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晴れのち曇り、時々パリ

もう、これ以上、黙っていられない! 人が、社会が、日本全体が、壊れかかっている。

4号機プールで冷却装置停止=ポンプ2台に異常か、福島第1―東電/これって、もしや…!【週末一口時評】

2012-06-30 18:26:11 | 政治と社会
【今週の世界の眼】


◆「東電」は27日『福島第一<一号機>』で、これまでの最高濃度の汚染を検出(ル・モンド/6月27日17時56分(仏時間)配信)


     
     写真(ル・モンド)


>東電側の説明によると、2号機3号機の線量の10倍の高濃度汚染は、溶け出した核燃料が他の原子炉以上に1号機を痛めてい結果。




【今週の怒り】


◆【速報】「あじさい革命」20万人が首相官邸前埋め尽くす(オルタナ/6月29日(金)22時45分配信)


>「あじさい革命」の勢いが止まらない。22日のデモの参加者の5倍に相当する約20万人(主催者発表)が首相官邸前に押しかけ、反原発を訴えた。車道にも人が溢れ、道路を封鎖、19時40分頃には主催者が解散を求める事態となった。


     
     永田町を埋め尽くした市民の列(写真 : NODA MASAYA)


     
     デモ参加者(写真 : フォト蔵)


>首相官邸前で行われる再稼働反対デモの人数は毎週増している。今年3月29日に開催されたデモの参加者は300人であった。しかし、週を重ねるごとに1000人、2000人、4000人、12000人、45000人と増員していった。




【今週のヒロイン】


◯フランス訪問中の、『アウン サン スー チー』さんが、ルーブル美術館を訪問。

◎もしやと、行ってみたら本当に出会えた…。


     
     ルーヴル美術館を訪問したアウン サン スー チーサン(写真 : 筆者)




【今週のブラック】


◆大豆とトウモロコシの販売が好調な『モンサント』は、35%の利益増を記録(ル・モンド/6月27日18時07分(仏)配信)


     
     遺伝子組み換え大豆の販売量も35%増加

>5月31日で年度末を迎えたモンサント社は、販売高は17%増の42億ドルに達した。




【今週の抵抗】


◆ヒンドウ教徒と環境派が、ガンジス河のダム建設に反対(ル・モンド/6月22日11時25分配信)


     
     35年来ガンジス河で沐浴するヒンドウ教徒「スワミ・アセーマンド」65歳。


>「ダムは、我々の先祖の遺体の上に造られ、我々の血と混じり合う事に成る」(スワミ・アセーマンド)



     
     ガンジス河の川縁のデモ隊


>現在建設中の19基、及び計画中の39基が、我らが聖なる大河の水を痛めつけ、生態系を変えてしまう恐れが有る。




【今週の57人衆】


     
     小沢一郎


     
     東祥三


     
     山岡賢次


     
     牧義夫


     
     山田正彦


     
     小宮山泰子


     
     青木愛


     
     樋高剛


     
     鈴木克昌


     
     古賀敬章


     
     太田和美


     
     岡島一正


     
     中川治


     
     辻恵


     
     階猛


     
     松崎哲久


     
     相原史乃


     
     横山北斗


     
     石井彰


     
     石原洋三郎


     
     大谷啓


     
     大山昌宏


     
     岡本英子


     
     笠原多見子


     
     加藤学


     
     金子健一


     
     川島智太郎


     
     木村剛司


     
     菊池長右エ門


     
     京野公子


     
     熊谷貞俊


     
     黒田雄


     
     瑞慶覧長敏


     
     菅川洋


     
     高松和夫


     
     橘秀徳


     
     玉城デニー


     
     中野渡詔子


     
     萩原仁


     
     畑浩治


     
     福嶋健一郎


     
     三宅ゆき子


     
     水野智彦


     
     村上史好


     
     福田衣里子


     
     鳩山由紀夫


     
     川内博史


     
     松野頼久


     
     小泉俊明


     
     平智之


     
     初鹿明博


     
     小林興起


     
     中津川博郷


     
     石山敬貴


     
     熊田篤嗣


     
     橋本勉


     
     福島伸享





【一口時評】


◆4号機プールで冷却装置停止=ポンプ2台に異常か、福島第1―東電(時事通信/6月30日(土)23時34分配信)

>冷却装置に2台あるポンプがいずれも動かなくなり、モーターを制御する非常用電源装置が故障した可能性があるという。

◇これって…、もしや…。



▶<輿石幹事長>消費増税法案の再修正 幻に(毎日新聞/6月30日(土)22時48分配信)
▷三党合意を参院で修整、って。よくも考えついたもんだが、「ありえねー」だとさ。

▶民主分裂へ…首相が造反処分、小沢氏ら2日離党(讀賣新聞/7月1日(日)3時21分配信)
▷「しゅしょう」って、えらいんだねえー。

▶衆院55人離党で少数与党…政権運営は?(讀賣新聞/7月1日(日)3時22分配信)
▷男は理想主義者、女は現実論者とは言うものの「小沢ガールズ」の造反の少なかった事よ…。

▶衆参50人超が離党か…衆院「51人」届かず?(讀賣新聞/7月1日(日)3時22分配信)
▷嬉しそうだねえ~。

▶<民主>小沢元代表地元の2議員 離党に慎重(毎日新聞/6月30日(土)21時33分配信)
▷オザワン自身が慎重論ですからねえ。

▶民主造反処分、党員資格停止が有力=小沢氏、2日離党判断(時事通信/6月30日(土)20時5分配信)
▷ばかじゃないの?

▶「解散遠くない」=小沢氏(時事通信/6月30日(土)20時17分配信)
▷党の立て直しなんて不可能。『国民の命が第一』で新しい旗しか、生き延びる道はない。

▶小沢新党期待「15%」は巨大な数字…山岡氏(読売新聞/6月30日(土)19時52分配信)
▷橋下の四分の一だけどね(^^)

▶<首相>涙こらえながら「造反 誠に残念」(毎日新聞/6月30日(土)20時8分配信)
▷豚の眼に涙…大爆笑。

▶契約書は見事に破られた…自民・石原幹事長(讀賣新聞/6月30日(土)19時28分配信)
▷正直言って、この人が何を言いたいのかが分らない。

▶裁判長が被告に罪を相談?輿石・小沢会談を批判(讀賣新聞/6月30日(土)18時45分配信)
▷山田くん、座布団!

▶防衛相、オスプレイ配備に理解求める…市長反発(讀賣新聞/6月30日(土)20時44分配信)
▷「理解を求める」って、『決定事項を伝えた』って事ですね。

▶宜野湾市長「誰が事故の責任取るのか」=防衛相、オスプレイ配備に協力要請(時事通信/6月30日(土)19時18分配信)
▷そりゃあもう。「責任を持って決定」して「事故の責任なんて誰もとりません」って事です。

▶オスプレイ、8月まで飛行せず=日本への配慮アピール―米(時事通信/6月29日(金)13時37分配信)
▷9月には当然の如くに飛び回ります。

▶「都」駄目なら「州」=都構想実現後の名称で―橋下大阪市長(時事通信/6月29日(金)11時21分配信)
▷いっそ「近畿共和国」かなんかで独立してくれた方が、うるさく無いんですけど。

▶大飯3・4号機 フル稼働後も節電10% 広域連合了承 目標再下げ見送り(産經新聞/6月30日(土)15時29分配信)
▷「吉本新喜劇」夏の公演。

▶増税ありきは「俗論」=社会保障も前進と強調―野田首相(時事通信/6月30日(土)15時26分配信)
▷日本語で「詭弁を弄する」、日常会話で「へ理屈をこねる」、俗語で「ぬすっと猛々しい」と言う。

▶首相、週明けに造反処分案…分党も「のまない」(讀賣新聞/6月30日(土)14時49分配信)
▷「民由合併」の解消が正解。

▶民主分裂「小沢氏、話まとまらなければ週明け離党」山岡副代表(産經新聞/6月30日(土)13時0分配信)
▷山岡さんも、如何しても黙っていられない人だ。

▶オスプレイ安全性、米長官「今後も協議続ける」(讀賣新聞/6月30日(土)11時2分配信)
▷他に受け入れてくれそうな「植民地」が無いもんで、最後は「絶対断らない」日本に…。

▶民主分裂 「輿石議長」夢に執着(産經新聞/6月30日(土)7時55分配信)
▷言われちゃってるよ、輿石サン。(見え見えだもんなー)

▶離党届「預かることも」=民主・輿石氏(時事通信/6月30日(土)0時31分配信)
▷簡単に誰でも党員になれて、辞めさせないって、ヤクザと一緒だね。

▶<前原政調会長>「国民をばかに」小沢元代表を批判(毎日新聞/6月29日(金)23時59分配信)
▷おーい、馬鹿がまた何かほざいてるぞー。

▶菅前首相が小沢氏非難「納得できない」(産經新聞/6月29日(金)22時6分配信)
▷はぃーい?

▶37年度までに「脱原発」を 民主有志(産經新聞/6月29日(金)22時3分配信)
▷江田五月と菅直人が、雁首そろえて「あと13年間、原発をやりたい放題やれ」ってさ!? 

▶橋下氏、第3極結集に意欲「考え違ってもやる」(読売新聞/6月29日(金)21時4分配信)
▷もともと本人が「考え違い」してますんで…。

▶民主分裂 「いい加減にしろ!」自民・大島副総裁が非難(産經新聞/6月29日(金)20時34分配信)
▷自民党が!? どの口で!?

▶衆院解散は補正成立後に=前原氏(時事通信/6月29日(金)19時29分配信)
▷だまっとれ!

▶分党論「首相は否定」=前原氏(時事通信/6月29日(金)19時27分配信)
▷すっこんでろ!

▶6月も為替介入ゼロ=財務省(時事通信/6月29日(金)20時7分配信)
▷何をえらそーに。

▶小沢氏の批判「納得できぬ」=菅前首相(時事通信/6月29日(金)18時27分配信)
▷「無能」「嫉妬」「嫌悪」の三重苦、あはれ。

▶民主分裂 「民主は割れたらいい」石原知事、小沢氏を批判(産經新聞/6月29日(金)17時31分配信)
▷息子が髪赤く染めてるゾ、ほっといていいのか!?

▶要介護500万人超える=制度導入時から倍増―厚労省(時事通信/6月29日(金)17時28分配信)
▷要介護205名から216名に拡大=菅直人に投票から増税賛成ー民主党。

▶橋下市長初の本格予算案、歳出4年ぶり減(讀賣新聞/6月29日(金)17時21分配信)
▷理解出来ないので「文化」面は切り捨てました。

▶震災で転校、2万5516人=福島から県外、増加続く―文科省調査(時事通信/6月29日(金)17時13分配信)
▷少なすぎる!!!

▶F35価格、1機で7億円上昇…4機購入契約(讀賣新聞/6月29日(金)13時45分配信)
▷一億円が一万円くらいにしか感じていない霞ヶ関。

▶「民主の応援団」見直し示唆 連合会長、自民党本部で異例講演(産經新聞/6月29日(金)7時55分配信)
▷そもそも「連合」が左派野党の見方じゃ無い所が、既に「労組」では無い事を明言してるに等しい。

▶「パンダの子供、名前は『センセン』『カクカク』で」 石原都知事が中国皮肉る(産經新聞/6月28日(木)17時30分配信)
▷あほらし。「ケンケン」と「ガクガク」にしたら。

▶小沢氏の新党「期待しない」79%…読売調査(讀賣新聞/6月28日(木)22時16分配信)
▷「民主」「自民」「公明」に、それぞれ期待しない、は?




【今週のとっておき】


  
  お願い輿石サン、早く除名にして!



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「類は友を」よび「人非人は人でなしを」よぶ。人間とは看做せない日本国総理大臣「野田佳彦」

2012-06-29 23:28:10 | 政治と社会
とうとう、十万人規模で「反原発」の市民により首相官邸が包囲された。



その現場に居られなかった自分が、とても悲しかった。

そして、参加した十万人の、一人一人の魂の怒りを感じ、声を上げた事による充足感も、感じた。

羨ましくも有り、同じ日本の国籍を有する人間として、誇らしくも有った。

これで終わらせては成らない。

数日後には、大飯原発2号機が再起動する。

それを持って、この動きを終わらせては成らない。


長らく。

日本国民は「沈黙の羊」であった。

騙されても、欺かれても、裏切られても、虐げられても、その事実に気がつかず、気づいたとしても、各自の怒りを社会的に表現する事は、希であった。

「仕方ない」

「どうせ同じ事」

と胸の内で呟きながら。

1970年代半ば以降は。


そして、バブルの絶頂期に「物質的快楽」に酔いしれ、泡が弾けて総てが無に帰してしまった。

企業は守りの経営に専心し、価格競争と価格破壊に明け暮れ、その度に社員にしわ寄せを行って、労働条件は劣悪と成り、所得は減らされ続け、その地位も安定を奪われて、雇用形態は国民の生活基盤をすら揺るがす、開闢以来の由々しき事態に立ち至ってしまった。

多くの若年層にとって、正規職員への雇用の道は閉ざされたも同然となり、アルバイトや派遣社員、季節労働などの非正規労働者を溢れる社会と成ってしまった。

結婚したくても、家族を養う経済的自信が持てない男性が増え、子供を産みたくても、社会環境が育てる可能性を摘み、諦める女性が増えた。

その間に、大企業は肥え太り、戦後最大であった「神武景気」を越える長期の好景気を維持し、それにも関わらず社員の報酬には還元せず、収益は内部留保に貯め込んで来た。

大企業だけが優遇され、大企業を優遇する為に官僚は働き、その官僚の働き易い環境をもたらす為に政治が後ろ盾と成って来た。

かくして、政官財の「トロイカ支配」は確立し、自分達だけは「楽園」とも呼べる仲間社会を気づき上げ、大多数の国民は毎日の生活に追われながら、抗議する、機会も勇気も可能性も無いままに、「トロイカ」を支える為だけに、半ば何の疑いも抱かず、或は疑いを抱いても所詮は無駄な努力と、諦めてひたすら耐える事でのみ、生を営んで来た。


そして、きっかけは確かに2009年8月30日の、民主党への投票からで有った。

期待は弾け、夢は膨らみ、喜びは爆発した。

そして。

急速に、縮んで行った。

無能なる「菅直人」のせいで。

そして更なる無能な「野田佳彦」のせいで。


自民党時代の総理大臣も、無能者が続いた。

しかし、民主党には更に酷い無能しか居なかった。

只一つの可能性である実力者の、足を引っ張り続ける事によって、国民を裏切る政治は、究極にまで高められて、悪政は完成の息のまで高まった。


悪政とは。

「政り事」の本来の氏名と役割とを忘れ去り、為政者の独裁によって国民を虐げ、苦しめる政治の事である。

言わずと知れた、菅直人や野田佳彦がやって来た、そして今なおやっている、そのままの政治の事である。

その政治には、「国民」は欠落している。

前述した、官僚にる、官僚自身と財界の為の政治を執行する為の、原料でしかない。


当然、「国民の声」など、全く届かない。



▶野田首相「大きな音だね」=官邸周辺の反原発デモに(時事/見出し)

>野田佳彦首相は29日夜、首相官邸を出て徒歩で公邸に移動する途中、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働に抗議する官邸周辺のデモ隊の掛け声や鳴り物の音を耳にして「大きな音だね」と傍らの警護官に語った。驚いた様子だったが、そのまま立ち止まらず公邸に入った。

>デモはここ数カ月、金曜日ごとに行われており、この日も官邸周辺は「再稼働反対」と叫ぶ参加者と、警戒に当たる大勢の警察官がひしめき合い、騒然とした雰囲気。首相は25日の国会答弁で「シュプレヒコールの声は官邸にも届いている」と発言していた。
【時事通信/6月29日(金)21時27分配信】



国民の、心の底からの叫びは、野田佳彦にとっては『音』であった。

国民の<怒り>や<抗議>や<訴え>は、総て『音』であった。

音。

つまり、騒音。

つまり、雑音。

または、不協和音。



日本と言う、地震大国に「原子力発電所」は、建てるべきでは無い。

地震云々以前に、発電に使用した「使用済み核燃料」の最終処理が、こんにちの人間の知識と技術で不可能である以上、高濃度汚染物をただ増やし続けるだけである原発など、地球上に建設しては成らない。

しかし、既に数多くの原発がこの世に存在してしまっている以上、それを廃止する方向に、切り替えなくては成らない。

特に、地震多発地帯である日本は、地俊での被害に加えて、その後に襲来する可能性の高い「津波」の影響の甚大さを鑑みるに、日本でのガンパツの存在を直ちに廃止する決定をする事こそ、特に福島の事故の後では、世界中に対するわが国の責任である筈である。



▶野田首相、原発事故の責任を取らないと閣議決定(週金/見出し)

>大飯原発3、4号炉の運転再開について、野田佳彦首相は「最終的には総理大臣である私の責任で判断を行いたいと思います」と5月30日の記者会見で述べた。

>この「責任の範囲と内容」について、きっちりと問いただしたのが、福島みずほ参議院議員(社民)だ。

>6月21日に提出した質問主意書で次のように質問している。

>〈「私の責任で再稼働を判断した」原発が事故を起こした場合、「事故を起こした責任を野田首相が負う」と理解してよいか。その場合、東京電力福島原発事故で明らかなように、国家社会に与える被害は莫大になることも想定すべきだが、首相としてどのように責任を取るのかをその賠償方法を含め、具体的に説明されたい〉

>この質問に対し、政府は6月29日、「政治的判断を必要とする国政上の重要な問題であり、内閣の首長である野田内閣総理大臣がこれに関与し責任を持って判断を行うという趣旨で述べた」との答弁を閣議決定したのだ。

>その一方で、事故発生時の賠償については「原子力事業者がその損害を賠償する責めを負う」などと従来の枠組みの説明にとどまっている。

>つまり、「首相の任務として再稼働を決めた」が、「自分のした事の結果、事故が起きてもその被害について責めを負う気はない」ということだ。

>野田首相は5月30日の記者会見で「あのような事故を防止できる対策と体制は整っております」と断言したが、同政府答弁では事故原因は「津波」であるとし、「地震動」による主要機器の破損については認めなかった。国会事故調では「地震動」による主要機器破損の可能性について重大な関心を持っているほか、そもそも大飯原発の防潮堤はまだ完成していないのだ。

>さらに6月8日の記者会見で、野田首相は「豊かで人間らしい暮らしを送るために、安価で安定した電気の存在は欠かせません」としたが、同政府答弁では「コストの試算においては、電源ごとの発電単価ではなく、火力及び原子力の燃料費のみにより計算した単価を用いている」とした。

>燃料費のみの比較で原発が安価だというのでは、野田首相は大ウソつき、との批判を免れないだろう。
【週間金曜日/6月29日(金)16時49分配信】



正体見たり。

「私の責任に置いて判断致します」

このような重大決定を、あの様な無能な男が「責任」と言う言葉を無造作に使って、行う事の非道を糾弾して来たが、やはり思った通りであった。

「再稼働」の決定を「責任を持って」下したのです。

「事故」に対する、個人的公人的責任等、有りません、という訳だ。



▶大飯再稼働反対、官邸前埋め尽くす(JNN/タイトル)

>7月1日に大飯原発3号機が再稼働されるのを前に、官邸前では再稼働の撤回を求める大規模な抗議活動が行われました。

>道路を埋め尽くす大勢の人々。29日午後6時から、官邸前で2時間にわたって大飯原発3号機の再稼働に反対する大規模な抗議活動が行われました。抗議活動は今年3月から毎週末行われていますが、主催者の発表によりますと、今回は過去最高の20万人が参加したということです。

>一方、警備当局は、参加したのは2万人弱としています。参加者が爆発的に増えた背景には、ツイッターなどのソーシャルメディアがあり、口コミ的に参加者が増えたと主催者は分析しています。
【JNNニュース/6月30日(土)6時36分配信】



遂に、日本国民は立ち上がった。

先週も、既に数万人が集い(主催者発表4万2千人)、今週の高まりは既に予想されていたと言っても。

これだけの「一般市民」が、総理大臣への抗議で官邸を包囲するなど、半年前まで考えられなかった。


一年前の時点で、既に国民の示威行動が無い事に、私は憤慨していた。

東北の漁民達は、大量の「汚染魚」をトラックで運び、東電本社や東電会長邸、或は国会や首相官邸前に、ぶちまけるが良かろう、と言い続けた。

酪農家は、何十万リットルと言う規模で、同所に牛乳を浴びせかければ良い。

実力行使しない国民に、苛立たしい想いを抱き続けてきた。


しして、やっと「それ」を目の当たりにする事が出来た。

身の震える如き感情が、涌いでて止む事を知らない。



日本は、変わらなくては成らない。

これまでのままで、良いわけが無い。


願わくば、民主党議員が立ち上がり、野田一派を解任し、除名して欲しい。

その後、直ちに党名改正をして欲しい。

「民主党」にこだわる小沢一郎さん。

「民主党」を憎む、「国民の生活が第一」派の皆さん。



如何ですか?

党の実体を奪い返し、その上で「穢れ切った」民主党は、捨て去る。

こんな気分の良い事は他にあり得なかろう。


こう考えると。
密かに「溜飲を下げる」事が出来るだろう。


或は。


「民友合併」の解消を行う。

「自由党」と「民主党」とに、再度分離すればいいのでは無かろうか。


さすれば、日本の改革の為に邪魔な「売国分子」は一掃し、政党自体の枠組みはそのまま手に出来る。



とにもかくにも、国民の抗議の声を、魂の叫びを、『音』と表現する出来損ないに、総理の座には居て欲しく無い。

一秒たりとも。



▶<民主党>亀裂は深まるばかり 処分問題が本格化も(毎日/見出し)

>岸本周平氏や江端貴子氏ら法案に賛成した当選1回議員11人は27日、首相官邸に野田首相を訪ね、「重い決断で賛成した。反対者が同じ扱いはおかしい。厳正な処分をお願いしたい」と造反者への厳しい処分を申し入れた。

>渡部恒三元衆院副議長は27日の党常任幹事会で「50人も反対して結束と言えるのか。しっかり対応しないと党がなくなる」と警鐘を鳴らした。
【毎日新聞/6月27日(水)21時45分配信】



厳正処分をと申し入れた議員。

岸本周平(和歌山1)
神山洋介(神奈川17)
江端貴子(東京10)
後藤祐一(神奈川16)
三村和也(比例南関東)
藤田憲彦(東京4)
磯谷香代子(比例東海)
小原舞(比例近畿)
斉木武志(比例東海)
阿知波吉信(岐阜5)
石井登志郎(兵庫7)


@shuheikishimoto 岸本周平
午前11時から、私を含め1回生議員9名で輿石幹事長、樽床幹事​長代行に「厳正な処分」をきちんとしていただくように申し入れを​行いました。党議に違反しても厳正に処分されないのでは、組織の​体をなしません。


@fujitamin 藤田憲彦
本会議での採決が終わりました。総て賛成票を投じました。造反に対しては厳しい処分で臨むべきです。賛成した者だって、嬉々として投じたわけではありません。自分達だけが筋を通したとして組織の筋を違えていることは看過すべきではありません。

首相官邸に赴き、有志の一期生議員11人で反対者に対する厳正な処分を求めるよう要請をして来ました。総理からは一体改革特別委員会の審議の労を労ってもらいつつ、具体的な内容は言及しませんでしたが、気持ちは汲んでくれたと思います。


これらの一回生は、一体全体誰のお陰で議員になれたのかを、すっかり忘れてしまったらしい。

誰に選ばれたのかも、誰の為に働かなければ成らないのかも、忘れてしまったらしい。

誰に対して、何に対して「筋を通す」必要が有るのかは、知らないらしい。


あの総理にして、これらの一回生有り。

類は友を呼ぶ。

人は人でなしを呼ぶ。


その「人でなし」の最たる男。



▶<前原政調会長>「国民をばかに」小沢元代表を批判(毎日/見出し)

>民主党の前原誠司政調会長は29日のTBS番組の収録で、消費増税に反対して離党を検討している小沢一郎元代表について「『反増税・反原発』というだけで選挙に勝てるというのであれば国民をばかにしている」と強く批判した。

>元代表らが衆院で記名採決された一体改革関連3法案すべてに反対したことにも触れて「(注意などの)『措置』ではなく、何らかの処分だと理解している」と語り、党員資格停止以上の処分になるとの認識を示した。

>民主党の菅直人前首相も29日付のブログで、「国民との約束を守らなかった」と政権批判を繰り返す小沢元代表に対し「政権交代後に自ら幹事長を務めた小沢さんが、政権交代後のことを他人事のように批判するのは納得できない」と不快感を示した。
【毎日新聞/6月29日(金)23時59分配信】



「語るに落ちた」を地で行くこの二人。

特に前原誠司の狂乱ぶりは、見苦しいまでにアホ臭い。



▶「小沢氏は政治家にあらず」前原氏が痛烈批判(産經/見出し)

>民主党の前原誠司政調会長は26日の記者会見で、消費税増税関連法案などに反対票を投じた小沢一郎元代表について「どれだけ日本のことを考えて行動しているのか。次の選挙のことを考えて行動しているとしか思えない」と痛烈に批判した。

>その上で「本当の政治家は日本の将来を考えて行動する。目先の選挙で物事を決めるのは本当の政治家ではない」と断じた。
【産經新聞/6月26日(火)18時8分配信】


ここまで性根が腐っていて、党政調会長である。

党代表や、主要閣僚を歴任した。


消費増税案に「反対」した57名の議員は、このような「人でなし」と、同じ屋根のしたに居ては成らない。

同じ党に要るだけで、腐って行く。

早々に、袂を分かとう。



『民由合併』を解消しよう。

「分党」ではなく、合併の解消。

57名を中心に「自由党」に戻り、そしてその後、党名変更でも何でもすれば宜しい。

さすれば、その依って立つ思想や政治姿勢の違いが明確になり、国民にとって判断し易くなる。

当然「新党」結成では無いので、政党助成金も受け取る事が出来よう。

堂々と。



類は友を呼び、人は人でなしをよぶ。

まっとうな政治家は、そのような「妖気漂う」悪の巣窟に留まっては成らない。



時は来た。


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「(増税は)今やる事じゃない」「もはや身を削るしか無い」国民の声を急に報道し始めたマスコミの醜態!

2012-06-26 22:22:38 | 政治と社会
「社会保障と税の<一体>改革」という名の『増税案』が、賛成363、反対96で衆議院を通過した。

予定通りと言えば予定通りであるが、マスコミに取ってはそうでも無かったようだ。

昨日まで、「消費増税」に賛成しない事が「決められない政治」などと詭弁を弄して、散々増税への露払い役を果たして来た、NHKと各紙とが正にその直後から、微妙にヌアンスが変わって来た様に見受けられる。


衆院を通過すれば、予算関連法案である以上「参院」での可決をへずとも成立する事を持って、『目的達成』を確信し、改めて批判的姿勢を見せる事で「中立なメディア」を演じ始めたのか。


それも、多いにあり得る。

それと共に、マスコミが「国民の声」を聞き誤っていた事が、大きいのだろう。

彼等は、確かに「タカをくくって」いた。

民主党の<造反>も、20人台だと見ていたフシが有る。

勿論、民主党執行部の読みをそのまま「鵜呑み」にしていた訳だ。


ところが、衆院本会議での採決当日になって、「小沢グループ」の造反議員を切り崩せない事が分って来た。

50をこす「反対」が現実問題化して来たことが、彼等を慌てさせたようだ。

大笑いであるが、当日になって。

その直後から、急に「増税に批判的」な町の声を、伝え始めた。

HKN「ウオッチ9」では、増税に理解を示した声は一つもなく、総て「反対する」市民達の生の声を紹介していた。


何で今ごろになって?

何で今更?


その、報道の姿勢の変化の唐突さに、非常に違和感を覚える。

何で、いまさら白々しく…。



▶「改革亡き増税だ!」横浜駅で有権者に聞く(産經/見出し)

>消費増税に対する有権者の意見を横浜駅西口で聞いたところ、賛否は分かれたが、増税に賛成の人からも「社会保障制度改革ができていない」などとの厳しい注文が付いた。

>横浜市保土ケ谷区の無職の女性(85)は「増税の前に、社会保障制度改革や復興支援などやるべきことはある。国会議員が定数を減らすなど身を切るべきだ」と憤った。

>港北区の女性会社員(54)は「生活保護の不正受給の問題などを解決し、無駄をなくしてからにしてほしい」と、増税に反対。

>神奈川区の無職の男性(72)は「後期高齢者医療制度の廃止に期待していたが、棚上げされた」と声を荒らげた。

>8カ月の子供連れで駅前のハローワークを訪れた旭区の主婦(26)は「子供を預けられる保育園が少なく困っている。増税するなら、子育て世代に還元を」。

>求職中の無職の男性(29)は「増税先行で社会保障制度改革が遅れている。将来を支える子供の数が減っており、年金をもらえるか将来が心配だ」と、不安を漏らした。

>増税を「やむを得ない」と受け入れている有権者も、条件付き。横浜市の会社員の男性(51)は「決める過程が問題。マニフェストに掲げた天下りの問題などに取り組む前から増税ありきはおかしい」。

>自営業とパートを掛け持ちする保土ケ谷区の女性(38)は「集めた税金を社会保障に回すならいいが、今の政治は政局ばかりに気をとられ、制度改革ができていない」と批判した。
【産經新聞/6月27日(水)0時20分配信】



良くぞここまで「反対意見」を羅列出来る物だ。

はずかしげも無く。


前日の「産經新聞」のコラム『明日へのフォーカス』で、論説副委員長・高畑昭男は、野田佳彦を「米国大統領リンカーン」になぞらえて、衆院反対に捕われずに「単独で突き進め」と説いている。



▶民主党をぶっ壊せるか 野田首相に贈りたい言葉(産經/見出し)

>野田佳彦首相が「政治生命」を懸けた消費増税関連法案の採決が26日に衆院本会議で行われる。ここにたどり着くには、いくつもの難しい決断を要したに違いない。採決後もさらに多くの厳しい決断が待っていることだろう。そんな首相に米大統領リンカーンの話を贈りたい。

>「人民の人民による人民のための政治」で知られるリンカーンは、アメリカ型民主主義を代表する指導者に数えられる。だが、常に多数決原理に従っていたわけではない。

>ある時、閣議で閣僚7人全員に反対された。だが、リンカーンはすました顔で「反対7、賛成1。よって賛成に決まりました」と決裁を下したという逸話が有名だ。

>奴隷解放を掲げてリンカーンが指揮した南北戦争(1861~65年)では、両軍合わせて62万人以上の死者を出した。第一次世界大戦(死者12万人)、第二次大戦(同40万人)、ベトナム戦争(同5万8千人)など米国が今日まで戦った戦争の中でも最悪だ。

>リンカーンにとって国家が2つに引き裂かれるのを防ぐには避けられない決断だったが、結果として親兄弟や同胞らが殺しあった傷は深く、大きい。政敵に「非情の人」「原理主義者」「頑固者」などとレッテルを貼られ、揚げ句に暗殺された。

>政治生命というよりも、生命そのものを懸けた決断だった。大統領が「孤独な独裁者」と呼ばれるのは、このように、すべての決断を独りで下さなければならないからだ。

>幸いにして消費増税は、大量の戦死者を生むような問題ではない。それでも、社会保障の一体改革と併せて国家百年の基盤にかかわる重要な決断であるのはいうまでもない。
【産經新聞/06月26日 11時04分配信】



なんとまあ。

リンカーンの「奴隷解放政策」と、野田佳彦の「消費税増税」とを、半ば同列に論じている。

驚きを通りすぎて、苦笑するしか無い…。


それにしても、節操がないと言うか、恥を知らないと言うか。

日本のメディアが「ジャーナリスム」とは次元の違う物である事を、改めて痛感させられる。


それにしても、民主党なる集団は「摩訶不思議」である。

増税案の「説明会」や「懇談会」で、大荒れに荒れ「賛成の声」はほとんど無く、反対派だけが大半を占めていた様に見えていた。

採決で「反対」する勇気は無くとも、欠席はかなり出るだろうと、やや期待した面もあった。

しかし、いざふたを開けてみると、反対57に対して、「賛成」が216。

棄権欠席退席した16人を除いて、ほぼ小沢グループだけと言ってもいい程、中間派の堕落ぶりは眼に余る物がある。


これだけ、国民が反対していて、党内でも「国民の痛み」を全く感じ取れない「議員不適格者」が大量に居る、と言う事に、驚かされる。



▶6月から住民税がアップしていた 「もう、どうやって暮らせばいいのか」(J-Cast/見出し)

>「給与明細書を見たら住民税がものすごく引かれててイヤになった」「どうして住民税がこんなに引かれているんだ。計算間違いじゃないの」「これ以上なにを切り詰めて暮らすのか…」

>なぜ、こんなことが起こったかといえば、民主党になって年少扶養控除が廃止されたため。子ども手当も減らされて、さらには厚生年金保険料や健康保険料は上昇するなど、税金と保険料に生活が押しつぶされてしまう。

>消費増税を含めると、1年を11か月分の給料で暮らすことに!

>住民税の負担が増えることは、じつはわかっていた。民主党の子ども手当の導入に伴い16歳未満の年少扶養控除が2011年度に廃止された。控除額は所得税が年38万円、住民税が年33万円にのぼる。
つまり、子ども手当の導入と引き換えに、年少扶養控除の廃止という実質的な「増税」が決まっていたわけだ。

>住民税は一律所得の10%なので、一人あたりは月額2750円の負担増になる。住民税だけみた場合、4人家族で、控除されていた16歳未満の子どもが2人いれば5500円もアップすることになる。

>子ども手当ての減額分が年間7万2000円(3万6000円×2人)、これに6月26日に国会を通過した消費税の「5%→10%」の増税分の負担を14万2000円加算すると、年間約31万8000円の負担増。「約1か月分の給料分が減って、1年を11か月分で暮らす計算になります」と話す。

>ちなみに、所得税は11年4月から年少扶養控除の廃止に伴い、月額3000円程度(所得税率によって異なるが、仮に約10%とした場合)の「増税」となっている。

>負担はまだ増える。復興財源法が成立による臨時増税で10兆円を確保することになり、2013年1月から所得税額の2.1%の上乗せを25年間、2014年6月からは10年間にわたり住民税が年間1000円上乗せされる。
【J-Castニュース/06月26日20時16分配信】


いやはや、としか言う言葉も無い。

それでも、「命をカケて」増税する総理大臣。


最後に、松木謙公氏の発言。



▶「平気なお顔で賛成にショック」真民主・松木氏(産經/見出し)

>新党大地・真民主の松木謙公代表代行は26日の衆院本会議での消費税増税法案の可決について「民主党のかなりの方々が平気なお顔で賛成されたことにかなりショックを受けた。むしろ、民主党議員で賛成できるという感覚のほうがよくわからない」と批判した。

>そのうえで「3年前の前回の衆院選で民主党が増税する政党だと思って投票した人はそういなかったはずだ。3年間で何か増税しなければいけないという大きなことはなかった。あれだけ多くの人が本当は増税だが、選挙のために増税を言わずに戦ったということになる。残念だ」と述べた。国会内で記者団に語った。
【産經新聞/06月26日16時44分配信】



216名。

執行部を除くと170名程、と言う事は「中間派」と言う事になるのか。

その連中は、いとも簡単に「増税案」に賛成した。


それが、「民主党」なる団体の正体である。

そして我々国民は、今後以下の議員を全力で支えて行かなければならない。



【当選14回】

 小沢一郎(岩手4)

【当選8回】

 鳩山由紀夫※(北海道9)

【当選5回】

 東 祥三(東京15)

 川内博史※(鹿児島1)

 小林興起※(比例東京)

 山岡賢次(栃木4)

 山田正彦(長崎3)

【当選4回】

 牧 義夫(愛知4)

 松野頼久※(熊本1)

【当選3回】

 小泉俊明※(茨城3)

 小宮山泰子(埼玉7)

 鈴木克昌(愛知14)

 中津川博郷(比例東京)

 樋高 剛(神奈川18)

【当選2回】

 青木 愛(東京12)

 太田和美(福島2)

 岡島一正(千葉3)

 古賀敬章(福岡4)

 階  猛(岩手1)

 辻  恵(大阪17)

 中川 治※(大阪18)

 松崎哲久(埼玉10)

 横山北斗(青森1)

【当選1回】

 相原史乃(比例南関東)

 石井 章(比例北関東)

 石原洋三郎(福島1)

 石山敬貴※(宮城4)

 大谷 啓(大阪15)

 大山昌宏(比例東海)

 岡本英子(神奈川3)

 笠原多見子(比例東海)

 加藤 学※(長野5)

 金子健一(比例南関東)

 川島智太郎(比例東京)

 菊池長右ェ門(比例東北)

 木村剛司(東京14)

 京野公子(秋田3)

 熊谷貞俊(比例近畿)

 熊田篤嗣※(大阪1)

 黒田 雄(千葉2)

 菅川 洋(比例中国)

 瑞慶覧長敏(沖縄4)

 平 智之※(京都1)

 高松和夫(比例東北)

 橘 秀徳(神奈川13)

 玉城デニー(沖縄3)

 中野渡詔子(比例東北)

 萩原 仁(大阪2)

 橋本 勉※(比例東海)

 畑 浩治(岩手2)

 初鹿明博※(東京16)

 福嶋健一郎(熊本2)

 福島伸享※(茨城1)

 福田衣里子※(長崎2)

 水野智彦(比例南関東)

 三宅雪子(比例北関東)

 村上史好(大阪6)

(※は、小沢グループ以外)




よもや上記各議員諸氏を、次回の選挙で落選させる様な事が有ってはならない。

断じて、ならない。



「国民は我々を理解している」(小沢一郎)

彼の、この発言が正しい。



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民主、反対50人に迫る=消費増税、造反は60人超―衆院採決へ攻防激化/時は来た! 【週末一口時評】

2012-06-23 11:08:16 | 政治と社会
【今週の哀悼】


◆<沖縄慰霊の日>戦後67年、痛み今も(毎日新聞/6月23日(土)12時52分配信)

◇仲井真知事はこれに先立つ平和宣言で「今なお県民は負担を背負い続けている。日米両政府に対して一日も早い普天間飛行場の県外移設を強く求める」と、昨年に続いて追悼式で県外移設を要求した。

◇公園内にある犠牲者の名を刻んだ平和の礎(いしじ)には今年、36人の名前が追加刻銘され、総刻銘者数は24万1167人となった。

■野田首相は追悼式のあいさつで、沖縄戦を戦った大田実・海軍中将が自決前に海軍次官に送った「沖縄県民斯(か)く戦えり。県民に対し、後世特別の御高配を賜らんことを」との電文に言及。「私たちは常に問い返さなければならない。沖縄が抱く思いをすべての日本人で分かち合おうとする努力を尽くしてきているだろうかと」と述べた。そのうえで「基地負担の早期軽減に全力を尽くし、目に見える形で進展させる」と述べたが、普天間やオスプレイなど具体的な問題には触れなかった。

□沖縄の方々を侮辱する以外の何物でもない、野田佳彦。。。




【今週の決定打】


※<大飯再稼働>撤回求め官邸前でデモ 列は700メートルに(毎日新聞/6月22日(金)21時22分配信)

◇国民はいつまでも羊のままでは無い。


     
     官邸前から虎ノ門まで続く抗議の人の列 (写真 毎日新聞)




※民意無視に怒り「あじさい革命」(オルタナ/6月22日(金)22時26分配信)

◆22日夕方に首相官邸前で行われた関西電力大飯原発の運転再稼働に対する抗議行動は、午後6時半の時点で、先週の1万2千人を大きく上回る約3万人(いずれも主催者発表)が集まった。

◆その後の情報では最終的な参加者数は約4万5千人とも伝えられており、民意を無視した政府への怒りが日を追うにつれて増大していることが示された形だ。

◆市民の声を報じないマスメディアを見限り、政治に民意の反映を求める人々が街頭へとあふれ出した。ジャスミン革命ならぬ「紫陽花(あじさい)革命」が始まろうとしているのか。
(オルタナ)


     
     写真 AFP 時事



【今週のほほー】


●田原総一朗氏 「野田首相は国民が望んでいた『開かれた政治』をやっている」(週刊朝日/6月17日(日)7時11分配信)

◉野田首相は徹底的にオン・ザ・テーブルで開かれた政治を行わなければならないと決意していて、だからこそアンダーテーブルの作業が大嫌いな岡田克也副総理や藤村修官房長官などを重用しているのだろう。

◎ほほー? 本人は皮肉ってるつもりらしいが、今までも外しっぱなし。



【今週の勘違い】


●石原氏「あす解散なら新党間に合わない」「尖閣、4島一括で購入」(産經新聞/6月23日(土)17時43分配信)

◉新党結成について「解散が明日にでもあったらとても間に合わない」と述べた。

◎伸晃君以外は、誰も望んでないってば。


     
     写真 By @2011kazu2907 Dr FUKU さんから



【今週の週末】


◆<民主党議員>一体改革 自らの賛否の説明に追われる(毎日新聞/6月23日(土)21時52分配信)

■首相自身、電話で説得を続けているものの、電話を受けた反対派議員の一人は「ただ『よろしくお願いします』と言うだけで、説得とは言えない」と切り捨て、思うような効果は上がっていない。

■岡本氏は「民主党の本流は私たち。自分たちから離党して新党を作る考えはない」と語っており、反対派でも離党を明言する議員は少ない。

■首相側の議員は「とにかく反対を欠席に、欠席を賛成に持っていく」と話し、電話工作を続けた。

◇右往左往。



【今週の呆れ返る】


◆渡部氏「小沢氏は1人で反対すべき」(JNNニュース/6月23日(土)13時38分配信)

■「小沢君はこれから『俺は反対投票すると、若い諸君はこれからだから(反対)するなと』言ったら立派なものだ」(民主党 渡部恒三最高顧問)

■武村元官房長官は「たとえ80人でも小沢グループたるものは消えた方が民主党はすっきりしていい」と述べ、人数にかかわらず、民主党は消費税増税法案に反対した議員を除名すべきだとの考えを示しました。

◇生ける死霊が彷徨いいでて、煩悩に身を焦がす。




【一口時評】


◆民主、反対50人に迫る=消費増税、造反は60人超―衆院採決へ攻防激化(時事通信/6月23日(土)16時59分配信)
◇時は来た!


▶東電人件費、評価真っ二つ…経産省vs消費者庁(讀賣新聞/6月23日(土)11時3分配信)
▷「経産省=財界」 vs 「消費者庁=国民」

▶<東電>ボーナス支給を事実上、容認…経産省有識者会議(毎日新聞/6月22日(金)20時37分配信)
▷「有識者=国民の敵」

▶900人が正式「入塾」=維新政治塾、石原都知事も講演(時事通信/6月23日(土)19時25分配信)
▷お受験ママ同伴で入塾式?

▶菅氏「小沢氏の個利個略だ、呪縛から離れよ」(讀賣新聞/6月23日(土)19時21分配信)
▷あの面下げて♪ あの口で!

▶岡田氏、谷垣氏らに「足引っ張り合い、悲しい」(讀賣新聞/6月23日(土)21時4分配信)
▷国民の悲しみは感じない男が、自分は悲しいらしい。

▶最後まで説得続ける=岡田副総理(時事通信/6月23日(土)21時37分配信)
▷まとまる物もまとまらなくなる男が、まとまらない事に口出してどーする?

▶<維新の会>国政進出への意欲示す 橋下市長「政治塾」で(毎日新聞/6月23日(土)22時3分配信)
▷原発廃止! いやあー負けました。 国政進出の必要は無い。 意欲示す。

▶造反、鳩山グループでも…首相自ら説得の電話(讀賣新聞/6月23日(土)3時5分配信)
▷そして誰も居なくなった…。

▶一体改革賛成は党の方針、藤井氏が小沢系けん制(讀賣新聞/6月23日(土)11時47分配信)
▷「一任を叫んで逃走」が、党の方針。

▶造反なら首相は厳しい処分~民主党・藤井氏(NNNニュース/6月23日(土)13時4分配信)
▷「死んだ豚」に処分されても(大笑)

▶<自民党>「民主党政権は分裂の瀬戸際」…谷垣総裁(毎日新聞/6月23日(土)19時34分配信)
▷専門的な深い内部情報に感謝申し上げます。

▶<維新政治塾>合格、何が決め手? 国政への熱意か、容姿か、資金力か(毎日新聞/6月23日(土)17時35分配信)
▷ホラの吹き方、平気で嘘をついて顔に出ない容姿、カネへの熱意。

▶石原氏、維新政治塾で講演 「一緒に頑張ろう」(朝日新聞/6月23日21時53分)
▷勝手にやってれば。

▶<国会議員>公用車は?議員経費は?--国民には負担求めるけれど…身を切らぬ改革(毎日新聞/6月23日(土)17時29分配信)
▷「官僚の為、財界の為、米の意向の為に働く」のでは無く、「国民の為に働く」のなら、経費など幾ら使っても構わぬ。

▶「破壊のトロイカ」退場願います(産經新聞/6月23日(土)7時55分配信)
▷「亡国のトロイカ<朝日><毎日><産経>退場願います」

▶「造反怖い」自民も一緒 中堅・若手の「予備軍」 維新との連携視野…どう動く(産經新聞/6月23日(土)7時55分配信)
▷まともな神経してるなら、たとえ自民だろうが公明だろうが、造反して当たり前。

▶増税法案「モラルハザードの極み」 河村たかし名古屋市長(産經新聞/6月23日(土)7時55分配信)
▷人格崩壊でございます。恐ろしい事でございます。

▶ピカソ名画にスプレーで落書き、牛の絵や「征服」の言葉も 米美術館(CNN.co.jp/6月23日(土)15時51分配信)
▷何でも有りの国…。

▶「工場誘致で払った補助金返せ」 地元自治体、撤退企業にブチ切れる(J-Castニュース/6月23日(土)18時13分配信)
▷「企業」には倫理も道徳も有りません。

▶<APEC>エネルギー相会合 原発の重要性認識で一致へ(毎日新聞/6月23日(土)20時46分配信)
▷「にんげん」と言う物の欲には、神も敵わないであろう。

▶<オスプレイ>配備「予定通り進める」米国防副長官が意向(毎日新聞/6月23日(土)21時45分配信)
▷植民地人どもは、黙ってろ!

▶<オスプレイ>野田首相「しっかり説明する」沖縄県知事に(毎日新聞/6月23日(土)21時43分配信)
▷出た! 野田佳彦の『責任』・・・「責任を持ってしっかり説明する」
     
     
     「早く、返事しなさい!」

▶米国防総省:オスプレイ墜落事故、日本に説明(毎日新聞/2012年06月23日)
▷電量会会社:ストレステストの結果を説明。「安全は確保された」(政府)

▶オスプレイ、沖縄知事「不安払拭ない限り反対」(讀賣新聞/6月23日(土)23時42分配信)
▷どう考えても、当たり前。

▶首相、沖縄知事と正式会談せず オスプレイ反発を考慮?(朝日新聞/6月24日0時1分配信)
▷芯まで腐った卑怯者。

▶沖縄、67年後の慰霊の日 首相「負担減へ全力尽くす」(朝日新聞/6月23日13時37分)
▷あの口で! 靴を投げないウチナンチュの優しさにつけ込んで、犠牲を押し付けて恥じないヤマトンチュの政府は、戦前から変わらない。

▶民主・藤井氏が小沢氏批判「20年前と世の中違う」(朝日新聞/6月23日12時54分配信)
▷だから、「デフレで増税」って言い出したのかあ~!? 昔は「絶対ダメ」って言ってたよねえ。

▶パラグアイ大統領を罷免 上院、治安悪化などで弾劾裁判(朝日新聞/6月23日11時2分配信)
▷日本では「首相弾劾」が何故出来ないのだ!!

▶ベトナム、南シナ海領有権の新法 中国「強烈な抗議」(朝日新聞/6月23日19時23分配信)
▷日本もそろそろ「竹島」と「尖閣諸島」との領有権を世界に向かって明らかにすべき。

▶欧米15金融機関を一斉格下げ ムーディーズ(朝日新聞/6月22日10時42分配信)
▷人様を勝手にランク付けしてメシ喰える商売なんて、いい気なもんだ。

▶文化庁、重文6点を「国際手配」 2002年以降盗難(朝日新聞/6月19日19時19分配信)
▷隣のでかい国に渡ったと思います。その後どこに売り飛ばされたかは追跡不能。

▶医療での被曝量、生涯通じ把握 学会連携し仕組み作り(朝日新聞/6月23日6時55分配信)
▷そして、結果は公表しません。原発放射能被害の実体が数字で明らかになると大変な事になりますから。

▶科学者への信頼度、震災後下がる 科学技術白書(朝日新聞/6月21日14時6分)
▷そりゃあ、そうでしょう。あれだけマスコミでウソ八百言い立てて稼いでるんだもん。

▶ソウルの高3「日本ドラマから勇気」 日本語スピーチ(朝日新聞/6月23日21時3分配信)
▷身を隠さないと、ネットで晒し者になりそう…。

▶大飯原発:外部電源の送電線で警報鳴る 異常はなし(毎日新聞/06月24日01時23分配信)
▷はいはい。今後何が出て来ても「異常はなし」ですよね。

▶マッキンリー遭難:「雪崩発生は想定外」登山隊長が会見(毎日新聞/06月23日18時49分配信)
▷死者に鞭打つ気はないけど、プロならそりゃ無いでしょ。「地震も津波も想定外」の原発と丸っきり一緒じゃん。

▶闇サイト殺人:語り続ける被害者の母 判例重視に疑問(毎日新聞/06月24日02時01分配信)
▷この事件の犯人達だけは許せない。「被害者が一人」と言う理由で死刑を回避した名古屋高裁も許せない。

▶自治体の電力株配当、5年間に720億円(中日新聞/6月23日17時44分配信)
▷独占事業の公共事業体が、なんで多雨量の利益を生む必要が有るんダロ!?

▶橋下市長が「行列」元同僚、住田弁護士をののしる 
「ヒステリック」「小金稼ぎのコメンテーター」…(J-Castニュース/06月23日17時05分配信)
▷鏡に向かって吠える橋下徹。

▶ギリシャ緊縮見直し案、公務員15万人減見送り(讀賣新聞/6月24日(日)1時28分配信)
▷これで「メルケル」が勝ち誇る。

▶<福島第1原発>被災者受け入れ自治体に財政支援…復興相(毎日新聞/6月23日(土)23時34分配信)
▷それもだが、被災者に一日も早く保障せよ!





【今週のモフモフ】


     
     さあ、いよいよ出番だよ。ツメを研いでおかなくちゃ。



     
     「歌を忘れたカナリア」を狩り出してやる。



     
     ワシがセンゴク・カナリアの親分だ! 文句あっか!?



     
     惰眠を貪るだけの中間派なんて要らないよ。



     
     おいでよ。思い切って来ればいいんだよ!



     
     こら。私がアズマッチと知って歯向かうか!



     
     私がオザニャンです。 しっかり日本の未来を見ています。




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小沢は脳死状態の民主党を如何にする? 健康な臓器は早めに摘出して、新しい命を育むべきではないのか?

2012-06-21 23:11:13 | 政治と社会
木村太郎が「FNNスーパーニュース」で言い放った。

「今の状況は、正しく壊し屋小沢の面目躍如ですねえ。それにしても、ここ20年間それの繰り返しでしたが、彼は結局何も残してこなかった。それが小沢一郎と言う人なんですね」


安藤優子は頷く。

「その通りですね」


小沢一郎は、日本の政治体質を変えるべく、今日まで一環して行動して来た。

霞ヶ関主導で、自民党の利益誘導政治を、絶つ為に。

その為に自民党を脱出し、新党を作ってはその時の必要に会わせて、解党したり作り直したりして来た。

その結果の「民由合併」であり、更にその結果「戦後始めて」の政権交代を実現した。


これほど、偉大な結果を残して来ている政治家が他にどこに居ると言うのか。

木村太郎の、老惨ぶりは眼に余る。



そして、またまた小沢が動く時が来た。

政権交代を果たした、その民主党自体が「政権交代」の意味を全く理解していなかったのだ。

日陰者の無能な二流政治家が、陽の当たる所に出られた、権力を手にした、という舞い上がりで、小沢が目指した新しい政治体制は、完璧に無視されて、政権党の名称が変わっただけで、自民党政権時代の日本と全く同じ事をやって来た。

ただ、当人達が無能な二流の政治家でしかない以上、結果は自民党時代のそれより、更に酷い物となってしまったのだ。

当人達だけが、自己満足に浸って、権力を弄ぶ嬉しさに舞い上がっているだけで、国民の生活実体は完全に無視され、増々苦しい物となる方向に、政治が動かされて来た。


税収が大きく減って来ている昨今、財務省はこれまで通りの「丼勘定」の予算査定が難しくなって来ている。

自分達の利益だけを確保した形での予算運営も、難しくなって来た。

それを、才能を傾けてやりくりしてみせるのでは無く、今まで通りの案直な予算運営を続けたいが為に、増税をしたいのである。

民主党として政権獲得に向けて選挙を目指していた頃に、増税を否定していた事などコロッと忘れて、財務官僚の操縦に乗っかって、財務省官僚に取って「戦後最も優秀な総理大臣」と持ち上げられる嬉しさに、野田佳彦は眼が潰れてしまい、耳が詰まってしまった。

財務省の永遠の過大であった「増税」を可能ならしめる総理大臣の存在は、この上なく有り難い物である。

「戦後最も優秀な総理」と呼んでやる事など、何の手間もかからない。

ドンドン持ち上げてやるだけ。


かくして、「豚もおだてりゃ舞い上がる」を、地で行く豚突猛進ぶりを曝けている。



▶小沢氏、新党結成辞さず=49人が結束確認―分裂危機、民主緊迫(時事/見出し)

>民主党の小沢一郎元代表は21日、消費増税を含む社会保障と税の一体改革関連法案に反対する党所属議員との会合で、離党して新党を結成する可能性に言及した。

>会合には49人が出席。小沢氏は関連法案の採決で反対票を投じる考えを表明しており、全員が結束して行動することを確認した。消費増税に反対する同党議員に同調を呼び掛けており、造反者の規模が焦点。民主党の分裂は不可避な情勢だ。

>小沢氏は野田佳彦首相に対して民主党マニフェスト(政権公約)の原点に立ち返るよう求め、「次善の策として新党の立ち上げを考える」と明言。

>採決に向け「われわれの主張が大きな渦になるようにやっていこう」と、反対票上積みに努めるよう指示した。

>小沢氏周辺は「集まった人の思いは同じだ」と述べ、49人は結束して反対するとの見通しを示した。

>小沢氏らは、民主党から54人が反対に回れば、与党が衆院で半数に届かなくなることを念頭に、反対票固めを進めている。

>執行部は、反対した議員には除籍(除名)を含む厳しい処分で臨む構えだが、小沢氏周辺は「除名も覚悟の上だ」と述べ、離党も辞さない考えを強調した。 
【時事通信/6月21日(木)18時2分配信】



脳死状態の民主党政権の中に有って、特定の臓器だけがまともに活動を続けていると、共倒れになってしまいかねない。

本体は最早救い様が無い状態である以上、健康な臓器だけを早く救い出す事こそ、必要とされる事だと思える。

ちなみに、この日集った49人は、以下の通りである。


<衆議院選挙区>

横山北斗(当選2回)(青森1区)
階猛(2)(岩手1)
畑浩治(1)(岩手2)
黄川田徹(4)(岩手3)
小沢一郎(14)(岩手4)
京野公子(1)(秋田3)
石原洋三郎(1)(福島1)
太田和美(2)(福島2)
小泉俊明(3)(茨城3)
石森久嗣(1)(栃木1)
山岡賢次(5)(栃木4)
小宮山泰子(3)(埼玉7)
松崎哲久(2)(埼玉10)
黒田雄(1)(千葉2)
岡島一正(2)(千葉3)
岡本英子(1)(神奈川3)
橘秀徳(1)(神奈川13)
樋高剛(3)(神奈川18)
青木愛(2)(東京12)
木村剛司(1)(東京14)
東祥三(5)(東京15)
加藤学(1)(長野5)
牧義夫(4)(愛知4)
鈴木克昌(3)(愛知14)
萩原仁(1)(大阪2)
村上史好(1)(大阪6)
大谷啓(1)(大阪15)
辻恵(2)(大阪17)
中川治(2)(大阪18)
古賀敬章(2)(福岡4)
山田正彦(5)(長崎3)
福嶋健一郎(1)(熊本2)
玉城デニー(1)(沖縄3)
瑞慶覧長敏(1)(沖縄4)


<衆議院比例区>

中野渡詔子(当選1回)(東北比例区)
高松和夫(1)(東北)
菊池長右エ門(1)(東北)
三宅雪子(1)(北関東)
柳田和己(1)(北関東)
石井章(1)(北関東)
金子健一(1)(南関東)
水野智彦(1)(南関東)
相原史乃(1)(南関東)
川島智太郎(1)(東京)
笠原多見子(1)(東海)
大山昌宏(1)(東海)
橋本勉(1)(東海)
熊谷貞俊(1)(近畿)
菅川洋(1)(中国)


『新政研』に参加している議員は、超党派で120名前後である。

しかし、この辺りが「核」となるメンバーなのだろう。

あと、参議院議員と他の党派から、どの位参加してくるか。

「消費増税法案」は、26日にも採決と言われている以上、これから数日間が、正念場である。

反対を表明していた「中間派」も、かなりの数で切り崩されるに違いない。

所詮「中間派」は、最後まで洞が峠を決め込んで、勝ち馬に乗ろうとする者である。

なにしろ、この「中間派」達が菅直人を選び、野田佳彦を選んで来たのが、彼等の行動パターンを明確に表しており、その後の重大な結果を呼ぶ事になったのだ。

極論すれば、この「中間派」は、売国奴と呼ばれても仕方ない程の、存在二過ぎない。



▶消費税法案 小沢氏、造反を明言 新党結成にも言及 26日採決へ(産經/見出し)

>民主党の小沢一郎元代表は21日、国会内で輿石東(こしいしあずま)幹事長と会談し、消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案の衆院採決で反対する考えを伝えた。

>グループ会合では「野田佳彦政権の考え方を変えられるようにがんばるが、次善の策として新党の立ち上げも考えなければならない」と表明した。【産經新聞/6月21日(木)22時9分配信】



「野田佳彦の考え方を変えられる様に頑張る…」

これは、野田佳彦が「小沢一郎の反対を撤回させる」と言うのと同じ位、不可能な事なのでは無かろうか。

「総理は人の言う事を聞こうとしない」(三宅ゆき子議員)



▶小沢氏、採決での造反明言 鳩山元首相「採決急がない方がいい」(FNN/タイトル)

>小沢氏は「大増税が先行するやり方は、国民皆さんに対する背信行為であり、裏切り行為であると。『反対をいたします』ということを幹事長にも申し上げた」

>小沢氏は「自分は何のために政治家になっているのかということに思いを起こして、ぜひ、ご自身で決断していただきたい」と、出席したおよそ90人の議員に対し、同調するよう暗に求めた。

>小沢元代表の造反宣言に、田中 真紀子議員は「前回の菅さんの不信任についても、みんなのことをあおっていながら、ご本人は来られなかったということもあるので、ご本人が、ちゃんとそういう議員として投票行動を起こされるのかどうか」と述べた。

>鳩山元首相は「採決は急がない方がいいです。もう少し時間をかけて、やるべきことをなさってから(採決)の方がいいと思います」と述べた。

>輿石幹事長は、「そう簡単に考えが変わらないということを、わたしも予想はしていたし、よしとしないとならないでしょう。どんなことがあっても、党を割ってはいけない」と述べ、党分裂を回避したい考えを強調した。

>今回の騒動を国民はどのように見ているのか、東京・銀座では「慣れていない党が政権とると、ああなるのかなと。思い切って、一度分裂した方がいいと思いますけど」
【FNNニュース/6月21日(木)18時11分配信】



「自分は何のために政治家になっているのかということに思いを起こして、ぜひ、ご自身で決断していただきたい」

野田佳彦を始めとして、これまでに民主党政権を率いて来た「鳩山由紀夫」と「菅直人」と、両名共に『答えられる筈がない』問い掛けである。

これまでの民主党政権の失政において、常に中心的役割を果たして来たのが、誰あろう「鳩山由紀夫」その人である。

彼が、小沢一郎を閣内に入れなかった。

幹事長として遇するのは、それなりに実権を分かち合っている様に見えるが、閣内での存在が大きすぎる事となるのを、彼は恐れたのだ。

そして自ら辞任するにあたって、わざわざ「小沢を道連れ」にした。

総理が辞任すれば、幹事長は当然辞任となる。

明らかな事なのに、鳩山由紀夫は敢えて「道連れ」にした事にも、彼の小沢に対する「蔵腹の無い」感情では無い事を物語っている。

そして、「菅直人」はの内閣不信任案への賛成を阻んだ罪は、構成にまで語り続けられる程の、重大な意味を持った。



▶<鳩山元首相>新党に「同調せず」(毎日/見出し)

>民主党の鳩山由紀夫元首相は21日夜、小沢一郎元代表が離党・新党結成の可能性に言及したことについて「私どもの考え方こそ民主党の本来の考え方だと国民や執行部に理解してもらいたい。すぐに新党運動に同調していくということではない」と語り、自身の離党には否定的な考えを示した。
【毎日新聞/6月22日(金)1時3分配信】


それで良い。

彼は、民主党に留まるべきだ。

何しろ、党の「オーナー」なのだから。

彼が出て来ると、結果として常に失敗する。

これ以上、小沢の足を引っ張って欲しく無い。



▶民主、54人離脱なら少数与党に(讀賣/見出し)

>衆院定数は480だが、現在は欠員1で過半数は240。議長は慣例で採決に加わらないため、与党292人から53人が離脱した場合、野党と無所属議員が法案採決で全員反対すると、239人の「可否同数」となる。

>54人が離脱すれば「反対」が上回ることになり、与党単独では法案の可決や内閣不信任決議案の否決ができなくなる。
【讀賣新聞/6月22日(金)7時34分配信】



今回の「殿ご乱心」による民主党のお家騒動が、単純に「小沢一郎の離脱」で終わってしまうのか。

それとも「政界再編」の新たな口火となるのか。

マスコミは、挙げて「小沢G議員は一回生が多く、再選が難しい」と煽り立てて、離脱阻止に懸命である。

当然、野田佳彦としても「その点」を付いて、切り崩しにかかる筈だ。

しかし、誰が考えても明らかな事が有る。

「民主党」の看板を背負って選挙に臨んでも、再選される事は極めて難しい、と言う事だ。

国民の「民主党」に対する怒りは、頂点を極めている。

岡田、前原、仙谷…などの様な、選挙区で絶対な強みを誇ろ「確信犯的大悪人」達以外は、民主党と名乗るだけで、ヘタをすると「石モテ終われる」事すら、非現実的とは言えないほど、民主党は憎まれている。

そこへ持って来て「増税に賛成」の立場を取ろう物なら、議員生活は終焉を迎える事は請け合いである。

野田佳彦ですら、秘書による辻立ちを辞めざるを得ない程、地元での反感は強まっている。

どうせ彼等は「比例並立」で当選すると、タカを括っていられるが、多くの一回生やそれに殉じる「地盤の弱い」議員達は、議場に帰って来る事は無いだろう。


それを考えられるのなら、いっそ正々堂々と「増税に反対」して、党を離脱する方が、余程国民の支持を受けられる。

その動きが加速すれば、単に小沢一派の追放劇に終わる事は無く、新たな枠組みを形成して、更なる政界再編へと進んで行けようと言う物だ。


幸い「鳩山由紀夫」は乗ってこない(いざとなったらどうするか不明だが)し、地元で人気の衰えている「引っ掻き回すだけ」の真紀子サンも、どうやら今回は袂を分かつらしい。

宗男さんも、野中広務とヒソヒソやっているのが気に喰わない。

そうなれば、提携出来るのは『きづな』と、『新党日本』、『日本新党追い出され組み』と言う事となってしまう。


事ここに至っては、早く解散総選挙に持って行くしか無いだろう。

「反増税」を核として、「反原発」「反TPP」に結集して、『国民の生活<を>第一』とする政策を訴えれば、少なくとも勝ち目はずっと増える筈だ。

選挙ともなれば、河村さんとも組めるだろうし、戦い方は「選挙の神様」小沢一郎の右に出る物は無い。

「選挙資金はしんぱいするな」とも、発言が有ったらしい。

そうなれば、消費増税法案を可決すると同時に「内閣不信任案」を提出する事だ。


誰がどう見ても、不信任案は「正義」である。

そして、ここが面白い所だが、自民公明が、反対せざるを得ないと言う事である。

何しろ、「増税案」に三党合意したのだから。

ところが、この野党二党は「民主党の政権担当能力の無さ」を散々批判して来た。

これまでも、首相の問責を散々口にして来ている。

野田政権を「支持する」(倒閣運動をしない)条件として、「小沢切り」と「消費増税」の三党合意を繰り返し、言い募って来た。

そして、その条件は満たされている。

と言う事は、「野田佳彦を信任する」と言う事である。


そうなったら、伊吹サンやら、大島サンやらが、黙ってはおるまい。

倒閣総選挙が、合い言葉であった。

自民党も、民主党以上に候補者不足であり、選挙資金は完全に不足していて、本音では選挙をされたら困るはずだが、それはおくびにも出せない。

倒閣出来ないと、谷垣さんの首は飛ぶらしい。

さあ、どうする!?


「内閣不信任案」を小沢組が提出するとして、自民党は、公明党は、賛成出来るのか、出来ないのか。


政府への不信任案に、野党の立場で「反対する」などと言う、前代未聞の事態が出来する。

そして、結果として「野田佳彦」は延命し、谷垣禎一は自民党総裁の椅子から引きづり降ろされる…。


それが分っていて、谷垣サンもおめおめ手をこまねいて見ている訳だも有るまい。


と言う事で、こんな話になってしまった。



▶延長国会で解散?首相・谷垣氏が「密約」か(産經/見出し)

>与野党内で、野田首相が会期延長後の国会で衆院解散に踏み切る可能性があるとの観測が広がっている。

>自民党の谷垣総裁が社会保障・税一体改革関連法案の協力を決断したため、首相との間で「解散の密約」を交わしたのではないかとの見方が出ているからだ。ただ、衆院選の「1票の格差」の是正問題、内閣支持率の低迷など、解散には課題を抱えている。

>自民党の茂木政調会長は20日の記者会見で、「一番大きな法案にめどがつけば、民主党マニフェスト(政権公約)と齟齬(そご)が出る。早急に衆院を解散し、国民に信を問うのが筋だ。首相もそういう考えだろう」と述べ、関連法成立後の解散に期待を示した。

>解散の臆測が広がる要因は、民主、自民、公明3党の修正合意前日の14日夜に行われた首相と谷垣氏の電話会談の詳細が明らかになっていないためだ。約1時間の電話会談で「早期解散の確約を得たから、強硬姿勢だった谷垣氏が協力した」(民主党中堅)との指摘は消えない。

>公明党中堅は「首相と谷垣氏は『8月21日公示・9月2日投開票』の日程で握ったとの情報がある」と述べ、自民党幹部も「7月末解散、9月9日投開票だ」と語っている。
【讀賣新聞/6月21日(木)12時8分配信】



こういう具体的な日時が洩れてくればこそ、あれだけ離党に慎重だった小沢が「新党」を口にしたのだとすれば…。

話は、増々面白くなって来る。



野田佳彦は、完全に自民党を当てにしている。

衆議院で単独過半数を大きく上回る議席を有する政権与党の総理が、野党に吸収してもらいたがっていると言う、奇怪なる構図である。

そして、自分達が「新連立体制」の中に有っても、中枢の座を占められるとすら、考えている気配である。

自民党としては、長年の念願であった「消費税増税」が出来て、その上選挙で政権を奪回出来ると、夢を見ているフシも有る。


馬鹿者と愚か者との「同床異夢」は、果てしなき欲望に突き動かされて、国民をどこかに押しやったままで、今日も裏で駆け引きが続いている様だ。


これをして、政治談合と言う。


政治が国民を見ていない。

自民党政治の典型的姿勢である。

確か、今は民主党政権の筈であったが。



大変に「興味深い」見物ではある。

いや、実に面白い、馬鹿馬鹿しい程に。。。





コメント (6)
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喪中に付き過激な批判や言動はお断り申し上げます。『ノーサイドの思い変わらない…両院議員懇で首相』

2012-06-20 22:02:47 | 政治と社会
『喪中に付き、「美辞麗句と建前論」はご遠慮させて頂きます』(旧支持者)



にも拘らず、日本国宰相「野田佳彦」は、相も変わらず心にも無い空疎な「言葉の羅列」を続けている。


▶ノーサイドの思い変わらない…両院議員懇で首相(讀賣/見出し)

>懇談会には野田首相が出席し、「昨年の9月の代表選挙が終わった後に、私は『ノーサイドにしましょう、もう』と言った。その思いは変わらない」と述べた。

>また、「課題はたくさんある。まだまだある。一つ一つ山をみんなで力をあわせて乗り越えていきたい」とし、「真摯に皆様の声をお聞かせいただき、一定の時期には結論を出し、みんなで力をあわせて乗り越えていく、そういう政党をぜひ作りたい」と、理解を求めた。
【讀賣新聞/6月20日(水)17時31分配信】



どの面下げて。
どの口で。

と言いたいが、よく見れば野田佳彦の面相は「デスマスク」そっくり。

自分自身が<ノーサイド>に落ち入っている事すら、感じ取っていない。

感受性の欠落した人間に、政治家はやって欲しく無い。

ましてや、一国の最高責任者に、精神的方輪は国に災いをもたらすのみである。

この事は、一旦「菅直人」が証明してみせた。

そしてさらに。

野田佳彦自身が、それを証明している。



▶民主が修正合意了承=衆院採決22日にずれ込みも―小沢氏ら反発・一体改革(時事/見出し)

>消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案をめぐり、野田佳彦首相は20日午前、首相官邸で民主党の輿石東幹事長、前原誠司政調会長らを交えて政府・民主三役会議を開き、自民、公明両党との修正合意を了承した。

>これを受け、民自公3党は国会に修正案を提出、国会会期末の21日の衆院採決を目指すが、民主党内の手続きの遅れから22日にずれ込む可能性も出てきた。

>民主党は19日の政策調査会合同会議で、修正合意への異論が相次ぐ中、前原氏が「一任」を求め論議を打ち切った。三役会議では前原氏がこうした経緯を報告、首相は「引き続き頑張ってほしい」と述べた。

>首相は党内の反発を踏まえ、造反を最小限にとどめるため、20日夕に全議員対象の両院議員懇談会に出席して理解を求める。
【時事通信/6月20日(水)12時47分配信】



一方的強権で「対話」を打ち切った「前原誠司」に、「引き続き頑張って欲しい」と述べる野田佳彦。

美しき関係である。

そして、この日本の政治風土に有って、最悪成る存在が「民主党中間派」である。


民主党の議員構成は、三種類の議員達の集団から成る。

30程の「確信犯的悪人」と、50名程のその取り巻きの馬鹿者ども。

50ないし100名の「真っ当な政治」を模索する一派。

そして、150ないし200名程の「中間派」と括られる売国奴達。


菅直人の代表選選出の際に、彼等の「存在悪」は充分発揮されたのであったが、それいらい小去年と言う時には、この「中間派」が必ず「悪を助け正義を挫く」を繰り返してきた。

今回も、相も変わらずのご活躍ぶりである。



▶首相の説得、中間派動かす…一体改革採決迫り(讀賣/見出し)

>社会保障・税一体改革関連法案の衆院採決が目前に迫り、賛否を明らかにしていなかった中間派に19日、法案賛成の動きが広がった。

>民主、自民、公明の3党による修正合意で法案の成立が濃厚になったことに加え、野田首相サイドの説得が奏功した面もある。

>田中慶秋副代表ら約35人の旧民社党系グループは19日の会合で、「3党合意を尊重する」(幹部)として、グループとして衆院採決で賛成する方針を固めた。

>鳩山元首相に近い小沢鋭仁元環境相も19日、記者団に「(党の)一体改革の会長代理としての仕事をしたので、それを踏まえて判断したい」と述べ、法案に賛成する意向を示した。

>羽田元首相のグループ約20人が開いた同日の会合では、「党の決定に従うべきだ」「3党合意は我々の主張を盛り込んだ部分もある」などと賛成に前向きな声が相次いだ。

>鹿野道彦前農相のグループも、採決で一致した行動を取ることを確認し、賛成の方向となった。
【讀賣新聞/6月20日(水)10時3分配信】


鹿野道彦が、また上着でも脱いだのか。

見事と言って良い程の、「草木のなびき」ぶり。

反対したり、抵抗したりは、ポーズであり、駆け引きであり、戦術であり、彼等に取っての「唯一の」政治行動である。

どんなに反対していても、彼等「中間派」は、最後には必ず転ぶ。



▶<一体改革>民主党内手続き二転三転 意思決定システム未熟(毎日/6月20日(水)21時55分配信)

>昨年9月に発足した野田政権は、党政策調査会(政調)に法案の「事前承認権」を持たせた。政調を廃止した鳩山政権や、政調を「提言機関」にとどめた菅政権で「党の意見が政策に反映されない」との不満が強かったためだ。

>これを背景に前原誠司政調会長は19日夜の党一体改革調査会などの合同会議では「(政調会長への)一任取り付け」を宣言した。

>だが、首相が代わるごとに決定手続きが変わってきた民主党では「政調会長一任」にも権威がない。中間派内からは「打ち切り方が正常ではない」(旧民社グループの田中慶秋党副代表)などと反発が広がった。

>このため20日の政府・民主三役会議では「反対意見はあるが政府民主に(議題として)上げることを任された」(樽床伸二幹事長代行)と「一任」の解釈を修正したうえで、正式決定した。

>20日に開かれた両院議員懇談会は非公式の会合だが、ある党幹部は「両院懇終了で党内手続きが終わる」と話すなど、党幹部でさえ手続きへの理解はあいまいだ。20日に輿石東幹事長から説明を受けた鳩山由紀夫元首相も「(党内手続きの)意味が分からない」と記者団に漏らした。
【毎日新聞/6月20日(水)21時55分配信】



「反対意見はあるが政府民主に(議題として)上げることを任された」(樽床伸二幹事長代行)と「一任」の解釈を修正したうえで、正式決定した。

なんとまあ。

姑息な事よ。

そもそも、党内手続きなどと言う「決定プロセス」の発想など、野田佳彦の中には無いのだ。


自分が「内閣総理大臣」であり、自分の意志が政府の意志である。

自分が「民主党代表」であり、自分の決定が民主党の決定なのだ。



▶岡田氏「法案成立まで7合目」(時事/見出し)

>岡田克也副総理は20日付のブログで、同日の政府・民主三役会議で社会保障と税の一体改革関連法案をめぐる自民、公明両党との修正合意を了承したことについて「党の意思決定は終わった」と強調した。
【時事通信/6月20日(水)21時29分配信】



かくして、野田佳彦の「政治生命」を賭けた「増税案」は採決での可決に向かって、大きく前進した。

「党の意思決定」は、党内の意志をまとめる事でもなく、党内の理解を得る事でもない。

先に決めておいた「一定時間」の塔論をやってみせて、「先に結論有りき」の、変更も撤去もあり得ない三文芝居を『一任』という叫びで強制終了するだけ。

実に簡単な物だ。

このプロセスで、解決しない問題は無い。

悪政であろうが、邪政であろうが、弾圧であろうが、『一任』で決定する。



▶民主、造反60人超も=首相、成立へ結束要請―増税法案、26日採決を打診(時事/見出し)

>民主党は20日夕、憲政記念館で野田佳彦首相も出席して両院議員懇談会を開き、首相は一体改革の必要性を強調し、法案の今国会成立に向け協力を要請した。

>しかし、造反の動きは小沢一郎元代表のグループに加え、中間派の一部などにも広がっており、衆院採決では60人超が反対、棄権する可能性が出てきた。党分裂含みの緊迫した展開となっている。

>約350人が参加した両院懇談会では、首相が「一定の時期に結論を出し、皆で力を合わせ乗り越えていく政党をつくりたい」と述べ、一体改革関連法案成立へ結束した対応を求めた。

>しかし、出席者からは「増税先行だ」などと異論が続出し紛糾。最終的には議長役の直嶋正行両院議員総会長が「野田代表(首相)と輿石東幹事長に対応を一任したい」と宣言し、終了した。 
【時事通信/6月21日(木)0時15分配信】



『国民の生活が最後』を、「国民の為に」と言い変える事も含めて、単なる「増税案」にすぎない物を、「一体改革」の必要性とどこまでも言い張る野田佳彦は、痴呆症なのか認知症の初期症状なのか。

どう考えても、一国を任せては行けない人物であることは、あまりにも明らか。

旧民主党系の民主党執行部。。。

なんとも、面白くも可笑しい、奇妙な集団である。


かたや。


『国民野生活が第一』を、追求する意欲を捨てていない一派も、残っているか。



▶小沢氏、新党結成を視野…一体改革採決で反対票(讀賣/見出し)

>民主党の小沢一郎元代表は20日、社会保障・税一体改革関連法案の衆院採決では反対票を投じ、新党結成を視野に行動する考えを周辺に伝えた。

>小沢氏は20日、「(法案)反対後の環境整備はきちんとやる。選挙には絶対勝てる」と周辺に伝えた。「重大発表するので、行動を共にできる議員を集めるように」と指示も出したという。これを受け、小沢氏の側近議員は、複数の民主党議員に新党を結成した場合に参加する意向があるかどうかを打診した。

>小沢氏は、衆院採決が避けられなくなったため、離党・新党を視野に入れることになったとみられる。

>小沢グループは衆参約110人で、衆院は約80人。このうち、衆院採決で反対票を投じる意向を示している議員が50人程度いる。小沢氏と行動を共にする議員がどの程度かは不明だ。
【讀賣新聞/6月21日(木)3時11分配信】



さあ。

いよいよ、政権交代第三幕があがるのか。


確かに、日本の社会は臨終の時に瀕している。

国の運営を任された「官僚」は、自己増殖の為にのみせいを出し、国民は油を搾り取るオリーブの実程の認識しかない。

力一杯絞れば、油は沢山流れ出て来る。

絞り切った「搾りかす」に見えても、絞る力を強めれば更に何滴かはにじみ出る。

しぼってしぼって、カラカラに成ろうと、オリーブは抵抗もしなければ、悲鳴もあげない。

絞られるオリーブの傷みや苦しみなど、考えた事も無い。

国家予算を執行する際、三重四重の迂回路を「特殊法人」を作って確保し、夫々に実質的に必要な以上の執行予算をつけて、残額を「積み立て」てヘソクリとし、各特法に関係官庁から天下って、莫大な年収と2年又は4年ごとの退職金を確保する。

各種予算の執行の時間差で産み出す金利も、自分達のために積み立て、闇に消えるお金は、国家予算を超える程。


そのシステムを維持して、官僚と仲良くする政治家が「有能」とされて、党内基盤を確立し、政界で幅を利かせて利権に群がる。

その政治行政循環システムを「経団連」が全面バックアップし、マスコミが世論を誘導する。

何か有っても、司法官僚は完全に身内の為に存在している。

たとえ、国民を百万人単位で被爆させようと、これから生まれて来る将来の子供達に「DNA障害」を決定付けようと、検挙もされなければ罰される事も無い。

政官財報<四味一体>の、白蟻+蛆+ヒル+汚泥の連合軍は、不滅である。

『エコ・システム』ならぬ<銭ゲバ・システム>は、揺るぎなく盤石の体制で、日本の国土と国民とから「血を吸い尽くす」のだ。



それを、「変えよう」と言う事は、ある意味で自殺行為に等しかった。

30年間。

痛め尽くされて、それでも「ドッコイまだ行きている」と信じたい「国土改造」の意欲を失わない政治家。


その彼が、政権交代を成し遂げた「政権交代第一幕」。

その彼が、「中間派」のお陰で代表選に破れた「政権交代第二幕」。


そして、いよいよ「第三幕」の幕があがるのか。



▶反対明言、新党結成も=民主・東氏―一体改革(時事/見出し)

>民主党の小沢一郎元代表のグループ幹部の東祥三前内閣府副大臣は20日のBS朝日の番組で、社会保障と税の一体改革関連法案の採決への対応について「否決票、青票を提出する」と反対を明言した。その上で、新党を結成した方が分かりやすいのではないかとの指摘に、「分かりやすいと思う」と可能性を否定しなかった。

>東氏は「300小選挙区にちゃんと(候補者を)立てていくのは当たり前だ。仲間を増やしていかないといけない」と述べ、新党を結成した場合、次期衆院選で議席増を目指す考えを強調。「それぞれの政治家のターニングポイントだ」と、民主党議員に同調を呼び掛けた。
【時事通信/6月20日(水)14時49分配信】



いずれにせよ、民主党内で「増税阻止」する可能性は、ほぼ絶たれた。

「聞く耳持たぬ」野田佳彦、恐るべし。


かくなる上は、一刻も早く「衆議院本会議」に上程して欲しい物だ。

即採決と、突き進んで欲しい物だ。


そうなれば。

第三幕が上がるのか、上がらないままなのかが、見えようと言うものだ。



それにしても「小沢一郎」は、マスコミを操縦する位の才確が、無い物か。

現代世界は、宣伝戦である。

マスコミを味方に出来ない物は、大事は為せない。

幾ら「マスコミに取って死活問題」の政策を打ち出している小沢一郎とは言え、ただただ「ネガティヴ・キャンペーン」のやられっぱなしでは、あげた旗印が実現出来るか、心もとない物だ。


NHK会長や、朝日讀賣産経毎日の会長社長連中をすら籠絡出来ずに、霞ヶ関改革が為せるものか。



ほとほと、呆れ返ってしまうのみである。

国民の為に戦って、あたかも「党内抗争」の反逆児扱いされて甘んじる小沢は、もう見ていたく無い。

いい加減にして欲しい。

助言したり、根回ししたり、本人に示唆出来る側近やブレーンは、居ないのか?


やはり、取り巻きに恵まれない政治家だ。。。






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【忌中】本日を以て『民主党の民主主義』は永眠致しました。喪主「民主党を支持した筈だった国民」

2012-06-19 17:47:43 | 政治と社会
野田佳彦率いる「民主党政府」なる物は、2012年6月19日「日本国の政治風土」を壊滅させた。



それにしても、面白き政党である。

『民主』党と、名乗っている。

「民主」と言う言葉の意味を、知ってか知らずか。


丸っきり「民主的」では無い、壮麗なる大茶番劇が上演された。

題して、『日本の民主主義の永眠』



<作> 霞ヶ関財務官僚

<演出>勝英二郎
<舞台監督>仙谷由人

<主演>野田佳彦
<助演>前原誠司
<共演>日本自由民主党/公明党

<友情出演>ジェラルド・カーチス/IMF

<効果>NHK/朝日/讀賣/産経/毎日 各売文業者
<協賛>日本経団連
<監修>米国駐日大使館/米国中央情報部


民主党は、政策調査会の合同会議を開き、「消費増税」の為の<三党野合>の賛否を巡って紛糾した挙げ句に、またもや「前原誠司」の強権発動によって、党内手続きを崩壊させ、国民生活を崩壊させる為の「増税と社会保障の打ち切り」政策を推進する白眉と相成った。

相も変わらぬ「極悪非道」な独裁ぶりに、民主党の存在意義は完膚なきまでに破壊され尽くし、以て日本の国会運営と言う「民主主義ごっこ」は永眠する事と成った。

合掌。


予想通りであったが。



▶前原氏、一任を宣言し会議打ち切り…党合同会議(讀賣/見出し)

>民主党は19日、消費税率引き上げを柱とした社会保障・税一体改革関連法案を巡る自民、公明両党との修正合意について党政策調査会の合同会議で審査を行い、前原政調会長が自身への一任を宣言して会議を打ち切った。

>合同会議は19日午後5時半から、国会近くの党本部で約150人が出席して始まった。午後10時過ぎ、前原氏が「政調会長一任とする」と述べ、会議を終了した。

>会議では、3党合意について反対派から「国民と契約したことから後退している」などと不満が噴出した。「修正点を条文ごとに審査すべきだ」として、時間をかけた議論を求める意見も出された。これに対し、前原氏は「民主党の考えをギリギリまで守ってまとめた。一字一句変えるつもりはない」と反論した。
【讀賣新聞/6月19日(火)22時10分配信】



見事な物だ。

政策の実行は「何一つ」出来ず、口から出任せだけを言い募り、形成が不利になるとそそくさと姿をくらまし、一切の責任を負う事も無く、常に新しい案件を見いだしては「見栄を切る」事を繰り返すのみであった、人呼んで「言うだけ番長」「口先誠司」が、遂に一つの事を成し遂げた!

民主的党運営の最終的破壊と、独裁的強権発動の悪政施行。

いやあ、目出たき限り!


そもそも「一任」とは、第三者が誰かに「判断を預ける」ものである。

前原誠司は、自分自身で自からに「一任」した。


普通の国語辞典では、その行為は「聞く耳持たぬ」と言う。

独断専横とも。


ほぼ全員が反対の論陣を張る中での、少数の「茶坊主」中間派の後押しを受けての、衝撃的笑劇。

旋回の「一任」もそうであったが、前原誠司も短期間に成長した物である。



以下に、ジャーナリスト岩下上安身氏のツイートを転載して、この間の経緯を追ってみたいと思う。


@iwakamiyasumi
【民主党合同会議①】民主党本部地下1階で「税と社会保障一体改革」合同会議。執行部は今日中に党の了承を取り付けたい考え。

【民主党合同会議②】20時30分頃、一旦20分休憩に。続々と議員が5階の喫煙所へ。「デフレで増税なんて狂気の沙汰。国民の反発を恐れて財務省は何とか今年中に法案通したいんや」と議員同士で雑談。

【民主党合同会議③】議員A「これは民主党を割るための自民党の作戦ですよ。党を割らないように1年待ちましょうと言ってきた。まとまってないのに今月中に決めるのはおかしい」議員B「野田総理は党を割りたいんだよ」

【民主党合同会議④】会議の冒頭、前原氏は「修正合意の文言は一字一句変える必要はない」と啖呵を切ったという。会議の進捗は前原氏がどこまでKYになれるかだよなー、と記者達も雑談。

【民主党合同会議⑤】21時より会議再開。と、突然中間派の田中慶秋議員が現れてぶら下がり開始。「3党合意の内容を重く受け止めている。私は賛否についての意見を持っているが、まだ言う必要はありません。政局ではなく政策」と答え、会議に戻った。

【民主党合同会議⑥】しばらくすると、会議閉会という知らせとともに、続々と議員がぶら下がりの場へ現れた。

【民主党合同会議⑦】ある議員が「台風なので今日はもう散会しては」と言った刹那、前原氏が「台風なので、与野党合意の了承は私の一任でよろしいか」と発言し、屏風の裏の非常口から、脱兎のごとく出て行ったとのこと。

【民主党合同会議⑧】ぶら下がりで川内博史議員は「最悪な終わり方。今後は明日の両院議員総会で議論されるだろう」とコメント。記者の「執行部は両院議員懇談会と言っているが?」との質問に対し…

【民主党合同会議⑨】…川内議員は「前原氏も『議員の1/3の要請があれば両院議員総会を開かなければならないという規約はわかっている』と言っていた。懇談会では規約違反ですから」と語った。

【民主党合同会議⑩】ぶら下がり終了後、記者ブリーフィング開始。長妻議員と古本議員が答える。両議員とも「会議は白熱し、議論は出尽くした」と発言。

【民主党合同会⑪】前原氏の最後の言葉は?という質問に対し、古本議員は「『全員が賛成なら了承だが、異論もあるので私に一任頂く。明日の政府民主三役会議にあげる』と発言し、退室した」 と回答。

【民主党合同会⑫】両院議員総会を求める声が多かった模様だが?との質問に、古本議員は「前原氏は『政府民主三役会議にあげる』と言った。野田総理も帰国するので、そこで議論になるだろう」と回答。

【民主党合同会⑬】お二人の顔を見ると、スッキリと決まったとは思えないが?との質問に、長妻議員は「全員が一致というわけではない。が、過去からプロセスを一つ一つ積み上げてきた。今日の反対意見も今後に生かしていく」と回答。

【民主党合同会⑭】古本議員は「前原氏の最後の発言があった際に…それぞれ一緒にやってきた同士ですから...そういう思いが顔に出ているんであれば...そういう事なんだろうと...」と、なんとも歯切れの悪い回答をし、質疑終了。

何だ、この伝え方。反発するのは反対派議員だけじゃない。誰も一任していないのに、自分で「一任された」と言い逃げして、裏口から遁走する。誰だって、呆れる。RT @komatsunotsuma: 民主 前原氏一任に反発強まる 
(転載終了)



▶<一体改革>民主、分裂含みの展開 「一任」宣言に怒声(毎日/見出し)

>「台風も来ている。人道的なことを考えてこのあたりにしよう」

>合同会議の開始後4時間半たった午後10時すぎ、中間派の中山義活衆院議員がこう発言した。これを受け、前原氏は「もともと今日で終わる予定だった」と打ち切りを宣言。会場は「前原解任だ」「認められない」などの怒声に包まれ、前原氏は党職員に守られながら会場を後にした。

>小沢グループの山田正彦元農相は終了後、「ありえないやり方。採決では私は反対する」と明言。川内博史衆院議員も「誰一人一任とは思っていない」と語った。主流派の議員は「党分裂が近づいた感じがする」ともらした。

>合同会議に先立ち、前原氏は19日、自民党の茂木敏充政調会長に電話で「今日中にまとめる」との方針を告げていた。

>もともと小沢グループとは距離があり、会議終了後の会見では反対派について「絶対反対、もともとの議論の蒸し返しは非常に残念だ」と批判した。

>民主党の輿石東幹事長は19日夜、合同会議の結果について「20日の両院議員懇談会の開催を目指すが、延期するかもしれない」と述べるにとどめた。党分裂回避を優先する輿石氏にとって、党内対立の激化は最悪のシナリオだ。衆院(定数480、欠員1)のうち、民主党の勢力は289。造反が50人を超え、全員を除名処分にすると、党単独で過半数を維持できなくなる。

>一方、自民、公明両党からも民主党の混乱に懸念が広がった。自民党幹部は前原氏が議論を打ち切ったことについて「逆に民主党の反対派が反発して勢いづきかねない」と、21日の衆院採決に不安をもらした。

>公明党幹部も「手続きに瑕疵(かし)があるとして、今後の民主党内の手続きが円滑にいかなくなる」と懸念を示す。民主党内の対立が強まるなか、主要20カ国・地域(G20)首脳会議に出席していた野田首相は20日早朝、帰国する。
【毎日新聞/6月20日(水)0時51分配信】



いやはや、実に何とも。

毎日サンも、たまにはいい事を書く。

「一任宣言」


>前原氏は19日、自民党の茂木敏充政調会長に電話で「今日中にまとめる」との方針を告げていた。


自分達の身内は平気で裏切って、敵対する筈の野党と密通ている「政策審議会長」を頂く『民主党』。

かってわが国では、不義密通は二つに重ねて「四つに」叩き切る事が、常識と成っていた。


>会議終了後の会見では反対派について「絶対反対、もともとの議論の蒸し返しは非常に残念だ」と批判した。

盗人猛々しいとは、こ奴の事である。



参議院議員「有田芳生」氏のツイート。

@aritayoshifu
「消費増税修正合意案、民主は前原氏に一任 3党協議」http://goo.gl/ZIjNI 一任などしていない。昨夜の会議でも消費増税に賛成の意見は皆無だった。執行部に対する拍手(「空気」の賛意)も小さかった。賛否を決せば明らかに反対が多数。これは民意の反映。執行部は街を歩け!



衆議院議員「山崎真耶」氏の公式ツイート。

@YamazakiMaya
各テレビ局のニュース、一任と報じていますが、あれは一任ではありません!一方的な打ち切り、本人は逃げました!



衆議院議員「京野きみ子」氏のツイート。

@kyonokimiko
遺憾ながら、ここまで卑怯な振舞いをなさるとは、お釈迦様でもご存知あるまい。10時過ぎ、突然、打ち切りと政調会長一任を独り言のように言って、推進派の拍手のいとまもあらばこそ、所属議員の眼前から、からくり仕掛けの扉でもあるかのように、逃げ去った。席の後ろに隠し戸でもあったのか。呆然!



衆議院議員「斎藤やすのり」氏のツイート。

@saitoyasunori
前原政調会長が消費税議論を強制終了したのには理由がある。21日に採決するために今夜日付が変わるまでに国会に法案を上げなければいけないから。つまり、最初から今夜早いうちに決着するつもりだったということ(昨夜に結論出さず、今夜に延ばすことも織り込み済み)。これを世の中では茶番と言う。



衆議院議員「長尾たかし」氏のツイート。

@takashinagano
最悪でした。 「説得する」気持ちの微塵の欠片もないことはわかっていましたが、この局面で、その「本音」が、思いっきり前面に出てしまいました。 今、政調の役員会をやっているようですが、中間派も大きく揺れ動いています、私を含めて。



衆議院議員「三宅ゆき子」氏のツイート。

@miyake_yukiko35
冒頭、いきなり3党合意の文面は一言一句変えないと政調会長。それでは、会議の意味がないといきなり紛糾。なぜ、最初からケンカ腰なのか。反対派が反発、なんていうレベルではない。民主党(執行部)は終わった。

まだ多くの議員が手をあげていた中、突然の打ちきり。SPの数が異常に多いな、とは思っていた。政調会長を非常口から逃がすためだった。政調会長解任決議だ!との声。泣いている議員も。社会保障費の打出の小槌はないんだよ、の心ない言葉に厚生労働委員全員の反対は決まった。

またもや政調会長の突然の「一任」宣言でまたもや乱闘騒ぎ。仲間の議員が執行部側の議員に投げつけられる。議論の最中に突然終わる。了承は断じてしていない。



参議院議員「中村てつじ」氏のツイート。

@NakamuraTetsuji
私は「前原政調会長が合意形成のルールを決められるのだから全議員の投票をすべき」と提案。民主党は重要案件は国民投票で決められるようにと主張している政党なのだから、党を二分する議論が煮詰まったら多数決で決めるのは当たり前のこと。しかし前原会長は私の提案を受け入れなかった。


執行部側の議員が、反対派の議員を「投げつけた」とは。

絶句。


更には、こんな情報も…。


平野浩氏のツイート。

@h_hirano
どうやら小沢氏は21日の採決に造反、新党を立ち上げると思われる。名前は「新政党」。野田首相は谷垣氏にこう電話している。「造反者は46人止まり。除名するので、安心してください」。彼は党を売ったのだ。しかし、造反者はもっと増える可能性がある。民主党は次の選挙では惨敗必至だからだ。


>「除名するので安心して下さい」

内閣総理大臣にして、与党民主党代表が、野党党首に宛てた電話。

これ又、絶句。



衆議院議員「森ゆう子」氏のツイート。

@moriyukogiin
前原政調会長の突然の「一任された宣言」。そのまま党の女性職員などにガードされながら非常口から脱出。 野党時代に数々の強行採決を経験してきたが、今日の前原「一任された宣言」はそれよりも酷い。一任されたということを確認もせず、宣言しただけで逃げ出したのだから。


笑劇。


前々日に「意見の一致」を得られなかった「説明会」の終了時点で、こうなる事は「火を見るより明らか」に分っていた。


そして、ここまで「読める」筋書きに、その通りに運ぶなんて、可笑しいやら、情けないやら。


以前、民主党は「偽メール事件」で解党的危機に陥った。

その時の代表が「前原誠司」であり、事件を引き起こした裏方が「野田佳彦」であった。

その危機は、小沢一郎のお陰で救われたのだが。


今回、「野田」「前原」コンビで、民主党を完全に葬り去る結果を引き起こしてくれた。


日本国民は、『二度と再び』民主党を信用しないであろう。

この、おめでたいコンビの背後には、取り巻きの眷属共が、蠢いている。



野田/前原
仙谷/菅/枝野/安住/玄葉/小宮山洋子/藤井/古川/渡辺周/江田/手塚/藤村/長島/寺田/牧野/福山/石井一/生方/北澤俊/蓮舫/山井/長妻/鹿野/中山/岡田/細川・・・


たかだか30名程の「大悪党」共が、290名にも及ぶ「政権与党」民主党を乗っ取り、やっている事はと言えば。

『ヒトラー』と

『チャウセスク』と

『金正日』と

『ムガベ』と

『スターリン』と

『ポル・ポト』と

『アミン』と

『ロベスピエール』などなど

をひっくるめて「束にした」如き、『狂気』の暴政を敷いている。



民主党って、楽しい集団だなあ。

実に何とも。


眼が離せない。

「両院議員総会」を要求していらっしゃる「反対派」の議員諸氏が、どこまで体を張って、取り組める事やら。

こちらの方も、見所満載。


乞う「続編」。


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野田首相の決断を評価=他の原発再稼働も―財界・大飯原発/財界にのみ奉仕する日本政治【週末一口時評】

2012-06-16 15:45:44 | 政治と社会
【今週の人ごとでは無い】



※ギリシャ再総選挙を控えて、国民の声。(ル・モンド/6月16日16時28分(仏時間)配信)


     
     再選挙前日のアテネ


>「6月17日で、いろんな事が明らかになる」(匿名学生、17歳、アテネ)

>「自分は将来のあらゆる希望を失った」(エウルテルプス、在フランス)

>「ゴミ箱をあさっている人を見ない日は一日たりとて無い」(セドリック、39歳、アテネ)

>「各自それぞれ自分のやれる事をやって、何とか切り抜けて行くしかない」(マリア、55歳、在仏、管理職)

>「ヨーロ圏離脱は、皆に恐怖感を与える脅迫で、神話に過ぎない」(ディミトリウ、53歳、アテネ、経済アナリスト)

>「我々は、財政危機から経済危機へ、更に社会的危機を経験し、今や「人類の危機」にまで高まった」(アレクシウス、25歳、アテネ)

>「極右への投票は、純粋に抗議の行動だ」(ジャン・バプティスト、40歳、アテネ)

>「来る日曜日の結果が、我々に再び国家の尊厳を取り戻す事に成る事を望む」(レオニダス、32歳、アテネ)




※プーチン大統領、警察国家への回帰。


     
     モスクワでデモ隊を強制排除するロシア警察


2000年3月プーチンの大統領就任以後、6人のジャーナリストが暗殺された。
不法逮捕は日常と成った。




【今週の朗報】


※アウンサンスーチーさん、21年後に『ノーベル平和賞』を授賞(ル・モンド/6月16日15時05分(仏時間)配信)


     
     ノルウエー国王と握手する、アウンサンスーチーさん


「私は、慎重な楽観主義で戦って来ました。慎重なの訳は、未来を信じなかった為では無く、皆を盲信的に勇気づける事はやりたく無かったからです」




【今週の世界の疑問】


※リヒャルト・ワーグナーのコンサートが、イスラエルでドタキャン(ブログ・BOYSOTT By ル・モンド/6月14日12時53分(仏時間)配信)


     
     ワーグナー「パルシファル」の舞台


ワーグナーの作品の、ユダヤ人国家での最初と成る筈だったコンサートが、「ヒトラー思想の代弁者」との抗議を受けて直前で取りやめと成った。




【今週の国際的恥さらし】


※日本政府、新たな規制機関のないまま「原発再稼働」を決定(ル・モンド/6月16日07次6分(仏時間)配信)


     
     福島第一原発「2011年3月24日


金曜日、ノーベル賞作家大江健三郎氏の一行が、七百万人分の国民の反対署名を総理官邸に届け、金曜日と土曜日、数千名のデモ隊が首相官邸を取り囲んだにも拘らず、枝野官房長官は「様々な意見が有ろうと、政治家として全員が賛成している訳では無い事柄についても、決定する事も役割である」と語った。(ル・モンド/6月16日09時35分(仏時間)配信)




【一口時評】


◆野田首相の決断を評価=他の原発再稼働も―財界・大飯原発(時事通信/6月16日(土)20時2分配信)
◇財界にのみ奉仕する日本政治の面目躍如。


▶政府に利用された? 権限なき関西広域連合の“判断”(産經新聞/6月16日(土)23時7分配信)
▷元々「出来レース」

▶消費増税派議員、衆院選後結集を…自民・町村氏(讀賣新聞/6月16日(土)20時8分配信)
▷ほほおー、露骨に。選挙前に結集して立候補すれば?

▶一体改革譲歩で谷垣氏「借金残し成仏できない」(讀賣新聞/6月16日(土)19時32分配信)
▷自民党時代のツケを、次代の生活を破綻させる事で払います、って。大馬鹿やろう。

▶8月軸に国会延長=一体改革法案、成立期す―首相(時事通信/6月16日(土)19時21分配信)
▷談合で可決は決まったし、なんでそんな長く延長するんだ?「熟議を尽くしたアリバイ作る為でーす」

▶3党合意は“小沢切り”への号砲!小沢&鳩山出ていけばスッキリ(夕刊フジ/6月16日(土)16時56分配信)
▷出て行く方もスッキリ!

▶マイナリさん「闘いは続く」=再審無罪に意欲、支援者に感謝(時事通信/6月16日(土)23時42分配信)
▷日本の司法の崩壊は、深淵の闇。

▶国産小麦の生産・輸出を支援、戦略相が方針表明(讀賣新聞/6月16日(土)18時57分配信)
▷表明するのはかってだが、汚染農作物をかってくれる国が有るのかな。

▶政府が大飯原発再稼働を正式決定(産經新聞/6月16日(土)11時50分配信)
▷わーい(経団連)ワーイ(経産省)やったね(自民党)ムフフ(民主党)

▶大飯再稼働許すな/官邸1万人包囲(しんぶん赤旗/06月16日09時28分配信)
▷まともに報道したのは『赤旗』だけだった。日本のマスコミ終焉の日。

▶野田首相、大飯再稼働を決断(時事通信/6月16日(土)11時44分配信)
▷全知全能の豚、全責任を取るそうです。

▶大飯以外の再稼働「安全最優先」=岡田副総理(時事通信/6月16日(土)18時51分配信)
▷と言う事は「すぐにも」って事ですね。

▶「時期尚早」「安全確保を軽視」=大飯再稼働を批判―野党(時事通信/6月16日(土)18時51分配信)
▷共産社民、きづなや真民主ならイザ知らず、なんで石原伸晃が批判するのか、分る人居ますか?

▶石原幹事長「再稼働賛成だが、今回はおかしい」(讀賣新聞/6月16日(土)18時41分配信)
▷ああ、ポーズだったのね(爆)

▶小さな企業を応援=経産省会議が報告書(時事通信/6月16日(土)18時39分配信)
▷「食べて応援」「増税で応援」

▶「民主党分裂と衆院解散・総選挙」のすすめ(産經新聞/6月16日(土)18時25分配信)
▷異議無し! ただその前に「新聞テレビ」の解散・総再免許認可を希望。

▶最新鋭ステルス戦闘機、29日までに米側と契約(讀賣新聞/6月16日(土)17時59分配信)
▷出来上がっていませんが、請求書だけ先に来ちゃいました。しかも水増し。

▶修正案成立の可能性高い=岡田氏(時事通信/6月16日(土)17時37分配信)
▷談合だもん、当たり前。

▶民主公約は「撤回された」=自公幹部の発言相次ぐ(時事通信/6月16日(土)17時34分配信)
▷一番首の注進相次ぐ。

▶野田首相、記者会見せず=大飯再稼働を決断も(時事通信/6月16日(土)15時53分配信)
▷「8日の記者会見で充分だろう」と、のたまう。

▶自民・町村氏「慌てふためいてやるから信用できない」 大飯原発再稼働(産經新聞/6月16日(土)14時59分配信)
▷そりゃ、あいつらは自民党ほど悪事にまだなれて居りませんのです。

▶嘉田滋賀知事「監視体制の整備を」=大飯原発再稼働(時事通信/6月16日(土)12時30分配信)
▷またまた。お得意アリバイ作りと責任逃れの発言ですね。

▶枝野経産相「安全に遺漏なく万全期すよう指示」(讀賣新聞/6月16日(土)12時9分配信)
▷再起動決めてから、安全に配慮を指示しますから、安心です。

▶大飯3、4号機で安全対策完了は3年後(産經新聞/6月16日(土)20時45分配信)
▷ほほおおー。これで安全は完璧に確認された。

▶過度のストレスで奥歯に痛み!歯ぎしりが原因(夕刊フジ/6月16日(土)16時56分配信)
▷杜撰なストレステストで国民の心に痛み! 野田佳彦の独裁が原因。

▶野田“大飯原発”再稼働を決定!地元の同意に2カ月超(夕刊フジ/6月16日(土)16時56分配信)
▷2ヶ月の猿芝居。

▶オスプレイ配備「変更はない」…米、安全性強調(讀賣新聞/6月16日(土)12時9分配信)
▷原発再稼働「変更はない」…野田佳彦、安全性を強調。

▶首相不在時「クーデター起こるのでは」…自民議員(讀賣新聞/6月16日(土)11時53分配信)
▷そこまで肝の座った議員は見当たらない。

▶伊方3号機が次の焦点=原発再稼働、不透明要因も(時事通信/6月16日(土)11時47分配信)
▷不透明要素、イコール、粛々と安全と判断。

▶自民幹事長、早期解散重ねて要求、小沢氏との決別も(産經新聞/6月16日(土)11時44分配信)
▷一気呵成。

▶福井県知事が大飯原発再稼働に同意(産經新聞/6月16日(土)10時48分配信)
▷もっと早く同意したかったんだけどさ。世間体ってヤツがあってさ。

▶<大飯原発>福井知事の同意受け、政府が再稼働決定(毎日新聞/6月16日(土)10時46分配信)
▷いざと成ったら「西川が同意しただろ!」って言えるからね(^^)

▶関西圏の理解進まず 安堵なき福井知事(産經新聞/6月16日(土)23時4分配信)
▷「一人だけ責められるの嫌だよおー」と、ぐずっております。

▶枝野氏の“ぶれ”批判 福井知事「首相の決意」で同意(産經新聞/6月16日(土)20時52分配信)
▷「すべて総理が責任とるそうですから、うひひひ」

▶嘉田滋賀知事「福井知事、関西守る苦渋の決断」 原発再稼働(産經新聞/6月16日(土)17時48分配信)
▷おお、麗しの同志愛。

▶「ぎりぎりの理解」大飯再稼働決定受け嘉田知事(京都新聞/6月16日(土)23時29分配信)
▷要するに「賛成」って事です。

▶再稼働で地元に感謝=大飯原発、「限定」改めて主張―大阪市長(時事通信/6月16日(土)19時0分配信)
▷キターーーーーーーーッ! 今回最大の詐欺師登場。

▶再稼働決定「県民置き去りだ」 福井県内の反原発団体など批判(福井新分/6月16日(土)20時8分配信)
▷国民全体が置き去りにされてるんですけど。

▶関西経済界「他の原発も」「国の決断遅い」(産經新聞/6月16日(土)20時58分配信)
▷ゼニじゃ、ゼニじゃあ。ゼニ稼ぐ為なら人間の命なんざ関係あるけえ!

▶正式決定前に指示? =大飯再稼働、関電「早合点」―経産省も反省(時事通信/6月16日(土)17時0分配信)
▷フライングって言っても、決めてるんだから。

▶大飯再稼働決定:「非常に残念、全基廃炉を」福島知事(毎日新聞/06月16日21時58分配信)
▷大嘘つきぃー。

▶「普天間」迷走批判 防衛相「抑止力、民主政権で崩れた」(産經新聞/6月16日(土)7時55分配信)
▷おいおい、お前さん何党の閣僚だい? まだテレビ評論家気分で居るってかい?

▶<一体改革>公明党の一転合意 民自接近に置き去り恐れて(毎日新聞/6月16日(土)1時7分配信)
▷政権与党の味は蜜の味。

▶衆院選後に大連立も=公明代表(時事通信/6月15日(金)22時45分配信)
▷政権病。

▶野中氏「速やかに衆院採決を」(JNNニュース/6月16日(土)13時21分配信)
▷どいつもこいつも応援団。

▶セクハラ認定の仙谷 倫理委員会にかけたらどうだ(日刊ゲンダイ/6月13日 掲載)
▷強制収容所に送り込め!

▶「脱原発依存」の方針は変わらない~枝野氏(NNNニュース/06月16日14時04分)
▷世にも希なる「大嘘つき」め!

▶エジプト憲法裁が議会無効の判断、軍が立法権掌握を宣言 (CNN.co.jp /06月15日金09時58分配信)
▷ムスリムの台頭に民主化の後退を心配していた「ムバラクを倒した若者達」に取っては朗報か?


■野田政権のかすむ「脱原発依存」、国民議論の成熟化に課題(ロイター/6月16日(土)15時44分配信)

□「原発をなくしても構わないが、すぐに止めればものすごく痛みを伴う。なくしたら何が起きるのかの条件を全て提示して、これなら受け入れられるという議論を(2022年までの脱原発を決めた)ドイツはやってきた。ドイツ人ができることくらい、日本人もしろと言いたい」(東京大学生産技術研究所の荻本和彦・特任教授)

◇そんな理論で行動のとれる政治家は、残念ながら日本には居ない…。



◎両親の決断揺るがず 医師ら涙…6歳未満脳死(讀賣新聞/6月16日(土)11時37分配信)
◯こんなに偉い人も居ると思うと、日本人も捨てた物では無いのかと思う事が出来る。


◇<スーチー氏平和賞講演>支援者祝福、感慨深く(毎日新聞/6月16日(土)23時47分配信)
□<小沢一郎施政方針演説>支持者祝福、感慨深く(パリ虚構新聞/いつか、有る時)




【今週のモフモフ】



     
     小沢Gは敵だらけ。



     
     負けるもんか!



     
     来るなら来てみろ!



     
     絶対負けないからな!



     
     そーだ、そーだ。なめるなよー。



     
     『指名手配』極悪豚。ネコに化けている可能性あり。生死を問わず。



     
     私、オザニャンです。私につづけえー! 私をを信じろ!



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驕り昂る『ソドムとゴモラ』に神の雷が下された様に、自民党とその下請け政党民主党に罰は下せるのか!?

2012-06-15 22:47:32 | 政治と社会
人として、越えてはならない一線と言うものが有る筈だ。

特に、人の上に立つ者は、民の悲痛な叫びを無視して、民に仇なす行為を行ってはならない。

たとえ神は存在しなくても、邪悪な独裁者には、民草が神に変わって鉄槌を下す事も、歴史には見る事が出来る。

驕れるブタは、死ななければ治らない。



▶政府、大飯再稼働を決定へ=原発事故後で初、来月にも運転―知事同意受け・閣僚会合(時事/見出し/6月16日(土)5時5分配信)

▶一体改革3党が合意 首相、国会会期延長へ(産経/見出し/6月16日(土)2時26分配信)



この日、2012年6月15日、歴史は「動いた」のかも知れない。


長らく「沈黙の羊」の群れを続けて来た「日本国民」が、とうとう本格的に立ち上がった。

首相官邸前に1万1千人の人々が、各ラインでの呼びかけに応じて、馳せ参じた。

国鉄民営化に伴い『国労』と『鉄労』とが消滅して、日本国土から「大規模デモ」が消えて以来、五桁の集うデモ行為は始めてだったのでは無かろうか。

そしてこの日6月15日、政府民主党と野党自民党は、消費税増税を前提とした「修正協議」の合意のタイムリミットと、決められていた。

「先に結果有りき」の、自民党型政治の再来である。



以下、ツイッターのタイムラインから、転載させて頂く。


@snowcone_31: 官邸前デモに向かう道すがら、『原発要らない』リュックを背負ったおばあさんと。「戦争に負けてた時と同じ。負けてるのに続けようとして。どうかしてる」背中も曲がって歩くのも懸命。後ろ姿を忘れられない。

@kapponous:1万人を超えるとは正直思っていなかったので、うれしいんだけど、なんだか胸が騒いでしまい、官邸前を離れたあと、独りでぐるぐる歩いた。夜の永田町は閑散としていた。6月15日の国会議事堂をながめた。心もとないけど、前へ進んでいこうと思いました。

@mimoza0311: 首相官邸前ニュースをどこも報道しないことよりも11000人以上もの人が官邸前でそれぞれの思いをぶちまけてくれたことがとても嬉しかった☆ひょっとしたら市民革命も夢じゃないかも?そんな期待に胸が震える♬映像を中継してくれたIWJの岩上安身さん他皆さんに感謝☆ありがとうございました☆


以下は「IWJ 岩上安身」氏のツイート。

民主党「中間報告会」終了後の議員達の声。

>長妻昭議員「今日は報告会なので、私の理解では皆さまから社会保障分野から強い反発が上がったわけではない。党規約の話はあったが、混乱はなかった。質疑はしない方がとの声もあり、報告だけ」

> 川内博史議員「中間報告を聞いた。私は社会保障をやってから、経済にダメージがあると主張している。そこからさらに自公と談合することで後退する、おかしい。早く決裂すればいいと思う。今日は…」

川内議員「報告を聞いた。了承をいただく会議を開くと聞いた。私どもは両議員総会を開くべきと主張した。今日は、まとまってないから、終わりなのでは。まとまっていないという報告だった」

「合意文書では社会保障分野、明らかに後退する。そのような合意は民主党が自民党になったしまう。首相は自民党に入ったらどうかと、意見を求められたら言う。反対ではなく、民主党が…」

「消えた年金問題や後期高齢者医療制度はひどいと掲げて政権交代したことをやろうと。反対賛成ではなく、野田首相に考え方を改めてもらう。採決云々はまだまだ早い」

「長妻さんが途中で(ここで)了承を得るかもしれないと話が。しかし、報告会と次第にあるから、報告会にしてくれと言い、報告会として行われた。今日の報告はとても承服できるものではないと思っている」

民主党で決めたものと違うものになるのであれば、両院議員総会で多数決を取るのが筋だとかねてから主張してきた」

野田首相には政権交代の原点に戻って、シロアリ退治といっていた時の志に戻ってほしいと伝えたい」

>長妻議員「党内がまとまるには、時間がかかると思うが、率直な意見交換があれば、まとまっていくと思う」

>川内議員「折り合えないかもしれないというニュアンスの報告もあった。政権交代の原動力でもあった、最低保障年金、後期高齢者医療制度廃止が後退する。受け入れられないという議員が大勢になる」


>【消費税増税問題①】昨日(6月14日)18時より行われた消費税増税反対集会に、超党派議員152名が参加。鳩山由紀夫氏、亀井静香氏、田中康夫氏などが増税反対を訴え、会場内は熱気に包まれた。

>【消費税増税問題②】会場におさまりきらない300名を超える一般参加者も、外に設置されたスピーカーから流れる中の様子に、思い思い拍手と歓声を送った。

>【消費税増税問題④】その後、民主・自民・公明の3党合意に向けての修正協議が、夜を徹して行われ、6月15日22時現在、本日中に合意に至る見通しと報道されている。

>【消費税増税問題⑤】そんな中、本日(6月15日)18時より民主党本部で、民主党の全議員に向けて、修正協議の中間報告会が行われた。

>【消費税増税問題⑥】報告を行った修正協議の担当である長妻昭議員(一体改革調査会事務局長)は、修正協議がまとまったら、全議員から了承を得る会を開くと主張したが...

>【消費税増税問題⑦】川内博史議員らは、両院議員総会で全議員の参加で決するべきだと主張し、議論は平行線をたどった。

>【消費税増税問題⑧】報告会終了後、党本部外で行われた囲み取材で、長妻昭議員は「今後の進め方は、野田佳彦総理や前原誠司政調会長、城島光力国対委員長が考えていると思うのでそちらに聞いてほしい」と、執行部の強行判断をにおわせた。

>【消費税増税問題⑨】一方、川内博史議員は囲み取材で「報告はとても承服できるものではない。両院議員総会で多数決を取るのが筋だとかねてから主張している」と、いまだ党内がまとまっていないという認識を示した。

>【消費税増税問題⑩】結局、この報告会では、党の了承には至らなかった。本日中に3党合意が決着しても、21日までの衆院可決に至るには、民主党の了承を得る必要がある。

>【消費税増税問題⑪】しかし、国民や党内の増税反対の声が日増しに強まる中、今後の執行部による党の了承取り付けは、混乱が予想される。(了)



民主党政権内部の混乱ぶりが、見て取れるようである。

それにも増して酷いのが、マスコミの不正ぶりである。


@kikko_no_blog: 時の首相に直接文句を言うために官邸前に1万1000人も集まったというのに、どのテレビ局も新聞社もまったく報じないという異常さ。枝野が再稼働を正式に発表するというシナリオ

@h_ototake: マスコミの方々へ。高橋容疑者の逮捕は、たしかに視聴率が取れるのでしょう。部数が伸びるのでしょう。でも、それがいま本当に伝えるべきトップニュースでしょうか。いまなされようとしている政治的決断は、我々の生活に大きな影響を与えようとしています。報道の使命、いま一度考えてみてください。

@900dohc この国のマスメディアにジャーナリズムはない。一年以上、各地でこれだけデモや抗議行動が続き、今夜に至っては首相官邸前に1万1千人が集まった。こんなことは近代日本の歴史上なく革命の只中と言っても過言でない。それを一切報道しないメディアの役割とはなんだ?

@Rena_kurumi : News web24、番組で採用されたアカウントを検索するとツイート自体は存在するけど、 #nhk24 では引っ掛からない、怪しい。ヤラセか。“@TOHRU_HIRANO: NHK24のハッシュタグ。番組のテロップに紹介されてるような、ツイートが見あたらない”

chibimaru02: NHK、TBS、テレ朝、日テレほとんどのニュース番組を見たけれど、首相官邸前デモの報道は一切ありませんでした。高橋容疑者がいたからっぽの漫画喫茶生中継しているのに。報道ステーションまでも。よほどの圧力があるのでしょうか

@yukawareiko : 圧力ならまだ許せますが、情けないことに自主規制です

@yukawareiko : どうして報道しないのか。金融機関もスポンサーも、株主も喜ばないからでしょうね。

@69nokai: 報道が死んじゃった!

@ompfarm: オウム高橋逮捕と官邸前1万人抗議デモ、マスコミはオウムを報導バリケードにした。報道の自殺だ

@agencyboss : そうか、今日は60年安保で樺美智子さんが圧死された日だった。


政府と国会が「脳死状態」に落ち入って、マスコミは相も変わらずの「麻薬パティー」状態で弾け飛ぶ。

この国は、いよいよ『転換期』を通過中であろうか。



▶消費増税修正合意、党内基盤低下覚悟で首相が決断(ロイター/見出し)

「解散」か「退陣」か。野田政権の命運を左右する社会保障・税一体改革関連法案をめぐる民主・自民・公明3党による修正協議は、最低保障年金制度など民主党の主要政策の「事実上の棚上げ」で決着した。民主党内では、衆院採決・成立を優先して譲歩を重ねた野田執行部への不満が高まっている。


棚上げ。

つまり、捨て去る訳である。

民主党が、政権交代の推進力とした所の<神髄>の部分を。

いつまでも「民主党」を名乗っていればいいと言う者では無い。

党内で、蜂の巣を突ついた様な騒ぎになって反対議員が続出しているにも拘らず、「増税推進」政党同士の談合で『決着』だそうだ。


修正協議の合意内容には、消費増税反対を明言している小沢一郎元代表とそのグループに加え、中間派が猛反発。小沢元代表は「政権交代時に主張した施策をかなぐり捨ててでも、消費増税を実現しようという動きがある。それはわれわれ自身の自殺行為で国民に対する冒涜(ぼうとく)、背信行為だ」(14日グループの会合での発言)と語気を強める。



中間派とは、哲学を持たない風見鶏の事である。

洞が峠に立てこもり、最後の瞬間に「勝ち馬」に乗る為に、態度を明確にしない。

昨日の勝ち馬は、明日の負け馬。

中間派は、その度に乗り換えようとする。

小沢一郎の如く、最初から最後まで「旗幟鮮明」に反対を貫くエネルギーにすら、なかなか取り込まれないものなのである。


15日には、中間派の田中慶秋副代表が修正協議の報告・了承の場として両院議員総会か懇談会の開催を求める154人分の署名を輿石東幹事長に提出した。関係者によると、賛同者はさらに増えているという。鹿野道彦前農水相は「(党内手続きを)強行すると党が分裂する」と警告し、民主的手続きを求め、政調会長一任をけん制した。


「修正協議の報告・了承の場」と言う時点で、既に違っている。

<了承>が前提の、単に「執行部独走」では無かったという実績作りの場に、なりかねない事に考えが及んでいない。

しかも「両院議員総会」<か>「懇談会」である。

『懇談会』!


それでも、政治評論家は「民主党が分裂することはない」(岩井奉信・日大法学部教授)とみる。政治アナリストの伊藤惇夫氏も「採決で、自民党が賛成に回れば、否決される可能性はない」とし、民主党内の造反は「せいぜい30─40程度。(反対票を投じるというより)ほとんどが欠席だろう」とみている。


と言う見方が大半の様だ。

だからこそ、野田佳彦はそこまで強引にごり押しする姿勢を崩さない。

確かに、これまでの「中間派」の行動様式を見ていれば、自ずと結果は想像に難くは無いのだ。

小沢Gすら、一枚岩では無い。

いざとなったら、「勝ち馬」の読みを変えて、ふらふら彷徨う者達が、潜んでいるのも明らか。

それを読まれているからこその、「30-40名程度」と言われる所以である。


野田首相の強さは「党内基盤が崩れることを覚悟で、根性で、採決の道を貫いた」(日大・岩井氏)こと。周辺筋も、党内融和を優先した採決先送り論に「首相の採決の意思は固い。解散もいとわない」とけん制し、選挙基盤の弱い議員が多い反対派への無言の圧力にもなっているもよう。


野田佳彦の「強さ」と来た。

魂が無く、生き肝を抜かれたクグツが、強さも何も有った者では無いのに。

財務省に完全に洗脳され、自分こそが日本の「救国の祖」とでも信じ込んでしまった「愚かさ」こそが、野田佳彦の強さである。

魂の亡くなってしまったムクロには、党内融和もクソも有った物では無い。

大量のハッシッシを与えられて、敵側の要人を暗殺する為に送り出された暗殺教団「アガ・カーン」の信者の様な物である。


そして、その「怖いもの無し」のハチャメチャぶりが、中間派への圧力なのだろう。


政策論的には、持続可能な社会保障制度の構築と財政再建に向けた意志を貫き、「日本が(消費増税を)やると評価できる結果」(日大・岩井氏)で、求心力低下と引き換えに、国際的な評価は得られるという。


「国際的評価」!

呆れ返った言い草である。

日大法学部教授!?


一方、自民党は修正協議を通じて民主党を分断し、衆院解散に追い込むのが目的だった。協議の過程で、谷垣禎一総裁は民主党マニフェストの実現性の乏しさを「デマゴーグ」と批判し、看板政策の「事実上の棚上げ」合意で、民主党の分断を狙った。


売国奴集団の首魁が、詐欺師集団の事をして「デマゴーグ」と呼ぶ可笑しさ。

愚かさ徒背中合わせ。


造反規模が小規模にとどまれば、自民党の狙い通りとはならず、解散戦術の再検討を迫られることになるが、その場合でも自民党にメリットはあるという。

早期解散説に対しては、自民党内も一枚岩ではない。党の長老中心に「次の衆院選では自民党の勝利が見込まれ、急ぐ必要はない」(岩井氏)との考えがあり、消費税引き上げが争点化しない選挙のほうがやりやすいとの心理があった。最終盤では「解散と消費税法案を直結させれば、自民党が消費税引き上げの主犯とみられ、選挙への圧力になる」(伊藤氏)との判断も働いたもよう。


『次の総選挙では自民党の勝利が見込まれ…』

大笑い。

彼等は、何故「下野したか」が事ここに至ってすら、理解していないらしい。

救い様の無い「大馬鹿ぶり」は、民主党とドッコイドッコイである。

日本の国民は、65年以上続いて来た「自民党政治」なる物を、完全に拒否した結果が、09年の政権交代であったのだ。

単に「風」が吹いての結果だと、いまだに思っている。


谷垣総裁は15日夜のNHK番組で「これだけ大きな問題で公約と違うことをやれば、どこかで信を問わざるを得なくなる」と述べ、いずれ、民主党政権は解散に追い込まれるとの認識を示した。


「公約を破棄せよ!」

そう迫って来た自民党総裁。

その彼が、「公約違反」を口にする、不可思議さ。

もう、支離滅裂である。

相思相愛の関係だと言われる『野田佳彦』と『谷垣貞一』の行う猿楽もどきの田舎芝居。

有る時は「最初は強く当たって、その後は流れで…」

又有る時は『猫だまし』か『八双飛び』かの小手先の業の応酬で、まるで「ショッキリ相撲」そのものである。


こんな茶番は、見たくも無い!

戦後55年体勢に於ける、自民党対社会共産の国会劇場そのまんまの継続である。

それこそが、国民が3年前に拒否した物なのだ。


解散総選挙の時期については「年内が落としどころ」(伊藤氏)、「11月ごろには衆院解散・総選挙」(岩井氏)など、年内の可能性を指摘する声がある。
【ロイターニュース/6月16日(土)2時12分配信】



そんな悠長な話をしている場合なのか。

昨日今日の政府の「アナーキー」な迷走ぶりに、国民の怒りは沸騰点に達しようとしている。

さっさと自爆してもらいたい。



▶<一体改革>民自公が合意 消費増税法案は成立確実に(毎日/見出し)

>公明党も法案に賛成する方針に転じ、同日深夜に合意に達した。

>3党は週明けに各党内の了承手続きを取ったうえで党首会談を開いて正式合意する方向で調整。21日に会期末を迎える通常国会は1カ月以上延長され、消費税率を現行の5%から14年4月に8%、15年10月に10%に引き上げる消費増税法案は今国会で成立するのが確実となった。
【毎日新聞/6月15日(金)23時6分配信】


>消費税増税は確実となった。

マスコミが、歴史を作る。。。

天下の「毎日新聞」様が、ご宣託を下された訳である。



▶<一体改革>公明党の一転合意 民自接近に置き去り恐れて(毎日/見出し)

>党内には反対論も強かったが、民主、自民両党が修正協議で先行して合意で歩み寄ったため、置き去りを恐れて転換した。

>公明党は、法案を否決して早期の衆院解散・総選挙を実現する戦略を描いていたが、見直しを迫られることになった。

>「消費増税は支持者に説明がつかない。次期衆院選をどう戦うのか」「どうして合意を急がなければいけないのか」。15日夕、国会内で約40人が出席した同党の両院議員団会議では、慎重論が噴出した。

>最後は井上義久幹事長が「私の判断に任せてほしい」と引き取った。党中堅議員は「執行部は修正案に賛成するつもりだ」と語った。

>公明党は、法案を否決して野田佳彦首相を解散に追い込む戦略で、支持母体・創価学会も今月から選挙準備を本格化させた。そもそも同党の支持者は消費増税への抵抗感が強い。選挙協力を組む自民党に引きずられる形で8日からの修正協議に参加したが、社会保障の全体像明示を要求するなど、「公明党は反対するつもりでハードルを上げている」(自民党幹部)との見方も出ていた。

>公明党の方針転換の背景には、自民党と対応が分かれた場合、長年の選挙協力が崩れかねないとの恐れもあった。次期衆院選後に政界再編が起きることも見越して、「民・自主導で連立政権ができれば、公明党は外される」(幹部)との懸念も強い。公明党中堅議員は、「執行部は民・自両党が修正協議でここまで譲歩し合うことを見誤り、法案反対で走り過ぎた」と批判した。
【毎日新聞/6月16日(土)1時7分配信】


下町を地盤として、庶民の為の政治を標榜していた宗教政党が、自公連立政権に浸り切っている間に、すっかり「権力の甘い蜜」の味が忘れられなくなってしまったらしい。

池田センセーも、病の床でさぞかしお喜びの事であろう。

謹啓退いたり。


そして案の定…。



▶衆院選後に大連立も=公明代表(時事/見出し)

>公明党の山口那津男代表は15日夜のNHK番組で、次期衆院選後の民主、自民両党との大連立について「(選挙の)結果次第だが、やはり幅広い視野でいかなければならない。現実に責任を担える人たちとグループを形成していく」と述べ、可能性はあるとの認識を示した。 
【時事通信/6月15日(金)22時45分配信】


案の定。

見え透いた「シナリオ通り」の成り行きである。

我も我もの「政権」病。

自民は野党に座には、如何に努力しても座っていられない。

65年間の与党生活が、腹の底まで染み通っている。

公明も、二桁に及ぶ年月の「与党暮らし」が忘れられない。

民主党は、思いがけず手にした政権の味が、手放せなくて。


負け犬同士でも、皆でつるめば怖く無い。



▶<一体改革>3党合意 小沢元代表、側近と会談も発言なし(毎日/見出し)

>元代表ら増税反対派は法案の国会会期末までの衆院採決に向けて、自ら乗り出した首相の気迫に押されている。

>自民、公明両党が法案賛成に回れば、グループの数の力は意味を失い、少数派に転落する。自民党との連携にかじを切った首相には離党で揺さぶる「脅し」も効かない。グループ幹部の一人も「自分たちが多数を握り、党をグリップする展望がみえない」と漏らす。首相の「覚悟」を見誤ったことが、戦略の破綻につながった。

>グループ幹部の東祥三衆院議員は15日、記者団に修正合意について「民主党と自民党の談合で、政権政党になった根っこの部分を捨てることを意味する。(採決反対は)当然だ」と強調した。

>ただ、元代表は自らの政治資金規正法違反事件の裁判を抱え、新党構想も具体化しない。除籍(除名)されて離党しても展望はない。グループの中堅議員は15日夜、採決で反対する議員について「3党合意で可決は決まってしまった。目減りするのは事実だ。それぞれの人生がある」と敗北を宣言した。
【毎日新聞/6月16日(土)0時58分配信】


毎日新聞様は、一つ読み違えている。

三党合意使用が何が有ろうが、国民の意志は一つである、と言う事だ。

8割の国民が、「今国会で消費増税を決めるべきでは無い」と言っている。

そして、野田政権の支持率は「8%」(!)にまで下落。

そんな政権に、正統性は無い。

談合政治を、国民は3年前に拒否したのだ。


そして、3党合意の内容は、民主党内部で協議する事になっている筈だ。

そうですよね、輿石サン?


そうなれば、民主党内で「自民案丸のみ」の合意事項など、認められる訳が無い。

まともであれば。


まあ、現実的には「執行部一任」で幕引きになるのが落ちであろうが。


今や『自民党の下請け』組織と化してしまった「民主党」に、矜持も何もない。

落ちこぼれた政党「自民党」の下請け政党に、政治を奪われてしまったにh本国民の怒りの爆発は、これからが本番である。


野田佳彦に告ぐ。

「民主党」の看板を即座に下ろせ。

「自民党B」と看板を架け替えろ!



我が同胞諸君に訴える。


今こそ、立ち上がる時だ。

新聞を破り捨て、テレビの電源を引っこ抜き、通りに出よう。

官邸前へ。

東電本店前へ。

全国各電力会社本社前へ。

民主党本部前へ。

自民党本部前へ。

公明党本部前へ。

NHK本社前へ。

各新聞社の各本社、支社、販売店へ。


抗議の声をあげよう。

怒りのエネルギーをぶつけよう。


沈黙の羊はもういい。

怒れる子羊になる時が来た。

今日の、明日の、ひととき一時が、日本の国家の根底を変える転換期に当たっている。


彼等は、我々の国土の放射能汚染を止める気はない。

彼等は、我々の生活を破壊する気満々である。

彼等は、白蟻に屋台骨をくれてやろうとしている。

我々は、食い荒らされ、しゃぶり尽くされて、汚染させられたムクロだけが残って、打ち捨てられる瀬戸際に、立たされている。


声を荒げよう。

抗議を止めては行けない。

一人一人の声は小さくとも、百人が集い、千人が集井、それが数万人のウネリを呼ぶ事が出来るのだ。

フランスでは、高校生がデモをやり、文部省の制度改悪を取り下げさせた。

国民が主人である。

国民が声を上げれば、力となる。


霞ヶ関官僚機構の番頭である自民党と、そのまた丁稚に成り下がった「仙谷由人」に率いられる旧民主党の<蛮行>を、阻止しなければならない。

私たちの全員が、一人一人が、明日の日本に責任を負っている。


さあ、行動有るのみ!


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国民の最低限の生存権すら蔑ろにする日本の政治…。政府はもとより野党も一体どうなってしまったのか。

2012-06-13 20:32:10 | 政治と社会
「人間いろいろ」

かの、小泉純一郎が<薄ら笑い>を浮かべながら言い放った。



その通り。

人間は、十人十色である。

姿形も、考え方も。

そして何より、生活の実態も。


この、小泉純一郎なる鉄面皮が、極めて分り易く「アメリカの意向に会わせる為に」郵政民営化というたった一言で、総理大臣になった。

200兆円以上の郵貯と簡保の資金を自由にせんが為に、米国に由来する国債金融機関の、郵政株の買収を可能にする為に。

リーマン・ショックが訪れていなければ、今ごろ郵貯銀行の資本は彼等に奪われ、資産はすっかり抜き取られていた筈だった。

小泉純一郎と竹中平蔵は、未来永劫に安泰に暮らせるご褒美を受け取れる筈だったのだろう。


最後の瞬間に、「お天道様は見て」いた。


アメリカの住宅金融商品の破綻から始まった危機で、彼等米国ユダヤ資本は郵貯を吸収する事が出来なかった。

その間の、亀井静香率いる「旧日本新党」の、クドい位の「民営化法案の見直し」要求が、諸事の急速な流れを食い止める一助とも、なっていた。



しかし既知の通り、「競争原理」を国民生活の次元にまで導入した「小泉改悪」により、日本社会の基本構造は完璧なまでに崩れさってしまった。

生産基盤は海外へと流出し、ただでさえ雇用機会に減った中で、製造業への「派遣」解禁により、正規社員の割合は急速に縮小し、若者の雇用機会は大きく奪われて、年収200万円台の層が急速に拡大し、所謂「ワーキング・プアー」を大挙して産み出して来た。

わが国の「低所得層」の拡大の実体は、先の拙ブログを参照されたい。

『小宮山洋子厚労相、生活保護の引き下げを検討』野田総理の「身を切る改革」を閣僚が即実践!



日本は、若年層と熟年層、及び一人暮らしの女性に特に厳しい生活苦がついて回るような国に、成り果ててしまった。


生活の成り立たない人々を「怠け者」扱いして恥じぬ、とんでもない風潮が、政治と役所の中に蔓延し始めている。

公正な競争をする機会は奪われたまま、結果が全てで、負け組を量産する。

そして、生活の困難に喘ぐ人達から、行政が最低限の支えになる仕組みを、次々とはぎ取って行く事で満足している役人と政治家達が居る。

そこに、社会全体で支え合おうと言う「絆の心」はカケラも無い。

国民全員に被爆させる絆だけが、大手を振って一人歩きしているだけで。




▶<生活保護>減額、安全網に懸念 就労支援の効果見えぬまま(毎日/見出し)

>自民党から「削減」を迫られているうえ、消費増税を控え、「保護費の過剰支給」批判には敏感にならざるを得ないためだ。しかし、就労支援策の効果が見えない中での削減議論は「最後のセーフティーネット」の機能を損ないかねない。

>民主党政権は保護費の減額には慎重だった。昨年末の制度見直しの中間案は、月10万円の支給と無料の職業訓練を組み合わせた「求職者支援制度」の活用が軸だ。今秋に公表する見直し案も、受給者が働いて得た賃金を積み立て、保護から抜けた後に返還する「就労収入積立制度」が中心。それが、自民党の攻勢の前に保護費の減額も検討せざるを得なくなりつつある。

>自民党が「10%減」を主張するのは、都市部の単身高齢者の保護費(月約8万円)が国民年金の満額(月約6万5000円)を上回るためだ。厚生労働省は従来、「生活保護と年金は役割が違う」と説明し、格差を認めてきた。

>だが、小宮山洋子厚労相は12日の記者会見で「それでは国民の信頼と納得は得られない」と指摘し、保護費の引き下げも辞さない姿勢をにじませた。

>芸人の母親の受給問題を機に、小宮山氏は親族の扶養義務も厳格化する意向だ。とはいえ、保護脱却へ向けた就労支援は進んでいない。求職者支援制度の受講者も、昨年10月~今年3月で5万人にとどまる。

>受給者の急増は08年秋のリーマン・ショック後に「派遣切り」が社会問題化し、09年3月、厚労省が失業者らに生活保護費を支給するよう都道府県に通知を出したことがきっかけだ。それでも専門家の間では、受給要件を満たしている人のうち7~8割が保護費を受けていないとされる。

>生活保護問題対策全国会議事務局長の小久保哲郎弁護士は「問題は『最後のセーフティーネット』が行き渡らない人々が大勢いることだ」と指摘し、「政府は(受給の)権利の確立に力を尽くすべきだ」と訴える。
【毎日新聞/6月14日(木)1時50分配信】


「自助」の精神とか言うが。

働きたくても、働きたくても、職がない。

雇ってもらえない。


そんな中で、「求職者支援活動」などと、いかにも役人の考えそうな回答を与えられても、自社会では機能しないのだ。


求人側が、年齢で、性別で、制限する。

いかなる「資格」を取得しても、何を受講しようと、高齢者には求職の門は閉ざされる。

シングル・マザーと言うだけで、門前払い。

一部有名大学卒以外の若者は、大学を卒業してしまったら「途中入社」はまず認められない。


そえもこれも、企業側の姿勢である。

行政が、如何に正論を吐こうと、自助を促そうと、雇う側が閉め出す状況で、一体何が出来ようか。


そして、これがアメリカ好みの「競争原理」に則った『新自由主義』なる経済システムなのだ。

それを取り入れたのが小泉純一郎で、彼に権力を与えたのが、他ならぬ我々「国民」である。


さすがに国民も気がつき、政権を民主党に託した。

筈だった。

しかし、国民に拒否されたその「自民党」が、いまや民主党の息の根を止めようとしている。


悲願の増税を、自らは傷を負わずに民主党にやらせる事で、意気軒昂である。

何しろ野田佳彦が、政治生命を賭けて民意に反する増税を明言し、党の大半が反対している以上、自民党に縋るしかない事をしっかり見抜いた上で、徹底的に自分達の要求をのませようとしているのだから、堪らない。

野田佳彦は、全て言われるがままに、受け入れようとしている。

一旦悪魔に売り渡した魂は、もはや獣に喰われても何も感じなくなっているのだろう。



▶政権交代「消えた年金」から=小沢氏―鳩山氏、野田首相と会談も(時事/見出し)

>民主党の小沢一郎元代表は13日夜、都内で開かれた同党衆院議員のパーティーであいさつし、「政権交代の最初ののろしを上げたのは『消えた年金』問題についてわれわれが厳しく追及したのが始まりだった」と述べた。

>民主党が掲げた国民年金を含む年金一元化と最低保障年金に触れた上で、「肝心要の年金制度も忘れ去られ、捨て去られようとしている」と述べ、社会保障政策で自民党案の受け入れに動く野田政権の姿勢を批判した。

>これに関し、同党の鳩山由紀夫元首相は13日夜、都内で記者団に「自民党案を基本的にのむ形で結論が出るのであれば、何のために政権交代を果たしたのか」と強調。「執行部の中には党を壊したい勢力がある」との見方を示した上で、法案採決前に野田佳彦首相と会談し、党の結束維持を働き掛けたいとの考えを示した。 
【時事通信/6月13日(水)21時54分配信】



正しく、そこなのだ。

民主党が、2009年緒政権交代に向けて「風」を作り出せたのは、一体何だったのか。

その風がどのように吹いて、国民の支持が膨れ上がって行ったのか。

その結果として、民主党は政権の座につく事が出来た、


その基本を、野田佳彦はじめ、菅直人も、仙谷由人も、岡田克也も、前原誠司も、玄蕃も安住も小宮山洋子も生方も、藤井も藤村も、丸っきり無視してかかっている。

あたかも、自分達の才覚で政権を取ったかの如くに、思い上がって。



▶公約破り追及された岡田副総理 「次は投票するな」的回答する(ポストセブン/見出し)

>野田佳彦・首相は内閣改造で自民党の要求通りに問責2閣僚を更迭した。「4年間は消費税を上げない」というマニフェスト(政権公約)の遵守を主張する小沢一郎・元代表とは妥協しないと自民党にすり寄り、マニフェスト破りの増税に向けて突き進んでいる。

>同じく、岡田克也・副総理の詐欺師ぶりも許しがたい。鳩山内閣の外相、菅政権では幹事長、野田内閣では副総理と三代の政権を中枢で担いながら、幹事長時代には自民、公明両党と子ども手当や高速道路無料化を撤回する三党合意を結んで「マニフェスト破棄」への方針転換を主導した。

>岡田氏はマニフェストを発表した当時の幹事長だ。毎日議論して「魂のマニフェスト」をつくって、いざ実行となると指導力のなさで何もできず、最後は「あれは小沢がつくった」と責任転嫁とは情けない。

>「ぜひ読んで下さい。朝早くから、それぞれの問題について議員同士が毎日議論して、現場で苦労しているみなさんの話を聞きながら練り上げてきた政策の集大成です。役人がつくったものなんてひとつもありません。私たちの魂がこもったマニフェストなんです」

>「誰が見てもできないことを、いつまでもできるというのは、まさしく国民に対する不正直だと思います」

>「『けしからん』というなら、次の選挙でそういう投票行動をしてもらえばいい」
【週間ポストセブン/6月12日(火)7時6分配信】



このような思考方法で、野田佳彦政権は自民党に吸収合併される行動を止めようとしない。


野党に落とされた自民党は、政治資金は集まらず、市民の支持も急降下し、かっての影響力は面影も無く、しかも人材難で政権奪還すらおぼつかない「情けなさ」であった。

ほんの半年前まで、崩壊した県連の再建もままならず、このまま選挙になれば、候補者は擁立出来ず、選挙資金は無く、党としての存続すら危ぶまれる瀬戸際まで追い込まれていた。


そして、救世主「野田佳彦」の登場である。


民主党の方から膝を屈して、自民党の再建に尽くしてくれるのだ。

正に「棚からぼたもち」である。

これ見よがしに、無理難題を吹っかけ、民主党の離理念を完膚なきまで消し去り、自民党のやりたい事をやらせる腹づもりである。



▶民主、自民基本法の修正案提示=社会保障5法案は大筋合意―一体改革(時事/見出し)

>消費増税を柱とする一体改革関連法案の修正協議で、民主党は13日、自民党の社会保障制度改革基本法案を修正して共同提案するため「社会保障制度改革推進法案」を自民、公明両党に提示した。自民党案を事実上受け入れた内容だ。

>自民党の対応が焦点だが、同党幹部は「最低保障年金や後期高齢者医療制度廃止の取り下げが明確になっていない」とし、民主党にさらなる譲歩を迫る構えを示した。

>公明党も政府が2月に閣議決定した一体改革大綱の取り消しを求めている。

>自民党案を意識して「社会保障制度改革推進会議」を設置し、将来の年金・医療制度を検討することは認めたものの、同会議で結論を得る前に政党間で協議することを盛り込んだ。野田佳彦首相は自民党の要求に大筋で応じることで、修正協議を決着させたい考えだ。

>政府提出の子ども・子育て法案に関し、「認定こども園を出発点に考える」と表明。幼稚園と保育所の機能を備えた総合こども園の見送りが決まった。

>低所得者への年金加算では、民主党は政府案の定額加算ではなく、公明党が主張する定率制を軸に検討する考えだが、自民党が難色を示しており、14日も分科会を開いて協議を続ける。
【時事通信/6月14日(木)0時57分配信】



情けない事甚だしい。

これが、国民に付託された与党の自覚の無い、無能な政治家が権力の座についた結果である。


国民の、生命財産の保全を為さねばならぬ筈の「政府」と「国会」が、国民にとって最後の切り札の「社会保障制度」を、あっさりと切り捨てようとしている。

国民生活を脅かす、国民に取っての不利益を、強行使用としている。

国民の「血の滲む様な」反対の声もものともせづ。



母国アメリカで使用が制限されている、危険な垂直離着陸機オスプレーの、普天間配備を、アメリカに「要請」する。

自衛隊レンジャー部隊の市街地訓練を、敢えて実行する。

一切「安全」が保障されていない<原発>の再稼働を、強引に決定する。

放射能汚染が明白な瓦礫を、敢えて全国にばらまく。

放射線が凝縮する事が分っているのに、敢えて「焼却」する。

原発40年廃炉の原則を、あっさりと捨て去る。


あまりにも民意に反した事ばかりを、一切の反対や批判に耳を貸す事無く、ひたすら実行するべく猪突猛進する。


一体全体、野田佳彦を始めとする「民主党内閣」と「執行部」は、どうなっているのだろうか。

インヴェーダーに体を乗っ取られてしまっているのでは無いかと、本気で考えてしまう程の狂気ぶりである。


そして、その国民無視の姿勢は、民主党だけでは無い所に、日本の救いの無さが明らかとなっている。



▶「廃炉40年」に見直し規定…民自公が修正合意(讀賣/見出し)

>民主、自民、公明3党は13日、政府の原子力規制関連法案の修正協議を行い、原子力発電所の運転を原則40年に制限して廃炉とする政府方針に関し、見直しの規定を置くことで合意した。

>3党は修正協議をほぼ終え、これを反映させた法案を議員立法で今国会に提出、成立させることを確認した。規制委は8月にも発足する見通しとなった。

>3党合意では、原発の運転期間について、原則40年、さらに最長20年の延長を認める政府案の規定を残した。

>40年を超えても運転は十分可能とする意見が多い自民党の意向で盛り込まれたもので、民主党政権が打ち出す「40年廃炉」は削除される可能性が出てきた。
【讀賣新聞/6月13日(水)17時49分配信】


全ては、利権の為である。

各党各政治家、夫々の利益代表で、その総元締が経団連。


設計図を霞ヶ関が引き、演出はマスコミで、出演が与野党合同部隊。

興行主が経団連。

その大元締めはアメリカ。


国土は放射能汚染が止む事無く、国民の健康は気がつかないゆっくりとした速度で蝕まれて行く。

その間にも、経済状態はますます酷くなる。

そこに、消費税の増税を恐慌して、首つりの足を引っ張る。



かくして、財務省は「悲願」の増税を勝ち取るのだ。


デフレ下でも、増税は期待出来ると詭弁を弄して。

10年後の増収確保だとか。

その間に、星の数程の市民が生活苦に落ち入り、何十万、いな何百万と言う中小企業が倒産する。

それでも、1000名の高級官僚が天下るシステムを維持し、拡大する為には「増税」は不可欠。

一般会計の数倍もの特別会計を自由に使って、キャリア官僚が老後の天国を確保する。

その為には、国民が餓えようと、死のうと構わない。

心が痛まないどどころか、そんな事など考えもしないで、高嗤い。


その官僚に生き肝を抜かれて、行きた屍と化した野田由人一党が、今日も明日も、ひたすら国を滅ぼす事にうつつを抜かして恥じる事も無い。


生活保護とは、自分の意志に反して生活の手段と糧とを得られない人達の為の、国家の義務としての保護制度である。

全国民は、その為に税金を払っている。

国民を護る発想の無い政治家どもに、命を預けた覚えは無いが、いつの間にかこんな情けない国に成り果ててしまった。



世も末だと、つくづく感じる。


コメント (4)
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「増税反対派は妥協せず」(玄葉)/「引き分けで増税」とぬかしおった!【終末一口時評】

2012-06-09 21:37:18 | 政治と社会
【一口時評】


●増税反対派は妥協せず=玄葉氏(時事通信/6月9日(土)17時31分配信)

◉「お互いに譲り合うべきは譲り合って、引き分けでまとめていくことが必要だ」「駄目だと言う人は一生言っている」

◯「引き分け」で増税だと!?



●首相「大飯再稼働すべきだ」 「原発停止 日本立ちゆかぬ」(産經新聞/6月9日(土)7時55分配信)

◉「国民生活を守るため再稼働すべきだというのが私の判断だ」

◯国民とは「経団連」の意味なり。




▶<国会事故調>「官邸介入で混乱」福島原発の初動対応批判(毎日新聞/6月9日(土)21時51分配信)
▷無能な人間を総理に頂くとこういう結果になる。

▶<野田首相>「1票の格差」早急に結論 連合会長と会談(毎日新聞/6月9日(土)21時37分配信)
▷連合系議員が議席失っても、どうせ「経団連別働隊」だから平気。彼ら同士で何とかするだろ。

▶<福島第1原発>避難者帰還、20年後も8%困難 政府試算(毎日新聞/6月9日(土)21時23分配信)
▷肝心の核燃料は溶けて流れて、放射線はダダ洩れし続けていても、住民が死のうが健康を害しようが、「帰還」させる事で『復旧』。

▶避難継続住民、5年後も32%=11市町村の予測公表―政府(時事通信/6月9日(土)20時31分配信)
▷放射能ダダ漏れですから。

▶鳩山氏「張本人だから」と消費増税に造反示唆(讀賣新聞/6月9日(土)21時17分配信)
▷脱力感。

▶<震災がれき>「健康など影響ない」北九州市が地元説明会(毎日新聞/6月9日(土)20時58分配信)
▷飲んでも平気。ましてや焼却による濃縮なんて意味無し、なんですとサ。

▶<民主党>最低保障年金棚上げ 「国民会議」で議論へ(毎日新聞/6月9日(土)20時52分配信)
▷増税さえしちまえばこっちのもんだゼ。切り離した以上、社会保障の協議なんざ即頓挫。

▶<防衛政務官>オスプレイ伝達へ 岩国市長らと11日会談(毎日新聞/6月9日(土)20時39分配信)
▷国民が拒否する事を率先してやる野田政権。いっそ「辺野古大歓迎」「オスプレイ積極誘致」「原発全部早期再稼働」「消費税断固増税」を言い立てれば、やんなくなるんじゃネーのか、もしかして?

▶ひとごとのように言うのは…岡田氏が小沢氏批判(讀賣新聞/6月9日(土)19時57分配信)
▷つい先だってまで「党員資格停止」されてましたから、岡田克也に。「消費増税」なんて、人ごとでしょ。

▶大飯再稼働に反対=民主・鳩山氏(時事通信/6月9日(土)19時55分配信)
▷脱力感。

▶鳩山氏、大飯再稼働「待った方がいいのでは」(読売新聞/ 6月9日(土)19時54分配信)
▷「慎重に」にサインはしたんでしたよね、確か。

▶<民主党>宮城2区、今野参院議員が出馬へ(毎日新聞/6月9日(土)19時37分配信)
▷斎藤よしのりさん相手に、「民主党公認」で勝てるとでも思ってるんだろうか!?

▶<震災がれき>日本環境学会、中止声明案の議題化見送り(毎日新聞/6月9日(土)19時27分配信)
▷日本環境学会「経団連支部」+官房機密費

▶原発再稼働を批判=民主・小沢氏(時事通信/6月9日(土)18時42分配信)
▷当たり前の人間なら、だれでも批判します。

▶「国民会議」柔軟に対応=民主、主要公約は撤回せず―修正協議(時事通信/6月9日(土)17時22分配信)
▷へええー? 撤回してない「主要公約」なんて物が残ってるとでも!?

▶一体改革、早期合意に期待=岡田副総理(時事通信/6月9日(土)15時32分配信)
▷おーかだが、きーたいーするうー♪。

▶大飯再稼働「前進が必要」=岡田副総理(時事通信/6月9日(土)15時30分配信)
▷おーかだあが、ねーごというー♪

▶大飯再稼働「最悪の判断」=志位共産委員長(時事通信/6月9日(土)15時25分配信)
▷批判するだけ野党。官邸前で抗議行動でもしてみたら?

▶森本防衛相、早くも試練=オスプレイ発言に沖縄反発(時事通信/6月9日(土)15時21分配信)
▷超米国寄りタカ派の電波芸者が言えば、なおさらの事です。

▶<自民党>党首会談、15日前後を検討(毎日新聞/6月9日(土)15時1分配信)
▷「しゃんしゃんしゃん」で増税するつもりだな。昭和の時代じゃ有るまいし。

▶大飯原発、9月に稼働停止を=大阪府・市会議が緊急声明(時事通信/6月9日(土)12時2分配信)
▷本気でそんな事が聞き届けられるとでも? スタンドプレー?

▶大飯再稼動を表明、「夏限定」は否定…首相会見(讀賣新聞/6月8日(金)18時15分配信)
▷ね!?

▶長妻氏、最低保障年金など「棚上げ」容認を示唆(讀賣新聞/6月9日(土)11時48分配信)
▷相も変わらず「長妻」る。

▶「増税ムラ」に異端者 年金・医療先送りなら反旗も 長妻氏、修正協議参加(産經新聞/6月9日(土)7時55分配信)
▷3時間46分後には長妻りました(^^)

▶オスプレイ、岩国で試験飛行=普天間配備前に―日米両政府(時事通信/6月9日(土)10時50分配信)
▷そのまま岩国に居ればよろし。

▶国はコスト削減強制を=東電値上げ2回目公聴会―経産省(時事通信/6月9日(土)9時57分配信)
▷規定回数の「公聴会」やって、アリバイ終了。

▶「増税の前に…」小沢系研究会がのぼり旗(讀賣新聞/6月9日(土)8時18分配信)
▷最早「むしろ旗」こそ相応しい。

▶政府、丹羽大使処分せず(産經新聞/6月9日(土)7時55分配信)
▷身内を処分する哲学は有りません。

▶元書記官問題 中国に謝罪させるべきだ(産經新聞/6月9日(土)7時55分配信)
▷そんな事、誰が出来るの? あの「永田町」と「霞ヶ関」で。

▶森本敏・防衛相 北の脅威、深刻な状況続く(産經新聞/6月9日(土)7時55分配信)
▷この男、いまだにテレビで喋ってるつもりらしい。

▶「東電、全面撤退の意図なし」 割れる証言、どう評価(産經新聞/6月9日(土)7時55分配信)
▷東電がないと言ってるからなかった」=「関電が安全と言うから再稼働」

▶「退避と撤退はニュアンス違う」事故調委員長(讀賣新聞/6月8日(金)20時1分配信)
▷注射が効いて来たゾ。

▶<北沢元防衛相>原発事故対処 著書で菅氏の指導力評価(毎日新聞/6月8日(金)20時0分配信)
▷さすがは「殺小沢」の急先鋒。

▶大飯原発の再稼働 最短7月24日 準備に6週間…4日前倒し(産經新聞/6月9日(土)7時55分配信)
▷GOサインが出たら、何時でも稼働出来る準備はこっそりしてると思うけどねえ。

▶大飯再稼働の意向表明=「国民生活に必要」、来週にも決定―野田首相(6月8日(金)18時20分配信)
▷「国民」=「原子力マフィア」

▶石原知事 「新党を陣頭指揮」 衆院選前の進退言及(産經新聞/6月9日(土)7時55分配信)
▷あ・ほ・ら・し。

▶大飯原発、供給予備率「ゼロ」 再稼働でも計画停電準備(6月9日(土)7時55分配信)
▷ほぉーお。隠しちゃったけど、関電は当初「大飯原発」と待ったままでも電力供給量に不足はない、と発表してたよねえー。

▶<大飯再稼働>「福島」検証待たず判断 安全対策は途上(毎日新聞/6月9日(土)1時19分配信)
▷安全対策は「今後こういう風にやりたい」という空手形。

▶<橋下市長>都構想法案成立なら、「維新国政進出必要ない」(毎日新聞/6月9日(土)1時8分配信)
▷あはっ! 橋下った。

▶<大飯再稼働>「福島の教訓どこへ」避難住民、怒りと落胆(毎日新聞/6月9日(土)0時19分配信)
▷教訓など「薬にしたくとも」どこにも有りません。

▶<一体改革>修正合意後の民主内了承は全議員参加で(毎日新聞/6月9日(土)0時8分配信)
▷そして最後は「執行部一任」で強制終了。

▶「安全軽視」と首相を批判=大飯再稼働で―泉田新潟知事(時事通信/6月8日(金)23時54分配信)
▷言ってる事は正しい。後は「柏崎再稼働」になって最後まで貫けるかどうか。

▶都職員の尖閣視察中止「同行団体の政治色強い」(讀賣新聞/6月8日(金)23時41分配信)
▷この問題に関して、慎太郎が一番政治色が強いんですけど。

▶衆院選前に知事辞任も 石原都知事(産經新聞/6月8日(金)23時40分配信)
▷今すぐにも辞めて欲しいんですけど。出来たら人間も。

▶<野田首相>最低保障年金の議論切り分けを(毎日新聞/6月8日(金)23時9分配信)
▷おひょひょ。「切り分け」!? 

▶オスプレイ「機体に問題なし」米軍調査、防衛省発表(産經新聞/6月8日(金)23時3分配信)
▷原発「安全性に問題なし」経産省調査、野田佳彦発表。

▶オスプレイ「機体に不具合なし」=墜落事故で米軍調査結果(時事通信/6月8日(金)9時58分配信)
▷アメリカが、米軍が、自分から「不具合が有った」なんて言う訳無いでしょ(苦笑)

▶松原拉致担当相、キング人権担当特使と協力確認(産經新聞/6月8日(金)23時1分配信)
▷いつも変わらず外国頼み。

▶再稼働、「限定的」が必然=大阪市長―京都・滋賀知事も不満(時事通信/6月8日(金)22時53分配信)
▷またまた橋下った橋下が何言ってもリアリティー無し。

▶「暫定」認めよ=大飯再稼働で野田首相に―橋下大阪市長(時事通信/6月8日(金)11時23分配信)
▷今度は、どんなオファーを待ってるのかなあー?

▶<大飯再稼働>福井知事「首相の思い、重く受け止め」(毎日新聞/6月8日(金)22時51分配信)
▷ほら、ほら。最初からそういうだろうと思ってましたよーん。

▶再稼働の判断粛々と…おおい町長、首相会見評価(讀賣新聞/6月8日(金)19時7分配信)
▷よかったねえ。

▶橋下氏「停電リスクに怖気づいた」と再稼働容認(6月8日(金)21時34分配信)
▷己のいい加減な実体に怖じ気づけ!

▶石原知事「腐った政治ひっくり返す、命張る」(讀賣新聞/6月8日(金)21時32分配信)
▷腐った人間に「腐った政治」と言われてもねえー。命は先が長くないから良いんだけどね。

▶歳入庁、18年にも創設…政府素案(讀賣新聞/6月8日(金)18時10分配信)
▷どうせその頃政権持ってないからねえ。

▶人材育成分野で支援=日・コソボ首脳会談(時事通信/6月8日(金)16時49分配信)
▷セルビアの強大な圧力にもめげず「独立」を宣言した、コソボの方々に「指導者」の人材育成を支援してもらったら?

▶街角景気、2カ月連続で悪化=5月はGW後に売り上げ減(時事通信/6月8日(金)16時8分配信)
▷ぞーぜーデス!

▶若年層の自殺対策強化=政府(時事通信/6月8日(金)12時18分配信)
▷1000名の高級官僚と、500社の経団連から、軸足を国民に移せば解決します。出来っこないでしょ。

▶<原発依存>政府、3案を選択肢に 「市場一任」外す(毎日新聞/6月8日(金)12時17分配信)
▷2030年まではフル稼働!

▶政府、8月にも新たなエネルギー政策を取りまとめへ(産經新聞/6月8日(金)12時9分配信)
▷取って付けた様なアリバイ作り。

▶修正協議「大きな前進」=安住財務相(時事通信/6月8日(金)11時23分配信)
▷民自合体、増税一直線。

▶がん対策基本計画を決定=喫煙率下げ、小児がん病院整備も―政府(時事通信/6月8日(金)10時47分配信)
▷野田佳彦が癌。仙谷由人が癌。岡田克也が癌。前原誠司が癌。枝野幸男が癌。オリ民が癌。政経塾が癌。

▶17公共事業が中止・休止=11年度政策評価―総務省(時事通信/6月8日(金)9時38分配信)
▷10年以上立っても完了していない事業720のうちの17だってさ(大笑い)後の703事業には毎年毎年予算が組まれて、どっかに消えてる訳であります。

▶昨年5月、自殺者2割増=震災後の社会不安遠因か―政府白書(時事通信/6月8日(金)9時33分配信)
▷その罪「万死に値する」とよく言うが、菅直人が一万回死のうが何の価値もない。




【今週のファッションショー】




※「最初に登場致しますのは、世界中のどこの歴史でも「高貴なカラー」と言われて参りました『紫』のタフタの、タイトなロングドレスに、赤の羽飾りを贅沢にあしらいました、大変ゴージャスな「パーティー・ドレス」でございます。」


     




※「次に登場致しますのは、今年の流行の「パステル・カラー」で多く使われて居ります、中間色系オレンジの水玉をあしらった、ホワイトの生地がとても夏らしい、軽快なタウン・ウエアーでございます。」


     




※「三番手に登場致しますのは、これ又紫のグラデュエーションを上品に加えて、一本のホワイトのラインがくっきり中央に通す事で、引き締まった感覚を演出した、スポーティー感溢れるカジュアル・ウエアーでございます。やや濃いめの同じ紫のお帽子と組み合わせる事で、上品さを際立たせたラインが出来上がりました。」


     




※「次は、大人の成熟した女性の魅力を充分引き立て、且つ悪女風のアクセントも加える事で、注目を集める事間違い無しの、カクテル・ドレスでございます。大人の黒と、遊び心溢れる淡い草色のパイズリーが妖艶な雰囲気を発散して居り、同系色のお花の「背中飾り」が、遊び心を引き立てている作品です。」


     




※「最後の二点はウエディング・ドレスでございます。
先ず一点目は、滑らかな光沢を持った、透明感の有るシルクのオフ・ホワイトが、落ち着きと上品さ」とを醸し出し、その中にも清楚な美しさを際立たせる事に成功している作品でございます。」


     




※「最後のトリとなります作品は、完全なる純白で永遠の穢れなさを象徴し、多めにあしらったフリンジが高級感をそそります。純潔性の際立った表現が、きっと参列者全員の心をとらえて離さない事でありましょう。」


     



※「本日のご来場、誠にありがとうございました。」


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はたして「潮目」は変わったのか。あちこちで、慌ただしい動きは起こってはいるが…。

2012-06-06 23:23:15 | 政治と社会
三宅ゆき子議員のツイートである。

@miyake_yukiko35
正直、週をはさんで、一気に潮目が変わった・・・と感じる。まず朝の部門会議が普通でなかった。かなり思い切った発言に踏み込んだ議員が多くいた。勘忍袋の尾が切れた、いうかんじ。この間、座長として自分の掲げていた旗を下ろすというつらい仕事をさせられてきた長妻さんは、今後どうするのか。
2012.06.06.22.08




自民党が、反対を続けていた「増税と社会保障先送りの一体改悪」法案の修正協議入りに、賛成した。


それまで、「採決日時の明示」を求める自民党は、それに明確な言質を与えない輿石東幹事長の対応に反発して、修正協議入りを拒んでいた。



▶首相の決意、潰す輿石氏 増税採決確約を拒否 自公反発、内閣改造台無し(産經/見出し)

>輿石氏は5日に行われた民主、自民、公明3党の幹事長会談で、21日までの採決確約を拒否したため、自公両党は反発した。首相は一気に打開を図りたい考えだったが、民主党幹部が会期内の採決に否定的な考えを表明したことで自公両党が態度を硬化させるのは確実。首相は内閣改造をしたにもかかわらず視界不良の状態に変わりはない。

>石原伸晃自民党幹事長「首相は21日までの衆院採決といっている。そこまでに採決するなら修正協議に応じる」

>輿石氏「修正協議で与野党合意することが採決の前提だ。今から日にちは決められない」

>輿石氏が首相の指示を無視してまで強気を貫けるのは、民主党内に修正協議への強い異論があるからにほかならない。自民党が求める最低保障年金制度や後期高齢者医療制度廃止の撤回は、民主党マニフェスト(政権公約)の撤回に直結するため拒否反応が強い。

>輿石氏は「消費税増税部分だけ取り出して成立させ、残りは自民党の『社会保障制度改革国民会議』で議論するというのでは、党内の賛成派も反対派に回る」とも言ってのけ、自民党が修正協議の「救命ボート」として提唱した「国民会議」の存在も認めようとしなかった。
【産經新聞/6月6日(水)7時55分配信】



そもそも、自民党の態度が「奇々怪々」である。

曰く。

『小沢を切るなら増税案に応じる』

『採決日時を明示すれば、修正協議に応じる』



つまり、自民党は「増税案」に賛成したくてたまらない訳である。

同じく「政治生命」とやらをかけて成立させたがっている野田佳彦に、なるべく高く売りつけようとしているに過ぎない。

『お見合いの席で結婚式の日取りは決めない。お付き合いして、結納してから、結婚式の日取りと行く筈』(輿石東)

この発言は、極めて正鵠を射ている。

自民党の焦りが、余りにも「みえみえ」の無茶ぶりで、逆に輿石に余裕すら与えていた。

何しろ、民主党内では「増税反対」の意見が、多数を占めている。

それに、事は増税だけでは無い。

「自民党が求める最低保障年金制度や後期高齢者医療制度廃止の撤回は、民主党マニフェスト(政権公約)の撤回に直結するため拒否反応が強い」



この輿石戦術に歯噛みしているのは、野田佳彦と石原伸晃ただ二人なのだから。


「輿石氏は5日に行われた民主、自民、公明3党の幹事長会談で、21日までの採決確約を拒否したため、自公両党は反発した。首相は一気に打開を図りたい考えだったが、民主党幹部が会期内の採決に否定的な考えを表明したことで自公両党が態度を硬化させるのは確実。」


これから話し合おうと言う法案に、野党の側から「採決確約」を求めるという、本末転倒な事態に至っている。


権力におもねる事に、会社の存在を託している『産經新聞』としては、輿石の態度を敵視して、野田佳彦の応援に必死である。


>消費税増税関連法案を今国会会期末(21日)までに衆院採決するという野田佳彦首相の決意は、民主党の輿石東(こしいし・あずま)幹事長に届いていないようだ。

>首相は改造で心機一転出直そうとしているが、そこに立ちはだかる輿石氏の壁はあまりにも高い。
(同記事)


この二行で、産經新聞がどちらの方に顔を向けているのか、一目瞭然である。


そして、急転直下。


▶<消費増税法案>自民党 民主党との修正協議に応じる方針(毎日/6月6日(水)22時15分配信)

>消費増税を柱とする税と社会保障の一体改革関連法案を巡り、自民党は6日、民主党との修正協議に応じる方針を固めた。

>国会内で同日開かれた民主、自民、公明の3党幹事長会談で、民主党の輿石東幹事長が15日までの修正合意を目指す日程を提示した。これを受け自民党は7日に修正協議入りを正式決定する。公明党は応じる構えを見せていない。

>6日の会談では、自民党の石原伸晃幹事長が「野田佳彦首相は『21日の会期末までの採決が政府・与党の務めだ』と言っている。首相の思いと一致しているのか」とただし、輿石氏が「15日までに修正合意したいという首相の思いは自分と一致している」と答えた。

>消費増税法案を審議する衆院特別委員会は6日、採決の前提となる中央公聴会を12、13日に開くことを議決し、14日以降に採決できる環境も整った。
【毎日新聞/6月6日(水)22時15分配信】



国民は、国会審議と言う物は、与野党で議論を尽くして、それ以上に疑問点がない所まで審議して後、採決する物だと思い込んでいる。

とんでもない。

採決日時を与野党「国対」で決める。

逆算して「公聴会」「委員会審議」「委員会採決」「本会議採決」と時間割を割り振るだけ。

何の事はない。

上程する時点で、結果は決まっている訳だ。

アホラし。



▶自民・谷垣総裁、修正協議入りを指示(産經/見出し)

>自民党の谷垣禎一総裁は6日夕、消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案をめぐる民主党との修正協議について幹部を集め、「協議に入る準備に入ってほしい」と指示した。
【産經新聞/6月6日(水)18時24分配信】



さあ、時は来た。

6月21日に、何かが起きるのか。

それにしても、本日の主役は「言うだけ番長」前原誠司であった。



▶<民主党>前原政調会長 小沢グループを激しく批判(毎日/見出し)

>民主党の前原誠司政調会長は6日のBS朝日の番組で「政務三役をやった小沢グループの方々が『民主党は何もできなかった』と言うのは天につばする話だ。『何もできませんでした』『無能でした』と言うようなものだ。極めて不愉快だ」と述べ、消費増税に反対する小沢一郎元代表を支持するグループの議員を激しく批判した。
【毎日新聞/6月6日(水)21時14分配信】



唖然とする。

一体全体「どの口が」こんな事を言えるのだろう。

失笑する以前に、唖然とするしか無い。


政務三役をやった小沢グループの方々?

消費増税に反対多数で揉めに揉めた「党内審議会」で、強引に討議を打ち切って「自分に一任」したのは、どこの誰だ?

反対多数の意見を封殺してまで、マニフェストを破り捨てたのは、どこの誰だ?

その他にも、TPP然り、原発再稼働しかり。

政務三役が、何か出来る条件に有ったのか?

野田佳彦が、独断と偏見とで、強引に独裁的に勝手に「決めてしまった」のでは無いのか?

幾ら「言うだけ」のおバカさんといえども、言って良い事と悪い事とがある。

いい大人なのだろうから、事の善悪くらいは理解しなければいけない。


と、罵っても、何もならない。

この「政調会長」殿は、どうやら焦り繰るっておいでの様だ。

野田の次を、岡田克也と争うつもりで居るこの「オッチョコチョイ」の政調会長は、『次』が無さそうなのに気がついたらしい。



▶ダブル選ならマグマ爆発、民主は壊滅…前原氏(讀賣/見出し)

>民主党の前原政調会長は6日のBS朝日の番組で、次期衆院選の時期について、「ダブル選挙になったら、(有権者に)たまったマグマが爆発して大変なことになる。民主党は衆参ともに壊滅的になる」と述べ、来年夏の参院選との同日選挙は避けるべきだとの認識を示した。
【讀賣新聞/6月6日(水)22時45分配信】



時既に遅し。

いみじくも前原の言う通り、国民の内なるマグマは「煮えたぎって」いる。

一触即発なのだ。

いつ爆発してもおかしくない、「臨界状態」に達している。

そして、それは正に『前原誠司』に顕著に代表される、民主党を乗っ取った無能な連中のせいなのだ。


衆参同時選挙だろうが、単独で別々だろうが、民主党は再起出来ない。

国民は、そこまで馬鹿では無い。

政権交代を託したのは、国民である。

そして、裏切ったのが彼等なのだ。

再び投票してもらえるなどと、考える事自体がおこがましい限り。


そして、遂にオーナーまでが匙を投げる気になった。



▶<民主党>鳩山由紀夫元首相 離党の可能性を示唆(毎日/見出し)

>鳩山由紀夫元首相は6日のBS11の番組で「民主党を作った張本人として『民主党を割る』という話は口が裂けても、本来は言うべきことではない。ただ、民主党より国民の暮らしが大事だという立場からどう行動すべきか考えねばならない時を迎えている」と述べ、消費増税法案の採決を巡って離党することもあり得るとの考えを示唆した。

>鳩山氏は「自分自身を捨ててでも行動すべき時は行動しなければならない」とも発言。
【毎日新聞/6月6日(水)20時40分配信】



鳩さんは「行動」しない方が良い、などと茶化すのはさておく。

党のオーナーを自負するがために、最後の最後に詰め切れなくて、本質を外して来た鳩山由紀夫であるが、その彼が「自分の民主党」に拘らない姿勢を示した事は、極めて重要である。


方や、相変わらずの大たわけの発言も興味深い。



▶「マニフェストで勝ったわけではない!」開き直る岡田副総理(msn/見出し)

>岡田克也副総理は6日の衆院社会保障・税一体改革特別委員会で、政権交代を実現した平成21年衆院選について「マニフェスト(政権公約)というよりは、政権交代を望む国民の大きな流れで勝った」と述べた。

>消費税増税を含む一体改革関連法案の修正協議に向け、自民党が撤回を求めるマニフェスト施策にこだわらない姿勢を強調したかったようだが、民主党の「マニフェスト原理主義者」の感情をまたも逆なでしてしまった。

>「国民の多くは政権交代を一度行うべきだという思いの中で投票した」と述べ、マニフェストが政権交代の原動力となったとの見方を否定した。
【msn産経ニュース/6月6日 23時15分配信】



やってくれました。

この男はこの男で、相当焦っているらしい。

実家の豊富な資金力で、この男だけは選挙も安泰と言われて、強気と言うべきか、相変わらずのトンチンカンぶりは、前原誠司と対極を為す見事さと言って良いであろう。


極めつけは、これ。



▶焦る首相 ほくそ笑む小沢(msn/見出し)

>消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案をめぐる民主、自民両党の修正協議がようやく始まる見通しとなったが、会期末(21日)まで残り15日間で協議がまとまる保証はない。

>焦る野田佳彦首相を横目に民主党の小沢一郎元代表は衆院採決で法案を否決し、内閣総辞職を迫る構え。大飯原発再稼働をめぐっても民主党は分裂の様相を帯びており、首相の不安は尽きない。

>「会期末が迫っている。一日も早く修正協議に入るように努力してほしい」

>首相は6日午前、官邸で民主党の城島光力国対委員長にこう厳命した。輿石東幹事長にも電話した。5日夜に党幹部が「21日までに採決できるわけがない」と発言したことに強い危機感を抱いたようだ。

>この念押しが効いたのか、6日の民主、自民、公明3党幹事長会談で輿石氏は急に軟化。最後は自民党の石原伸晃幹事長らと握手を交わした。

>とはいえ、輿石氏がなお21日での閉会を狙っているとの疑念は消えない。参院民主党は参院議員会長選の選挙管理委員会を立ち上げた。輿石氏の参院議員会長の任期は今国会で切れるが、法案を衆院採決するならば会期延長は必然となり慌てる必要はないはずだ。

>修正協議で自民党が対案の丸のみを求めたりマニフェスト(政権公約)撤回を迫れば、民主党の亀裂はさらに広がる。

>さっそく民主党の前原誠司政調会長はBS番組で、最低保障年金制度について「白紙に戻せと言われれば戻せない」と修正協議での安易な妥協を牽制(けんせい)した。

>そんな中、小沢氏は、造反をためらっている若手議員との個別面談を始めた。

>「今採決すれば法案は否決され、内閣総辞職だ…」

>こうささやくと効果は抜群。ある議員は吹っ切れたように語った。「小沢さんの言葉に納得した。もう腹はくくった…」

>鳩山由紀夫元首相も足並みをそろえる。6日夜は都内の中国料理店で自らのグループの所属議員約20人と会食し、こう呼びかけた。

>「とにかく同じ心構えで行動しよう!」

>小沢氏は非小沢反増税の中間派勢力にも触手を伸ばし、面談の調整を急ぐ。6日夕、都内で開かれた小沢系のパーティーでは自信たっぷりにこう語った。

>「国民の心がどこにあり、何を望んでいるか。これを正確にすばやくとらえ行動に移す感覚が大事だ」
【msn産経ニュース/6月7日 00時20分配信 】


いやはや、面白い。

やはり「潮目」が変わったか。


それにしても、野田佳彦はどこまで言っても救われない。

遂に『上皇』にでもなったかの如きはしゃぎ様である。



▶安保判断「自らが関与」=野田首相(時事/見出し)

>野田佳彦首相は6日付の首相官邸ブログで、民間出身の森本敏防衛相起用に対し、シビリアンコントロール(文民統制)の観点から疑問視する声が出ていることについて、「安全保障は内閣全体の責任で取り組むべき仕事で、自衛隊の最高指揮官は内閣総理大臣の私だ。国民の安全に関わる重要な判断には当然、私が関与することになる」と記し、問題ないとの認識を示した。
【時事通信/6月6日(水)20時30分配信】



原発再開に関してかれは言い放った。

『私が判断します』
『私の責任で再稼働を決めさせて頂く』

彼は確かに「議院内閣制」での内閣総理大臣である。

しかし、一億二千万国民は、その生命財産を、安全と子孫の平和とを、丸々全て彼に託した訳では無い。

国民全員と国土全域の将来にかかる重大事を、彼一人の「気負い」で決められては、国民は浮かぶ瀬がない。


被曝国民の、全員の健康を、DNAレベルまで完全に修復する能力が備わって居るとでも自惚れているのか。

祖国の美しき山河を、放射性物質汚染から100%原状回復出来る、超能力でも備わっていると、自惚れているのか。


野田佳彦という、極小な存在に、国民と国家との安全と平和と将来とを、100%託した覚えはない。


その発想が、国防問題にも、顔をのぞかせた。

確かに「法制上」は、国防の最終責任者は「内閣総理大臣」である。

しかし、野田佳彦に「自衛隊の最高指揮官は内閣総理大臣の私だ。国民の安全に関わる重要な判断には当然、私が関与することになる」などと言われて、安心出来る国民がどこに居ると言うのか。


この、恐るべき最低の首相は、一刻も早く追い出すべきである。


その為の「潮目」が変わったのなら、有り難い事だが…。



何が起こるか、じっくりと注視させて頂くとしよう。



コメント (4)
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野田佳彦は『史上最低』の人間だ <内閣改造> 「国民目線に立った政治に『正心誠意』まい進!」

2012-06-04 21:15:22 | 政治と社会
 どの口から出た言葉だろう。


野田佳彦。

民主党代表にして、日本国内閣総理大臣。

軽薄。

無責任。

陰湿。

悪辣。

不届き千万で、ずる賢くて、嘘つきで、厚顔無恥。

未曾有の大悪人である。

こんな男が、わが国の命運を握って居る。

国民の、生命と財産と、平和と安全とを、牛耳っている。


『国民目線に立った政治に邁進』
『正心誠意』


こうして、書いているだけで恥ずかしい。

虫酸が走る。



▶<内閣改造>「国民目線に立った政治に『正心誠意』まい進」(毎日/見出し)

>最初に、「政権交代の意義を実感してもらえるよう、国民目線に立った政治の実現に『正心誠意』まい進する」ことを掲げた。消費増税に反対する民主党の小沢一郎元代表は政権交代の原点に戻るよう強調しており、配慮をにじませたようだ。
【毎日新聞/6月4日(月)23時16分配信】


>消費増税に反対する民主党の小沢一郎元代表は政権交代の原点に戻るよう強調しており、配慮をにじませたようだ。


アホらし。



▶「先送りできない課題を決断」=野田再改造内閣が基本方針(時事/見出し)

>野田再改造内閣は4日夜の初閣議で、消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革の実現を目指し、「先送りのできない課題に対し決断していくことを通じ、政治に対する国民の信頼確保を図る」との基本方針を決定した。
【時事通信/6月4日(月)23時11分配信】



増税!

先送りの出来ない課題…増税!

史上まれに見る「財務官僚操り人形」総理の頭の中は、『増税』の二文字しかないらしい。

ここまで、一人の政治家の頭を洗脳してしまう、日本の官僚の、恐ろしさ。

そして、大言壮語するこ大馬鹿総理には、自らを省みる精神は全く存在していない。

通常「恥ずかしげも無く」と言いたい所だが、この、ドジョウだか豚だか分らぬ総理大臣には、<恥の概念>はおろか、我が行いの不品行差に、気がつきもしない体たらくである。



▶デフレから早期脱却、一体改革に全力=野田改造内閣の基本方針(ロイター/見出し)

>政府は4日の改造内閣発足後の初閣議で、デフレからの早期脱却や消費増税を含む社会保障・税一体改革に全力を挙げることなどを含む、12の基本方針を決定した。

>内閣の最重要課題をと位置づけ、円高対策など国内産業の空洞化策や中長期的な経済成長、福島の復興・再生、行政刷新、日米同盟を機軸とした外交の深化なども盛り込んだ。
【ロイター/6月4日(月)22時14分配信】



小沢一郎に言われた事が、相当堪えたか。

急に、「デフレ脱却」などと言い始めた。

しかし。

「東日本大震災からの復旧・復興、原発事故との戦い、日本経済の再生」が<最重要課題>などと、今更声高に言い立てる事自体が、大きくずれていると言わざるを得ない。

>円高対策など国内産業の空洞化策や中長期的な経済成長、福島の復興・再生、行政刷新、

全く、教科書の棒読みの如き「当たり前」の事共を、いかにも自分から率先して考えついたかの如き口ぶりで、偉そうなご宣託である。


増税は、財務省の至上課題。

アメリカのご意向も無視出来ない。

と言う事でひねくり出した「隠し球」が、制服組の<超タカ派>防衛相の任命である。



▶首相「安全保障の第一人者」防衛相起用の森本氏(讀賣/見出し)

>森本敏・拓殖大教授の防衛相起用については、「安全保障に関する我が国の第一人者の一人だ。北朝鮮問題を含め、我が国を取り巻く安全保障環境が不透明となる中、我が国の平和と安全を守るために大いに力を発揮してもらえるものと確信している。情報発信にも万全を期してもらえると期待している」と語った。
【讀賣新聞/6月4日(月)13時51分配信】



日本国は、国土防衛も文民統制である。

その、象徴的存在が「防衛大臣」である。

それを、事も有ろうに。

自衛官上がりを<抜擢>してくれた。



▶<内閣改造>森本氏「文民統制、問題ない」(毎日/見出し)

>初めて民間から防衛相に就任した森本敏氏は「シビリアンコントロール(文民統制)の原則に立ち返れば何ら問題はない」との認識を示した。
【毎日新聞/6月4日(月)23時14分配信】



何でも有りの、野田佳彦ならそう言うであろう。

「シビリアン・コントロールをしっかりして欲しい」
「普天間問題を解決して欲しい」
「日米同盟の深化をしっかりやって欲しい」

以上が、野田佳彦からの<指示>だそうな。

「したがって、文民統制には問題ない」と。

それなら、現役の「統合参謀本部の幕僚長」でも、退官して「シビリアン・コントロールをしっかりやります」と言えば、防衛大臣になれる訳だ。



▶民主政権外交に批判的で自民寄り? テレビでおなじみ森本敏氏が防衛相就任(J-Cast/見出し)

>発足したばかりの第2次野田改造内閣の目玉とされるのが、防衛相に就任した森本敏・拓殖大大学院教授(安全保障論、71歳)だ。森本氏はテレビ番組のコメンテーターでもおなじみで、野田佳彦首相は、閣僚名簿を発表する会見で「改めて申し上げるまでもなく、安全保障に関する我が国の第一人者のひとり」と紹介。

>03年のイラク戦争では米国を支持し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移転問題では、名護市辺野古沖に移転させる現行の政府案を支持している。日米同盟を基軸に北朝鮮や中国の脅威に対応しようという立場だ。

>「県外、国外移設を目指す首相の思いを実現しようとすれば、歴代政権が積み上げた日米同盟の根底が崩れる。首相の考え方は非武装中立の色彩が強く、中国に対する脅威感がない」

>「自民党政権時代と決定的に違うのは、沖縄との協議が十分でないことだ。鳩山首相が沖縄を訪問すればいいというものではない」

>「防衛に詳しいまさにプロが大臣に着任した。集団的自衛権等これまでの主張を貫いてもらいたい。委員会で本格的議論をしたい。ただ大臣が選挙を経て選ばれた政治家ではないので、『文民統制』の観点から説明は必要になるだろう」(自衛官出身の佐藤正久参院議員)
【J-Cast ニュース/6月4日(月)19時52分配信】



かって、『サンデー・プロジェクト』で、あまりに下らない発言を続けて、田原孝太郎から「アンタはもう黙ってて」と言われた事が有った。

あの「田原孝太郎」が発言を封じたくらいの、口からで任せの右翼の屑である。


やがてすぐにも、北朝鮮や中国を徴発する様な発言が出て来るに違いない。

この任命に酔って、日中間の緊張関係は、悪化する事は有っても、改善する事など望めない。

丸っきり「自民党内閣」並みの布陣である。

幾ら「素人大臣」田中直紀が不評だったからと言って、「チンピラ右翼」の如き『戦争屋』を大臣に持って来る発想は、どこから来たのかと考えてしまう。

きっと、どこやらの国防省からの上意の下達我有ったに違いない…かも。

そうなると、閣内に「スパイ」が堂々と席を占める事になる。

閣議の方針の誘導は、より優しくなったで有ろう。

閣内の動きを、より早く正確に把握出来る様にもなったで有ろう。

どこやらの「国防省」及び「国務省」にとっては、<遠隔操作>の更なる具体的前進である。

笑いが止まらない事であろう。


『日米同盟の深化の為にも、TPP参加は欠かせない』と、叫んで来た男である。




▶民間人が国防責任負えるか…新防衛相に懸念の声(讀賣/見出し)

>「国会議員ではないが、解決することについて、ハンディキャップを感じているわけではない」

>森本氏は4日の就任記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について問われ、防衛政策の専門家としての自負を語った。

>民主党内では「一川保夫氏、田中直紀氏と2人続けて『素人閣僚』が失態を演じたのだから、即戦力の専門家に頼るのは仕方ない」と、安全保障問題に精通する森本氏の起用を歓迎する声が出ている。

>防衛政策に詳しい政策研究大学院大学の北岡伸一教授も「安全保障については最善の人材を起用すべきで、選挙の洗礼を経ているかどうかより、見識が立派かどうかの方が重要だ」と指摘する。

>野党からは、自衛隊の文民統制に関連し「政治家でない以上、軍事的な出来事に政治的責任はとれない」(自民党の石破茂元防衛相)などと批判が出ている。

>これに対し、野田首相は4日、森本氏を防衛相に任命した際、「自衛隊の最高指揮官は首相(なので)、指揮監督権はきちっとしている」と森本氏に伝え、問題はないとの考えを示した。
【讀賣新聞/6月5日(火)0時17分配信】



野田佳彦が『最高指揮官』。

聞いただけで、失神しそうな話では無いか。



当然、財界はエールを送る。



▶内閣改造、関西経済同友会「決断できない政治から脱却を」(産經/見出し)

>消費税増税関連法案の今国会での成立に向けた「決意の表れ」(関西経済連合会の森詳介会長)と一定の評価を示した。

>「政策を迅速に前進させる観点に立った態勢強化だ」。経団連の米倉弘昌会長は今回の内閣改造にこう理解を示した。

>経済同友会の長谷川閑史代表幹事も「(法案成立の)環境整備のために必要な措置で、英断と実行を評価したい」と歓迎した。
【産經新聞/6月4日(月)23時13分配信】



政官財、三位一体での「増税路線」をひた走る、不思議な国「ニッポン」。

国破れ、民餓えようと、政財官のみ栄えれば良い、という歪な国家。

まるで、アフリカかどこかの土豪国なみである。


とにかく、民主党とは「日本政治史上」最大の失敗であった。

鳩山由紀夫のつまずきは、閣僚と官僚とが団結しての「サボタージュ」の結果であったが、その事自体が「想像を絶する」体質である。

外相が。

財務相が。

防衛相が。

挙って「総理大臣」に協力しない。

協力しないどころか、足を引っ張って、邪魔をする。


こんな政権は、希有の「珍種」である。

その後の二人の首相の酷い事。

菅直人。

連日、激しく罵り続けた。

そして、野田佳彦に、同じ言葉を投げつけ続けるハメとなった。

政権を与えた国民を裏切り、騙し、逆にその国民をいたぶる政策を独善的に繰り返す。


唯一の救いが、政権交代の推進役であった「小沢一郎」の筈であった。

と言う事は、民主党首脳部にとっての小沢は、「邪魔者」以外の何物でもない訳で。



▶特捜の報告書虚偽記載、首相が指揮権発動認めず(讀賣新聞/6月4日(月)17時28分配信)

>陸山会事件の捜査報告書に検事が虚偽記載した問題で、小川敏夫前法相は4日の退任会見で、この検事らに対する捜査が不十分だとして、「(検事総長への)指揮権の発動を決意したが、首相の了承を得られなかった」と述べた。

>会見によると、小川氏は5月上旬、検察当局が、虚偽有印公文書作成などの容疑で告発された元東京地検特捜部の田代政弘検事(45)を不起訴にする方針との報道を受け、法務省内の担当部署に確認。インターネット上に流出した報告書などを自分で読み、「(検事が弁解する)記憶違いはあり得ない」と判断し、同月11日に野田首相に指揮権発動を相談したという。
【讀賣新聞/6月4日(月)17時28分配信】


>「首相の了承を得られなかった」


野田佳彦の正体見たり!

そして、この「驚愕の事実」に対し、火消しに躍起となる法務関係者、いと可笑し。

この情報は、毎日が抜いて、その後数社が後追いで報じたが、事実関係の報道の仕方は、毎日が一番分り易い。

<あの>毎日に、一体何が起こったか!?



▶<小川前法相>指揮権発言に疑問や批判の声(毎日/見出し)

>唐突な発言に法務・検察幹部や識者らからは戸惑いや疑問視する声が相次いだ。

>小川前法相が指揮権発動を検討したのは、小沢一郎・民主党元代表の政治資金規正法違反事件を巡り、検察審査会の起訴議決を受けて元秘書の石川知裕衆院議員を再聴取した際、東京地検特捜部(当時)の田代政弘検事が実際にはなかったやりとりを捜査報告書に記載した問題。

>田代検事は市民団体などから刑事告発される一方、内部調査に「逮捕・勾留中のやりとりと記憶が混同した」などと故意による虚偽記載を否定しているとされる。

>小川前法相は「捜査報告書の中身と(石川議員による)録音記録を見れば、記憶違いではないと誰もが思うのではないか」と述べ、指揮権発動で田代検事の起訴を促す狙いがあったことを示唆した。

>報告書問題の捜査・調査にかかわる法務・検察幹部は「前法相は全ての証拠を把握しているわけではなく、印象だけで言うのはいかがなものか」と困惑。

>「(田代検事を)不起訴にしても(強制起訴の権限を持つ)検察審査会の審査があるかもしれないのに、手を抜いた捜査をするわけがない」と話した。

>小林節・慶応大教授(憲法)は「捜査報告書問題は検察の正義の根幹が揺らぐ問題で指揮権発動の検討は理解できるが、民主党政権の法相が党の元代表に関連する事件で発動すれば、政治的には評判を落とす。首相の判断がまっとう」と指摘。

>その上で「道半ばで辞任するに際し一言言いたくなったのだろうが、政治家として愚かな話。黙って去るべきだった」と批判した。

>民主党は野党時の09年6月、小沢元代表の政治資金問題を受け設置した「第三者委員会」が「法相は高度の政治的配慮から指揮権を発動し、検察官の権限行使を差し止める選択肢もあり得た」との報告書をまとめている。

>だが、第三者委メンバーだった服部孝章・立教大教授(メディア法)も「本当に必要だったなら首相に止められても発動したのではないか。政局の中で辞める時にそうしたことは思い出としても話すべきでない」と疑問視。

>「自らが任命した大臣の発言である以上、どういう議論が2人で交わされたのか首相が明らかにすべきだ」との見解を示した。
【毎日新聞/6月4日(月)21時17分配信】


確かに、去り際に「捨て台詞」でばらしても、自らの名誉は別に輝かない。

法相の「専権事項」として、やれば良かったのだ。

そうすれば、男も上がっただろうに。

ただ、野田佳彦の正体を、更に暴いた事の効用は、認めるにやぶさかでは無い。


国民の利益に相反する事をやる事。

どうやら、それが「野田佳彦」なる内閣総理大臣の、存在意義らしい。



▶<内閣改造>「増税まっしぐら」大村・河村氏が批判(毎日/見出し)

>愛知県の大村秀章知事と名古屋市の河村たかし市長は4日、野田佳彦首相の内閣改造について「消費増税を進めるため」とこぞって批判した。

>大村知事は「消費増税法案の協議を野党と一気に進める意図だろうが、急いでやることなのか疑問が残る」としたうえで「成長戦略も描けずに、増税にだけ前のめりになる姿勢はいかがなものか」と語った。

>河村市長も「増税まっしぐらですか。災害があった時に、税金を上げるのに命をかけるということは恐怖。東北の皆さんから本当に税金を余分に取るんですかね」と疑問を呈した。

>一方、三重県の鈴木英敬知事は「政局に左右されることなく、国民にとって真に求められる政策の実行を期待する」

>中部経済連合会の三田敏雄会長(中部電力会長)は「改造内閣は方向性を示し、スピード感を持って政策の立案・運営にあたってほしい。政府、与野党には政局よりも政策の優先を願う」とのコメントをそれぞれ出した。
【毎日新聞/6月5日(火)1時37分配信】



「減税党」代表としては、至極真っ当な発言である。

>「東北の皆さんから本当に税金を余分に取るんですかね」


この一言に尽きる野田はなかろうか。


それに付けても「鈴木英敬」三重県知事。

個人的に知っているが、例に依って旧官僚のもの凄く横柄な男で、衆人の前で部下に平気で書類を投げつけたりする男である。

大使館勤務時代には、旅行三昧で贅沢三昧の男であった。



こう見て来ると、日本人には二種類の『種』が有る様だ。

特権階級を認識し、自分達だけの世界での「栄耀栄華」にうつつを抜かして「その他大勢」を犠牲にして顧みない『種』。

日常の生活維持に追われながら、社会正義を信じさせられて、一生搾取され続けながら、反旗を翻す能力や機会を奪われている『種』


そして、その二つの種の間に、共通する<感情>や<価値観>は存在しない。

人間を奴隷とし、ゴリラを行動舞台に使って、チンパンジーが君臨していた『猿の惑星』と、同じ構造である。


「宗主国」に直接つながりの有る高級官僚と政権与党の執行部と経団連その他大企業。

そのすぐ下で、おこぼれに預かっている「マスコミ」や「公務員」「地方の首長」達。

そして、大多数を占める「善き市民」達。



元来、善き市民が選ぶ政府は、市民の生命財産と平和と安全とを守るべき、役割を有する筈である。

日本の場合は、そんな事は微塵もあり得ない。


『世襲が悪いって言うけど、織田信長だって世襲だった』(世耕弘成)

@katayama_s 片山さつき
石原都知事 「お笑い芸人河本事件で、生活保護法の改正が必要なことがハッキリした!!」http://jin115.com/archives/51875610.htmlさすが、都知事!わかりがお早いです!6月中に法改正出しますからね。そして、尖閣も応援してますよ。私は「尖閣諸島を守る会」の国会議員唯一の顧問です!



救い様のない輩が跋扈して、目を覆うばかり。

日本はやっぱり終末を迎えている…。







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あまりにも馬鹿馬鹿しい、二回目の「小沢・野田会談」の決裂を、一体どう読めば良いんだろ?

2012-06-03 23:26:19 | 政治と社会
私の如き一介のぼんくら平民でも、今回の「小沢・野田会談」で、両者が歩み寄る筈がない事ぐらい、分っている。


ましてや、当事者はご立派な国会議員樣方である。

「小沢か野田か」どちらかが折れる。

そんな、双方が望む様な結果が出て来る訳がない事くらい、分っていない筈はなかろう。



小沢一郎は、「一民主党議員」として、党代表が会いたいと言って来る以上、会うのは当然。

本人も言ってる通りである。


分らないのは、野田佳彦の思惑である。

そして、輿石東の立ち位置である。



一般的な見方としては、野田佳彦にとっての「アリバイ作り」説。


『私としては、これだけ努力をしました。』
『誠心誠意の理を込めた説明をした結果、小沢先生には理解して頂けなかった』
『党としての決定事項は守って頂く事をお願いしました。』
『これ以上は小沢先生のご判断であり、民主党議員としての良識有る判断をして頂ける事を期待します』


ってなわけで、党内外に「努力」をアピールした。


小沢切りを主張している自民党には、これで顔向けが出来る。

『社会保障等と税の一体改革(関連)法案』を堂々と採決へ持って行き、小沢一郎とそのグループが反対あるいは棄権する様な事が有れば、正々堂々と懲罰出来る。

小沢グループ、及び共産社民などが反対した所で、せいぜい百かそこら。
自民公明の賛成が得られれば、法案の通過は心配ない。

小沢を処分する事により、参院での採決も自公の賛成を得られるであろう。

かくして、「政治生命」をかけて取り組んだ『野田佳彦増税』は、成就する。

目出たし目出たし。

増税が通れば、歴史に一定の名を留める事になろう。

その後の選挙までには、自民公明との<協力>が期待出来る以上、さほどの大敗を喫する事もないのでは無かろうか。

はたまた直接、大連立も良し。



てな事を、考えているに違いない、と見られている様だ。


しかしねえ。

幾ら、正確な情報が上がっていない(らしい)官邸の中で、小沢グループの人数を過小評価している可能性の高いの「裸の王様」で、幾ら財務官僚に洗脳され尽くしているとしても、本当にそこまで馬鹿なんだろうか…?


産経あたりは、小沢について行くのは三十名前後しかおるまい、と書いている。

希望的観測と言うか、彼等の願望である。

現実には、もっと多い数が控えている筈だ。



しかし、小沢自身が言う通り、彼は民主党そのものなのだ。

『離党? なんでそんな事をせにゃならんのですか。民主党は、鳩山さんと菅さんと私とで作って来た。私らが国民の付託を得たのです』

小沢一郎は、あくまで民主党内で実権を取り返して、最後までマニフェストの実行をしたいと、願っているのだろう。

民主党を割らずに、実権を取り返すには、来る代表選で野田佳彦を破れば良いのだ。

その為には、「増税法案」をすぐさま採決に持って行かせないで、継続審議にさせる事。


そうなると、今回の「小沢・野田+輿石会談」で、三者三様に想いが叶う方向に話を進める事は、出来たのでは無かろうか。


輿石東は、党を割りたく無い。

そして、その為には「今この時点」で小沢を切らせたく無い。

案の定、「内閣改造」は行うものの、党執行部の人事はいじらないと、聞こえて来た。

ここで輿石外しを行えば、一挙に「小沢切り」が現実化すると、誰しもが思ってしまう。

ところが、輿石を外さなければ、小沢グループからの急激な反感は買わずに済むであろう、と。


今会期中に増税を決め、しかもその後「直ちに」解散しようものなら、民主党の「大敗」は誰がどう考えても明らか。

デフレ脱却策も示さず、社会保障の改革案も示さず、ただ「増税」だけやって、選挙で勝てる筈はあり得ない。


そんな事自殺行為は、たとえ野田佳彦といえども、考えないのでは無かろうか、と思ってしまうのです。



増税さえ可決してしまえば、そのまま国会閉幕に持ち込んでしまう。

幾ら自民党が騒ごうが、後の祭り。

そして、代表選で。。。。

といっても、野田佳彦が再選される保証はというと、かなりおぼつかない筈だ。



だったらいっその事、採決は持ち越して「継続審議」で国会だけ閉じてしまえば、少なくとも「増税した代表」と言う肩書きで「代表選」に望む事は避けられる。

肝心の小沢一郎は、相変わらず「刑事被告人」のママである以上、代表選に出るにはやや無理が有るに違いない。

そうなると、中間派さえ取り込めば、再選は可能だ。


と考える方が、野田佳彦としては自然なのではあるまいか。



小沢一郎にとっても、「継続審議」は願ったり敵ったりの筈。

増税案を先送りして国会を閉じれば、小沢一郎としてもまだ「芽」はのこる。

誰か、それなりの候補を担いで、本気で運動すれば、代表選に勝てる芽も大きかろう。

或は、状況次第では、本人自ら代表選に打って出る事もあり得る。

目出たく実権を確保出来れば。。。

そうなった暁には、「諸費税増税法案」を廃案として、残り一年しか無い物の「官僚支配の打破」と「地方分権」による『財政の健全化』を追求し、民主党としての向かう方向を、180度転換する姿勢を明確に示せば、来年の総選挙までには民意を取り返せる事も可能だ、と読んでいるのでは無かろうか。

かなり苦しいけれど。


しかし。

万一、増税案を可決してしまえば、ある意味で両者にとって、万事が窮する事に繋がる。


可決後、解散総選挙をやれば、「話し合い解散」だろうと「自主的解散」だろうと、勝ち目はない。

絶対にない。

しからば、選挙前に「大連立」に持って行ったとしたら。

国民は、そんなあからさまな『野合』を許すだろうか。


そうなると、それこそ「維新」と「み党」とが躍進し、過半数を確保する政党がないまま、連立政権となり混乱は避けられない。

幾ら『小沢新党』を立ち上げても、いかんせん準備時間がなさ過ぎる。

もしかしたら、小沢本人はそれも計算の上、水面下での準備は行われているやも知れないが、それでも「資金」や「候補者」両面から不足して、単独過半数など及びもつかない。

やはり、連立が鍵になる。


それなら、選挙は先送りするに限る。

野田佳彦としては、今会期中であろうが、延長国会でであろうが、増税を決めてしまったら、選挙はなるべく先に延ばし、その間に「既成事実」化してほとぼりをさまし、かつ消費税の増税による財政健全化が、如何に必要であるかの周知徹底させる時間が稼げる、と踏んでいるに違いない。

解散などしても、民主党以外にしか利をもたらさない事は分っている筈である。

自民党が怒り狂おうと、野党の都合など関係ないのだ。


しかし、採決すれば、反対が確実の「小沢処分」は避け様が無い。

そうなると「離党」「新党」で、民主党は空中分解してしまう。


野田佳彦にとっては、自民党との大連立の道は残されて居ると思っているだろう。

しかし、選挙権かで民自逆転すれば、野田一派の出る幕は、非常に少なくなるであろう。

最初の閣内に、それなりのポストを与えられるだろうが、その後の改造以後は殆ど日の目を見る事も無くなるに違いない。

ようするに自民党が、以前から願っていた「増税」を勝ち取り、それへの国民の批判は「民主党」におっ被せて潰してしまう。

そして小沢一郎も、力を無くして、自民三正面作戦が大勝利となる。。。


自民党は、それを狙っている。

それでは、野田佳彦にとって、自民抱きつき姿勢は小沢への牽制であって、決して本意では無いとしたら?


今回の「小沢・野田+輿石」会談で、腹の探り合いながらも、即「小沢切り」で「自民案丸のみ」とはならない、暗黙の合意でも為されたのでは無かろうか。。。



と。

妄想に耽ってしまった。

日曜の夜の、しばしの撹乱でありました。



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民主・輿石幹事長ドッカーン!「俺をクビにすればいいじゃねえか」/ 雪隠詰め【週末一口時評】

2012-06-02 10:49:16 | 政治と社会
【今週の今更】


●<秘密会議>「新大綱」議案も配布 原子力委は虚偽説明(毎日新聞/6月2日(土)2時33分配信)

◉「秘密会議が昔も今も、表の会議を巧妙にコントロールするシステムである事実が浮かび上がろうとしている。」

◯ふん、今更!




●イラン核施設へのサイバー攻撃は米とイスラエル ウイルス共同開発(産經新聞/6月2日(土)10時40分配信)

◉オバマ政権はサイバー攻撃を1940年代の核兵器、50年代の大陸間弾道ミサイル、2000年代の無人機と並んで「米国を新たな領域」に進める兵器と認識していた。

◯アメリカは地球の王者、世界の支配者、闇の大悪魔。イスラエルは地獄の番犬ケリベロス。 何を今更。




●「橋下徹氏が『なぜ支持されるのかな』と不思議がることも」と側近明かす(週刊朝日/6月1日(金)7時4分配信)

◉「彼は既得権益に切り込む。例えば、今回のバス・地下鉄無料敬老パスの削減もそうだ。そういうことに真っ正面から議論し、取り組もうとする。それで、『今度はやられるやろうな』と不安になるときもあるが、これまで府民は橋下代表についてきた。これまで既得権益を持った3割の人が政治を牛耳って世の中を動かしていた。だが、橋下代表は既得権益を持たない残り7割の人に訴え、大阪の政治を変えることに成功しようとしている」

◯脱原発もブラフ。民主党打倒も撤回。今更…。




●誰も責任取れない「限定的再稼働」――安全優先こそ「原発震災」の教訓(オルタナ/6月1日(金)10時58分配信)

◉「限定的再稼働」などという表現は、原発を任意に制御できるかのような印象を与える。しかし原発が事故で暴走すれば、その結果は「限定的で暫定的」とはならない。暫定的な安全判断の上での再稼働であればなおさらだ。「私の責任で判断する」と語る野田首相の言葉は、「責任を取ることなど不可能」という東電原発事故の現実の前に空しく響く。

◯「責任とる」事は神以外に出来る筈無し。野田佳彦が今更!




●平松前市長「橋下氏の虚像に気づいた時大阪市民の怒り爆発」(NEWS ポストセブン/5月31日(木)7時5分配信)

◉「この半年間のやり方を見れば、市民の生活コストが上がった時に橋下さんは“それも役人が悪いからだ”といって逃げるはずです。ただ、金銭感覚にシビアな大阪市民は、もうそんな催眠術にかかるとは思えません」
「彼は市長の椅子から逃れるためにあえて暴走していると感じます。最近、私がこのことについて発言したら、“国政進出はない。平松の政治感覚は鈍い”と反論していたが、『知事選には2万%出ない』といって知事になった人の言葉を誰が信じますかねェ(苦笑)」

◯橋下!? 今更!




【一口時評】


◆民主・輿石幹事長ドッカーン!俺をクビにすればいいじゃねえか(夕刊フジ/6月2日(土)14時42分配信)
◇雪隠詰め。


▶ムバラク前大統領に終身刑=エジプト(時事通信/6月2日(土)17時29分配信)
▷日本以外の国は、司法がちゃんと機能している…。

▶全美貞がトップ、韓国勢が上位…女子ゴルフ(スポーツ報知/6月2日(土)16時46分配信)
▷<外交>も<経済>も<領土>も<犯罪>も<スポーツ>も、日本はあの国の草狩り場。

▶わずか3安打…あきれた高木監督「暑さでボケたんじゃないの」(スポニチアネックス/6月2日(土)17時5分配信)
▷今までは落合さんの遺産で選手が動いてくれていたが、そろそろ「行き当たりばったり」采配のぼろが出て来た。

▶東電公募増資、米の投資家がインサイダー取引か(讀賣新聞/6月2日(土)15時7分配信)
▷「リーマン」を吸収した野村証券からのリークと言う所が、実に香ばしい。

▶「首相は15日までに説得を」と自民・大島氏(讀賣新聞/6月2日(土)15時3分配信)
▷よその党の内部問題に露骨に口を挟むのなら、自民党内には「追求ネタ」は山ほどありまっせ。

▶「もう絶対抜かないで」波平さんの1本、再植毛(讀賣新聞/6月2日(土)14時22分配信)
▷こう言う日本の平和ボケを批判すべきか、こう言う事をやらかす連中が居る社会の荒廃を批判すべきか…。アホくさ。

▶北へ現金3億7760万円…金総書記死去以降(讀賣新聞/6月2日(土)14時9分配信)
▷申告ベースで!? 経済制裁中…。

▶陸援隊の弁護士4人が辞任「やれることない」(讀賣新聞/6月2日(土)14時4分配信)
▷証拠が無くても控訴する(指定)弁護士も居る。

▶完全秘匿 至難の“紙ワザ”ギリシャ離脱→通貨切り替えどう実施(産經新聞/6月2日(土)13時8分配信)
▷「ドイツ論文」援助したく無いドイツが、切り捨ての準備を着々と。

▶機密も移転…中国で新発想のクルマづくり、トヨタの成算は(産經新聞/6月2日(土)12時49分配信)
▷「生産ライン」「人的資源」「経済力」に加えて「機密」。これで日本はおしまい。

▶「多文化社会」に走る韓国 黒人男性との交際も(産經新聞/6月2日(土)11時59分配信)
▷だから何!?

▶「エリザベス・タワー」に変更へ=在位60年でビッグベン―英紙(時事通信/6月2日(土)11時32分配信)
▷「ケープカナベラル」と一緒だな。その内元に戻る。

▶東電営業所のドア焦げる=火付ける姿目撃、似た男聴取―警視庁(時事通信/6月2日(土)11時31分配信)
▷責める気になれない…。

▶高2で卒業、大学入学=国際的人材の育成狙い―文科省(時事通信/6月2日(土)11時29分配信)
▷籍を置いていただけで、不登校でも「卒業資格」と言うのを止めるのが先!

▶国連人権理事会、大量殺害でシリア非難決議(讀賣新聞/6月2日(土)11時22分配信)
▷アメリカ程、世界中で大量殺害を行って来た国は無いのだが。自国民を殺すのは責めても、他国民を殺すのは良いらしい。

▶せいじ、片山議員との騒動「なんちゅうことない」(サンケイスポーツ/6月2日(土)11時14分配信)
▷「テレビの前で泣く国会議員」 < 「歯牙にもかけぬ一芸人」

▶<原発事故>「緊急対応、最後は首相が決断」…菅前首相(毎日新聞/6月2日(土)10時49分配信)
▷理性と洞察力と正確な判断力の有る宰相なら。現状では、無能な馬鹿に生命財産を託したす国民が居るとでも!?

▶小さな村の民主主義実験 中国共産党、農村住民投票に冷や汗(産經新聞/6月2日(土)10時26分配信)
▷経済だけでは無く、政治の面でも日本を追い越したらしい。

▶「反原発」強硬知事が“変節”した「理由」(産經新聞/6月2日(土)10時12分配信)
▷「地元経済界から総スカン」だってサ。市民の生命財産を蝕んで「商売」して何になるんだろ!?

▶<強制労働>世界で2100万人 ILOが報告書(毎日新聞/6月2日(土)9時59分配信)
▷世界中のアメリカの奴隷の数も調査してくらはい。日本に一億二千万人います。

▶強硬策の輿石氏、問われる本気度 首相、2閣僚交代など説得(産經新聞/6月2日(土)8時52分配信)
▷『誰』にとっての「本気度」だって!?

▶「ヌエみたいに怪しげ」自民幹事長が輿石氏批判(6月2日(土)18時17分配信)
▷「自民党幹事長」は怪しげではないのでしてっけ?

▶次期衆院選、1000人超準備 民主290人にとどまる(産經新聞/6月2日(土)7時55分配信)
▷無駄な努力。

▶<橋下市長>「民主党政権倒す」発言を撤回 対決姿勢も修正(毎日新聞/6月1日(金)22時40分配信)
▷散々過激な事を言いまくっておいて、オファーを待って正解だったんだね!?

▶橋下徹大阪市長の敗北宣言の真意  「夏だけ再稼動」なんてできるのか(J-CAST ニュース/6月1日(金)20時32分配信)
▷「夏だけ再稼働」って、どんだけ法螺吹きゃ気が済むんだ!?

▶中学時代のいじめ仕返し…家に手製爆弾投げ火柱(讀賣新聞/6月1日(金)19時48分配信)
▷菅直人よ、野田佳彦や、枝野幸男よ、岡田克也よ、仙谷由人よ、くれぐれも気をつけるが良い。

▶“松下政経塾”と中国の関係…スパイ疑惑で脚光(夕刊フジ/6月1日(金)15時47分配信)
▷売国奴即成塾。

▶<アユ>果皮成分えさに混ぜ、かんきつ類の香り…山口で開発(毎日新聞/6月2日(土)15時48分配信)
▷これでまた一つ「なんちゃって商品」の登場。商業モラル!? 無し!

▶小沢、野田を叩きつぶす“刺客”準備!“世論”読み間違いの声も(夕刊フジ/6月2日(土)14時36分配信)
▷フジサンケイ・グループ紙によると「反増税を訴える」事が国民の支持は受けないそうです(^^)

▶仰天!“男性器”食べるイベントを都内で開催!保健所が調査実施(夕刊フジ/6月2日(土)14時35分配信)
▷世も末。最後の審判は目前…。

▶当然?やりすぎ?…福岡「禁酒令」大阪「入れ墨調査」 市民の賛否渦巻く(産經新聞/6月2日(土)14時23分配信)
▷お子チャマ社会ニッポン。

▶1500万円を倒産直前に隠す! 元社長を起訴 大阪地検特捜部(産經新聞/6月2日(土)1時47分配信)
▷「証拠は捏造だ!」(元社長)

▶ノルウェー前法相「司法も間違う」=都内で死刑廃止シンポ(時事通信/6月1日(金)22時36分配信)
▷日本の司法は間違いだらけが横行中。

▶3千点以上収蔵…横尾忠則さんの美術館開館へ(讀賣新聞/6月2日(土)20時7分配信)
▷懐かしい。ポスターの一部に「吹き出し」でCMを入れるやり方を真似したものだった…。

▶天台・真言宗、神社神道が協力…伝統宗教シンポ(讀賣新聞/ 6月2日(土)19時24分配信)
▷結局、何でも有りが日本の長所なんだろうなあ。

▶海保が2年ぶり観閲式、本番さながらの訓練も(讀賣新聞/6月2日(土)18時59分配信)
▷願わくば「シーシェパード」を撃沈されん事を。

▶スーパークールビズ、官庁で始まる(スポーツ報知/6月2日(土)8時2分配信)
▷悪徳官僚の存在が暑苦しい。

▶伸ばそう「健康寿命」 男性70.42歳、女性73.62歳 厚労省初算出(産經新聞/6月2日(土)7時55分配信)
▷原発止めろ。瓦礫ばらまくな。

▶「両陛下の真心感じた」=退任の羽毛田前宮内庁長官が会見(時事通信/6月1日(金)21時41分配信)
▷宮内庁長官は小沢派側近と似ている。「御大」の威光を自らの権力と勘違いしのさばっている。

▶<福島第1原発>東電が和解案受諾 南相馬市住民の賠償(毎日新聞/6月1日(金)21時3分配信)
▷「11年9月末までが月10万円、11年10月から今年2月末までで月8万円」…東電社員のボーナスって幾らだったっけ!?

▶世界経済、年後半から改善=欧州危機や中国減速を懸念―内閣府(時事通信/6月3日(日)6時4分配信)
▷TPPの餌食にされる日本だけは例外です。

▶脱原発、衆参選挙の争点に=25年までに全停止を―菅前首相(時事通信/6月3日(日)0時21分配信)
▷コイツ、殺したろか!

▶米軍の存在拡大を歓迎=「アジア海洋安保の柱」―防衛副大臣(時事通信/6月2日(土)12時33分配信)
▷・・・・・植民地根性丸出し。



◆「輿石氏解任」という政局の分水嶺(フォーサイト By 時事通信/6月3日)
◇輿石氏を辞めさせた上で<2閣僚更迭><小沢氏喚問><一体改革法案で自民党案丸のみ><早期解散の確約>・・・「消費税増税のためには民主党が分裂してもかまわない」(野田佳彦)


◉小沢氏は反対姿勢貫く構え…民主再会談(讀賣新聞/6月2日(土)21時20分配信)
●「一議員として『賛成できない』と言うのは理解できない」と強調(仙谷政調会長代行)
◯「首相は政権交代前に言っていたことと真逆な消費増税に前のめりになっている」(東祥三新政研事務総長)





【今週のモフモフ】



     
     ねっ、眠い…。



     
     ねむいよー。



     
     起きろ!



     
     しっかり見張ってろ!



     
     何? 何? 何? 何? 何?



     
     私がオザニャンです。寝てる暇はありません。いよいよです!




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