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百年の眠り  (自作詩)

2024-02-15 06:08:36 | パソコン相撲
百年の眠りを与える国があるとします。
あなたが、その国に行けたとすると眠りを求めるでしょうか。
私なら、どうしてもその国へ行きたい。そして百年後に目覚めたい。
どんなになっているでしょうか、きっと目は輝いていると思います。

私は道端のスミレの花が好きです。
幼い頃に出会った綺麗なむらさき色の花、しゃがんで見とれていました。
今思えば、初めて出会った美かもしれません。ほのかに甘い香りです。
踏まれても健気に育っていました。素直にあるがままの姿で。

もし、百年の眠りを与える国に行けたなら。
スミレにかこまれていたい。スミレに包まれて眠りたい。甘い夢の中へ。
さあ、眠りについていいですよと言われたら、少し涙をこぼすかも。

長い眠りの後も、そんなスミレの中で目覚めます。
幼いころから知った虚しさや、心の醜さも消えているでしょう。
綺麗な心を持って、一から始め直せると思う。やっと本当の自分になれる。

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