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信長協奏曲-コンチェルト-

2016-02-08 18:26:00 | 映画
ヒットしたテレビシリーズの最終回をロードショー上映に持ってきたパターンの映画。

だからこれまでのドラマシリーズを観ていないと何の話なのかサッパリ分からないはず。

まあ、そこまで割り切って考えるってのももちろんありだし。テレビではそんな人の為に再放送をやってくれてるのだから素直に従って観ることをお勧めする。

高校生のサブローが、タイムスリップして戦国時代の生の信長とばったり遭遇。信長と瓜二つだったと言うのと、信長が現実逃避して身を隠したいという理由から、尾張藩主、織田信長として家臣を率いると言う話。

日本史で知られている出来事を現代からタイムスリップしたサブロー信長と、元々の信長を上手く入れ替えさせることでエピソードとし主人公サブローの葛藤をこ気味良いテンポで描くのはドラマシリーズと変わらない。

そして当然舞台は本能寺。日本史では、信長は明智光秀の謀反に会い殺されるのだがここは、いい塩梅にアレンジが効いている。史実としても討たれた織田信長の首はおろか遺体は見つかっておらず生き延びたとも言われているくらいである。

また明智光秀の3日天下も見事な展開で、テンポ感を失わず最後まで楽しめた。

ただ、めちゃくちゃ贅沢を言えば、ラストシーンはもっと楽しめるエピソードにしても良かったのではと思った。

家族は、家臣たちのお墓に行って欲しかったと言う意見だったが、ベタでいいならサブロー数年後、高校で日本史を教えていたらいいのになと期待した。

このドラマがいいのは山田孝之さんの存在。この人が痺れる程の演技を通してくれたから成立したと言っても決して過言では無い。

ドラマシリーズが好きなら必ず観たほうがいいね。

監督:松山博昭
原作:石井あゆみ
脚本:西田征史、岡田道尚、宇山佳佑

主演:小栗旬、柴咲コウ
山田孝之、向井理、高嶋政宏ほか
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