ブログ雑記帳

日々の雑記帳です。オストメイトに関することや、パソコン、散歩など、日々の出来事について気が向いた時に書いています。

関西に帰省 4日目(奈良県談山神社、薬師寺)

2014-08-21 11:23:06 | 旅行
11日の月曜日は宿泊先の奈良ワシントンホテルプラザで朝食。


徒歩でJR奈良駅に出てJR桜井線で桜井駅へ。

桜井駅は単線で30分に1本程度。
その先の高田までは1時間に1本程度でもっと少ないようだ。

桜井駅のロッカーに荷物を預けて桜井市多武峰にある談山神社に向かう。
バスで行くつもりだったが30分待たなければならないのでやむを得ずタクシーを利用。20分程度かかる。

談林神社は中臣鎌足を祭神とする神社で飛鳥時代の創建
神仏習合の影響が強くで寺は明治初期に廃されたものの建物は寺院建築。
秋の紅葉が有名なようだ。

たびたび戦火に見舞われたとのことで、
建物は江戸初期の再建が多いがほとんど重文。

入口近くに総社本殿と総社拝殿がある。どちらも重文。
談山神社の拝殿を縮小し簡略化した様式。


けまりの庭では中大兄皇子と中臣鎌足がであった故事をちなんで年2回けまり祭が行われるようだ。

神廟拝所では藤原鎌足公神像、運慶作の狛犬、三十六歌仙図などの宝物を見る事が出来た。




閼伽井屋(あかいや)も重文。

さらに石段を上がる。
権殿は室町時代より能などの芸能が演じられてきたとのこと。

裏手の比叡神社は江戸初期造営、桧皮葺で豪華な様式。

龍神社といわくらは古代の聖なる祭場。水の神と龍神を祭っているようだ。

木造十三重塔は室町時代に再建されたもので現存世界唯一とのこと。

西宝庫も重文。

楼門も朱塗り檜皮葺。

右側の拝殿に靴を脱いで上がる。拝殿と石造りの前庭を挟み談い山を背景にして春日造りの本殿が建つ。

拝殿にも多武峰縁起絵巻などの宝物が展示されている。



談山神社本殿は藤原鎌足公をお祀りする。豪華な様式。社殿全体は極彩色に塗られている。日光東照宮造営の際のお手本となったとのこと。

本殿までまっすぐ石段を登れは190段あるとのこと。

神社前のホテルで昼食。
神社の森が美しい。秋は全山紅葉するのだろう。

昼食後、徒歩数分のバス停まで歩く。
バスは1時間に1本。


桜井駅まで30分足らずで着く。
ロッカーから預けていた荷物を取り出し近鉄大阪線に乗り、八木駅で橿原線に乗り換え急行で西ノ京駅で下車。

再びロッカーに荷物を預けて薬師寺へ。

白鳳伽藍のみ参拝。
奈良時代に建立された東塔は修理中で全く見ることが出来ない。

東別院へ。ここは鎌倉時代に再建。国宝の聖観世音菩薩像が素晴らしい。


目立たない南門は室町時代の建築。

西塔は1981年に西岡棟梁により再建されたもの。

金堂は1976年の再建。
中に本尊薬師三尊像が安置されている。


大講堂は2003年の再建。

弥勒三尊像は製作年代など謎が多いようだ。

西ノ京駅に戻り、近鉄で京都駅に出て夕食を採り新幹線で東京に帰った。