コーヒー＆シガレッツ/60点

コーヒーとタバコをたしなむ人達の短編映画集



10分くらいのショートフィルムを何本もやります。
特別なにが起こるわけでもなく、ただ淡々と会話が続くだけ。
良く言えばゆるく、悪く言えば飽きる。

なんでこれを映画にしたかは謎。入場券買ってみたやつ可愛そすぎだろ…。


でも喫煙者ならではの会話や気持ちの交流とかに共感もてて、なんだかほっとしてしもた。


喫煙は悪いことばっか。
この映画も良いとこなし。
ホントに暇つぶししたかったらどうぞ

オールドボーイ/80点

15年間何者かに監禁されたオデス(チェ=ミンシュ)はミド(カン=ヘジュン)とともに自分を監禁した相手への復讐を誓う…




モントリオール映画祭外国語映画賞受賞作

もう冬ソナ(糞)＝韓流じゃない!!
韓国映画の評価が上方修正。

原作は土屋ガロンの「オールドボーイ」

エロありグロありで暴力描写の多いアングラ漫画が原作とあって、目を背けたくなるシーン有りなので注意(スパナ?で歯を抜くとかね)

でもそれら三要素がきちんと見所あって全体のバランスがよい。
暴力要素…はワンカットの凄まじいアクションがあるし
男子期待のエロは「トンマッコルへようこそ」のヒロインが激しく乱れてくれる。(ぱいおつ有)
日本の女優もガンガン脱いだらいいのにとかね…笑


肝心の"15年間監禁"の理由もインパクト抜群で、さらにわかる真実に鳥肌立つこと必至!!


"血は血で洗えない"と表現される"復讐"。

復讐を誓った主人公の結末が一番エグイ!!
舞台が韓国ってのもすごく効いてる


すべてのシーンに意味があって、それらが繋がるラストの凝縮感は他では味わえないだろうから、とにかく必見


※ただし歯を抜くシーンがあります泣

俺たちに明日はないっす/60点

「百万円と苦虫女」のタナダユキ監督の作品。

今回の主人公は青春真っ盛りの高校生たち…青春とは言っても"性春"のほうだけど…。
そうゆう複数のエロエロ高校生のエピソードを自然に絡めた展開は相変わらず上手い。

けど…登場人物の８割に激しいストレス感じる!!

相手の秘密を握ってヤッちゃおうとするやつとか安田大サーカスのデブ似なのに超絶可愛こちゃんとデートしたりとか…

とにかくイライラしてしょうがない。


ハリウッドならば銃持ち出して終わりなんだけど、日本の高校生にそれは出来ない。

けれど、それらのストレスのぶち壊し方が目茶苦茶エグイ!!
リアルすぎて、見れないよ、タナダユキ監督…。


タイトルからはもっと楽しい性春コメディーを想像してたのに、中身は無名の役者たちが体当たり(乳首あり)で挑むリアルな高校生活。

ときたまある臭い演技がいらねーけど



見終わった苦々しさは背伸びして初めてブラックコーヒーを飲んだ感じかなー泣


で案の定、
主題歌担当 銀杏BOYZ笑

メッセンジャー/50点

イタリアブランドのプレスの職を失った清水尚美(飯島直子)はひょんなことから鈴木(草なぎ剛)とともに自転車便を始める…



演技演出下手すぎ!笑
連ドラでやれよ…
それがおもしろいんだけどねー

メッセンジャーバッグブームの火付け役的映画。
たしかにロードレーサーに跨がり全力でペダルを漕ぐ姿はすごくカッコイイ。
それを助長させるのが低めのカメラワーク。
これなら多少遅くてもなんとかごまかしが効くし、なにより体感速度が早い!!

でもその演出が…
三車線道路の一番右側走らせたり、晴天なのに水溜まり走らせたり、謎めきすぎて困る。

30km/hくらいで必死に400CCバイクから逃げるシーンはとか、意味不明な恋のやりとりとか…なんだかなー泣


でもスポ根にありがちな不可能を可能にする展開は自然と熱くなれるし、なにより自転車乗りたくなること必至!



んー
にしてもみんな足細すぎてワロタ泣

dot./40点

聴覚と両親を無くしたドット(カミーラ=ベル)は従姉妹(エリシャ=ガスバード)の家をたずねる…




エロサスペンス…らしいけど、衝撃度低すぎ

エロは中学生級、オチに関しても…予想通りで、全然頭使ってない。


従姉妹特有のあんまり仲良くなれない煩わしさは薄ら伝わってくるけど、結局イマイチ。


見所ないなー笑