![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/f2/81cf58b73a08e1726a08088ecc1f89fd.jpg)
修復中の7球 ST 管ラジオ、配線図が底面にありました。しっかりしていて剥がれ、読めない部分はありません。
よく見ると、この回路図、全ての真空管が逆さまに書いてあります。
( プレートが下、ヒーターが上 )
当時はこのような回路図の書き方が普通だったのでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/eb/03c787df1be5870bfc9e82ecd4e7a203.jpg)
裏を開けた所です、意外にすっきりしています。
見た感じ、パンクしたようなコンデンサーや、焼けた抵抗などもなく、奇麗です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/f4/7788f2b4f0f152ad1f24d755c7b6829e.jpg)
7本の ST 管を拭いてみました。
惚れ惚れする形、埃にまみれていましたが、拭いてみると奇麗です。
整流管には半波整流の 12F が付いています。
全波整流の回路なので KX-80 のはずですが ..... 修理か何かの時に入れ替えたのでしょう。
マジックアイの 6E5 は、たぶん光らないでしょう。
いずれ正規の部品に変えます。新品の 6E5 は手に入らないかも?
後記;6E5 は新品? NOS 品が見つかり、早速オーダーしました。
KX-80 は見つけるのが大変そう。最後の手段は ... ダイオードで代用としますか。
これら ST 管でラジオが聴けるかと思うと「 ワクワク 」してしまいます。(笑)
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16 cm スピーカー、後ろのマグネチック部分に SHARP PM-72 のエンブレムが付いています。
作動するかどうか? TFM-4500 に繋いで FM で JAZZ を聴いてみました。
モソモソ、ボソボソかな?と思ったら、全然違います。
すっきりした低音、奇麗に伸びる高音、素晴らしい!
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他の作業として、全体の分解、内部の清掃、アクリルの水洗い、奇麗になりました。
外観はなるべく現状のまま、清掃などで充分でしょう。
塗装を剥がして再塗装まで考えていましたが、内部や裏面に「 検定証明書 」
「 配線図 」「 取り扱い注意書き 」などの紙が貼ってあるので、水洗い、再塗装はしないことにします。
コンデンサー、抵抗類は現代の部品へ交換を予定します。
今日の収穫はスピーカーの音の良さでした。
ご声援、ありがとうございます。
内部を調べれば調べるほど、電気的に大変そうです。
見た目は奇麗な抵抗、コンデンサーですが、やはり経年変化には勝てないようです。
部品も古いですが、一番の問題は、内部配線の絶縁がボロボロです。
何とか使える部分を残そう ... と検討しましたが、危険な匂いがプンプンします。
ほとんどの部品を取り除いて、一から作り替える方が簡単な気がします。
一番の心配は電源トランスです。
使えたとしても、火災でも引き起こしかねないくらい古い感じがします。57年前のラジオですから。
頑張ります。「 夏の課題 」は「 冬 」くらいまでかかりそうです。
冬の暖房の頃には、暖房機として活躍できれればいいのですが。(笑)
57年前のラジオですか!元気昭和の匂いがするんでしょうか?
燃やさないようにして下さい、真空管と大きなスピーカさぞかしいい音がするんでしょうね。
はい、遊んでいます。(笑)
作業が進むに連れて多少の焦りも出て来ましたが、のんびり工作します。
昭和の匂いが凄いです。
この埃っぽい匂い、凄いです。
部品を掃除して行くうちに消えて行くでしょうけど、57 年間の埃は半端ではないですね。
「 燃やさない。」とは、正に言い得て妙、燃える(燃やす)ことは充分考えられます。( 大汗 ''' )
電波竿さんも大陸の生活を満喫されて下さい。
ブログ拝見していますが、パスワードが必要なようでコメントできなくて申し訳ありません。
もっと値段が上がると思ってましたが7,000円くらいで落札。売らなきゃ良かったと後悔してます....(^.^; これはKX-80が不良で中古の球と交換して直りました。
オークションで買われた方は得しましたね。
7,000 円ですか、確かに骨董的な価値としては安い感じがしますね。ST 管式は古いので故障が多いこと、新たに真空管の購入に苦労するからでしょうか?
逆に購入するには、手頃な値段とも言えます。
ST管、今でも新品が安く手に入るのは 6D6 くらいですね。
KX-80 を始め国産の整流管は貴重品、使わないで保存した方がよいと、最近の真空管ラジオ教本に書いてありました。
使わなければ意味が無い気がしますけどね。
KX-80 が見つからない場合は整流管は飾りにして(笑)、ブリッジ整流への改造で使うことも真剣に考えています。
この策も ST 管ラジオとしては寂しいですが。
ST管式ラジオの雰囲気にはまりつつあります。
貴重な情報ありがとうございます。
今、NHK FM でフュージョン特集しています。
懐かしい曲ばかりです。
まだまだ聴きたいですが、これから仕事に出ます。