ブログ雑記帳

日々の雑記帳です。オストメイトに関することや、パソコン、散歩など、日々の出来事について気が向いた時に書いています。

ワールドオストミーデイ 2018 i n Tokyo の報告

2018-10-07 15:19:08 | オストメイト
10月6日の土曜日に新宿のJR南新宿ビルにあるToToテクニカルセンターにてワールドオストミーデイ 2018 i n Tokyoが開催されました(日本オストミー協会、神奈川支部、横浜支部、川崎支部主催、東京支部、三多摩支部など共催)。

ワールドオストミーデイ 2018 in Tokyoは大盛況で約120人が集まり、会場のいすが足りなくなるほどでした。

会場には各装具メーカー、販売店がストーマ関連の展示があり、開会前や休憩時間には多くの方が集まっていました。

山田横浜支部長の司会のもと、最初に須田副会長兼神奈川支部長の挨拶とオストミー協会の活動の紹介がありました。


続いてToToの長谷氏の講演「オストメイト用のトイレのお話し」のお話しがあり2001年にオストメイト用トイレが開発されてからのオストメイト用トイレの改良の歴史などについて要領よく説明して下さいました。

次に「寝たきり芸人 あそどっくさん」のトークライブがあり、脊髄性筋萎縮症で幼少時から寝たきり生活を送りながらも明るく生きている様子などについてビデオ放映を交えてユーモアたっぷりに話して下さいました。



休憩後、金沢大学名誉教授で東京支部会員の山本悦秀先生の「われら大病を乗り越えた健康人~感謝と誇りを胸にストーマと生きよう~」と題する講演がありました。

先生は大腸癌になり3回の手術によりオストメイトとして生きることを受容したことや、医療者オストメイトとしての活動、自分のストーマ管理、再発不安の防止法、趣味のマラソン、や著作活動等により充実した生活を話していることなどについて豊富な写真を駆使して判りやすく話して下さいました。
再度の休憩後、8人ずつ程度の多数のグループに分かれてオストメイト同士の体験交流を行い、自己紹介や困っていることについて話し合いました。

私のグループには首都圏全体からオストメイトが集まっていたため、各地区での活動状況や、区市町村の個人装具保管の進行状況など様々の情報を得ることが出来ました。
また術後何人もたっても惚れることが多いという方には、会場に来て頂いている装具メーカーの皮膚排泄ケア認定看護師の方に相談して頂きました。
最後に中込川崎支部長の挨拶がありお開きになりました。
大勢のオストメイトの方が集まり、充実したプログラムに恵まれ、大変有意義なイベントになったと思います。