サーチ 2018
75点
行方不明になった娘を探すため
娘のアカウントにログインする父親...
監督は今作が映画デビュー作の
アニーシュ・チャガンティ監督
制作費100万ドルに対して
興行収入7500万ドルという
とてつもなく回収率の高い作品ですが
それも納得のなうい出来栄えでした
冒頭5分で
映画的に、現代風に
娘と父親の履歴と関係を表現するのは
とても手際よかったですし
その後の父親による娘の独自捜索は
かなりわかりみが深かったです
アドレス帳?Facebook?インスタ?
ん?タンブラーってなんだ?
てか娘何してんだ?
ん?このチャットみたいなので
娘におっぱい見せてとかいってくる
けしからんやつは誰だ?
と
この状況なったら僕もこれやるよね
っていう
初期のソウシリーズのような
ある種、SNSでの人探しという
ワンシチュエーションスリラーの
楽しさが
SNSの
細かいディテールに
ぎっしりと込められていました
そんでその
細かいディテールに感じる
親近感だったり違和感が
終盤思わぬ形で牙を剥いてくるのが
センスあるなあと
メールしながらネット検索
写真見ながら電話などの
情報量の多さも手伝って
102分、楽しかったです
ただ
パソコン画面縛りと言っても
ずるいシーンがいくつもあるので
僕はパソコン画面縛り映画としては
アンフレンデッドのほうが好きです
SNS時代の人探しハウトゥーものとして
なかなかフレッシュな映画でした~