18年にもなりますか

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新成人

2006-01-10 08:15:12 | 風景
 ことしも相変わらず新成人といわれる人たちが暴れたそうだ。2006年の新成人が143万人。暴れているのは報道されている数だけでほんの数十人。ほんの1000分の1の人たちが暴れているだけととらえれば、その他の新成人にしてみれば良い迷惑なのだろうが、実際はそうでも無いのではと思われる。

 成人とは20歳。選挙権も認められているし、逮捕されれば実名も家お写真も出る。飲酒も(公に)認められる。つまり”自己責任”のスタートという訳だ。

 しかし、テレビでの報道を見る限り、男も女も式典の内容など全く聞いていない。携帯電話でメールや会話。まるで幼稚園児のような騒ぎよう。けじめという言葉を教えられなかったのか?と思うほどである。さらには、”公に飲酒しても問題ないだろう”と言いたげな”飲酒行為”果ては酔っぱらって暴れる。あまりにもやっていることが”幼稚”である。

 まるで、”俺たちは、二十歳になったんだからもう飲酒してもいいんだぞ、ほらほら、捕まえられないだろう”と言って公の場で飲んでいるように思える。アホか?と言いたい。

 自己責任というのは、社会の中での”権利”に伴う当たり前にやらなければいけない”責任”なのだ。”酒を飲んだいいんだ”という権利だけで、”きちんとしたけじめ”という責任が欠けていることに気づいていない、そんな”新幼稚園児”を目にするのは本当に辟易する。甘ったれた二十歳は、もう一度自分の年齢、権利と責任と真っ正面から向き合うべき。本当は二十歳になるまでに、そういうことを繰り返して、ある程度の形になっていなければならないのだが・・・。