案については、前向きな答弁はいただけませんでした。

市総合防災演習についても、現行の手法を維持するという市執行部側と、より発災時に近い状況を想定し、地域に分散して（市庁舎への災害対策本部設置も仮定して）一斉に訓練等を実施するという私の提案との溝は正直埋まりませんでした。

他の議員からは、教育行政について、障がい者の入所施設の設置について、水道水の水質検査について、防災対策について、消防本部の消防士の大型自動車免許取得について等、質問が出されていました。

9月定例会の一般質問は明日が最終日となります。保守系（自民）、共産、無所属、公明から4名の議員が質問に立つ予定となっております。

平成25年第4回蕨市議会定例会 一般質問（1日目）

8月30日より開会している市議会9月定例会は、今日から26日まで一般質問が行われます。

初日の今日は、本会議が開かれ、公明、民主、保守系（自民）、共産から5名の議員が登壇をしました。

民主党蕨市議団からは、一関和一議員が登壇し、町会・自治会加入促進策について、日本車輛社宅跡地の民間企業への売却について、滞納債権の実態及び回収策について、北町コミュニティプラザ等の改修プラン策定について等質問をいたしました。

その他、公会計制度導入について、市立図書館の運営について、老朽空き家等の安全管理について、不動産担保型生活資金貸付制度について等質問が出されていました。

2日目の明日は、私も登壇いたします。１．ペット動物の適正な飼育の推進について、２．平成25年度蕨市総合防災演習の運営及び今後の防災演習・訓練の在り方について、３．大規模災害発災時における危険物の仮貯蔵・仮取扱いについて、４．三和公園の利用及び公園内外の環境整備について、以上4点質問をさせていただきます。午前中の登壇になるものと思われます。

明治大学マンドリン倶楽部チャリティーコンサート

明治大学校友会蕨・戸田地域支部主催の、標題コンサートに足を運んできました。

私は明治大学出身ではありませんが（専大・上智院卒）、事務所近くに関係者の方がおり、ご案内をいただきました。

明治大学マンドリン倶楽部と言えば、大正12年（1923年）創部以来、国民栄誉賞受賞者でもある故古賀政男氏を輩出する等、日本の音楽界に燦然たる歴史を刻んできた存在であります。

会場となった蕨市民会館コンクレホールはほぼ満員という大盛況。「明大マンクラ」の知名度と集客力の高さを感じました。

コンサートの方は3部構成で行われ、第2部では、井上陽水の名曲として知られる「少年時代」を、演奏に合わせて会場全体で合唱する等、「聴衆参加型」とも言える企画も見られました。

その他、古賀政男メドレーは多くの聴衆の郷愁を誘うものでありました。

私は第2部終了後、中座させていただきましたが、第3部も大盛り上がりであったことは、想像に難くないところであります。

明大マンドリン倶楽部の皆様、素晴らしい演奏をありがとうございました！明大校友会支部の皆様、お疲れ様でした。