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晴れのち曇り、時々パリ

もう、これ以上、黙っていられない! 人が、社会が、日本全体が、壊れかかっている。

新たな年を迎えて思うこと。。。

2016-01-01 18:04:27 | Weblog

読者の皆様。

謹んで、初春のお慶びを、申しあげます。



日本の社会のあまりの異常さに、ずっとずっとブログを更新できずに、悶えておりました。

国民に選ばれた政治家が、国民のために「まつりごと」を行う『代議制』にあって、政府が国民の利益に反することしかしようとせず、国民の声に一切耳を貸さない事態に、最大限の危機感を抱いております。

一体全体、なぜこんな事態が到来してしまったのか。




国民は、自分たちにもたらされている現実を、把握できないのか?

立ち上がって、実力行使を行わないのか?

国民の意識と行動原理の根底が教育にあり、明治維新以来の「お上の政治」がもたらした教育が、お上の僕を生み出すために存在し、自分で考え、自分で分析し、自分で判断するという発想をもたせてこなかった、その結果が見事に結果として現れているとしか、言いようがありません。

神頼みしか、もはや手立てはないのでしょうか?


人間の思考は、訓練によって形作られ、深めることができるはずです。

その訓練にあたっては、すべてとは言わないまでも、可能な限り多くの情報が提示されなければならず、その情報を整理し、理解し、判断する能力とともに、判断した後に実際にどう行動するかという、現実論が控えているはずです。

そして、その行動に対する現実のなかに、「世間」とか「常識」とか、目に見えない複雑な規制をかける要素が横たわっています。


世間の目、社会の常識、波風を立てずこれまでのやり方を変えず…。

こんな自己規制も、社会そのものが作り出し、その社会は一人一人の市民が形成することで成り立っている以上、市民自身が社会を規制している、ということになるのでしょう。

つまり、目の前の白線をまたげない、ということでしょう。


そして、状況はますます酷くなり、自分自身が置かれた環境はどんどん劣悪になり、それに気がついても反発する代わりに受け入れて、自己の忍耐と努力とでなんとか受け入れて、受け入れたことでその困難を乗り越えた気分になって、安心するわけですね。



徳川家康とルイ14世には、共通点があります。

それまでの時代を変えた。

その時代のキー・ワードは「17世紀」です。

家康は17世紀になって程なく世を去り、ルイ14世は17世紀になってこの世に登場します。

それまで両国とも、地方諸侯権力が無視できないほどに強力で、一国の統一感は無かった。

家康もルイ14世も、その社会を転換しました。

地方の勢力の力をなくし、国を一人の権力者の元に一本化して、いわゆる中央集権を確立しました。

ただ、この二人では「やり方」が正反対でした。


家康にとっては、自分の子孫が未来永久に栄えて存続すること、という一点のみが政治の原点でした。

ライバルである諸大名を、すべて無力化していった。

大名の固有の領地であった「藩」の所有権を『認めてやる』か『認めない』かは、権力を掌握した自分にある。
文句があれば「取り潰す」ぞ。

これは「恫喝」による強権政治です。

配偶者と世嗣の男子を自分の足元に留め置かせ、参勤交代などという膨大な出費を伴う義務を課し、ある藩の公共事業を別の藩にやらせる。

とにかく、常に大名たちの「実力以上」の出費を強いて、彼らを体力的に消耗させてゆくことに、すべての力を集中した。


それでも、ごく稀れに社会に文化が発展し始めると、「贅沢禁止令」みたいなことで潰していった。

庶民たちは、「お上」にはあくまで従順なまま、黙々と年貢を払い続けて忍耐力を養った。

一度「あり方」が定まると、変われない日本人社会はこの頃からすでに完成していた。

愚鈍な将軍が出ようと、平々凡々な将軍が続くこうと、もはや変われない。
その間に、支配構造は疲弊し劣化していった。

従って、安定は保たれたものの、社会全体の文化は発展できず「足踏み状態」のままで、260年間持続しました。



江戸という都市の構造や社会生活の実態は、ヨーロッパをはるかに凌駕していた先進的なものであったことは、いまは触れません。



ルイ14世は、全く逆です。

貴族たちを徹底的にもてなしたのです。

ヴェルサイユという壮麗な宮殿で「夜毎日毎」に、それまでの概念を超えた途方もないパーティーを繰り広げ、そのパーティーに貴族たちを招き、喜ばせます。

そのパーティーに招かれた貴族たちは、あまりの型破りな有様に驚き目を丸くして感動した。

招かれることが、名誉であり、差別化でありました。
自分で「自分は大貴族のはずだ」と信じている貴族達は、競って「招かれ」るために事前運動を繰り広げた。

大貴族たちは、自分の領地でふんぞり返っていても「面白いこと」に参加できないのでヴェルサイユに入り浸って、ルイ14世の周りでウロチョロし、なんとか国王陛下に「覚えていただき」仲間に加えてほしがり、領地は顧みなくなって『宮廷貴族』と呼ばれるようになってしまう。

そのパーティーとヴェルサイユの宮廷生活の、あまりの途方もなさに驚き目を丸くしている貴族たちに、ルイ14世は「大いに楽しんでくれ給え。諸君も自分たちで同じようなことをやれば良い」といい、結果として貴族世界の文化がどんどん底上げされていったのです。


各国との戦争も続いたが、「宮廷と一体になった」貴族たちは、フランスの名誉のために「自らの意思で」戦い、勝利を続けていった。

勝てば相手国から「戦時賠償金」は取れるし、領土も増える。
国庫は潤い、国民たちの生活も安定し、そのプライドも十分満たされる。

国はまとまり、強固となる。


しかし。

天才ルイ14世の遺産を受け継いだルイ15世は、ごく普通の「秀才」に過ぎず、天才が築いた途方もない国力を秀才が受け継いでも、発展させることはおろか、維持してゆくのも難しい。

対外戦争に負ける事も出てくる。

負ければ戦時賠償金を取られ、領土も割譲させられ、国民のプライドは傷つく。
国庫は苦しくなり、取り返すために、すぐ次の戦争をやる羽目になる。
その戦費調達のために増税を行い、国民の生活は困難に陥ってゆく。

国としての、物理的精神的統一感が緩んでゆく。
負のスパイラル。

そしてルイ16世は、探せばどこにでもいる「平凡な」単純ないい人に過ぎなかった。


平凡な王は「平時」であれば問題ない。
しかし、経済が完全に逼迫した事によって、社会の制度全体が崩壊寸前となってしまった大国の君主には、強力な才能と強烈な個性とが求められる。

日本は「将軍」が愚かでも、諸大名は反発などしないし、ましてや庶民は「まつりごと」の埒外で存在していたので、260年の間続いた。


ところが。

日本と違ってフランスは、民衆自体がお上の一方的なやり口をどこまでも我慢して受け入れる民族ではないので、革命が起こり、結局ヴェルサイユの栄光は160年しか続かなかった。

しかし、対外的な影響力としては、政治と文化の面では20世紀初頭まで、ヨーロッパ全体に君臨したのです。


家康と、ルイ14世と、どちらのやりかたが良かったのか。

物事は、そんな単純なものではありませんが、少なくとも「国家の影響力」は全欧州的に260年続き、国民は革命を起こして自ら自由と平等ととを獲得して行く足がかりを得た。


やはり、神頼みでは何事も変わらない。

『神風』は吹かないのですね。


そして、恫喝では国民の心は得られないのです。


現時点での日本の実態は、17世紀から19世紀にかけてのフランスと日本との、悪い点だけを併せ持ってしまった。

無能な支配者と、物理的に抵抗しない国民。

其の結果が、今の日本なのではないでしょうか。



今年は、衆参同時選挙になるでしょう。

そして、このままでは自民党は、公明党と大阪維新との協力で、衆参両院で共に3分の2を確保するであろうことは、間違いない状況になっている。

そのあとは、当然憲法改悪が待っています。

『基本的人権が国民に有るのがおかしい』

そんなことを声高に発言する副幹事長が居る政党の政府です。



どうしますか…?


私は、個人的には、行くところまでいかないと日本の国民は「変われない」と思ってしまいます。

70年前焦土と化した国土を前に、涙し不戦と平和を誓った日本人。


あの様な状況に再び陥らなければ、国民も、報道も、官僚も、そして政治家も、変われないのではないでしょうか。


あの頃と違って、即座に日本が対外戦争に突入することは、ないかもしれません。

しかし、宗主国アメリカの経済的・人的負担を肩代わりするべく、自衛隊を中東に送るでしょう。
中東だけで済むとも思われない。


マイナンバー制度と、目下準備中の共謀罪、さらに秘密保護法で、日本はこれまでの日本とは違う気にになります。

原発も次々と再稼働させて行きます。

兵器を開発し、国際的に売り出して行きます。



ルイ14世は、大貴族たちをもてなすことで国家を統一し、対外的力の源泉としました。

フランスの文化は全欧州の規範となりました。


安倍晋三は、大企業をもてなすことで国家を危険な方向へと導き、対外的に危ない国として観察され始めています。


大貴族をもてなして築き上げた国力は、国民が一旦倒したフランスにいて、大企業をもてなして国民が立ち上がらない国を、憂いております。


今年、日本の辿る道は、どこに向かうのか。。。


起死回生の奇跡は起こるのか。。。

日本にもジャンヌ・ダルクが現れるのか。

森裕子さんでも良い。
太田和美さんでも良い。

他の誰かでも良い。

現れるのなら、現れて欲しい。

神頼みに走りしかないほど、祖国は傾いている。



新年早々、思いは現実の苦しさに苛まれております。




コメント (3)
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久しく更新しないブログに、コメントを有り難うございます。

2013-08-18 21:37:12 | Weblog
ブログの更新が滞って居る間にも、こんなブログにコメントを送って下さる読者の方々がいらっしゃる。

どんなに感謝しても足りません。

お返事も滞っておりました。

それで久しぶりの更新を兼ねて、この場をお借りして、頂いたコメントにお返事差し上げようと、考えました。




『小沢一郎と「生活の党」を支持する皆様方へ訴える。敢えて訴える!』(6月24日)


「諦めるは簡単」(閻魔)

時々パリさんの不屈の精神に何度も励まされています。
諦めてしまいそうな政治情勢ですがここで挫けると「日本」は死んでしまうでしょう。そうです。次の総選挙までに僕は「しっかり考えて」行動しなければならないかも知れません。自分が今できることは結局参政権の行使、被参政権の行使しかないと分かっているのですが、、、。

(時パリ)
大げさなお励まし、感謝です。
私には、日本は既に死んでいると思えます。
あとは「蘇生術」を見つけられるかどうか。
その為には、地獄煉獄をかけずり回り、時には悪魔に魂を売るふりをしながら、命をかける程の覚悟が必要だと、実感しています。



「国民の生活が第一」 (三峯山)

小沢さんがよく口にしていた愚直という言葉。
愚直なまでに国民の生活が第一を貫いていってほしい。
そうであるならば、今までも、これからもサポーターとして応援していきます。

(時パリ)
現実問題として、小沢一郎氏はそれしか考えていないと思います。
国民が、理解して付いて行けるだけの能力が、まだ備わっていないだけの話でしょうか。
「気弱な地上げ屋」さんが仰っている通り、少人数の動きが起こす小さな水流が、だんだん大きな渦となって止められなくなる可能性は、理論的にはあると思います。
理解者が増える事だけが、唯一の解決策の筈です。
理解者が増えれば、小沢氏自身が導入した「小選挙区制」によって、政権は取れる。
私に何が出来るのか、自問しています。



「結果が 予想されますね。参議院 政権のゆくへは~」 (村石太ダー&芸能DNA)

消費税増税で 検索中です
消費税増税すると 中小企業 農業 漁業~失業者~失業保険~フリーター~どうなるのかなぁ。金利は どうなるかなぁ?(ローン)
物価高になるのかなぁ?家賃値上げになるのかなぁ?
国家赤字の埋め合わせなのかなぁ。
衆議院 参議院 かぁー?(思い起こせば 政治~社会科の授業~選挙~与野党~。政治研究会(名前検討中
自公政権の大人気ですね。対抗馬は あるのかなぁ?票割れと選挙と~選挙率低下~
夏の参議院選 どうなるかなぁ?
民営化大企業と日本~思えば 民営化は 国の財産だった・・・と思う。
今 なぜか 中森明菜の十戒 を 動画で聴いています。イライラするわぁー♪音楽同好会(名前検討中
さしつかえ ある コメントでしたら お手数ですが 削除してください。 まさかの 2党~3党~ できるかなぁ 野党完全連合~そして・・・

(時パリ)
すべて水泡と期してしまいましたね。
「民営化」は国民の財産の、資本家への譲渡に過ぎません。
売却益が国民の所に還元される訳では無い。
社会資本から受けられる筈の国民の利益を、国民に負担を敷いて与える結果になってしまう訳です。
そして最後は、彼等の目論見通りに外資に吸収されてしまう事になる。
新自由主義=米国資本主義の犠牲にされるは必定。



「頑張れ、小沢、負けるな、一郎!」 (かめ)

パリ様も、お体に気をつけて、頑張れ、負けるな!
いま、忙しく、ゆっくりコメ、拝見できません。後日、必ず。

(時パリ)
頂いたコメントも、時間が経って結果が明らかになってしまうと、寂しい者があります。
私自身は挫けっぱなしです。
何とか再スタートを、と足掻いて居ります。



「西南の役は敗北に終わりました」 (昔の小沢ファン)

もうこれ以上小沢さんを苦しめないでほしい。
小沢さんに頼るのもやめてほしい。
とても気の毒で見ていられません。
彼一人なら自分の出処進退は付けられます。
楽にしてあげてください。

(時パリ)
彼自身は、自分が表舞台に登場する可能性は、考えていないと思います。
ただ、民主党を作り、その民主党に裏切られ、民主党を割って飛び出してはみた者の、蟷螂の斧状態に追い込まれて多くの同志を失った。
その、再出発のきっかけを作ることは、義務だと思っていらっしゃる筈です。
頼ると頼らざるとに関わらず、後3年は彼はキーマンです。
その間に、我々が何が出来るか。




『座して殺されるを待つか。眼を開き、声をあげ、立ち上がり、抵抗するか。後5日で日本の運命が決まる。』(7月16日)


「Unknown」 (Unknown)

また、これからですか?
泣いてください。

(時パリ)
有り難うございます。
泣きませんが、歯がゆく悔しいです。
でもこのままですと、5年後に泣くのは貴方です。



「もちろん、これからです!」 (匿名)

パリ様、他人のブログを貼る無礼をお許しください。
パリ氏の「ぬるい」日本人というコメに、非常にこだわっています。以下のブロガー氏の解釈も、ひとつの、日本人観ですね。

 http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/
 
 今は亡き、歴史学者・阿部謹也などがいっているように、「日本に社会は存在せず、世間しか存在しない」は名言でしょう。自律した個人で構成される社会が成立していないのに、そういった社会と相即不離と考えられる民主主義のシステムがうまく機能するとは到底考えられません。

 真に「みんな」(政党ではない)の中へ、はいろう!エースは守られた。

(時パリ)
日本は「社会」を構成せず、巨大な「ムラ」に暮らしているのです。
<個人と社会との関わり>という西欧的価値観ではなく、<ムラの中での人間関係>にはよりウエットで、非合理的な矛盾の連続です。
浸りきったら抜け出せなくなり、抜け出したくなったらもがき苦しむ事になります。
そんなムラ社会を外から見せられると、ヌルリと感じるのでしょう。



「Unknown」 (ワタン)

iwj放映による小沢さんの記者会見をみました。
小沢さんはいつものやうに落ちついてをられ、なかには大胆な発言もありましたが、納得できるものでした。
生活の党、みどりの風の敗北も一時的なもの、いづれ歴史の一齣となるでせう。

(時パリ)
小沢一郎は、何時も落ち着いていますね。
さすがに選挙期間中は、物心ともに消耗しきって、大変お辛かったようですが、第三者にはそんな事は毫も感じさせません。
そして、その歴史の一コマが単なる一つの現象で一行の記述で終わるのか、日本を動かす大きな駒なのかは、多いに気になる所ではあります。
期待せずに待ち望みます。



「Unknown 」(ハハ)

「国民の皆さんに我々の声が届かなかった」なんてとっぽい事言ってたよな?
こいつには永遠に国民の声なんぞ聞こえないんだろうな

(時パリ)
彼の声は、貴方の様な方々には聞こえないでしょう。
今このとき、踊らされていい気になっていて、使い潰されて泣く事になるのでしょうね。
ご自分が、使い捨てられた事にすら気がつかないままかも。




『「座して殺されるを待つ」代りに、国民達は「殺される為に投票しに」行った。救国の政界再編が急務だ!』(7月22日)


「Unknown 」(Unknown)

終わりだな
国民の声が聞こえない政治屋たちは淘汰される

(時パリ)
そうですね。
アメリカに恫喝されてる官僚達の手引きのままに、国の富みも国民の健康も捧げるような、極右自民党公明党政権は、歴史的に見れば淘汰されます。
おわかりになって来ましたか(^^)



「Unknown 」(Unknown)

蜚鳥尽きて良弓蔵せられ、狡兎死して走狗煮らる

またもや先送りですか
得意な行動ですね

有権者には十分伝わったのですよ。
そしてこの結果なのです。
有権者は分かっているのです。
だからこの結果なのです。

>副代表、福島瑞穂。
さすがに勘弁してください。。。

(時パリ)
最後の一行に関して。
良いんですよ、飾りですから。




『宴は終わった』(8月2日)

「Unknown」 (ワタン)

まだ「宴」は、をはるどころか、はじまつてすらゐないとおもひますが。
来週は伊豆の山中、自然のなかで、しづかにすごします。

(時パリ)
「宴」が終わったか、まだ始まっていないかは、味方にもよりますねえ。
私としては、煽る必要に迫られて、ネガティブ思考的に書いています。
何とかして、覚醒しなければ。
何とかして、小さな流れを起こさなければ。
その為には、痛い事に塩をぬり込め、居たくない所に傷口を拡げる位に、ツッコム事も必要かと。



「Unknown」(Unknown)

小沢氏 結局このひとは何がしたかったのか
大きな事を言っては壊しの繰り返し 狼少年の末路を見た気がする
ひとつ疑問に思うのは 党首や首相になれる機会が幾度かあったのに
なぜナンバー2の座に固執したのか

(時パリ)
あれ?
小沢が何をしたかったか、お解りにならない!?
だから、そんな風に拗ねた味方しか出来ないんですね。
彼が目指した事、目指す事は、多くのメディアで拡散されています。
勿論「マス」メディアは隠しますけれどね。
だって、公に広がって行ったら、貴方の様な人達が居なくなって、シロアリの巣が潰されてしまいますから。
残念な事は、民主主義の原典である『数』にたより、集まった「数」の中に腐った「数」が多く混じっていた事ですね。
せっかく国民に付与された政権を、国民の為に使わずに、眩しく巨きな存在に嫉妬して、シロアリの作り出した冤罪を利用して、利敵行為ともわからず彼を座敷牢に入れてしまった事です。



「落胆、でも 、問いたい!」 (かめ)

パリ氏と同じように、私も愚痴りたくなります。いったい、どうなっているんだ、この日本は。でたらめな、こんなインチキが許されていいのか、などなど、毎日、怒り心頭で、血圧が上がって、病院がよい、ということに、なっております。
 フクイチ、沖縄、アホノミクス、原発再稼働、しんどいことは、なーんにも、考えないように、世界に誇れる、超一級品のア・なバライエティ、嘘に嘘を重ねる報道番組、をBGMにしていたら、楽なこと、この上ないですな-。小泉時代に逆戻りしたのも、きっと、私のような、目先の楽なことに溺れ、ほんの少しでも、リッチな生活や人様より優越感に浸れるようなことが与えられれば、シッポをふってしまう、野良・・のような人なのかな-。
 こんなことをうっかり言おうものなら、これからは、しょっ引かれるかもしれません。
 こんな挫折感から、思わず、我が親方やそのそば人たちを攻撃したくなり、ブローガーたちまで、互いを攻撃するようになり、だんだんと、世も末のような、趣になって参りました。
 ひとまず、私の3つの疑問。
 ① なぜ、親方は民・党を離党したか。→こうなることは目に見えていた。
 ② 自らの司法闘争をなぜ政治闘争にまで広げなかったか。
 ③ あの基地外、野ブタ氏はなぜ昨12月に解散、総選挙したか。
   ①の結果はでたけど、②と③の結末はまだではないですか。
 反自公政権の人たち、あなたがたは、「日本とは何か」に答えを地を這ってでも、出さなければならない。つまり、最後の質問。我が愛しい「日本がどうなってほしいのか」。経済的に、政治的に、軍事的に、文化的に、国際的に、我が日本はどうあったらいいのか。
 我が敬愛する親方氏も、そろそろ、その弟子たちに踏み越えられるべき時かもしれません。日本を遠く離れた、パリからも、「日本とは何か」を示していただきたい。
 右派、左派、中道、リベラル、コミュニズム、こんな言葉は日本の文化ではまだまだ新参者ではありませんか。負けた、腹いせに、八つ当たりをするな、といいたい。
 わたしは、所々、本当のことを言って、しかし、全体では嘘をついて、庶民を騙している、権力者、情報媒体、をさすアブになりたい。
 と、洞窟の中から、長々としゃっべってしまい、すいません。パリ ファンより。
 
(時パリ)
>しんどいことは、なーんにも、考えないように、世界に誇れる、超一級品のア・なバライエティ、嘘に嘘を重ねる報道番組、をBGMにしていたら、楽なこと、この上ないですな-。小泉時代に逆戻りしたのも、きっと、私のような、目先の楽なことに溺れ、ほんの少しでも、リッチな生活や人様より優越感に浸れるようなことが与えられれば、シッポをふってしまう、野良・・のような人なのかな-。

まさに、そんな人からのコメントが先日来届いて居りまする(^^)
ところで、親方を踏み越えて行ける人材が…。
やはり、政権党で下積みを続けた様な若手でないと、せいぜい1~2回当選の若手では、幾ら頭が切れても、感覚が優れていても、無理では無いでしょうか。
数人居たベテランも、イマイチカリスマ性がかけているし。
しかしカリスマ性は活動と共に備わって来る物なのかもしれませんけれど。
それにしても、反自公の人達も所詮は「オレオレ」で、国の為に何をするべきかなどとは、全く考えられない人達の様で。
「みどりの風」など、その最たる例でした。
あーあ、です。



「ごめんなさい。」 (Y家の母妻)

>評論家やら学者やら、有名ブロガーやらツイッター・ユーザーやらが、互いに相手の傷に塩をぬり込める様に、傷付け合っている。

大人気なかったと思っております。
今後は、小沢理念の種を蒔いていければと思っています。
日本は独立国なのだということを。

(時パリ)
何をおっしゃいますやら。
この駄文は「Y家」さまの事を当てこすった訳ではありません。
御身のお働きは、充分伺って居ります。
現場で悔しい思いをされて、遠くで好き勝手な事を言ってるダケの私如きにまでお気を使わせて、申し訳ありません。



「絶望。」 (koyama)

こんにちは。
参院選で自民圧勝し 山本太郎さんが当選。
これできっと 多くの人たちが野党が一つになる事を熱望するようになると思いました。
私が山本太郎さんに感動したように 彼を支持した人はきっと打倒自民で一つになる事を熱望するとおもいました。
でも 違った。
ツイッターで流れてくるつぶやきは それとは全く逆のモノばかりでした。
でも 諦められずにいましたが。。
今日で 完全にあきらめようと思いました。
同じ所を目指しているハズと思っている人たちの 足のひっぱりあい発言にもう完全にダメだと思いました。
娘にも「もう日本の事はあきらめた。どういう状況になってもその状況の中で頑張って生きよう。その中で自分達の幸せを見つけていけば なんてことないはず。」
と宣言。
娘に悲しい顔をされました。
そして 久しぶりにここにきました。
パリさんの文章にびっくりしました。 同じ気持ち。

また来ます

(時パリ)
私より先に「今日で 完全にあきらめようと思いました。」なんて言わないで下さいよ。
それを言うのは、私が先です。
でも、まだ今じゃない…。



「Unknown」 ( )

汚沢というミョンバクといい
陛下に対し弓引く痴れ者は
皆こういう末路をたどるのぢゃ
天罰覿面
覚えておくがよいぞ泡沫の党の左巻きども

(時パリ)
>陛下に対し弓引く痴れ者は、皆こういう末路をたどるのぢゃ

だったら、アメリカの言いなりに原発を導入推進し、今又再稼働させ、ダダ漏れの放射能で国土は汚染され、那須のご用邸あたりの線量は非常に高く、ご用邸の菜園からの材料でお食事をされていらっしゃる両陛下は、内部被爆は相当な量に登っている事でしょう。
陛下をそんなめに遭わせている、原発を取り入れた自民党の、そして安倍晋三の悪行に対して、なんで同じ事を言えないのですか?
真の独立と主権を認められず、天文学的金額の予算を貢がせられて米軍に駐留してもらい、首都圏の管制圏すら与えられず、大和撫子たる妻女は次々と狼藉されて、なんで文句言わないのですか?
貴方はもしかしたら共産党員ですか!?
一見右翼風の汚い物言いで、右翼のふりをした売国左翼としか思えない連中が、うじゃうじゃ居りますからねえ。



「Unknown()さまへ」 (Himbeere)

貴方さまの勝手なファンタジィーで小沢氏を貶める前に、下記をご覧下さいませ。
みんなの党、大熊利昭衆議院議員のニコ生チャンネルです。
20130802大熊利昭 小沢一郎氏・驚きの直立不動!

みんなの党、大熊利昭衆議院議員のニコ生チャンネル
20130802大熊利昭 小沢一郎氏・驚きの直立不動!

(時パリ)
白痴のような「エセウヨゴキブリ」という新種が、最近湧いて出る様になりました。
強力な「ゴキブリホイホイ」はないものかと、思っていた所でした(^^)。





拙ブログの読者諸兄は、私が「ツイッター」をやっている事は、ご存知だと思います。

これまで、特に一年程前まで毎日更新して来たブログですが、たった140字で表すツイッターで、充分だと思える様になってしまったのです。

非常に鋭いご意見も多く、それに返信する事で紡ぎだして行く意見の醸成が、こんなブログに遥かにまさる発信方法の様な気がしてならなくなったのです。

そうすると、毎日夜中まで掛かって数千字を費やして来た、このブログの更新がなんだか意味の無い事の様に思えて来て…。


これまで通りの形式では、もう続けられない気がして居ります。

完全リニューアルして、心機一転出直すか。

止めてしまうか。

それとも、結局これまで通りに続けるか…。


悩みは尽きません。

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お知らせ

2013-06-08 23:27:15 | Weblog
読者の皆様、日頃のご愛読に心よりの感謝を申し上げます。

5泊7日の神風旅行で東京から帰って来て、直ぐ仕事で20日間程パリを留守に致して居ります。

旅先で、しかも仕事中と言う事も有り、最近の不定期更新が更に難しい状況に落ち入って居ります。

6月25日くらいには帰パリで切ると思います。

それ以後は、一年前の様にほぼ毎日の更新を目指して努力致しますので、しばらくお許し下さい。

旅先でも、時間的余裕が有る際は、寸評くらいの更新はしたいと思って居ります。

どうか、お見捨て下さいません様に、お願い申し上げる次第です。

状況のご報告をさせて頂きました。

皆様方各位にあらせられても、毎日のご活躍をお祈り申し上げて居ります。

選挙も近い事です!

頑張りましょう。

『晴れのち曇り、時々パリ』拝



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「前例含めて考える」仙谷が小沢離党に期待感。。。仙谷政治こそが日本史上の悪しき前例

2010-12-26 17:57:32 | Weblog
週末恒例、「一言時評」です。


▶仙谷氏「前例含めて考える」小沢氏離党に期待感(読売新聞/12月26日(日)19時22分配信)
▷味方が味方を売る、人身御供の前例って。。。?

▶大連立の動き再び 渡辺氏「谷垣副総理」で「2年限定」(産經新聞/12月26日(日)21時36分配信)
▷いやはや、出てくる出て来る。権力という蜜にたかる毒虫の如し。
 (下に論評有り)


▶「日本軍の捕虜」と嘘の戦争体験で恩給詐欺(産經新聞/12月26日(日)19時5分配信)
▷やっぱり「英国人にまで嫌われている」オーストラリア人!

▶サウジ王家「老い」との戦い 後継問題が浮上(産經新聞/12月26日(日)18時0分配信)
▷既に高齢の7男15女と、孫ひ孫で数百名。

▶「小沢氏、説明を」民主1回生、地元で逆風(読売新聞/12月26日(日)17時50分配信)
▷洗脳作戦万事順調。

▶仙谷氏ら続投なら 自民、首相問責検討 公明も賛成の意向(産經新聞/12月26日(日)7時57分配信)
▷それでこそ野党!

▶米軍再編交付金16億8000万円停止 名護市民、諦めと不信(産經新聞/12月26日(日)7時56分配信)
▷正体見えたり菅政権「アメと鞭」どころか、「鞭と侮蔑」。

▶民主、展望なき数合わせ ねじれ解消へ次々と秋波(産經新聞/12月26日(日)7時56分配信)
▷「にぃさん、遊んで行っておくんなましぃ~」

▶<愛知県知事選>揺れる自民議員 二者択一迫られ(毎日新聞/12月26日(日)1時51分配信)
▷民主議員も二者択一迫られてます。

▶鳩山さん、「辞めるのやめた」は止めてくれ(産經新聞/12月25日(土)22時30分配信)
▷鳩の糧でしょ!

▶冬休みの宿題 解けるかな…政界「連立」方程式(産經新聞/12月25日(土)22時13分配信)
▷えっ、あの頭で!?

▶小沢氏「首相筆頭に」 再会談、招致進展なし(産經新聞/12月25日(土)15時38分配信)
▷人にそこまで気を使わなくとも。。。

▶首相と小沢氏、言葉交わさず=連合の会談仲介不発(時事通信/12月25日(土)12時29分配信)
▷小鳩同席にも、前首相元幹事長に挨拶すらしなかった。

▶菅首相「一日も早い決断を」小沢氏に呼びかけ(読売新聞/12月25日(土)9時7分配信)
▷「一日も早く首つって下さい」と言うヤツも言うヤツだ。

▶仙谷長官、超党派の消費税論議に期待「消費税トラウマにたたずむな」(産經新聞/12月24日(金)21時18分配信)
▷弱者の痛みを知らぬ<驕り>の本音。

▶<自民党>谷垣総裁と大島副総裁の「着ボイス」配信を開始(毎日新聞/ 12月24日(金)20時8分配信)
▷大島副総裁の着ボイス? 「顔怖い、顔怖い、顔怖い」

▶<連合>会長が消費増税を容認 社会保障など骨格示す条件で(毎日新聞/12月24日(金)19時13分配信)
▷<連合>って、経団連の別名でしたか。労組だと勘違いして居りました。

▶<民主党>岡田克也幹事長 党規約改正などの意向示す(毎日新聞/12月24日(金)19時9分配信)
▷反小沢条項だね。

▶防衛相、外相発言を批判=普天間継続、閣内で温度差(時事通信/12月24日(金)18時28分配信)
▷この人、前原にも小沢にも喧嘩売ってるけど、居場所有るのか心配。<党内第三局>って、ンな馬鹿な。

▶「再就職斡旋なくなり…」定年まで働く国家公務員増加 総務省調査(産經新聞/12月24日(金)15時55分配信)
▷天下りは税金の浪費、飼い殺しも税の無駄遣い。。。

▶検事総長に笠間東京高検検事長=大林氏、証拠改ざんで引責(時事通信/12月24日(金)10時44分配信)
▷処分前に辞任で大阪地検廃止を救う誉れ。ご褒美は9000万円。

▶平沼氏の判断がカギ 「たちあがれ日本」連立入り(産經新聞/12月25日(土)20時37分配信)
▷党内四面楚歌でも「副首相」と言われれば。。。未練たらたら。

▶連立参加に大義ない=みんな代表(時事通信/12月26日(日)18時37分配信)
▷自分が参加しないんじゃ、大義なんて無いさ。

▶詳しい動機、依然なぞ 1年引きこもりの末… 取手バス襲撃(産經新聞/12月26日(日)20時26分配信)
▷一人の社会不適応者の「動機」を解明する事に、何か意味が有るのか、といつも思う。

▶<模擬カジノ>大阪府が開催検討 市民招きPR(毎日新聞/12月26日(日)11時30分配信)
▷そこまでカジノの拘る意味が良く判りません。まさか橋下くんに利権なんぞないだろうし。。。

▶小沢の巧妙な罠!? 菅×たちあがれ連立構想浮上(夕刊フジ/12月25日(土)16時56分配信)
▷悔い改められる程、良心は有りませんです。



◆大連立の動き再び 渡辺氏「谷垣副総理」で「2年限定」(産経見出し)

>民主党がたちあがれ日本に連立入りを打診したことを受け、自民党も加えた「大連立構想」が再浮上している。黒幕は、平成19年の大連立騒ぎと同じく渡辺恒雄・読売新聞グループ本社会長。8日に谷垣禎一自民党総裁と会談した際は「菅直人首相、谷垣副総理」の布陣を提示し、2年間限定の大連立を持ちかけた。渡辺氏はたちあがれ日本の与謝野馨共同代表とも関係が深く、一連の動きは地下水脈でつながっているとの見方は消えない。


永遠に成仏出来ない「自爆霊」ナベツネ。

心根あくまで生臭く、立ち居振る舞いの見苦しき事。
これをもって『老害』と言わずして、他に何の老害があろうか。

あくまで、アメリカに都合の良い日本に止め置く事に、執念を燃やす。
老醜曝しても、ラングレーの方だけを見続ける人生とは、一体何なのだろう。


>消費税率引き上げを含む社会保障・税制の抜本改革、そして憲法改正には大連立しかない。こう信じる渡辺氏は8日午後、自民党本部4階の総裁室で谷垣氏を熱心に口説いたが、谷垣氏の返答はつれなかった。

>渡辺氏「菅首相が解散しなければ、何も物事が進まないまま時間だけが過ぎる。課題を絞って大連立を考えるべきだ」 

>谷垣氏「でも現政権の目指すところがよく分からない。どうも菅首相は信用できない…」
 
>そこで渡辺氏が持ちかけたのが谷垣氏を副総理にする人事構想だ。あくまで税制などの重要課題にテーマを絞り、あらかじめ大連立を「2年限定」にすることも持ちかけたが、谷垣氏は「小沢一郎元代表を切れないような民主党とは組めない」とにべもなかった。


幾ら「大新聞」のオーナーと言えども、一体何の資格が有って「日本の行方」に、こうまで口が挟めると言うのだろうか。

ただ、唖然とするのみ。


>谷垣氏の要請を受け、わざわざ自民党本部まで出向きながら「ゼロ回答」。渡辺氏は顔に泥を塗られた形となったが、渡辺氏はなおあきらめていない。


年寄りと、宗教家とが政治に口を出したら、ろくでもない結果にしかならない事は、歴史が証明している。
そして、その後ろに「権力亡者」の悪人政治家が蠢いていたら、結果は悲惨な物となる。


>渡辺氏に仲介を依頼したのは誰なのか。「菅首相自身ではないか」との見方もあるが、もっとも有力視されるのは、仙谷由人官房長官だ。仙谷氏は渡辺氏と太いパイプを持つことで知られ、16日夜には都内の料亭から両氏が一緒に出てくる姿が目撃されている。

>もし仙谷氏の依頼で渡辺氏が動き、「谷垣首相」を提示したとすれば、「内閣の要」である仙谷氏がすでに「菅外し」による政権延命に走り出したことになる。仙谷氏は財界関係者らにも自民党重鎮らとの仲介を依頼しており、その動きは目が離せない。


悪狸が、古狸にすり寄っている。
日本を喰いものにする為に。


>渡辺氏は11月下旬に与謝野氏と会食した。渡辺氏は仙谷氏から聞いたとみられる首相の今後の政権運営を説明し、憲法改正と消費税率引き上げを実現させるには「小沢氏の存在が障害になっている」と打ち明けたとされる。


正しく。
日本人として、必ずや阻止しなければならない事を、強行したい側の障害が「小沢」である。

そして、今をときめく「連立相手候補」の面々は、いずれもナベツネと思いを同じくする、いわば「売国奴」であり、そして我らが『仙谷由人』は、その輩達と、同じ陣営に居る訳だ。
(分かってはいたがね)


>この頃から民主党執行部の「小沢切り」の動きが加速。大連立構想と連動しているように見える。もともと与謝野氏は「たちあがれ日本を民主、自民両党の接着剤にしたい」との思いがある。民主、たちあがれの両党が連立を組めば、大連立構想はさらに現実味を帯びる公算が大きい。
【産經新聞/12月26日(日)21時36分配信】



いよいよ『政権交代』が<後退>を経て、「再交代」に向かって走り出した。

かくも脆き「政権交代」では有った。
小沢抜きの政権は、自民党政治のシステムと変わらない。

同じシステムで有るならば、素人がやっても、自民党以上に巧く行く筈は無い。


ただ、素人の分だけ、後ろから「操作しやすい」と言う事が言えるのだ。


官邸も、各省大臣室も、官僚のささやきと、官僚の情報操作とで、イチコロであった。

何も改革出来ないどころか、より酷い状態に成り下がっている。

敵はただ一人。
その名は『小沢一郎』。

小沢を抹殺すれば!
末代までの憂い無く140年続いた「官僚政治」が維持される。
65年続いた「アメリカの庇護」も、存続する。
今まで築き挙げた「官僚に全てが還元する」楽園が、存続出来る。

その為に、政治家が働く。
彼等には、それなりの見返りが有るので、充分満足している。
「センセイ」と呼ばれ、特別待遇を受け、当選を重ねる毎に「要職」を歴任し、その度に「ハク」が付き、勲章がもらえて、地元に名前を残す。

それが、政治家の生き甲斐。

それを、巧くくすぐって、誘導してやれば、政治家は必死で動く。

国民の生活?
考えた事も無い。
国民とは、税金を納めていれば良いだけの存在に過ぎない。


そして、アメリカと太いパイプを持っていれば、政策施行に何ら問題なく、外交にも、何ら心配は無い。
全て、官僚様が日本を動かしているのだ。

その手足が、政治家であり、マスコミである。

マスコミは、ナベツネが、全てを仕切っている。
背後のラングレーからの潤沢な資金提供で、何でもやれる。

かくして、税を引き上げるも、核武装、自衛権の承認も、いとたやすい事では有るのだ。

大政翼賛大歓迎。

ウルサイ共産党も、無視出来る存在に過ぎない。
社会党は既にない。

怖い物はただ一つ。
国民の「一致団結」した反対だけ。

昔は、デモもストライキも激しい時期もあった。
機動隊の活躍も有った。

しかし、それは今は昔。
動労は既にない。
国労も既にない。

急進的労働組合は消滅した。
残るは「連合」という「愛好会」のみ。

組織率はゼロに等しい状態で、労働者に何の影響力もない。


時は来た。

いまや、「やりたい放題」は目前に迫った。

国民の洗脳は、80%に達している。


唯一の障壁「小沢一郎」も、風前の灯。

2011年は、日本の第二の開国とも言える、記念すべき年となるであろう。

総理大臣等、誰でも良い。

消費税を上げ、法人税は更に引き下げ、介護保険も改悪し、医療保険も負担率を上げ、年金制度も変えてしまおう。

PTTにも積極加入する。
効率の悪い農業などは、切り捨てられる。
食料品は、全て輸入すれば良い。
アメリカは、対日輸出用に、「遺伝子組み換え」で効率の良い食料を沢山生産してくれる。
輸送中に腐らない様に、ポスト・ハーベストは抜かり無し。

アメリカ債は、言われるままに購入する。
褒められる事請け合い。
大手日本企業は、海外に本社を移させ、株式はユダヤ資本に購入してもらう。
勿論利益は殆ど株主配当。
労働条件の改善や、雇用の促進など、海外に拠点を置けば何も気にする必要なし。


そして、憲法を改正する。

日米軍事同盟を「深化」し、アフガンにも堂々と出兵出来る。
自衛隊を、堂々と海外派兵出来る。

アメリカに言う通りに動けるのだ。

大連立バンザイ!
小沢失脚万歳!!


阿波の悪狸が、ゴミウリの古狸とツルんでいる。。。
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ご愛読感謝です

2009-03-12 05:15:20 | Weblog
私事で恐縮ですが、昨日3月11日、およそ120万程のブログ数の中に有って、アクセス数で5914位にランクされました!!

思っても見なかった。

たまたま名高いマンガ原作者の<雁屋哲>氏のブログに、<西松建設問題>がアップされていたのを見つけて、主張に共通点が有るような気がして(かってな解釈デス)、失礼ながら『トラックバック」させて頂いたら、<拒否>されずちゃんと反映されて、そのお陰であろうと、思います。

やはり有名人のブログの影響力はスゴい、と改めて納得した次第でした。

それにしても、今日のマスコミの<サンダース人形>報道のアホらしさ!

あんな事、新聞の最後の1ページ前に、三行でのれば良い程の事柄です。

それを、繰り返し繰り返し。

FNNニュースなんか<現場>から実況中継までやってくれる有り様。
「アッ、何かでて来ました!どうやら<右手>のようです。右手のような物が見つかりました!右手です!右手が見つかりました!」

全く<日本の危機的現状>を分かってるのかね、みなさん。

まあ確かに、辛い事ばっかりのなかの<心温まる>出来事、的に扱いたいのかも知れませんが、それにしても<ラッコ>の件といい、マスコミは国民をナメとんのか、と言いたくなる。

こんな事にしか神経が回らないような発想では、この不況のおり、<民放>は本当に全部倒産してしまいますよ。

政府は政府で、<政府紙幣>発行の検討なんてまたゾロ馬鹿な事言い出すし。
そんな事したら、ただでさえ昨年までの<対ユーロ>の円安でずいぶん苦労させられたのに、『円』の信用をさらに最低の所まで落とす事になっちまうよ。

渦中の<小沢>サンはといえば、「ウオン安だし、済州島買っちまえ」なんて過激な事言い出すし。
あの国の人達がこれを知って、一体どんな極端な大騒ぎを起こしてくれる事やら。。。
あなた、もっと心配しなくては行けない事が有るでしょうに。

今日は、<愚痴>を書くつもりでは有りませんでした。
あくまで<アクセス御礼>のご挨拶のつもりでした。

でも、いざ書き始めたら。。。

果たして我が祖国は、本当に安心してみていられる日が、来るのだろうか?

(私ごときが心配する事ではない)かも知れませんが、でも必死で発言し続けないと、増々歯止めがかからなくなりそうで。
今夜も夢見が悪そう。

と言う事で、今後もご愛読の程、宜しくお願い申し上げます。
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冬空に、パリは今日も晴れだった!

2009-01-19 08:21:15 | Weblog
2008年1月18日、拙ブログを立ち上げて、ちょうど一年が経ちました。

毎日更新した日も有りましたが、概して週一ペース位で、あまり勤勉な<管理人>ではありませんでしたが、ご愛読してくださった皆様には、厚く御礼申し上げます。

サブ・タイトルに有る通り、『小言小兵衛』に徹する事も出来ておらず、<写真付きの面白い所の紹介編>と、<イカリング編>が入り交じった、何とも中途半端な体裁に、赤面するのみです。

と言いますのも、あまり怒り狂って小難しい事ばかりダラダラ書いていても、読んで頂けないのではないか、等と言った小心な自分が居て、写真で読者の歓心を惹いて中和しよう、というようなつまらない計算が働いて、結局どっちつかずになってしまったのだと思います。

本来でしたら、二つ別々のブログを作るべきだったのでしょうね。

でも、言いたい事は言いたい、聞いて頂きたい事は聞いて欲しい、それに、日本の皆様に珍しい(カモ)情報もお教えしたい、という気持ちには勝てず、結局このままのイミ不明な体裁のままで、今後も続けさせて頂きたいと改めて考えた<一周年記念日>でした。

どうか、今後もご愛読下さって、お叱りの言葉や、賛同、不賛同のご意見を、コメントして頂ければ、幸いです。

『晴れのち曇り、時々パリ』を、今後も宜しくお願い申し上げます。
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日本の皆様に、パリより、謹んで初春のお喜びを申し上げます。

2009-01-01 02:50:31 | Weblog
2009年が明けました。

嫌な事やうっとうしい事が山の様に起こった2008年でした。
日本の現状と、日本を取り巻く環境に、絶望感を抱きかけた一年でした。

特に、一滴も血の通っていないか如きの、大企業による派遣切り。

年末も押し詰まって、収入も住処も奪われて外に放り出された人達に対して、国も政府も(ハローワークに特設窓口を開設する以外)文字通り一切何にも具体的な手を打たない中で、財政破綻に瀕しているはずの地方自治体による<臨時雇用>や、一部ボランティアの活動が、冷えきった心の中に、日本の明日に対するかすかな希望が感じられるような。。。

それにしても政府は恥を知れ!!

地方自治体の首長達の<爪のあか>を煎じて飲め!

労働者を人間扱いしなくなる事は目に見えていたにもかかわらず、強引に『派遣労働者法』を成立させた張本人の<小泉純一郎>と、時の厚労相<公明党の一反もめん>には、腹を切って頂きたいものです。

世の中むちゃくちゃでは有りますが、皆で少しずつかえていきましょうよ。

一人のやれる事なんて、ほんとに些細な事ですが、だからといって何もしないで諦めているダケでは、ほんとに何も変わりません。
やれる事から、少しずつでも何かのアクションを心がけていれば、やがては何かが変わって行くのではないか。

そういう訳で、腹を立てているだけから、何かをしたい、という思いに至った2009年の年頭にあたって、皆様方に慎んで『初春のお喜び』を申し述べさせて頂く次第です。



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晴れのち曇り、時々パリ 今後よろしく

2008-01-18 03:17:57 | Weblog
パリ在住30ン年。祖国日本と、第二の祖国フランスと、その両方のいい面悪い面も知り尽くした上で、日々雑感を書いてみたいと、このブログを立ち上げました。
きっとあれこれ脱線しそうな予感を抱きつつ、これからいよいよスタートです。
どうか贔屓にしてやってください。

ここ数日、パリは天気がはっきりしなくて、風も強く雨がち。
始まって一週間のソルド(バーゲン)も人手例年に比べていまいち。

それにしても、フランスの小売り業は12月のクリスマス時期に一年の年商の50%を売り上げるとは言え、年明けと共にバーゲン開始でごった返すのです。

フランスの市民は、年末どうしても買わなければならないもの以外は、じっと我慢してバーゲン開始を待ちます。
初日に行かないと本当に欲しい物は残っていない(サイズや色)し、欲しい物はバーゲン対象外の事も。
一般的にフランスでは、本当に欲しい物は、売り出された時買っておかないと、一ヶ月くらいで商品構成が次々変わります。
ですから、値段に関係なく、欲しい物は見つけた時買う人種と、バーゲン時に、その時有る物から選んで買う人種と、
2種類。
前者(ブルジョワ)が10%、後者(庶民)が90%という所ですか。
開始一週間経って、バーゲン価格からさらに再値下げも始まり、今日も、小雨の平日にも関わらず、パリのデパートはかなり込み合っていたようです。

筆者もつい。。。
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