Don't Let Me Down

日々の雑感、引用。
言葉とイメージと音から喚起されるもの。

“優秀な人”とはどういうひとか

2009-06-15 09:22:47 | 日記
昨日報じられたニュースに、ぼくが興味を持ったのは、タイトルに掲げたことである。

今日は新聞休刊日らしくて、各紙の論説がでていないので、あまり材料がない。
それにしても新聞の休刊日とか、土日にはテレビの夜の看板ニュース番組が“休み”というのは、いったいいかなる“習慣”であろうか。

こういうことひとつ、この国の“視聴者”は疑問に思わないのである。

ほんとうに“あたえられた習慣”に、唯々諾々と従う、なにひとつ“批判意識”をもたない羊の群れ。

その群れを“指導する優秀な人々”というのも、いるわけである。

優秀な人々が、バカな人々を“指導する”社会というのは、民主主義ではない。

この逮捕された“優秀な女性”が、ほんとうに優秀だったか否かをぼくは知らないので、このニュースの今後の展開に注目したい。


参考;
<「非常に優秀、人望厚く」=村木局長、「手段選ばず」との声も-郵便料金不正>6月14日21時9分配信 時事通信

 「非常に優秀」「上からも下からも人望が厚い」。逮捕された厚生労働省の村木厚子雇用均等・児童家庭局長(53)を知る関係者は口をそろえる。旧労働省系のやり手女性キャリア官僚として出世コースを順当に歩み、厚労省で4人目の女性の局長に就任したが、障害者団体の関係者は「目的のため手段を選ばない面があった」とも話す。
 村木局長は高知大卒。1978年に旧労働省に入り、女性の労働環境整備に当たる旧婦人局(現雇用均等・児童家庭局)畑を歩んだ。2001年の省庁再編で厚労省が誕生した後の03年8月、同省障害保健福祉部企画課長に。障害者自立支援法の制定作業の中心となり、連日のように国会議員への説明に追われた。当時部下だった同省職員は「穏やかでみんなに好かれていた」と話す。
 一方、東京都内の障害者団体の男性理事は「仕事熱心だが、手段を選ばないところがあった」と明かす。この団体は法案に一貫して反対していたが、同課が与党への説明用に作ったチラシでは「賛成団体」にされたという。
 男性は「村木さんからは『名前を載せる』としか説明されなかった。偽造とは言えないが、だまし討ちだ」と憤り、「普段は柔和だが怖い一面もあった」と話した。 



追記;

<「働く女性の希望の星だった」村木局長逮捕で舛添厚労相>アサヒコム
2009年6月15日10時53分