ブログ雑記帳

日々の雑記帳です。オストメイトに関することや、パソコン、散歩など、日々の出来事について気が向いた時に書いています。

三田のオストメイト講習会に参加

2017-02-13 20:10:06 | オストメイト
2月12日の日曜日に港区三田の東京都障害者福祉会館にてオストメイト講習会「新規入会オストメイトの体験交流とグループ討議(東京都社会適応訓練事業)」が開催されました。
この講習会は新規入会オストメイトを主体にオストメイト同士の体験交流を行うものです。。
会場の東京都障害者福祉会館は修理中ということで、工事のシートで覆われていました。

晴天のためか予想以上の方がいらっしゃり会場はほぼ満員になりました。


実は東京山手メディカルセンターの積美保子WOCN(皮膚・排泄ケア認定看護師)にお話しをお願いしていたのですが、インフルエンザのためにいらっしゃることが出来なくなりました。

最初に東京支部長の挨拶があった後、
オストミー旧会東京支部副支部長の小久保兼保氏より、35年前にオストメイト(人工肛門保有者)になった時の体験や、洗腸による排便方法やストーマ装具、補助金など、様々なオストメイトとしての生活体験をについて判り易く話して下さいました。



続いて、金沢大学の名誉教授で東京支部の役員になっていただいている山本悦秀先生のお話がありました。
山本先生は3度の開腹手術でオストメイトになった体験や、医者として癌の手術を行い。一方患者として癌の開腹手術を受けた感想、趣味のマラソン、ストーマ保有者から医療者へのなどについて、大変面白く話して下さいました。


装具業者のコンバテック・ジャパンと販売店のウェル・カムサポートセンターより製品や事業の紹介があった後、休憩に入りました。


製品紹介のコーナーで詳しい説明を受ける方々もいらっしゃいました。

休憩の後、参加者は4つのグループに分かれて体験交流を行い自己紹介や悩んでいることなどについて話し合いました。

術後30年の方や去年手術を受けてストーマからの漏れや、老後の介護の不安、など様々な話題で大いに盛り上ったグループもありました。

最後に各グループのまとめがありお開きになりました。

参加者には大変有意義な会になったかと思います。