ブログ雑記帳

日々の雑記帳です。オストメイトに関することや、パソコン、散歩など、日々の出来事について気が向いた時に書いています。

京都の鷹峯を廻る

2014-01-06 20:41:55 | 旅行
年末の12月31日、関西の実家に行く途中、京都で下車して洛北の鷹峯を廻る。

31日の朝早くJR中野駅から東京駅に出て新幹線に乗る。
新幹線から富士山がよく見える。京都駅で下車。
JR京都駅から鷹峯に直行するバスはないので四条大宮経由のバスに乗り、
四条大宮で下車して玄琢行きのバスに乗り鷹峯行きにバスに乗り鷹峯の源光庵前で下車。
四条大宮でのバスの乗換え時間は比較的短かくて済んだが、洛北までバスのみで行くのは結構時間がかかる。
鷹峯は昔、母方の祖父・祖母が一時住んでいたところだが、良く覚えていない。

鷹峯では最初に源光庵を見学。

源光庵は大昔、学生時代に友人に誘われて1回だけ座禅をするために来たお寺だと思うが、定かではない。
ここは曹洞宗の禅寺で本堂は江戸時代の建築。

丸窓と角窓がありそれぞれ悟りの窓、迷いの窓と呼ばれているとのこt。

天井の血天井は伏見城の遺構で、関ヶ原の戦いの直前、徳川家の家臣の鳥居元忠らが
石田三成に破れ自刃したときの血の跡が残っている。

血染めの足跡や手形もある。

亡くなった鳥居元忠一党の魂を冥福するため、血痕の残された床板が源光庵にも奉納されて天井に使われたとのことだが私にはやや悪趣味にも思える。
襖の絵も美しい。

枯山水の庭もある。


近くの光悦寺に。
光悦寺は江戸初期の芸術家である本阿弥光悦の屋敷跡を寺としたもの。
本阿弥光悦は書、陶芸、漆芸、出版、茶の湯などにも携わった日本では珍しいマルチアーティストで
鷹峯に芸術家村を築いた。又琳派の創始者の一人として後世に大きな影響を与えているとのこと。

光悦寺の境内には茶室が7つもある。

徐々に高さが変わる光悦垣は有名。

光悦の墓所もある。

最後に常照寺に。

ここは江戸時代の京都・島原の名妓の二代目吉野大夫が寄進した吉野門や吉野大夫の墓があった。


バスで地下鉄北大路駅に出て、駅の近くで昼食を採ってから、地下鉄でJR京都駅に出てJR新快速で大阪に。
大阪梅田から阪急電車で今津線の門戸厄神駅近くの実家を訪問して夕食を食べ、夜、大阪梅田に戻り、
JR環状線で鶴橋に出て近鉄大阪線で大和八木駅に。近くのビジネスホテルで宿泊。
ラブホテルを改造したホテルだが部屋が広いので文句を言ってはいられない。