パソコン美人におんぶにだっこ

パソコン相撲 入門

沖縄、ニライカナイの地はどこか

2020-08-16 10:32:02 | パソコン相撲
沖縄に伝わる、自分達はニライカナイの地から来たというのがある。
一体どこなのか。私なりに推測してみますと、こうなります。
歴史は地理、地理は歴史の通り、古代は多分に地理に影響されました。
島から島への移動だと海流。沖縄周辺だと北上する黒潮。
この黒潮は、フィリピン、沖縄、南九州、高知、南紀、房総半島へと流れている。
古代の民は、その島の山頂から四方を見渡して、ああ向こうに島影がある。
どんなとこだ、よし行ってみよう。となるのでしょう。
この黒潮を逆にたどると、元いた居住地がわかります。

日本の一部の南方系文化は、黒潮が運んで来たのでしょう。
日本本土で言っても、薩摩、土佐、南紀、安房には南方系文化の共通点を感じます。
もっと言うと、琉球の民、台湾原住民、フィリピン原住民とも繋がります。

ずばり、ニライカナイの地とは台湾ではないでしょうか。
台湾東部から与那国島が見えます。木舟で向かったのでしょう。
後は薩摩まで島伝い、もっと流されて土佐、南紀、もっともっと流されて安房までと
なったのではないでしょうか。

では、台湾原住民はどこから来たのでしょうか。
この黒潮を遡ると、フィリピンのバタン諸島、そしてルソン島になります。
一大黒潮文化圏にも思えるのですが。

もちろん、さらに太古の中国大陸と繋がっていたころに、大移動がありました。
その後の地殻変動で、陸続きではなくなり、島々だらけになった以降の話です。
歴史のロマンを感じます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする