あまりに「幼稚な」話題に、同列で参入するつもりも無かったのだが。
今日のテクノロジーを思えば、「ネットを使った不正入試」など、驚くべき事でも何でも無い。
日本もとうとう「韓国並」になったか、という印象を持っただけの事。
先ず、「入試で不正行為を働く」事に対して、全く賛成をする事も、同情を寄せる事もあり得ない。
ただ、断罪に値すると、述べるのみである。
これが、前提である。
しかし。
ここまで「大騒ぎ」をして、ニュースのトップを飾り続けるような事なのかを、再考して欲しい。
事は単純であろう。
該当者は、当然特定出来る。
あとは、当人が「不合格」になるだけの事。
極めて「個人的」な事件に過ぎない。
今まで、「カンニング」等の不正行為は、繰り返されて来たはずだ。
その手段が、単純に「アナログ」がら「デジタル」に変わっただけで、何の不思議も存在しないのです。
逆に、ここまで騒ぎ立てる事に、何かから「目をそらさせる為の作為」かもしれない、などと勘ぐってしまう程である。
第一、何処に犯罪行為が有るのか。
「入学試験に於ける不正受験行為」で不合格にされる当事者以外に、物理的に不利益を被る者が居るのか。
「彼(彼女)のせいで、一人不合格になる」のなら、当事者が不合格とされた時点で「繰り上げ合格」になるだけの話。
そのような受験生が出たからと言って、その大学の評価が左右される、なんて事も無かろう。
更に言えば、『卒論』を<ウイキペディア>の切り貼りで仕上げて、学位を取る学生達は、どうなんだ。
今回の「入試ネット投稿」事件なんて、社会に与えた『衝撃』以外に、実害は無い。
大相撲の八百長「事件」と同じ事。
各大学が「訴える」ような、大事なのか。
▶投稿を巡っては各大学が偽計業務妨害容疑で警察に被害を申告しており、府警などはこの受験生が投稿に関係したとみて、捜査員を派遣して事情を聴く方針。
(毎日新聞/3月2日(水)23時55分配信より抜粋転載)
「入学試験の権威と信用性、公平性を犯された」と言いたのであろう。
しかし、実際には「各大学」が隙をつかれただけで、責任は「各大学」に有る筈である。
自らの至らなさを、官憲の手を煩わせて、目をそらさせて、社会的に罰して貰いたい訳だ。
マスコミもマスコミで、騒ぎ出したら止まらない。
連日連夜、「ニュージーランド」の日本人犠牲者とともに、新聞TVのトップをにぎわし続ける。
他に、もっと大切な事は無いのか。
▶<入試ネット投稿>「まさか山形とは」教育関係者に衝撃(毎日見出し)
>投稿に関与したとみられる山形県の県立高校を卒業した仙台市在住の男子予備校生(19)が浮上し、急展開を見せた。山形県の教育関係者や仙台市にある予備校には衝撃が広がり、深夜まで事実関係の確認や報道対応に追われた。
>山形県教委には2日夜、報道各社からの問い合わせで、入試問題投稿に関係した予備校生が山形県出身という情報が入った。県高校教育課の阿部和久課長は県立の進学校の各校長への確認作業に追われた。
一体何を問い合わせる事が有るのやら。
「不正行為を働いたのは山形県の人間の様ですが、心当たりは有りますか?」
とでも訪ね回ったのか。
>毎日新聞の取材に対し阿部課長は「まさか山形出身者とは。校長から確認してもらっている最中だ。該当する大学を受験した予備校生はいるようだが、確定的な話はまだ入ってこない」と驚いた様子で語った。
「まさか山形出身者とは。。。」と言うコメントを取って、それが何の役に立つ?
>予備校生が卒業した高校の教頭の家族によると、教頭には午後11時ごろ、電話で連絡が入り、慌ただしく自宅を出て高校に向かったという。家族は「予備校生が卒業生らしい」との毎日新聞の取材に「えっ、そうなんですか」と驚いた様子だった。
卒業した高校の教頭の「家族」に取材する『大ウツケ』ぶり。
>一方、この予備校生が通っていたとみられる仙台市青葉区にある大手予備校の仙台校には2日夜、報道陣が詰め掛けた。女性職員は「すべて名古屋市にある本校で掌握している。こちらは何も分からない」と繰り返した。詳細については「何も分からない。答えられない」と述べた。
予備校の職員の「何も分かりません」としゃべらせて、それで記事が『三行』埋まったわけだ。
記者達は、記事「一行あたりいくら」で、ギャラを支払ってもらっているらしい。
まさか「これこれしかじかの生徒が何だか怪しかったですよ」とでも、言わせたかったのか知らん。
あほくさ。
>同校から出てきた仙台市太白区の高校1年の男子(16)は「何でそんなことをしたんだろう。(東北地方と聞いて)驚いた。センター試験で通って京大を受験できたのに……」と話した。
【毎日新聞/3月3日(木)2時49分配信】
▶入試ネット投稿 仙台の予備校生関与か 逮捕状請求へ(毎日見出し)
>京都府警と警視庁は2日、投稿に使われたNTTドコモの携帯電話の契約者について山形県新庄市在住の人物と特定した。捜査関係者によると、その息子(19)は山形県立高校を卒業し仙台市の予備校に通っており、今年京大を受験した。
>府警はこの予備校生が投稿に関与した疑いが強まったとして、偽計業務妨害容疑で3日にも逮捕状を請求する方針を固めた。
【毎日新聞/3月3日(木)3時8分配信】
ここで疑問な事は、果たしてどのような『罪状』が適用されるのか。と言う事であろう。
現行法に、「入学試験に於いて、インターネットに接続して、外部に回答を求めてはならない」と言う様な法律条文は、無いと思える。
私は、司法には門外漢の素人だが、現行法の想定枠を超えた出来事に、規制の法的枠組みを当てはめる事は、相当無理が有るのでは無かろうか。
『法の弾力的運用』とでも言うやつか。
誰でも起訴出来る、権力の乱用の癖が抜けないらしい。
新しい社会と技術の流れに取り残されていた「大人達」が、慌てふためいて、一体どんな『法的つじつま合わせ』をするのやら、じっくり監視させて頂く事にしようと思う。
それにも増して、腹立たしいのは、最近の一部の子供達の慢心ぶりである。
たかだか18年かそこらしか生きていないくせに、スベテが分かった様な勘違いをして、世の中をなめきっているガキが、多過ぎる様に思える。
少しばかりIT技術に長けたからと言って、思い上がり、自分をオールマイティだと思い込むらしい。
こんな事をして、「成功する」と考える所が、子供の子供たる所以なのであろうが。
それに、敢えて言えば、日本の教育システムは、最悪である。
大学が多すぎる。
就学児童の50%が大学に進学する、という事態において、既にそんな物は『大学』とは言わない。
大学とは『UNIVERSITAS(=普遍的真理)』であり、「宇宙の森羅万象」を極める学問を納める場である。
「偏差値毎」の大学なんぞが、有ってたまるか。
白地図上に『リビア』の位置を特定出来る大学生が15%いるとお思いか?
『偏差値』と言う、日本が発明した『頭脳の質』とは関係ない物差しで、日本人を仕分けする制度。
その「偏差値」こそが、考えず、分析せず、ただ「指定された回答」に「機械的に追随する性質」のみを形成する教育であり、官僚支配体制の究極の言動力であり、日本の閉塞状況の元凶なのだ。
偏差値エリートの行く末を見てみるが良い。
自己保身と自己の利益追求しか目的が無く、傲岸不遜な性格のみが誇張されて、増殖を続けるバクテリアの如き物に過ぎない。
その様なバクテリアの集団社会(コロニー)を『霞ヶ関』と呼ぶ。
まあ、こんな教育制度は、このようなエリートしか生み出さず、裾野にはこの京大受験生の如き子供達を、増やし続けるだけなのだ。
<政経財>総ての分野で、この類いのエリートが増殖し、氾濫し、その分野のエリートになれなかった外れ者達が「マスコミ族」となって、おこぼれを求めて周りで跳梁跋扈する訳だ。
この、悲惨なる循環ステムの、ちょっとした食い違いが、今回の「ネット不正」受験者である。
彼を責めても、何も解決しない。
総ては、日本社会と言うシステムの、最初のボタンの掛け違いに、始まっているのだ。
根は、限りなく深い。
今日のテクノロジーを思えば、「ネットを使った不正入試」など、驚くべき事でも何でも無い。
日本もとうとう「韓国並」になったか、という印象を持っただけの事。
先ず、「入試で不正行為を働く」事に対して、全く賛成をする事も、同情を寄せる事もあり得ない。
ただ、断罪に値すると、述べるのみである。
これが、前提である。
しかし。
ここまで「大騒ぎ」をして、ニュースのトップを飾り続けるような事なのかを、再考して欲しい。
事は単純であろう。
該当者は、当然特定出来る。
あとは、当人が「不合格」になるだけの事。
極めて「個人的」な事件に過ぎない。
今まで、「カンニング」等の不正行為は、繰り返されて来たはずだ。
その手段が、単純に「アナログ」がら「デジタル」に変わっただけで、何の不思議も存在しないのです。
逆に、ここまで騒ぎ立てる事に、何かから「目をそらさせる為の作為」かもしれない、などと勘ぐってしまう程である。
第一、何処に犯罪行為が有るのか。
「入学試験に於ける不正受験行為」で不合格にされる当事者以外に、物理的に不利益を被る者が居るのか。
「彼(彼女)のせいで、一人不合格になる」のなら、当事者が不合格とされた時点で「繰り上げ合格」になるだけの話。
そのような受験生が出たからと言って、その大学の評価が左右される、なんて事も無かろう。
更に言えば、『卒論』を<ウイキペディア>の切り貼りで仕上げて、学位を取る学生達は、どうなんだ。
今回の「入試ネット投稿」事件なんて、社会に与えた『衝撃』以外に、実害は無い。
大相撲の八百長「事件」と同じ事。
各大学が「訴える」ような、大事なのか。
▶投稿を巡っては各大学が偽計業務妨害容疑で警察に被害を申告しており、府警などはこの受験生が投稿に関係したとみて、捜査員を派遣して事情を聴く方針。
(毎日新聞/3月2日(水)23時55分配信より抜粋転載)
「入学試験の権威と信用性、公平性を犯された」と言いたのであろう。
しかし、実際には「各大学」が隙をつかれただけで、責任は「各大学」に有る筈である。
自らの至らなさを、官憲の手を煩わせて、目をそらさせて、社会的に罰して貰いたい訳だ。
マスコミもマスコミで、騒ぎ出したら止まらない。
連日連夜、「ニュージーランド」の日本人犠牲者とともに、新聞TVのトップをにぎわし続ける。
他に、もっと大切な事は無いのか。
▶<入試ネット投稿>「まさか山形とは」教育関係者に衝撃(毎日見出し)
>投稿に関与したとみられる山形県の県立高校を卒業した仙台市在住の男子予備校生(19)が浮上し、急展開を見せた。山形県の教育関係者や仙台市にある予備校には衝撃が広がり、深夜まで事実関係の確認や報道対応に追われた。
>山形県教委には2日夜、報道各社からの問い合わせで、入試問題投稿に関係した予備校生が山形県出身という情報が入った。県高校教育課の阿部和久課長は県立の進学校の各校長への確認作業に追われた。
一体何を問い合わせる事が有るのやら。
「不正行為を働いたのは山形県の人間の様ですが、心当たりは有りますか?」
とでも訪ね回ったのか。
>毎日新聞の取材に対し阿部課長は「まさか山形出身者とは。校長から確認してもらっている最中だ。該当する大学を受験した予備校生はいるようだが、確定的な話はまだ入ってこない」と驚いた様子で語った。
「まさか山形出身者とは。。。」と言うコメントを取って、それが何の役に立つ?
>予備校生が卒業した高校の教頭の家族によると、教頭には午後11時ごろ、電話で連絡が入り、慌ただしく自宅を出て高校に向かったという。家族は「予備校生が卒業生らしい」との毎日新聞の取材に「えっ、そうなんですか」と驚いた様子だった。
卒業した高校の教頭の「家族」に取材する『大ウツケ』ぶり。
>一方、この予備校生が通っていたとみられる仙台市青葉区にある大手予備校の仙台校には2日夜、報道陣が詰め掛けた。女性職員は「すべて名古屋市にある本校で掌握している。こちらは何も分からない」と繰り返した。詳細については「何も分からない。答えられない」と述べた。
予備校の職員の「何も分かりません」としゃべらせて、それで記事が『三行』埋まったわけだ。
記者達は、記事「一行あたりいくら」で、ギャラを支払ってもらっているらしい。
まさか「これこれしかじかの生徒が何だか怪しかったですよ」とでも、言わせたかったのか知らん。
あほくさ。
>同校から出てきた仙台市太白区の高校1年の男子(16)は「何でそんなことをしたんだろう。(東北地方と聞いて)驚いた。センター試験で通って京大を受験できたのに……」と話した。
【毎日新聞/3月3日(木)2時49分配信】
▶入試ネット投稿 仙台の予備校生関与か 逮捕状請求へ(毎日見出し)
>京都府警と警視庁は2日、投稿に使われたNTTドコモの携帯電話の契約者について山形県新庄市在住の人物と特定した。捜査関係者によると、その息子(19)は山形県立高校を卒業し仙台市の予備校に通っており、今年京大を受験した。
>府警はこの予備校生が投稿に関与した疑いが強まったとして、偽計業務妨害容疑で3日にも逮捕状を請求する方針を固めた。
【毎日新聞/3月3日(木)3時8分配信】
ここで疑問な事は、果たしてどのような『罪状』が適用されるのか。と言う事であろう。
現行法に、「入学試験に於いて、インターネットに接続して、外部に回答を求めてはならない」と言う様な法律条文は、無いと思える。
私は、司法には門外漢の素人だが、現行法の想定枠を超えた出来事に、規制の法的枠組みを当てはめる事は、相当無理が有るのでは無かろうか。
『法の弾力的運用』とでも言うやつか。
誰でも起訴出来る、権力の乱用の癖が抜けないらしい。
新しい社会と技術の流れに取り残されていた「大人達」が、慌てふためいて、一体どんな『法的つじつま合わせ』をするのやら、じっくり監視させて頂く事にしようと思う。
それにも増して、腹立たしいのは、最近の一部の子供達の慢心ぶりである。
たかだか18年かそこらしか生きていないくせに、スベテが分かった様な勘違いをして、世の中をなめきっているガキが、多過ぎる様に思える。
少しばかりIT技術に長けたからと言って、思い上がり、自分をオールマイティだと思い込むらしい。
こんな事をして、「成功する」と考える所が、子供の子供たる所以なのであろうが。
それに、敢えて言えば、日本の教育システムは、最悪である。
大学が多すぎる。
就学児童の50%が大学に進学する、という事態において、既にそんな物は『大学』とは言わない。
大学とは『UNIVERSITAS(=普遍的真理)』であり、「宇宙の森羅万象」を極める学問を納める場である。
「偏差値毎」の大学なんぞが、有ってたまるか。
白地図上に『リビア』の位置を特定出来る大学生が15%いるとお思いか?
『偏差値』と言う、日本が発明した『頭脳の質』とは関係ない物差しで、日本人を仕分けする制度。
その「偏差値」こそが、考えず、分析せず、ただ「指定された回答」に「機械的に追随する性質」のみを形成する教育であり、官僚支配体制の究極の言動力であり、日本の閉塞状況の元凶なのだ。
偏差値エリートの行く末を見てみるが良い。
自己保身と自己の利益追求しか目的が無く、傲岸不遜な性格のみが誇張されて、増殖を続けるバクテリアの如き物に過ぎない。
その様なバクテリアの集団社会(コロニー)を『霞ヶ関』と呼ぶ。
まあ、こんな教育制度は、このようなエリートしか生み出さず、裾野にはこの京大受験生の如き子供達を、増やし続けるだけなのだ。
<政経財>総ての分野で、この類いのエリートが増殖し、氾濫し、その分野のエリートになれなかった外れ者達が「マスコミ族」となって、おこぼれを求めて周りで跳梁跋扈する訳だ。
この、悲惨なる循環ステムの、ちょっとした食い違いが、今回の「ネット不正」受験者である。
彼を責めても、何も解決しない。
総ては、日本社会と言うシステムの、最初のボタンの掛け違いに、始まっているのだ。
根は、限りなく深い。
2011-03-03 06:08:49
原発や核関連施設で事故が起こった国内の実例
>>東海村JCO臨界事故
>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E6%9D%91JCO%E8%87%A8%E7%95%8C%E4%BA%8B%E6%95%85#.E4.BA.8B.E6.95.85.E3.81.AE.E5.BD.B1.E9.9F.BF
この事故後コンクリートで固められたJCOの敷地はどんな再開発もできず再利用できない土地となった。日本の国土が失われたのである。
>>日本原子力史上初の刑事責任
国の役人が責任逃れのために罪の無い現場に刑事責任を押し付け、役人仲間の検察裁判官が冤罪判決で一方的に民間を罰し国の責任を不問にした。
>>http://www.nuketext.org/jco.html
このように1945年敗戦後以来米軍事政府地位協定治外法権による霞ヶ関支配で日本は米軍の核兵器の牧場と化した。
日本のマスコミの様は政治報道だけでなく、こういった社会面も含めてどうしようもないところまで来ているなと感じます。
マスコミとしての価値を少しでも見出すのであれば、現在の入試システムがどうなのか、回答が一つしかないような設問で記憶力のみにフォーカスしたもので良いのか?などを追求した方がもっと建設的だし、それはとりもなおさず、入るのに厳しく出るのに優しい今の大学そのものに向けられるべき視点かと思っています。
この辺りネット上ではある一定の人が上記のような論点でこの事件を語っているのをみると、既存のマスコミとのギャップが良く見えます。
さて、パリ様と同様、この「ITカンニング」を起こした受験生?は何の罪にあたるのかは私も釈然としません。報道によると「偽計業務妨害」の疑いとのことです。ほんとかよ・・・
ちょっと調べてみます。
後半部は、妙に過激で極端な物言いと主張の四散を感じました。
それでも言いたい事はなんとなく伝わってきましたけど。
「アナログ」と「デジタル」が同じなのは現場を押さえた場合のみで、今回の件は「証拠がネット上の『匿名』の書き込み」ですよね?
訴えて本人を表に引っ張りださないことには、「不合格にする」こともできませんよ
珍しく新聞が正しい報道したというか、珍しく警察が正しい容疑罪名を摘要したというかw
まあこれは「偽計業務妨害」で正しいと思いますが、そんなら霞ヶ関官僚のやっていることはすべて「偽計国政妨害」ですなw
大学が警察に被害届を出したのは、カンニングを行なった人物の特定に、プロバイダーや携帯会社の情報が必要であり、その提出依頼・解析をできるのが警察だけで、かつ、警察は被害届が無いと動けない、という事情があったと私は思ってます。
かつて米長邦夫が名人位を取ったとき「兄たちは馬鹿で頭の出来が悪いから東大に行くしかなかった。俺は頭の出来がいいから将棋のプロになって名人になった」と喝破したが、現実の世の中はそういう評価基準で動いているんだよ。
こういうのをまた『燕雀(えんじゃく)安(いずく)んぞ鴻鵠(こうこく)の志(こころざし)を 知らん』ともいうが、Unknown=Ignoranceじゃ所詮理解も共感も出来ないだろうね。
素人が考えるので考え違いや思慮不足は否めないのですが、業務妨害にあたるのか?という点がどうも腑に落ちません。
入試が業務だということについては理解は出来るのですが(判例もあるそうです)、果たして妨害とまでいえるのか。
ネット上で見る法律の専門家らしき方が言っているのは、今回の事案による大学側の業務負荷の増大が業務妨害に繋がるとのこと。
では通常のカンニングは?監督官が現場を押さえた場合は犯罪でしょうか?また事後でカンニングがバレた場合は?など、刑法犯適用の線引きが極めて曖昧になってきます。
今回の件は大学側が該当者を処罰(厳重注意と不合格)するのは当然と思いますが、それ以上でも以下でも無いように思えます。
敢えて極論を言うと、通常のカンニングは犯罪にはならないが、該当者を特定するためには刑法を適用(後付)している、と見える点です。
なんかへんだなぁ・・・
パリ様の主旨と違った方向(枝葉末節)に行きそうなので、この件でのコメントはこれで終わりにします。