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闇の口

2022-09-25 17:55:07 | パソコン相撲
私は幼少期、ある神秘体験をした。
3才の時、祖父母の部屋で寝ていて、深夜、異常な生臭さでみんなが起きた。
祖父が何事かと毛布をめくって見ると、そこには驚きの場があった。
目が凍った。みんな言葉が出なかった。この世の場面ではなかった・・・・

それを語る前に、我が家は新潟の農家であり、猫を4匹飼っていた。
母猫と、3匹の子猫達であった。もの心付いてからの、初めての動物だった。
あの地方では、田んぼだらけの山地なので、ネズミ駆除でよく飼うのである。
家の婆ばが、冬、母猫を抱っこして、私がそれを見ている写真がある。

私は何が起こったか、語らねばならない。
みなさんは信じないと思う。私だって、こんなこと聞いたら信じない。
だが、これは真実として記録として残されければならない、そう思う。
祖父母と私での3人で見たのは、そこにあったのは、そう、亡骸なのです。

生臭い毛布の下から出て来たもの、それは6つの塊だった。
私たちは、その夜も3匹の子猫達と寝ていたのです、それが6つにと。
これから先はおどろおどろしくて、どうしたものか、でも、伝える。

子猫3匹の惨状、頭と首、頭と首、胴体真っ二つ、と。
まるで真空斬りみたいに、6つにとなっていた。鳴き声も無くにである。
これは人の仕業ではない、まず、部屋に忍び込むことは出来ない。
外からは不可能。家族がみんな寝静まっている深夜。では、一体なぜ。
私はその一部始終を見た、祖父母もそう。恐怖体験として強く記憶している。
そして母猫が気配を察してか、2階から階段をコツコツと降りて来た。
祖父は言った「何かの、前触れでねえけ・・・・」と。
私の、この日の深夜での記憶はここまでである。

話は、まだ続くのである。
その日の夜、はいはいしている2才の弟が、まっくもって悲惨極まる死を遂げた。
死因は絶対に書かない。私は救えなかった、私も危なかった。でも・・・・
救えたかもしれない命、それが弟だった。

私には、この世の他に別次元があって、いともたやすく介入してくるのではと。
4次元の世界に何かいて、この3次元に手を伸ばす、何かがいるのではと。
こんな内容の話ですから、信じられないですけど、それでいいのです。
見た見ないだけでなく、実際にあった事であり、これは弟へと繋がっている思う。
最後に、この闇の口は、弟だけが狙いだったのか、私もそうだったのか。
闇のみぞ、知る・・・・

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