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18年にもなりますか

感じた事、出来事、いろんなこと書き綴ってます。

2020年オリンピックに広島が

2009-10-11 16:44:00 | ニュース
2016年のオリンピック誘致活動ののぼりが色あせて見える東京の町に、広島からこんなニュースが届くとは思わなかった。




ついこの間のニュースだったが、東京が2016年のオリンピック開催地選考で落選した最大のポイントは、「大義」だといわれている。




つまり、「なぜ、東京なのか?」が説明できなかったというわけだ。





1964年の東京オリンピックは「アジア初」と「戦後の奇跡の経済成長」の象徴としての大義があった。ヨーロッパから見れば「あの日本が」ここまで平和を目指し経済成長を遂げたという復興の象徴としての意義があったのは事実である。



加えて言えば、当時東京オリンピックのロビー活動を押さえてくれたのは、第二次世界大戦中アメリカに居た、日系2世の人たちだった。



1964年の候補地を決める活動は今と同じく1956年~1957年の時期。終戦が1945年でそれから内地への帰還がおおよそ終わるのが1948~49年。そこからたった10年後の時期だったわけだから大したものである。




当時の日本はとてもとても貧乏な国で同じように経済発展途中の国々と相通ずるものがあった。「日本に投票してください。」とお願いする相手の国々も日本と同じような経済発展途上だった。特にメキシコの存在は大きく、日本は交換条件としてメキシコ立候補のときには協力を惜しまないという約束をしている。



世界のどの国もまねできない経済成長を終えた日本には、もはや大義は存在しなかったというのが、もっとも大きな敗因だったのは間違いないといって良いだろう。なにせアメリカ(シカゴ)が一番最初に落選してしまったことから見れば、大義なき立候補は支持されないことが分かるというものだ。




そして結果といえば、やはり治安の面で不安があろうが、大義があるほうが勝つことが証明している。




そして今回の広島の立候補。



2020年に向けて広島・長崎の果たす役割、つまり「大義」が厳然とあり、しかも多くの地元の人たち、さらには核廃絶を訴える世界中の人たちをも賛同者に巻き込めるとあらば、かなり高い確率で開催地を勝取れると想像できる。




2020年のオリンピックに東京が勝つ可能性よりも、広島のほうがはるかに高いと思うのだがどうだろう。



いやあ、えらい目に遭いました

2009-08-13 00:23:00 | ニュース
 いやあ、えらい目に遭いましたというタイトル、本当は今回の静岡の地震で被災されたかたのせりふなんですが、2つ前のブログの通り、夜行バスに乗って東京から大阪へ戻るその当日だったものだから、バスも当然のように遅れに遅れて、出発して12時間後に京都に到着。

 その後の予定もあったので、京都で降りてJRで大阪に向かいました。

 
 今回の地震での死者はゼロと書いたけど、地震によってなだれてきた本に埋もれてしまった女性が窒息死されたそうで、本当に悲しい限りです。災害で人を亡くすって、怒りのもって行きようがないからつらいですね。




 で、このバス遅延の原因となった東名高速道路の復旧工事も13日には済むというのだけど、これとんでもなく早くない? テレビのニュース映像では、道路の土台部分が土砂崩れしているように見えたのだけど、本当に大丈夫なんでしょうか?

 もちろん、このお盆はそれでなくてもETC割引の影響でとんでもなく渋滞が多発する予想ということもあるから、超特急で復旧しているのでしょう。

Nexcoの人たちがとてつもなくがんばってこぎつけようとしているのに感謝です。本当に社会インフラというのは、こういう人たちの普段表舞台に出ない支えによって成り立っているのだから、頭が上がりません。










キリンとサントリー

2009-07-19 22:43:00 | ニュース
 キリンとサントリーの経営統合かぁ。

 なんかぜんぜん面白くないんですけど。なんでいまさらサントリーはそういう路線に進むのだろうか? 永遠の私企業でいいじゃん。 何年やってもビール事業が黒字にならなかったのに、ず~~~~~と続けてこられたのは、私企業だったからというのは言いすぎか?


 しかも最近気になってるのは、両者のビールのCM。


 むかしから、CM作りではどの種類メーカーよりも文化的なサントリー。金麦では、宝塚出身の女優、壇れい。武士の一分でも木村拓哉の女房役だったとても、たおやかな存在感だったし、金麦のCMでは、癒しと元気と安らぎと微笑みを与えてくれている。

 そこに、キリンはほぼ同じようなカットと展開で内田恭子をつかって「コクの時間」という新しいCMを作った。

 
 はっきり言って、こういうパクリは嫌い。





 壇れいの足元にも及ばない内田恭子の演技。同じことすんなよと。
 甘えた声だけしか使えないウッチーの演技は似たようなCMを流す
 ことで特にクサさが目立つし、見ていてTVを消したくなる。






 もちろん内田恭子が悪いわけじゃない。CM製作会社とか事務所がわるいんだけどね。仕事だからウッチーがどうできるもんじゃないからさ。





 けど、ああいうのはアウト。すきでも嫌いでもなかった内田恭子が嫌いになってしまった。




 


 キリンとサントリーは、上場企業と非上場企業だとかという壁があると報じられているが、それよりももしかしたらとても不協和音が生じるのは、このCMクリエイティブの部分じゃないかと心配している。




 オリジナリティがあふれていて、CMに定評あるサントリーとそれをパクったキリン。




 もしかしたら意外にもここのあたりが原因で両者の経営統合がうまくいかないかもしれない。
 


















セブンイレブン自体が賞味期限切れかけ

2009-06-23 01:27:00 | ニュース
 コンビニエンスストアチェーン最大手のセブンイレブンによる加盟店への、弁当値引き販売に対する圧力について、公正取引委員会から排除措置命令がだされた。

 排除勧告ではなく、排除措置命令だからこの決定はレベルが違う。


 このことに対してセブンイレブンはなんだかんだといろいろコメントしているが、オテントウ様に聞けばわかる話だ。



 結論だけいえば、「弁当を廃棄することがおかしい。」




 ニッポンはいつから、おいしく食べられるお弁当を簡単に廃棄できるようになったんだろうか?当たり前の心を持っていれば、せっかくのお弁当が廃棄されることに胸が痛まないはずがない。


 ところがコンビニという販売形態では、捨てさせるのだ。食べるものを粗末に扱ってはいけませんと教えられた世代なので、食べるものを捨てるという行為は、そもそもあってはならないのだ。



 お米の米という時は、八十八と書く。農家のかたがたが丹精こめて八十八の手間をかけて作ったものだから、こぼしたり、残したりすると目がつぶれるだのと注意されたものだ。




 農家の人たちが作ったお米を、おいしいお弁当にしようと考えた人の努力を、「廃棄」という行為はすべて無駄にしているのだ。




 こんな酷い話もないだろう。




 セブンイレブンがこの排除命令にどんな理由をつけても、
 この当たり前のことが守られていないことに違いはない。





 この当たり前のことが守られていないことのほうが、

 ひととして、当然の感覚から乖離していることを主張していることの方が、
 
 よほど良識を疑うし、主張を続ければ続けるほど、

 「顧客の視線」から離れているということもわからないのだろうか?


 そういうセブンイレブンのほうこそ、賞味期限切れで廃棄されるべきではないか?



 ちなみにこんなアホなことを言ってるシンクタンクさえあるので驚いた。

 ろくなもんじゃない。




仕事で大事なのは

2009-06-20 18:18:00 | ニュース
 Yahoo!の記事に、

 新型インフル感染男性の新幹線帰宅というのがあったが、これまさにお役所仕事。

 役所という組織は、“誰も責任を取らないですむ仕事をやるところ”。だから“決められた”とおりに仕事をやる。

 だからこの記事のように、“決められた”通りにやることになる。もっともらしい理由もあるから、わざわざ、ルールが決められた背景にまで入り込まない。

 

 ただ、新型インフルエンザにかかってしまった男性も、自宅に帰る手段として新幹線や飛行機などの方法以外に取ることができないのも事実。東京で入院したとしても何日いればいいのかということもわからないのでは、本人の仕事や生活にも影響が及ぶだろうから、難しいところでもある。



 
 それをわかった上で、あえて苦言を呈する。



 仕事で大切なのは結果である。