18年にもなりますか

感じた事、出来事、いろんなこと書き綴ってます。

個人向けアスクル

2007-12-04 22:32:15 | 風景
 企業にお勤めの方ならご存じでしょうが、「アスクル」という文具類他さまざまなオフィス備品、消耗品を早ければ当日、基本は翌日に配達してくれるサービスがある。

 最初は、そんなことして儲かるのかなぁと半信半疑だったオフィス製品を販売している各社が様子を見ている間に、あれよあれよと業績を伸ばし、殆どオフィス製品デリバリーの代名詞と化しているのがアスクルである。コクヨも大塚商会もようやく乗り出しても所詮は2番煎じ。トップを走った賭けに勝ったアスクルは蓄積したノウハウを武器に一人勝ちの様相である。

 いまや、このアスクルがもともとはPLUSという少しマイナーな文具ブランドの会社の一事業だったということさえ殆ど知られていないのでは無いだろうか?


 さて、このアスクルが個人及び、SOHO向けにもサービスを開始するという。「ぽちっとアスクル」というサービス名がそれだ。


 最近では、食品スーパーでも電話で注文を受けて、店先に並んでいる食品を家庭に届けるサービスが静かに人気を集めているとおり、元々そういうニーズはあるのだ。

 食品の場合、昔なら酒屋さんが重い一升瓶を運んできてくれたり、ビールのプラケース(確か24本入り?)などを運んできてくれたり、お米屋さんも15kg入りの米袋を運んできてくれたが、最近ではそういう風景もあまり見かけなくなった。

 本屋さんだって、ちゃんと月刊誌を購読してなくても運んでくれたりしたものだった。

 重たい荷物をスーパーで買って帰るのはもちろん大変。特に都会の中心地だと車で・・・というのも逆に大変だったりするし、高齢化が進めばなかなか重たいものを自分の手で持って帰るというのも大変である。



 そこに目を付けたというか、目を付け直したのがアスクルというわけだ。


 確かに、ほぼ各世帯に一台以上のパソコンとプリンターがあるぐらいに普及すると当然「紙」の消費の問題がある。どうせ使うのならとたとえばA4のコピー用紙をまとめ買いしたいのだけども、さすがに1箱買って帰るのは重い。

 そんな時にはこのサービスを利用するのは最適ではないか?幾つかの家庭で共同で1箱買っても言いわけだし、PTAや子ども会、マンションの管理組合や、自治会などといったところだってそういうニーズがあるはずだ。

 
 単身赴任の身としては、PBのインスタント食品の大量購入だとかにも使いたいけども、まだそういうものは無いみたいだ。今後のサービス拡充に期待したい。まぁこの調子ならアスクルだったらやるかも・・・