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久々の大劇場

2009-09-23 16:57:00 | 芸能
 お彼岸のお墓参り。墓地が宝塚にあるのでいきおい歌劇を観る誘惑に駆られる。

 ことしは、墓参前に大劇場での演目をチェック。当日はB席か立ち見ぐらいしかないことを覚悟して出かけてみた。

 大急ぎでお墓のお参りを済ませて、開場ギリギリに入り口に並ぶ。演目は、花組の「ベルサイユのばら外伝アンドレ編」と「Exciter」

 外伝アンドレ編は、池田理代子本人が原案脚本に参加したもの。アンドレにスポットを当てた内容になっていて、ベルサイユのばらを十分に分かっている人向けの内容。初めての人にはちんぷんかんぷんになるのは間違いないので、初めて観る人は、誰かにDVDかビデオを借りて、それも、フェルゼン編だのマリーアントワネット編だのと一通り押さえ、しかも解説してもらう友達をつけておくことをお勧めする。でないと楽しめない。



 アンドレの生涯、オスカルへの思い、幼馴染との思い出など本編では描かれていない内容なのでアンドレファンにはたまらないだろう。

 感想・・・まぁ、話としては暗いかなぁというのが正直なところ。どちらかといえば実験的作品のように思う。まぁこれはあくまで個人的な感想なので。まずは自分の目で観て確認してもらうのがいいだろう。


 そして、ショーは「EXCITER」という、花組らしいダンディなダンスパフォーマンスのショー。やっぱり宝塚はこのショーがないと物足りない。


 ブロードウェイミュージカルの2幕もののときはショーは無いが、そういうときは、ミュージカルそのもので十分に楽しませてくれるから、ショーがなくても満足できるので心配は要らない。


 
 結局立ち見で観て、そこそこ満足して家族みんなで大劇場内のショップに立ち寄る。



 
 ミーアンドマイガールはDVD-BOXを購入済みで、台詞が全部言えるぐらい観倒している我が家。その我が家の注目しているトップはやっぱり「瀬奈じゅん」

 ミーアンドマイガールでのビル役もいいけど、やっぱりエリザベートじゃない?ということになり、予定にないDVDを購入することに。

 それ以来、何回観るの!?というぐらいDVDを家でも車内でも観る。





 エリザベートは、確か、雪組で1996年に一路真輝(いちろくん)が初めてやったはず。ミュージカル作品としてとてもすばらしいので、宝塚以外でも上演されることがたくさんあった。宝塚でもヒット作としてその後いろんな人のトートでこのエリザベートが上演されている。いちろくんの後は、麻路さき(まりこさん)、姿月あさと(ずんこ)、春野寿美礼、彩輝直、水夏希そして瀬奈じゅん(あさこ)。

 東宝版では涼風真世(かなめ)がやっている。かなめちゃんは、月組時代に、銀の狼で近い雰囲気の役をやっていたので観てみたかった。

 この間退団した安欄けい(とーこ)が新人公演でトートをやってる。だじゃれじゃないよ。





 このエリザベートは、ミュージカル作品としてもとてもすばらしいので、宝塚版であってもなくても是非観ることをお勧め!






 女性が男役を演じるからこそかもし出される独特の雰囲気がとても、黄泉の帝王トートに合っていると思う。


▲2009年夏に終わった月組、瀬奈じゅんによるエリザベート

次もし、エリザベートが再演されることがあったら、是非見逃さないように。




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