晴れのち曇り、時々パリ

もう、これ以上、黙っていられない! 人が、社会が、日本全体が、壊れかかっている。

日本の国会をここまで不毛な場所にしてしまった、無能な政治屋さん達の跳梁跋扈には終止符を!

2012-08-31 21:59:24 | 政治と社会
国家の宰相の候補者が、恐ろしい事になっている…。


最早コメントする事すら、馬鹿馬鹿しいまでの、恐ろしい程の、人材の枯渇。

国民は、このような人間達の気まぐれで、人生の数年間を一喜一憂させられるのだ。

一喜一憂とは言うが、喜びがもたらされる見通しなど、皆無である。

しかも、最長四年間で済めば良いが、売国的法案を次々と可決されてしまったら、子々孫々にまでの影響を覚悟しなければならないのだ。



▶“次の首相”占う自民総裁選!本命石原、追う石破、谷垣(zakzak/見出し)

>自民党総裁選(9月26日投開票)が、国民的注目を集めている。

>自民党は次期衆院選で比較第1党に返り咲く可能性が高く、総裁選は事実上、「次の首相」を選ぶ戦いと位置付けられつつある。

>現時点で、総裁選に出馬する可能性が高いのは、谷垣氏と石破氏、安倍氏、石原伸晃幹事長(55)、林芳正元防衛相(51)、町村信孝元官房長官(67)の6人だ。

>安倍氏はいち早く動いている。所属する町村派のオーナーである森喜朗元首相に出馬の意向を伝え、来週には勉強会「新経済成長戦略勉強会」(仮称)を立ち上げる。発起人にはすでに約60人が集まっている。

>「やり残したことがある。(次のリーダーのテーマは)『強い日本をつくる』ことだ」

>安倍氏の武器は、大阪市の橋下徹市長率いる「大阪維新の会(維新)」とのパイプの太さだ。谷垣氏や森氏、古賀誠元幹事長ら党内長老組が、衆院選後に「自民・民主・公明」の連立を念頭に置くのに対し、安倍氏らは「自民・維新・公明」という対立軸を打ち立てている。

>自民党の石破茂元防衛相(55)は31日、支持議員が来週、出馬要請する方針を決めたことを受け、総裁選に出馬する意向を明らかにした。9月8日の今国会会期末前後に表明するという。

>「要請があれば、受けない選択肢はない」

>石破氏は派閥横断的な勉強会「さわらび会」を主宰している。報道機関の「首相にふさわしい政治家」という調査では、常に上位にくる国民的人気の高さは他候補にとっては脅威だ。

>谷垣氏も動き出した。野田佳彦首相に対する問責決議可決から一夜明けた30日、次期衆院選に向けて、北海道から全国遊説をスタートさせた。同日、総裁選に出馬する意向を党幹部に伝えており、来月上旬に正式表明する見通しという。

>ただ谷垣氏は「今国会中に衆院解散に追い込む」という公約が果たせなければ、世論調査の支持が低いため「選挙の顔にならない」と引きずり下ろされる可能性もある。「谷垣3年間の上前をハネる環境ができている」(中堅議員)のだ。

>林氏が、古賀派の後押しを受けて推薦人(20人)集めを始めたのも、「古賀氏が谷垣氏にいやがらせをしている」(中堅議員)とされ、谷垣氏は出馬見送りもささやかれている。

>この場合には、谷垣氏を幹事長として支えた石原氏が出馬する可能性が高い。派閥横断的な中堅・若手議員約10人と定期的に会合を行っているほか、森氏や古賀氏との関係も良好だ。

>町村氏も、周囲に「絶対に出る」と訴えている。安倍氏も町村派に所属するため、同派は分裂選挙となりそうだ。

>政治評論家の浅川博忠氏は「本命・石原氏、対抗・石破氏、穴・安倍氏」とした。理由として、浅川氏は「谷垣氏は出馬できないだろう。石原氏は橋下氏と会食を重ねる仲なうえ、石原家のブランドもあり、長老のおぼえもめでたい。党員投票で、安倍、石破両氏と互角に戦い、国会議員票で勝る。石破氏は党内の人望が薄く、安倍氏は一度投げ出したので周囲には『一度外相をやってからでも…』という意見も多い」と話した。

>一方、政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「本命・石原氏、対抗・谷垣氏、穴・安倍氏」とし、「谷垣氏は民主党を分裂に追い込み、地方選でも連戦連勝だ。ガチンコで戦い党分裂をするくらいなら、消去法的に谷垣氏に収まる可能性もある」と話した。

>残暑よりもアツい権力闘争になりそうだ。
【zaczac/8月31日】



脱力感に苛まれる記事では有るが、実際にヘタすると自民党が「比較第一党」にならないとも限らない事が、日本社会の選挙動向なのだ。

一般の市民は、いまだに新聞TVの誘導のままに思考し、行動する。


「国民の生活が第一。」

このキャッチ・フレーズを踏みにじったのが、いまだに「民主党」を乗っ取った一部の政治家の仕業だと理解していない市民達は、民主党に嫌悪感を抱いて居り、二度と民主党には投票しそうも無い。

しかし、小沢Gの立ち上げた『国民の生活が第一』が、政権交代時の犠牲者で、思想を盗まれ、行動を縛られ、現行民主党執行部の者共に嵌められた事を理解せず、小沢=民主党で反発しているのだ。

だから、ヘタすると…なのである。


国民に示された選択肢は、多く無い。


谷垣或は石破だと、<自民、民主、公明>による大連立+維新。

安倍の再登場または石原だと、<自民、維新、公明>による大連立+民主。


どちらに転んでも、おぞましい事限り無し。


石原伸晃の強みと弱点。

強み ◇大阪維新の会とのパイプ。党長老達の支持。石原ブランド。

弱点 ◆谷垣が出馬すれば、幹事長として出馬する訳に行かず、大義無し。軽い。


石破茂の強みと弱点。

強み ◇世論の高支持。「選挙の顔」として地方や落選組に待望論。

弱点 ◆離党歴。長老に人望無し。議員票が弱い。


谷垣禎一の強みと弱点。

強み ◇3年間自民党を守り与党を追求した。選挙に連勝。消去法で最善。
弱点 ◆世論の支持薄いく「選挙の顔」にならない。三党合意と問責での失態。


安倍晋三の強みと弱点。

強み ◇維新とのパイプ。領土問題の追い風。長老を中心に強い党内基盤。
弱み ◆政権投出の前科。参院選敗北で「選挙の顔」に疑問符。


以上、ZACZACによる解説である。


それにしても、恥ずかしいなあ。


『石原ブランド』だそうです。

「選挙の顔」だそうです。


石破茂も、石原伸晃にしても、アメリカの目線でしか物事を見ていない。

そんな目線で政治をしていれば良かった時代は、もうとっくに終わっている事が、ご本人達がお分りになって居られない。

>「要請があれば、受けない選択肢はない」

担ぐ議員が居るって事です。

>「首相にふさわしい政治家」という調査では、常に上位にくる国民的人気の高さ…。

人気を作り上げる国民の数が存在するって事です。

>「谷垣3年間の上前をハネる環境ができている」(中堅議員)

野党に落ち入って、引き受けての無かった「総理になれない総裁」の座を、敢えて引き受けた谷垣総裁を、「維新ブーム」に選挙戦を不利とみるや、引きずり下ろそうとする。

ある意味で、自民党の功労者と奉っても良い程の人なのに。

結果だけ盗み取って、引きずり下ろそうって、まるで民主党みたいじゃないか。

ご立派、と言うを通り越して、お見事。



「国民のレベルの政治家しか持てない」

この事が、実に良く解る。


>残暑よりもアツい権力闘争になりそうだ。

十分笑わせて頂きました。


問題は、民主党による小沢パージと、橋下徹の造られたブームとに、収斂される。

本来の政権交代は、小沢一郎のパージと共に潰え去り、我々は失われた三年間と言う、実に高価な代償を払わされてしまった。

「小沢とは絶対一緒に居たく無い」という菅直人と、霞ヶ関全体を巻き込んでそれを煽った、仙谷由人のせいである。

その間に、期待を裏切られた国民は、当然不満のはけ口を小沢本人に向けてしまい、そして代替えの希望を「デマゴーグ橋下」に求めたのだ。


彼は、時たま鋭い物の味方をする事が有る。

関西の庶民(?)の出である彼の「舌鋒鋭い」発言は、多いに市井の同意を得易いキャラクターである事は、確かだ。

地方公務員のいい加減さを厳しく糾弾し、大向こうの喝采を浴びた。

後は、嗅覚鋭いマスコミが「利用価値」を見いだして、敵に回す前に味方に取り込んでしまう作戦に出た。

橋下徹本人も、TV芸人であった事から、マスコミの活用法に長けていた。

あとは、一気呵成。


「再稼働が決まるまでは<反原発>で行きますんで宜しく」

舌鋒鋭く原発を批判し、一気に支持層を拡大して行った。

あとは、その時々のターニングポイントごとに豹変し、その(作られた)熱狂的人気が故に、元々の精神的土壌である「ネオコン保守」勢力にとって、避けて通れない存在へとのし上がって来たのだ。

ほんの数ヶ月官の間に。


未だ、政党ですら無い存在を、来るべき総選挙の柱として位置づけるマスコミとの二人三脚は、完全に巧く作動している。



▶“橋下新党”早くも永田町の駆け込み寺に!?(zaczac/見出し)

>橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」が9月中旬以降の結成を目指している新党が早くも永田町の「駆け込み寺」と化している。大阪維新は9月9日から始まる公開討論会で現職国会議員を選別する考えだが、このままだと勢力争いも勃発しそうな気配で、選別方法の見直しを迫られる可能性も出ている。
【zaczac/8月31日】


横粂勝仁衆院議員。

>横粂氏は民主党を離党した議員4人からなる衆院会派「改革無所属の会」に所属。当初「無所属の会」の全員が新党に参加する方針だったが、同氏周辺によると大阪市特別顧問の中田宏前横浜市長から個別に誘われて討論会に参加することにしたという。

と言う事らしい。


今井雅人衆議院議員。
平山泰朗衆院議員

>「中京維新の会」を結成した大村秀章愛知県知事も、維新から公開討論会への参加要請を受けて、民主党の今井雅人、国民新党の会派に所属する平山泰朗の両衆院議員らに「一緒に出よう」と呼びかけたことが判明。


民主党の松野頼久元官房副長官。
自民党の松浪健太衆院議員。

彼等に橋渡しを依頼する国会議員が続出だそうだ。

その結果。

民主党の小沢鋭仁元環境相や原口一博元総務相、自民党の塩崎恭久元官房長官、国民新党の下地幹郎幹事長が、松野頼久と「国家統治機構研究会」(仮称)を創設する方針で一致した…。


その挙げ句に、次期衆院選の目玉候補として、東国原英夫前宮崎県知事や中田宏前横浜市長らの擁立を検討している、という有様である。

何をか言わんや。



▶維新合流議員、竹中平蔵・堺屋太一氏らが選考(讀賣/見出し)

>地域政党・大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)は、衆院選公約となる「維新八策」に関する9月の公開討論会の審査員に、維新ブレーンで八策策定でも助言を行っている竹中平蔵元総務相や堺屋太一元経済企画庁長官らを充てる方向で調整に入った。

>公開討論会で維新は、次期衆院選に向けて合流する国会議員を選考。

>討論会には、民主党の松野頼久元官房副長官や自民党の松浪健太衆院議員ら国会議員のほか、維新が衆院選への擁立を検討する東国原英夫・前宮崎県知事らも出席する予定。
【讀賣新聞/8月31日(金)7時50分配信】


あの(!)竹中平蔵である。

選ばれて、「維新公認候補」となる現職国会議員は、最初から『売国奴』という札を首にぶら下げて、街頭演説に立つ事になる。

慶賀の至りである。


そして、その言わんとする所が、文章としてまとまった。



▶ネット選挙解禁、衆院定数半減…維新八策最終版(讀賣/見出し)

>地域政党・大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)は31日、次期衆院選の公約「維新八策」の最終版をまとめた。


>八策は、八つの政策分野で構成。目指す国家像として、「決定でき、責任を負う民主主義」の確立を目指すとした。衆院の定数を240に半減することを明記。議員歳費や政党交付金の3割削減を掲げ、政治資金規正法の抜本改革では「全ての領収書の公開」も掲げた。公務員制度改革では、地方公務員が自分の勤務自治体の首長選挙に関与することを制限するとした。
【讀賣新聞/9月1日(土)3時3分配信】


「決定でき、責任を負う民主主義」

相変わらず耳障りの良いフレーズである。

言う事とやる事とが、全く違うにも拘らず。

『決定』はするだろう。

橋下徹のやり方である。

それで、責任となると、はなはだ疑わしい。

まして「民主主義」となれば、間然に首を傾げざるを得ない。


何しろ、国会議員半減である。

ただでさえ、官僚が跳梁跋扈し、好き放題に「省益」と「自分の老後」とを計る為に好き放題にのさばっていると言うのに。

彼等が提出する「法案」の原文すら、全部読む時間があるかどうかで、内容の理解など求める事すら無理な状態で「法案審議」をしている議員達。

消費税増税ですら、何故やっては行けないのかを、300名程もの議員達が理解していない(官僚の言いなり)状況で、議員数を半減して一体どの様な自体に至るか、考えてもいないのだろう。

『道州制』に移行し、自治の権限を大幅に地方に移譲する為に、国会の役割も少なくて済む、のだそうだ。

地方の自治の拡大に伴い、現行の官僚の多くを、地方公務員にしてしまうから、大丈夫なのだそうだ。


卑近な例であるが、フランスは下院の議員数が577名である。

人口はおよそ6300万人。

道州制はしっかり機能している。

地方自治体(日本で言う市町村)議会 > 群議会(県を幾つかに分割)>県議会 > 地方(州)議会 > 国会 と、総ての単位ごとに議会が有る。

更に欧州議会も有るが。


「議員数が多すぎる」等と言う批判は、金輪際聞こえて来る事は無い。

全国通津浦々、どこの住民も「オラが議員」を選び、頼りにしている。

法案の具体的作成は、専門家集団である官僚が行うが、国会審議で「一字一句」吟味され、審理される。

しかも、各省庁の局長級以上は政権交代で「総取り替え」がなされる。


ここまで徹底していれば、官僚が政府の石に楯ついてサボタージュするなんて事にはならない。


しかし、日本の現状で議員数を半減したら、どうなると言うのだ。

仮に「道州制」なるものが出来たとしても、官僚共は焼け太りになるに決まってる。

国と、道州と、県と、自治体との、三重四重の官僚天国になる事請け合いである。

何しろ『政治主導』を謳ってないのだから。


その「大阪維新」は、自分達が政権の中枢に納まるつもりで居る。

実に恐怖である。

で、誰が総理大臣に?


「私は国政には出ません」と橋下徹は言っているらしい。

2万%無いのだろう。


さもなくば、安倍晋三。。。。



方や、民主党はというと。

野田佳彦の再選は固い雰囲気。


野田佳彦の続投に反対する勢力は有る。

しかし、何が出来ると言うのだろう。

そもそも、民主党内で「改革を進める」なんて欺瞞を言ってる議員達に、この閉塞感を変えられる筈が無いではないか。


川上義博参院議員を中心に党内の中堅・若手の間には、知名度の高さから田中真紀子元外相の擁立論もある。

田中眞紀子?

「民主党のジャンヌ・ダルクだ」と持ち上げる。


桜井充政政調会長代理。

「自分自身の政策は講演先では評判がいい」と自信をのぞかせた。


赤松広隆のグループは、原発ゼロに向けた政策をまとめて赤松氏自身の出馬に向けた下準備。


馬淵澄夫元国土交通相も出馬が取り沙汰されている。



百花繚乱。

芥子粒程の雑草の花ばかりが席乱れる。


この世には、夢も希望も無いのです。



ここでまた三宅ゆき子議員のツイートを転載させて頂く。

@miyake_yukiko35 三宅ゆき子

私と斎藤やすのりさんが岩上さんのインタビューを受けた時に話が出たこと。総選挙で大敗することは民主党幹部もさすがにわかっている。しかし、執行部の面々は選挙にめっぽう強い。郵政選挙でも生き残った幹部は今回も何とか残れるだろうと踏んでいる。見捨てられるのは大阪勢と一回生議員ら。
(8月30日)



永田町を変えなければならない。

真に「国民の生活」の事を考える政権を、是が非でも作らなければならない。

民主党は当然の事として、自民党もこれ又当然の事として、はたまた大阪維新も当然ながら、「国民の生活」の事など考えていない。

自分達が政権を取り、政権与党の国会議員と言う立場を享受したいだけ。

そして、一度政権の座に就けば、たちどころに仮面を捨て去り、改憲だの、再軍備だの、徴兵制だのと言い出す隙を、虎視眈々と狙っている。


そして、総てはアメリカの政商もどきのブローカーの言いなりに動く霞ヶ関の官僚に総て丸投げ。

議員様、大臣閣下と持ち上げられて国を売り飛ばす。


そんな、自公民に政権を与えてなる物か。

「国民の生活」の事を真剣に考えて政治に取り組もうとしているのは、その政治信条をそのまま党名に頂く、『国民の生活が第一』しか無いでは無いか。



おのおの方。

決起の時は来れり、でござるぞ。



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若い世代に、職も十分な収入も提供しない社会を創った大人達は、日本の社会をどうしたいのだ!?

2012-08-28 23:02:50 | 政治と社会
「就職氷河期」と言われた10年前から、日本社会は少しは進歩したのか、或は更に退化したのか。。。

少なくとも、憲法に定める「快適な生活」という国民の権利を持ち出す迄もなく、国民は人としての尊厳を持って、自分と自分の家族とを慈しみ、日本人として産まれて来た事を後悔する事無く、野生動物では無く人間としての人生を謳歌する権利が、有る筈である。

そして、国民に各自の人生を謳歌して生きて行く環境を、社会は提供する義務が有り、その義務は公権力が保証しなければならない。

筈である。



▶今春大学卒業生の22.9%が非正規雇用やニート 文科省調査(FNN /見出し)

>2012年春の大学卒業生の22.9%が、非正規雇用やニートなど、安定的な雇用に就いていないことが、文部科学省の調査でわかった。

>文部科学省によると、2012年の春、およそ56万人が大学を卒業し、就職率は63.9%となり、2年連続で上昇したが、就職した35万7,000人のうち、3.9%の2万2,000人が、契約社員や派遣社員などの非正規雇用だった。

>非正規雇用に就いた人や、アルバイトなどの一時的な仕事に就いた人、進学も就職もしていない「ニート」となっている人など、大学を卒業して安定した職に就いていない人は、あわせると12万8,000人を超え、全体の22.9%だったという。
【FNN ニュース/8月28日(火)17時22分配信】



日本経済は、産経省や財務省にレールを敷かれて、経団連その他の経済団体が主導して、動かされている。

その、経済を司る官僚と財界とは、残念ながら「国民の生活」の事は、全く念頭に置いていない。


国家の経済の根幹は、国民一人一人の働きによって、支えられている。

にも拘らず、国民の一人一人に「働く場」が提供されず、謳歌されるべき人生の最低限の物質的必要が満たされる事無く、あたかも「経済」だけが一人歩きするかの如く、国民が置いてきぼりを喰わされたままで、一部財界だけが潤う事で、社会の破壊が続いているのが、日本の現状である。


あたかも政府は、「国民よ税を払い続けて穏やかに死ね」と言っているとしか、思えない。


実際に政治の現状を見るに付け、政府と官僚達が、一体誰の為に働いているのかがきわめて不審であり、危険な状態である。


消費税の「一方的」増税の決定プロセス。

原子力規制委の委員の「強引な」決定のプロセス。

国内法の上位に来る「国際条約」TPPの、そのまた露払いとも言われる「ACTA」への参加の、「なりふり構わぬ」採決決定のプロセス。



政府は、何をそんなに焦って突っ走っているのか。

議員達が法案の内容すら把握していない国際条約加盟案の、その条約の秘密のヴェールに包まれたディテールを、国会審議もやらずに可決しようなどという血迷った国会運営の異常さは、一体何が、いや誰が、政権をそこまで動かしているのかと、恐ろしさすら覚える物である。


少なくとも、政府を誘導する官僚共は、自分達の望むレールの上を猪突猛進する現政権に、高嗤いが止まらない事であろう。


増税も、原発も、ACTAもTPPも、国民の生活基盤を破壊する悪政である。

国内経済は壊滅的打撃を受けようと、彼等は構わないらしい。

国民の購買意欲が最低限に冷え込んで、デフレがますます激しくなろうと、彼等は構わないらしい。

国内での生産基盤は、ヴェトナムへ、インドへ、コストのより安い海外へと移転させるから、構わないらしい。

その海外生産拠点で生産された物は、世界中に輸出するから、日本の国内景気はどれだけ冷え込もうと、彼等は構わないらしい。

法人税も減免されたまま。

富裕層に有利な所得税も、そのまま。

国内の税収が減り続けても、彼等は構わないらしい。

稼ぐ手段は、必ずしも国内に頼っていない以上、構わないらしい。


国民の生活基盤を破壊しても、彼等は一向に構わないらしい。

しかし。


国民は、海外移転させる訳にはいかない。

国民の数は変わらず、世代交代は毎年行われ、国民の生活がどのような状況に置かれる事になろうと、生活自体は続けられて行くのだ。

青息吐息で、死にものぐるいで。


それなのに、彼等はその国民の生活や人生の事を、一切考慮している様子は伺えない。


大学には行った物の、就職口は無い。

正規雇用は、半数強しか与えられない。

残りは、「同一労働同一賃金」を無視して、対価の付加価値が何も無い、賞与も昇級も宛てに出来ない、社会保険すら加入出来ない事の多い、「非正規労働」で我慢するしか無いのだ。

それでも、非正規雇用の就職口が手に入れば、まだ良い方なのだという。

卒業数の六分の一程が、就職先が見つからず、結果として「ニート」にならざるを得ない所まで来てしまった。


社会に適応出来ずにニート化する部分も有ろうが、不本意ながら親に寄生して行かざるを得ない若者達が、多数出現している現状は無視出来ない物が有る。


若者の一部は、大学在籍中から「挫折」を味あわされている。

履歴書を数百社に送って、面接まで漕ぎ着けられない。

面接までたどり着いても、総て不採用。

結果として、自分の将来に絶望してしまう。

若者達に、社会に出る前から挫折を味併せて、人口の活力を奪って行く。

当然、そんな社会は、衰退して行くしか無いのだ。


こんな社会に、誰がしたのか。


就学人口に対して、以前に比べて大学の数がどんどん増えて、結果として人口の減少にも関わらず大卒の数が増え続け、経済の冷え込みと経済界の無理解とが相まって、以上の様な惨状を産み出して来た。


一部ブラック企業の事をあげつらうまでもなく、殆どの大企業は社員を「部品の一部」としか見なくなった。

仕入れ値は、低ければ低い程良い。

同じ仕入れコストで有る以上、品質は他に比べて高い方を求めるが、すり減っても取り替え部品は、いくらでもある。

しかも、コストの嵩む部品は、自己購入するよりリースにしたほうが、諸経費の点で有利であるとの発想で「派遣社員」を好む。


社員の一人一人が、人間としての尊厳を持って生きて行く為に必要な金額+αを賃金として払うのでは無く、「希望的支払額」を可能な限り低めに押さえた上で、その条件を飲ませて働かせる。

「嫌なら、代わりは沢山居る」


業績が苦しくなれば、先ず人員整理でコストを圧縮しようと、安易な方向に走る。

リストラと言う言葉は『RESTRACTURE』(構造改革)という意味である筈だ。

それを、「首切り」という意味に限定して使用し、実際に「くびきり」と言うときのショックをカタカナで誤摩化しているだけ。


経営哲学も企業戦略も、専門知識も無く、ただ学閥と上司の引きたてと、立ち回りのコズルさで経営者にまで成り上がった経営責任者達は、業績悪化を従業員の待遇改悪と首切りだけで立て直そうとする。

そんなやり方でしか経営出来無い程のものなら、逆にその程度で経営出来るのなら、数千万円の年俸と億単位の退職金など、受け取る資格など無い。


とにかく、人件費を切り詰め従業員に犠牲を押し付けて、それで今この時点で業績を上げて、自分の評価は「よくできました」で済むのだろうが、経済規模を縮小し、次世代にツケを回して、子や孫の時代に彼等にどうやって生きて行けと、言う気なのだろうか。

その、労働市場の劣悪化が、既に社会現象化して現れて来ている。


ニートと同じ程の数「進学」と言うのが有る。

理系以外は、就職先が見つからないから「大学院」に取り敢えず行って、という学生の数もかなりに登るのであろうと思われる。


大学卒で、正規雇用にありつけた学生数が60%という社会は、正常なのだろうか。


一部特権階級の方にだけ顔を向けて生きている、政治家や官僚、財界人とマスコミ、この連中の責任は日本人の全人口の総重量より重たかろう。


偉そうにしてるが。

君たちは、次世代の若者達に向かって、「自分達がこの日本を引っ張って来た」と、堂々と言えるか?

彼等の目をまともに見ながら!?


歴代総理大臣。

歴代経産次官。
歴代財務次官。
歴代日銀総裁。

新経団連になってからの、奥田、御手洗、米倉。

歴代連合委員長。

渡邊恒男に代表される、マスコミ人。


君たち、いい加減にしとかないと、地獄に堕ちるよ…。


コメント (3)
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官憲に守ってもらえない国に駐在する大使に、護衛の武官も付けない日本はやはり茹で蛙だ。

2012-08-27 23:13:23 | 日本人の意識と精神構造
頭上を飛び越えて、日本国大使館に投げ込まれるレンガや石を、笑いながら見上げていながら、デモ隊を規制しなかった大使館警備の中国警察官の姿が、忘れられない。

ほんの少し以前の出来事だった様な気がする…。



そして今回。

北京で、駐中日本大使の車が強制的に停止させられ、日本国旗が奪われた。


予てより大使専用車に、警備スタッフは乗せていなかったそうだ。

馬鹿じゃないか。

『尖閣諸島は中国の領土』等と、任地で妄言を吐いた丹羽大使に対して、個人的には何の同情も抱かない。

しかし、国家の対応としては、馬鹿としか言い様が無い。

軽火器を装着した武官を同乗させるのが、常識だろう。

少なくとも「特命全権大使」なのであれば…。


日本は、自らの特命大使は守らなければならない、という感覚がないのだろう。。。




▶大使襲撃、政府は厳重抗議 中国当局「突発的な事件」 (日経/見出し)


>丹羽宇一郎駐中国大使の公用車襲撃を受け、日本政府は27日に駐中国日本大使館から中国外務省に電話で厳重抗議をし、再発防止と捜査を要請した。28日に大使館員が中国外務省を訪れ、正式に抗議する。

>日本の外務省幹部は「今必要なのは中国政府にしっかりとこの事案に対応してもらうことだ」と説明する。

>中国外交・公安当局は、警備の厳しい北京で事件が発生したことに少なからぬ衝撃を受けている。尖閣問題を巡る一連の反日デモは、広東省深センで一部暴徒化したものの、北京や上海など大都市では大規模なデモの発生を抑制。「デモ対応としてはおおむね成功」(公安関係者)と自信を示していた矢先だった。

>中国当局関係者は「組織的、計画的な犯行ではなく、あくまでも突発的な事件だろう」としている。中国外務省の羅照輝アジア局長は、今回の事件について「極めて遺憾」とし「在留邦人や日本企業の安全を確保する」との考えも示した。
【日本経済新聞/8月28日 01時28分配信】



それにしても、直後の反応のオバカぶり。

>日本政府は27日に駐中国日本大使館から中国外務省に電話で厳重抗議をし、再発防止と捜査を要請した。

>28日に大使館員が中国外務省を訪れ、正式に抗議する。


このような前代未聞の事件に際しては、日本国内に有っても、駐日中国大使を外務省に呼んで、外相から厳重抗議するべきでは無いのか。

第一、日本に対してまともな外交配慮をしない国を相手に、領土問題で係争中にも関わらず、各地で反日デモが行われている状況にあって、警備の武官も同行させていなかった上で、「電話で厳重抗議」って。


>中国外交・公安当局は、警備の厳しい北京で事件が発生したことに少なからぬ衝撃を受けている。

という反応も、自分達の警備上の隙をつかれた「中国公安当局」の、面子の問題に過ぎない。

結局これまでの「反日行動はお咎めなし」状態に、そんな約束はポーズに過ぎないと言われても仕方有るまい。

下手に犯人検挙等しようものなら、逆に中国国民の大反発を受けるハメになって、庶民の日頃の改正への不満を煽る事になってしまうのだから。



▶日本大使車襲撃、捜査どこまで=中国公安、「英雄」摘発を懸念か―愛国無罪の風潮(時事/見出し)

>丹羽宇一郎駐中国大使の乗った公用車が中国人とみられる男に襲われ、車両前方に掲げた日の丸が奪い去られた事件で、北京市公安局がどこまで本格的な捜査に踏み切るかが焦点となりそうだ。

>国民の間では尖閣諸島問題を受けて反日感情が高まり、「愛国無罪」の風潮も根強い。中国のインターネット上で「英雄」視される容疑者の男を摘発すれば、共産党・政府への反発が高まる懸念や、反日感情がさらに強まる恐れもあるからだ。

>大使館側は2台のナンバーを控え、写真を撮影し、北京市公安局に提出しているため「時間を置かずに解明できる」(日本側関係者)と期待している。

>堀之内秀久次席公使も中国外務省幹部に刑事捜査を要求し、同幹部も「法に基づく厳正な対処」を約束。同省報道局も関係部門による「真剣な調査」の実施を強調している。北京市公安局は器物損壊容疑などで捜査を進めているもようだ。

>しかし、中国政府も「ネットで巻き起こる愛国感情を制御できない」(政府筋)のが現実で、ミニブログ「微博」では大使車を襲撃した男を「民族の英雄」とする書き込みが相次ぐ中、共産党大会を控えて社会安定を最優先する公安当局がどこまで「反日」「愛国」を追及できるか不透明だ。 
【時事通信/8月28日(火)6時32分配信】



そもそも、「愛国無罪」等という、超ローカル・ルールを、国際外交関係に持ち込んで来た中国である。

まともな対応は、期待する方が野暮というもの。

それより、大使専用車を強制停止させられて「国旗を奪われる」という事実は、いにしえの道場破りに看板を奪われた剣術道場より、遥かに恥ずべき事なのでは無かろうか。

これが日本でなければ、同乗の警備スタッフがその場で射殺しても、おかしくない事件であると考える。


韓国に於いても、状況はあまり変わりはない。



▶在ソウル日本大使館に汚物入りペットボトル投げ付け(J-Cast/見出し)

>韓国・ソウルの日本大使館の近くで2012年8月27日6時すぎ、40代の韓国人の男が汚物の入ったペットボトル2本を大使館に向かって投げ付けた。ANNなどが報じている。

>ペットボトルは敷地内には入らず中身も飛び出さなかったが、男はその場で逮捕され、罰金を払って釈放されたという。
【J-Cast ニュース/08月27日19時52分配信】



しかしある意味で、中国や韓国が羨ましい。


なぜなら、彼等は「祖国の敵」に対して、それなりの意思表示を実行出来るからである。


東京で、アメリカ大使館前でデモが行われるか?

二つの理由で、あり得ない事である。


一つ目の理由は、日本の国民は「自国を貪り尽くす国」に対して、怒りを示さない。

それどころか、いまだに「世界とはアメリカ」だと思っている人々の、如何に多い事か。

ヨーロッパ、中東はまだしも、中南米やアフリカのニュースなど、求めてもお目にかかれない。

政治家は官僚に、その官僚はアメリカに、完全にリモート・コントロールされている日本の現状を、殆どの日本人は気がつこうとしない。

戦後多かれ少なかれ800兆円以上も、アメリカに吸い上げられている事に、だれも疑問を抱かない。


原発の事も然り。

遺伝子組み換え食品の事も然り。

TPP協定も、また然り。

巡り巡って、アメリカの利益を確保する為に、総てはアメリカが糸を引居ている事に、怒りを覚えない。


オスプレイの件でもそうだ。

岩国と、沖縄の住民だけ、抗議している。

日本全国で、低空飛行訓練をやる事になって居るにも関わらず、東京でも大阪でも、殆ど目立った反対運動は起きていない。


ましてや、「アメリカ大使館」前で抗議集会など、70年安保当時以後、寡聞にして聞いた事が無い有様である。


二つ目の理由は、日本政府側が、そんな事をやらせない。

たとえ「米国大使館」前でデモ申請が為されたとしたら、100%却下される筈だ。

無届けデモなどやろうとしても、近づく事はおろか周辺ですら「蟻一匹入り込む余地の無い」厳重な警備網を敷くであろうから、不可能なことだ。

強硬突破しようなどと試みようものなら、たちまちジュラルミンの楯に押しつぶされ、警棒で殴られ、ブーツで蹴り付けられ、催涙弾で視力を奪われ、高圧放水で骨折させられるのがオチである。



デモは、現代社会に於ける「市民の基本的な権利」である。

しかるに、日本の官憲は過剰警備を常として、絶対に国民の権利を認めようとしないのだ。

自らも国民である事も、忘れたかの様に。


日本大使館に、抗議行動を仕掛けて、実力行使出来る中国や韓国の人たちが、そういう意味で「羨ましい」事限り無し。

日本は、デモすらやれない「後進国」なのだから。。。



それとは逆に。

外国に派遣している自国の特命全権大使を、自らの手で警護しない日本政府の能天気ぶりにも、恐れ入る。


先日、ルーマニアで殺害された女子大生の事件も、結局は同じ線上に有るのではないか。


亡くなられたご本人を、批判などはしない。

ただ、深夜に空港に着いて、空港に宿泊させずにそのまま町に出る様なスケジュールを組ませた方に、多いに問題が有るのだ。

後で分った事は、世の中を知らない学生達の団体が、斡旋していた渡航で有ったらしい。

東大であろうが慶応であろうが、日本の大学生は世間を甘く見ている。

自分の就職活動以外の事に関しては、若さの特権と入っても、やはりおちゃらけ過ぎていると言わざるを得ない。

大学が、社会人になるのをギリギリまで遅らせて、「最後に遊ぶ所」と化しているからの状況であると敢えて言う。

理系は別として。


それにしても、海外で被害に遭う日本人の、何と多いことか。

殺人事件ですら、今年になって複数起っている。

ましてや、盗難事件などいちいちニュースにもならない、日常茶飯事と化してしまった。


NHK BSで『海外安全情報』という番組が有る。

これが、見ていて笑ってしまうのだ。


頻発する事件を例示して、対策を採るように促すのだが、その内容と来たら…。

「大金は持ち歩かない」
「知らない人に話しかけられても、すぐに信用しない」
「現地の人に飲食に誘われても、なるべく(!)付いて行かない」
「白タクに乗らない」
「人ごみや、政府機関の多い地区にはなるべく行かない」
「騒ぎやデモにであったら、すぐにその場を離れる」
「夜間に人気の無い所を、独りで出歩かない」
「公共交通機関はなるべく避ける(!?)」

これって、何歳の子供に与えてる注意時事項なんだろう、と悩んでしまうのだが。

部屋から一歩も外に出るな、と言ってるのと同じ。


しかし、ここまで注意されても、事故は減らない。

女性の操に関して言えば、本人が被害者だと気がついていないケースを考えると、数えきれない程になるだろう。

日本人は、民間もお役所も、ここまで「能天気」なのだ。


そして、世界の常識では「被害に遭うのはその人物が油断しているから」に他ならない。

財布やパスポートの盗難ならば、悔しいがまだ何とかなる。

しかし、命を取られたらどうしようもない。


それと同じで。

国家が国旗を奪われたら。

領土を奪われたら。

それは既に、国家として落第である。



いい加減、目を覚ませよ。



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「尖閣は日本領土」 企業幹部が実名 根拠に公式地図/まともな中国人も居ましたね…。【週末一口時評】

2012-08-25 22:08:38 | 日米関係
【今週の進展】


●中国版ツイッター「尖閣は日本領土」 企業幹部が実名 根拠に公式地図(産經新聞/8月25日(土)7時55分配信)


     
     67年版の当局監修による「中国地図冊普及本」の尖閣諸


>中国広東省の民間企業幹部が24日、中国版ツイッター「微博」で「1949年から71年まで中国政府は釣魚島(尖閣諸島)を日本の領土と認めていた」と異例の発言をした。

>日本領有を示す53年1月の中国共産党機関紙、人民日報の記事や、複数の公式地図など根拠を挙げている。

>林氏の資料によると、人民日報は53年1月8日付の紙面に掲載した記事で「琉球群島(沖縄)は台湾の東北に点在し、尖閣諸島や先島諸島、沖縄諸島など7組の島嶼(とうしょ)からなる」と表記していた。中国当局が監修した53年、58年、60年、67年に発行した地図の画像も示したが、その多くが「尖閣群島」「魚釣島」などと表記。日中境界線も明らかに日本領土を示している。

◉林氏は冷静に証拠を積み重ねた上で「中国政府はこれでも釣魚島はわれわれの領土だといえるのか」と疑問を投げかけた。中国国内からの反応には、「資料をみて(尖閣諸島が)日本領だったことが明白に分かった」「(当局に)タダで使われて反日デモを行う連中には困る」などと、林氏支持の発言が出ている。

◎このような反応が出てくれば、中国の人々も信頼に値する人々だと納得出来るのだが…。




【一口時評】


▶石原知事「河野のバカが日韓関係ダメに」 慰安婦問題(産經新聞/08月25日 00時57分配信)
▷国民「慎太郎の馬鹿が日中関係をムチャクチャに」尖閣諸島購入問題。

▶石原知事「河野談話が日韓関係ダメに」 橋下市長も「最大の元凶」(産經新聞/8月25日(土)7時55分配信)
▷自民党でしょ!?

▶大統領の天皇発言「悪意ない」=日本の反発に「驚き」―韓国高官(時事通信/8月23日(木)21時57分配信)
▷そりゃ、韓国のやる事は総て正しいから(^^)

▶<天皇に謝罪要求>韓国高官、大統領発言「悪意なかった」(毎日新聞/8月24日(金)10時28分配信)
▷韓国高官「今まで総て弱腰だった日本が、ここまで強硬に出るとは思ってなかった…トホホ」

▶【社説】日本政治家の自制を求める=韓国(朝鮮日報日本語版/8月25日(土)14時25分配信)
▷報道なら、普通自国の政府に自制を求めるものでしょ。

▶「李大統領は偏狭、国益犠牲に」 米識者が批判(産經新聞/8月25日(土)7時55分配信)
▷出た!『識者』

▶北原みのり氏「竹島のために韓流という女の遊び奪わないで」(週間ポストセブン/08月24日 10時00分配信)
▷女から国は亡びる、の典型かな!?

▶韓国紙が日本「幼稚な外交」と批判、外務省立ち入り拒否(産經新聞/08月24日 15時57分配信)
▷へっ!? 首相親書の返送は「幼稚な外交」ではないとでも??

▶「ばかばかしい」「頭冷やして」=留学生ら、両国政府に―日韓あつれき経済にも影響(時事通信/8月24日(金)20時14分配信)
▷学生の勝ち!

▶自民関係者「韓流もK―POPも禁止に」(東スポWeb/8月23日(木)18時15分配信)
▷おっ、自民党と意見が一致した(*^^*)

▶内村はテレビ出演完全拒否(東スポWeb/08月23日 18時00分配信)
▷エラい! 最近希な本物。

▶安倍氏、再登板に意欲…自民が総裁選へ始動(讀賣新聞/8月26日(日)3時4分配信)
▷大笑い。自民からも総理候補! 維新からも総理候補!

▶安倍元首相、維新「合流」は否定(産經新聞/8月25日(土)13時58分配信)
▷自分の側からリークしたくせにね。

▶安倍元首相、維新との連携に意欲「改革に必要」(讀賣新聞/8月25日(土)11時25分配信)
▷はっきりしろよ!

▶総裁選にらみ勉強会発足へ=安倍氏(時事通信/8月25日(土)12時34分配信)
▷「腹痛にはミヤリ散」

▶「11月中に総選挙」=公明幹事長(時事通信/8月25日(土)21時47分配信)
▷「福祉の党」改め「増税の党」で選挙戦。

▶法案を人質、いいかげんにした方が…岡田副総理(讀賣新聞/8月25日(土)19時45分配信)
▷克也クン、君は黙ってなさい!

▶減税日本が箱根で「特別合宿」…候補者選びも(讀賣新聞/8月25日(土)20時31分配信)
▷「生活とは連携しない。先ず維新と」なんて言ってて良いんですか河村サン。生活愛知県連が出来ちゃいましたけど…。

▶日本側も「人的ミス」=オスプレイ事故で報告書(時事通信/8月25日(土)19時51分配信)
▷最高軍事機密を<日本専門家チーム>が何を調査出来る物やら…??

▶来月上旬にも安全性判断=オスプレイ(時事通信/8月24日(金)19時49分配信)
▷あんな高度な軍事兵器を、素人がもう判断出来たんだ。原発の安全性も一緒だね。

▶自公、衆院解散へ攻勢=首相問責、可決の公算―国会(時事通信/8月25日(土)16時7分配信)
▷へっ。仏の噂も三度まで。

▶首相問責決議案「来週には出さないといけない」 谷垣自民総裁が明言(産經新聞/8月25日(土)14時43分配信)
▷そうですねえ~。いけませんねえ~(^^)

▶乗客と貨物、一緒に輸送=「地域の足」維持へ規制緩和―国交省検討(時事通信/8月25日(土)15時58分配信)
▷汚染瓦礫も一緒について来たりして?

▶衆院選後は大連立も=自民・大島氏(時事通信/08月23日18時42分配信)
▷「大連立前提で選挙」とはもの凄い。どっちに転んでも与党。

▶室井佑月氏が「信用できないのに税金を預ける馬鹿がいるか」と政府に憤る(週刊朝日/8月24日(金)16時13分配信)
▷室井さん、いつも素敵です。

▶コメの全袋検査開始=佐藤知事「安心届けたい」―福島(時事通信/8月25日(土)11時30分配信)
▷検査しても、結果を捏造したり隠蔽したりすれば同じ事。この知事のやる事を誰場信用するか。

▶連用制は違憲状態 大阪維新幹事長(産經新聞/8月24日(金)14時52分配信)
▷比例復活も廃止して。

▶安倍氏、総裁選出馬への言及避ける 「首相に一番必要な条件は情熱」と含みも(産經新聞/8月25日(土)11時25分配信)
▷「首相に一番不要な条件は腹痛持ち」

▶「完全に外交の失敗だ」 自公幹部が野田政権の竹島対応を批判(産經新聞/8月25日(土)11時22分配信)
▷50年韓国に実効支配されてるって言う、自民党の失敗は!?

▶領土問題 首相「不退転の覚悟」 法と正義で決着訴え(産經新聞/8月25日(土)7時55分配信)
▷野田佳彦の「不退転の決意」なんぞ、豚のフン。

▶民主外交追及の自民 政権奪還後の打開策見えず(産經新聞/8月25日(土)7時55分配信)
▷自分達が蒔いた種だもんね。

▶<秘密会議>原子力委員長が主導 依存度「コントロール」(毎日新聞/8月25日(土)2時32分配信)
▷お手盛り、当然ね。

▶<民主代表選>「ポスト野田」候補探し難航(毎日新聞/8月25日(土)0時3分配信)
▷「敗軍の将」じゃ、連立後に総理は無理だもんねえ。

▶福島第1廃炉へ人材育成=来年度予算で経産省(時事通信/8月24日(金)22時6分配信)
▷今んとこ「殺しまくって」るけどね。

▶民主・樽床氏、解散要求を批判(時事通信/8月24日(金)21時15分配信)
▷そりゃ、後一年「代議士」でいたいもんねえ。

▶9月上旬から本格化=「八策」めぐる意見交換―橋下氏(時事通信/8月24日(金)20時33分配信)
▷余計な事しないで、夏みかんでも食べてれば良いのに。

▶民主、原発ゼロの可能性検討=エネルギー・環境調査会が初会合(時事通信/8月24日(金)20時24分配信)
▷会長が前原誠司(大爆笑)

▶石原知事、10月にも尖閣上陸へ「逮捕も結構」(讀賣新聞/8月24日(金)20時24分配信)
▷中国に逮捕されなさい。

▶大規模蓄電池の導入支援=再生エネ発電を後押し―経産省(時事通信/8月24日(金)20時17分配信)
▷今度は「蓄電池利権」ですか。次から次に考えつくねえ。

▶<オスプレイ>回転翼操作は飛行場限定で 日米政府調整(毎日新聞/8月24日(金)19時50分配信)
▷でも、飛ぶんだよね。日本全国の上空を、低空飛行で。

▶「歳出71兆円以下」を堅持=13~15年度予算の大枠―政府(時事通信/8月24日(金)19時33分配信)
▷社会保障を削ります。生活保護を削ります。

▶<岡田副総理>「願掛け」のひも捨てる(毎日新聞/8月24日(金)19時20分配信)
▷スリランカの高僧に結んで頂いた「増税祈願」のおまじないを、達成したので「ゴミ箱」に捨てたそうです。

▶原発比率、3選択肢以外の党独自見解も…前原氏(讀賣新聞/8月24日(金)19時15分配信)
▷「100%」にしたいって!?

▶衆院解散の報道「根も葉もない」=野田首相(時事通信/8月24日(金)19時9分配信)
▷おやまあ、ミもフタもない(^^;)

▶橋下氏「非公開なら税投入できぬ」…文楽補助金(讀賣新聞/8月24日(金)13時31分配信)
▷この男を市長に持った事の悲劇の実例。その1。

▶「カネミ油症」救済法案、衆院通過…参院へ(讀賣新聞/8月24日(金)12時48分配信)
▷次は25年後に「福島被曝症」救済法案。。。

▶野田首相親書、韓国に送り返さず=「日本の品位汚す」―政府(時事通信/8月24日(金)12時38分配信)
▷野田佳彦の存在だけで十二分に「日本の品位を汚して」います。

▶<竹島問題>安住財務相「韓国国債の購入見直し検討」(毎日新聞/8月24日(金)10時58分配信)
▷いっそ、売りあびせてみたら?

▶新党・生活が「国民連合」構想…反増税と脱原発(讀賣新聞/8月24日(金)10時56分配信)
▷増税も原発も「一応反対」だけど、小沢が嫌だから参加しない、って奴ばっか。

▶ハッカニ派最高幹部殺害か=米無人機が攻撃―パキスタン(時事通信/8月26日(日)4時49分配信)
▷ますますゲーム化する戦争。アメリカ人は自分の手を汚さずに他国民を殺す。

▶北方領土に向け、ロシア揚陸艦が出港(産經新聞/8月25日(土)20時44分配信)
▷野田佳彦クン、出番ですよ。

▶全長15キロ、開通9か月の橋が突然崩落…中国(讀賣新聞/8月25日(土)20時7分配信)
▷工期予定3年を18ヶ月で完成…って。やっぱり、まともじゃない。

▶「天皇制は保守化あおる時限爆弾」 韓国紙の対日非難エスカレート(産經新聞/8月25日(土)19時32分配信)
▷天皇に謝罪要求の次は、天皇制の否定ですか。韓国止めて北朝鮮に併合してもらったら…って言われたら、君たちどうする?

▶<岐阜県>ヨウ素剤備蓄へ…福井の原発事故に備え(毎日新聞/8月25日(土)23時52分配信)
▷熱湯に飛び込むから「熱冷まシート」配るって。

▶アップル全面勝訴 サムスンに825億円賠償命令 スマホ訴訟で米地裁(産經新聞/8月25日(土)21時51分配信)
▷サムスン側は提訴を決定。誰がどう見ても模倣なのに、自分達が発明した、と言い張る根性は天下無敵です。


◆小沢代表が民自公批判「さっぱりわからない」 増税成立・不信任・問責…(産經新聞/8月24日(金)7時55分配信)
◇こう言うのを「政争にうつつをぬかす」という。




【今週のモフモフ】


     
     産まれたばかりのボクの名前は「生活が第一」ですぅ。


     
     はい! 準備OKですよー。


     
     分ってます! いつまでも寝てる場合じゃ有りません。


     
     どうすれば、沢山仲間を増やせるかなあ~?


     
     敵は幾万有りとても、我、天命に向かって独り行く!


     
     私がオザニャンです。メルマガ有料で始めました。ゴメンナサイ。


     
     オザニャンを、勝手に祭り上げるなよー!


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引っ越せば関係を絶てる社会の隣人と違い、いかに困った隣人であれ、国家同士の隣人関係は断ち切れない…。

2012-08-22 23:06:02 | 世界に置ける日本
韓国と中国とに於いて、反日行動が凄まじい。


一々ブログに取り上げるのも嫌だったのだが、一度は整理しておかなければならない様な気がする。



日本は、対中国、対韓国、対ロシアとの「領土問題」を抱えている。

政府見解では、領土の係争は存在しない事になっているらしいが、歴然として存在している事実に、眼を背ける訳にはいかないだろう。



対中国の『尖閣諸島』の領有権に関して歯、『棚上げ』論がある。

1972年以降の、田中角栄と周恩来階段で、棚上げが暗黙の了解事項となったらしい。

続いて1978年、小平副首相が来日した際の談話でも、この事は再確認された形になっている。

「尖閣諸島を中国では釣魚島と呼ぶ。名前からして違う。確かに尖閣諸島の領有問題については中日間双方に食い違いがある。国交正常化の際、両国はこれに触れないと約束した。今回、平和友好条約交渉でも同じように触れないことで一致した。中国人の知恵からしてこういう方法しか考えられない。というのは、この問題に触れるとはっきり言えなくなる。こういう問題は一時棚上げしても構わない、次の世代は我々より、もっと知恵があるだろう。皆が受け入れられるいい解決方法を見出せるだろう」

有名な談話である。


しかし、それで良かったのだろうか。

今回の問題表面化に伴って、多くの論評や論調が其処ここをにぎわせている。

非常に影響力の有るブロガー諸氏や、ツイッターの常連の中にも、慎重論を説く方が居る事は気がついている。

一部の跳ねっ返りの<挑発>に乗って、関係悪化に突き進むのは、アメリカに漁父の利を得させるだけだ、と。

両国の将来的関係性の上でも、良く無い、と。


しかしでは、「なあなあ」で係争に持ち込まないで居るうちに、尖閣諸島が持つ日本の排他的経済水域の直近の外側に、敢えて油田とガス田を掘削して、開発している中国側の行為をどう評価しろと言うのだろうか。

まず最初に言える事は、排他的経済水域の境界線の外(中国側)に油井を掘っている時点で、中国はその線が両国の境界線である事を、認めている訳だ。

従って尖閣諸島は、日本の領土である事を、中国側も認めている事と判断出来る。

しかし、境界線上に油井を掘って搾油する事自体が、大いなる挑発行為である。

日本外交は、例に依って「外交プロトコール」で遺憾を表し、中止する様に「申し入れ」する以外の、いかなる有効な手だてもとってこなかった。

この事は、逆に中国側からすれば、中国の行為を黙認している以上「釣魚島」が中国側に属する事を暗黙のうちに認めている、と思われてもしかたなかろう。

搾油を「中止する事をお願い」して、「はい、左様ですか」と止める様な国では無い事は、子供ですら分る事だ。

それなら、子供の喧嘩の如き行為では有るが、日本も直ちに境界線上の「日本領海側」に油井を築くべきだったのでは無いのか。

そこまでしなければ、日本の「決意」は伝わらない相手である。


予てより主張して来たが、少なくとも「尖閣諸島」に、灯台と、気象観測ポストと、海上保安庁の分室及び寄港施設は、建設するべきである。

暗黙の「棚上げ」の約束に背き中国側を刺激する、等と言っているうちに、に、領海海域の海底油田からどんどん石油を採掘されてしまっている。


石原慎太郎東京都知事の、尖閣諸島購入の件は、彼独特のスタンドプレイに過ぎない事は、誰しもが認める所だ。

彼は、何しろ注目を浴びていたい。

新党も「オオカミ老人」扱いで具体化のめどは立たず、東京五輪も可能性は薄く、政治家として「賞味期限」が過ぎてしまっている立場としては、注目を惹き付ける格好の行為である。

古きからの友人であるらしい、尖閣諸島の地権者が莫大な負債を抱えて居て、その救済の為にちょうど必要な金額が募金で集まった。

もし」個人の所有は不安で「公有地化」したいのなら、沖縄県か石垣市が購入するのが自然である。

少なくとも東京都の出る幕では無い筈だ。


その事はさておき、「棚上げ」というヌエ的処置が、はたしてどこまで有効なのか。

中国政府のリーダーが変わる度に、その事の心配をしなくてはならないだろう。

国際的傾向として、領土の係争に「うやむや解決」はあり得ない。


やはり、たとえ精神的に血みどろになろうとも、国際社会で普遍的に通用する様な「白黒」つける決着が必要なのでは有るまいか。


双方が「領土問題は存在しない」と言いつつ、双方が領有権を主張している限り、「領土問題」は歴然たる事実として存在するのだから。


日本の主張する通り、1895年からの領有が認知されるのか。

唐や宗の時代の故事を持ち出しての、中国の主権の主張が国際的に通用するのか。

やってみるしか無いのでは無かろうか…。


中国の国内問題に「反日感情」を利用されている事実は、避けようが無いとは言うものの、日中双方がそれ以上領有権を主張出来ない様に、国際的ルールで解決を目指す方が、良いのでは無かろうか。

たとえそれで、日本の国土が減る事になろうとも。



そして、それと同じ事が対韓国にも言えるのである。


ただ、中国政府と違い、韓国政府は「落としどころ」を探る様な「棚上げ」等という関係は、絶対築けない所に、困難な点が有る。

特に、ここに来ての韓国政府のやり方は、正視に耐えない。



▶韓国外相も「謝罪」要求 天皇陛下訪韓で(共同/見出し)

>韓国の金星煥外交通商相は21日の国会答弁で、李明博大統領の天皇陛下訪韓問題に絡む謝罪要求に関し「(天皇は)当然謝罪すべき部分があれば謝罪しなければならない」と述べた。また昭和天皇に戦争責任が「当然ある」と話した。

>李大統領の謝罪要求を「不注意な発言」として収拾を図る狙いがあったとみられるが、金氏の発言で日本側が一層反発することは必至。
【共同通信/08時22日 06時09分配信】


日本人の神経を逆撫でする様な行為を、彼等は敢えてやって来る。

敢えて。


▶野田首相の親書、送り返す方針=「間違い」と主張、23日にも―韓国(時事/見出し)

>聯合ニュースによると、韓国政府は22日、李明博大統領宛てに野田佳彦首相が送った竹島(韓国名・独島)上陸などへの遺憾の意を示す親書を送り返す方針を固めた。23日にも外交ルートを通じ返送する可能性が高いという。首相親書の返送は異例の対応で、日本側のさらなる反発は必至だ。

>大統領府高官は「親書には大統領が竹島を訪問したとあるが、そのような事実はない。大統領は独島を訪問した」と説明。事実関係に「間違い」がある親書に答えられないとの考えを示した。

>また、外交的非礼とならないかとの指摘には「非礼となっても原則を曲げる必要があるのか。日本も親書を送る過程で外交儀礼に反する面があった」と述べ、大統領に伝達される前に内容が報じられたことを暗に批判した。
【時事通信/8月22日(水)20時42分】



国際的に言って、はなはだ不思議な民族である。

自分達が、常に正しい。

自分が、羨ましく思うもの、欲しいものは、その内自分の物だと思い込んでしまう。

この地球上の文明で、韓国起源でない物は無い程である。

イエス・キリストが韓国人だったとか、古代の世界四大文明は韓国人が移動して行って興した、とか「大学教授」なる人達が平気で発表する。

『韓国(大韓民国)』は出来て64年しか立っていない事は、この際置いておこう。


そのような特殊な人々を、植民地にしてしまった事が、日本のとっての「取り返しのつかない」過ちであった。

何しろ、常に中国の支配国、保護国に甘んじて来た複雑な感情が、中国以外の<小国>に支配されて極限まで劣等感を植え付けられてしまった。




親書は、李大統領の竹島上陸と天皇陛下への謝罪要求発言に遺憾の意を表明したものである。

韓国政府は返送の理由について、<大統領が訪問したのは、親書に書かれている「竹島」ではなく「独島」であり、親書の指摘が「事実ではない」ため>との認識だそうだ。

聯合ニュースによると、韓国大統領府高官も返送の方針に関連し、「事実ではない指摘について答えること自体が矛盾」と語ったらしい。


一国の代表者が、他国の代表者に対して送った「親書」を、送り返すという事例を、寡聞にして私は効いた事が無い。



▶韓国一流紙に「トンデモ」コラム 天皇陛下は「膝をついて謝罪する写真を歴史に残すべき」(J-Cast/見出し)

>竹島(韓国名・独島)や天皇陛下の訪韓をめぐる李明博(イ・ミョンバク)大統領による謝罪要求で日韓の緊張が高まる中、韓国で日本批判が先鋭化している。これまでその主な舞台はネット上の掲示板や、市民が投稿する形式のネットニュースだったが、2012年8月20日、ついに大手紙のコラムにまで、天皇陛下に「膝をついて謝罪する写真を歴史に残すべき」と要求する論調が飛び出し、日本側も反発を強めている。

>問題のコラムは、朝鮮日報のウェブサイトに掲載された「記者手帳」。朝鮮日報は1920年に創刊され、中央日報・東亜日報と合わせて「朝中東」と呼ばれる3大紙の中でも最も発行部数が多い。韓国を代表する新聞だと言える。

>コラムは、「『日王、独立運動家に謝罪せよ』 何が間違っているのか」と題して掲載された、政治部の李河遠(イ・ハウォン)記者の署名入り原稿だ。「日王」とは、天皇陛下に対する韓国での呼称だ。

>「韓国の立場からすると、天皇批判に日本の政界がこれほどまでに敏感に反応する理由が理解できない」と語り、天皇陛下の父親にあたる昭和天皇について「日本が朝鮮半島を統治した時代に民族全体を迫害し、弾圧した人物で、太平洋戦争では韓国の若い男性を銃の盾とし、若い女性を日本軍の性的奴隷とした」と断じた上で、「特別A級戦犯」だと表現。

>このような経緯を根拠に、李大統領の謝罪要求を

>「ある意味当然の要求」「時期的には問題があったかもしれないが、決して言ってはならない言葉というわけではない」と正当化した。

>さらに、1970年に旧西ドイツのヴィリー・ブラント首相(当時)が、ポーランドの首都ワルシャワの、ユダヤ人ゲットー跡地で跪いて献花し、ナチス・ドイツ時代のユダヤ人虐殺(ホロコースト)を謝罪したことを引き合いに、「今上天皇は手遅れになる前に、ブラント首相のように膝をついて謝罪する写真を歴史に残すべきだ」と、コラムを締めくくった。

>なお、ブラント首相の謝罪をめぐっては、「ホロコーストに対して謝罪したのであって、戦争や侵略行為について謝罪したものではない」という説もある。さらに、コラムでは、天皇陛下の訪韓を求めているのは韓国側だということについても触れられていない。
【J-Cast ニュース/8月21日(火)18時52分配信】


ブラント首相は、当時の西ドイツ首相であって、西独の国家元首では無い。

西独には「大統領」が居た。

日本国天皇は、元首では無く単に国のシンボルであるが、諸外国では元首扱いされている。

政治的存在でない所は、ドイツの大統領と同じ様な存在である。

ブラント首相と同じ立場に日本人は、日本国総理大臣である。

そして、村山富市首相いか、歴代首相が「実質的に」誤り続けて来た。



ただ、日韓関係の複雑さは「従軍慰安婦」問題が絡む事で、ひと際こんがらがるのだ。


日本人の「強い者には巻かれ、弱い者には強圧的」になる気質と、組織の中のイジメ構造等を鑑みるに、「従軍慰安婦」の存在を全否定するものではない。

しかも、旧日本軍の書類に「強制的徴募」の記録が見つからない事も、終戦前後に多くの種類を焼却した事実から言って、「なかった」ことにはならないと思う。

しかし、一方で「朝鮮半島で徴募にあたった」現地のブローカーが、甘言を弄し、正規の報酬も渡さず現地の女性達を騙して集めていた事も、耳にすることである。

それも証明出来ない事柄であろうが、一概に否定し去る事でも無さそうに思える。


いみじくも橋下徹が「韓国は証拠を提出して欲しい」と言った。

当然、韓国内では怒りの気運が沸騰している。



信用性は別にして、池田信夫氏のブログを引用させて頂く。


▶韓国政府は「強制連行」の証拠を出せ

>この問題がこじれる一つの原因は、次の3つの問題が混同されることにある。

◇軍が慰安所の経営に関与したのか
◇軍が慰安婦を強制連行したのか
◇慰安婦の労働実態が悲惨な性奴隷だったのか

>まず軍が慰安所の経営に関与していたことは周知の事実で、日本政府も否定していない。Wikipediaにも多くの事例が集められているように、どこの国でも兵士の性処理を軍が管理していた。危険な戦地で、軍が関与しないでビジネスを行なうことは不可能だ。1991年に私が取材したときも、慰安婦を含む朝鮮人労働者を日本軍の船で運搬したことを示す文書が札幌の公文書館で見つかった。

>ところが朝日新聞が「関与」を「強制連行」と混同して報道したため、福島瑞穂氏などの弁護団は「キーセンに売られた」という元慰安婦の証言を「兵士に強制連行された」と書き換えた。当然それを裏づける証拠は出てこないので、彼らの主張は後退して「軍による強制はなかったが、業者による広義の強制があった」という話にすり替わった。しかし法廷で出てきたのは、元慰安婦の「無理やり連れて行かれた」という話だけだ。原告の証言だけで被告を有罪にできないことはいうまでもない(裁判はすべて原告敗訴)。

>日本政府の調査でも、強制連行の証拠は出てこなかったが、外務省は河野談話で「甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた」という曖昧な表現で政治決着をはかった。この「本人たちの意思に反して集めた」主語は誰だろうか。軍が慰安婦を集めた事実はないので、それは慰安所経営者だ。これを「性奴隷」と呼ぶなら、奴隷にしたのは業者であって国ではない。実は、これは吉見義明氏などの左翼も認めていることで、事実認識は秦郁彦氏とほとんど差がない。

>これをアムネスティやNYタイムズなどの欧米メディアは「女性の人権侵害」と取り違え、「戦時性暴力」を指弾するが、これは逆である。日本軍が慰安所を管理したのは、兵士が女性を強姦して民間人を敵に回さないことが目的だったのだ。小野田寛郎氏が当時の様子を証言している。

>慰安婦の多くが朝鮮人だったと思われるが、これは応募が多かったからだ。当時の朝鮮は貧しく、月収300円(今の150万円)以上も収入がある慰安婦は魅力的な職業だった。売れっ子の場合は終戦のとき2万6000円(現在の1億3000万円)も貯金をしていた。戦後おこなわれた米軍の調査は、慰安婦の生活を次のように記述している。

彼女らはほしいものを買えるだけの多くのお金を持っており、暮らしぶりは良好であった。彼女らは、服、靴、タバコを買えたし、実家から慰問袋を受け取った多くの軍人からの多くのプレゼントで化粧品をまかなえた。将兵と共に、スポーツ、ピクニック、娯楽、社交ディナー等を楽しんだ。蓄音機も持っており、買い物に行くことも許された。接客を断る自由もあり、軍人が泥酔していた時には断ることもしばしばあった。

>要するに慰安婦の労働実態は「性奴隷」とはいえないもので、戦後60年以上たって政府間で交渉すべき事案ではない。問題があるとすれば、日本軍が韓国女性を暴力で連行した事実が判明した場合だけだから、橋下氏もいうように、まず韓国政府が「強制連行」の物的証拠を出すべきだ。話はそれからである。
【池田信夫Blog パート2/08月22日 12:02】



あの国の人達の精神的特質で、この問題に法的証拠うんぬんは、通用しない。

しかし、出来る物ならはっきりさせて欲しいし、その点では橋下徹の今回の発言も、全否定はしない。

そして、これまでの有形無形の補助や保障や見舞金の類いが、かの国の国民や元慰安婦の方々に渡ったのかどうかもあわせて、是非検証して欲しい。

そこから、不正や非人道的行為や、悪質な事実が明らかになった暁には、具体的な苦痛を受けた方々には、それ相応の保障を改めて行うが良い。


それとは別に、竹島の不法占拠を許しておく訳にはいかないのでは無かろうか。

この件に関しても、騒動を大きくしては行けない論が有る事も承知している。

だからと言って、どこまで自制していかなるメリットが有るのだろうか。



日本は、中国とも韓国とも、隣人であり続けなければならない。

しかしだからと言って、相手の挑発を許し、相手の無礼を黙って見過ごし、領土を盗み取られて良いのだろうか。


李承晩によって、竹島は奪われた。

それ以来韓国では、歴史資料は改竄し、国民教育は改竄された歴史を教え込む事で、今の韓国国民の殆どは「独島」は韓国領で、日本が勝手に領有権を主著していると思い込んでいる。

自民党政権の対韓姿勢のせいで、50年来不法占拠を許し続けて、彼等は「本当にもとから韓国領だった」と信じ込んでしまっている様だ。


野田佳彦は、この竹島の領有権問題を、国際司法裁判所(IJC)に提訴すると、言った。

やって頂こう。

玄蕃外相も、「韓国に依る不法占拠」を口にした。



しかし、すでに駐韓大使の帰任を早々と決めてしまって、金融政策の制裁措置も必ずしも実行しない様な空気も伝わっている。

腰砕け、口先だけは、民主党の最も得意とするところ。

はなはだ、心もとない限りでは有る。


増税や原発推進は「直ちに」決めるくせに、外交となるとてんでだらしない野田政権で有る限り、韓国側が応じる訳も無い竹島問題を、IJCへの提訴もかけ声倒れで終わってしまいそうな、優柔不断な民主唐政権に、大いなる危惧を覚えるものである。



▶韓国が戦争被害国との対処を検討、“旭日旗”連想の体操服に抗議(サーチナ/見出し)

>ロンドン五輪に出場した日本体操選手のユニホームが「旭日(きょくじつ)旗」を連想するデザインだったと韓国国内で非難が相次いでいる問題で、韓国オリンピック会(KOC)の朴容晟会長は17日、第2次世界大戦の被害国と共同で対処する方針を検討していると明かした。複数の韓国メディアが報じた。

>朴会長は、韓国国会で開かれた文化体育観光放送通信委員会の緊急懸案質疑に出席し、日本の体操選手が五輪で着用したユニホームについて言及。「顧問弁護士と相談し、韓国だけで対処するよりも、第2次世界大戦の被害国すべてと対処する方が良いと判断した」と述べ、今後は韓国政府との協議を通じて効果的な抗議方法を模索していくと話した。

>日本のユニホームをめぐる問題は、ロンドン五輪サッカー男子3位決定戦直後に韓国代表の朴鍾佑(パク・ジョンウ)選手が竹島(韓国名・独島)領有を主張するメッセージを掲げたことに関連する。同選手の行為について、国際オリンピック委員会(IOC)は、五輪憲章が禁じる政治的な宣伝活動に抵触するとしてメダルの授与を保留にしたが、韓国側は政治性を否定。同国内からは“旭日旗”を連想させる日本のユニホームの方が問題だとの意見が相次ぎ、「朴選手の行為は偶発的だが、日本は事前にユニホームを製作して演技をした」などの批判があふれた。

>一方、朴会長は、IOCから朴選手へのメダル保留の通告を受けた時の対応について質問を受けると、「(韓国の)代表選手全体のメダル剥奪といった不利益を考慮し、IOCの措置に従うしかなかった」と答えた。
【サーチナ/8月20日12時57分】


「戦争被害国総て」と対処…。

空恐ろしい発想の人達である。


しかし、彼等は隣人なのだ。

引っ越してはくれない。

「友愛」も良いが、外交で「友愛」はそぐわない。

右手で握手していて、左手では背中でナイフを握りしめているのが、外交なのだ。


領土の奪取は、見逃しておいてはならないと思う。

正当な手段で、堂々と日本の立場を世界に主張し、領土を守るのが今に生きる日本国民の義務なのでは無かろうか。


正義が為されたと言って、韓国も中国も、それで日本に宣戦布告して来るはずも無い。

ましてや、これらの国々とは、経済的関係を完全に凍結する事など、最早不可能な所まで来てしまっている。

どんな隣人でも、隣人は隣人としての関係は消滅しない。


外交的非礼は糾そう。

領土は守ろう。

その上で、隣人として付かず離れず、おつきあい頂く事としようでは無いか。



覚醒しよう。




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本物の報道人、戦場に死す。日本でそれを報じるのは、糞まみれの似非マスコミ…。

2012-08-21 20:11:24 | 政治と社会
一人の<本物の報道人>が、戦場に散った。

山本美香。



     
     故・山本美香氏。写真 : 毎日新聞



国境なき記者団<REPORTERS SANS FRONTIERE>は、ホームページの記事中に彼女に哀悼の意を捧げている。


『日本人女性ジャーナリスト、アレッポで死す。その他<アル・フウラTV>の記者2名が行方不明』 (8月21日火曜日)

Reporters sans frontières exprime ses plus sincères condoléances à la famille, aux proches et aux collègues de Mika Yamamoto. Cette journaliste de 45 ans était une reporter chevronnée, habituée aux terrains les plus hostiles. Son décès rappelle que la Syrie est le pays le plus dangereux pour les journalistes.

訳 : 国境なき記者団は、我らが同僚『山本美香』さんのご家族、近しい方々に、衷心から哀悼の意を捧げます。この、45歳のジャーナリストは老練な報道人で、最も過酷で危険な現場での常連であった。彼女の死は、シリアが報道人にとって「最も危険」な土地である事を思い起こさせる。



記事は続ける。


Mika Yamamoto est la cinquième journaliste étrangère à être tuée depuis le début du conflit syrien, après Gilles Jacquier, journaliste français pour France 2, tué le 11 janvier 2012 à Homs, le photographe français Rémy Ochlik et la journaliste américaine du Sunday Times Marie Colvin le 22 février 2012 à Bab Amru, et Ali Chaabane, journaliste libanais de la chaîne libanaise Al-Jadeed, tué le 9 avril 2012. Le journaliste américain du New York Times, Anthony Shahid, avait quant à lui succombé, le 16 février dernier, à une crise d’asthme, lors d’un reportage clandestin en Syrie.


>「山本美香」氏は、シリアでの紛争開始以来、外国人記者として五人目の犠牲者である。

>「ジル・ジャッキエ」 フランスのTV局「フランス2」の記者。2012年1月11日、ホムスにて没。

>「レミー・オクリック」 フランス人カメラマン。
>「マリー・コルヴィン」 「サンデー・タイムズ」アメリカ人女性記者。 共に
2月22日、バッド・アムルにて没。

>「アリ・シャアアバンヌ」 レバノン人。「レバノンTVアル・ジャディード」記者。4月9日没。

>「アンソニー・シャヒッド」 アメリカ人「ニューヨーク・タイムズ」記者。彼は、2月16日シリア国内での非合法取材中、ぜんそくの発作で死亡。

>シリア内戦開始以来、シリアのジャーナリストと嘱託記者が30名近く命を落としている事も、忘れてはならない。

>さらに、アル・フーララTVの親会社「ミドル・イースト・ブロードキャスティング・ネットワーク」社は、山本氏と行動を共にしていた同社のパレスティナ人記者「バシャール・ハアミ」氏と、同僚カメラマン「キューネイット・ウナル」氏が、20日以来連絡が採れなくなって居る事を伝えた。シリア政府軍が送付したヴィデオによると、この二名はアレッポにてシリア政府軍に拘束された模様である。
【国境なき記者団/8月21日】



命を捨てろ、とは言わない。

しかし、報道人である以上は「現実」に向き合い、限りなく正しく受け止めて、正確に伝える事が義務である筈だ。

それが、報道人のよって立つ矜持である筈で、それによって報道人の存在意義が許容されている筈である。


「戦争報道記者」は、ある意味でジャーナリストの花形であろう。

そして、その使命は「戦争」という現実を通して、人間の存在の意義を問いつめ、人間の尊厳を明らかにする事であると思う。

命の営みの持つ、素晴らしさも、醜さも、総てを受け入れ包み込んで、そこから人間として生きて行く素晴らしさを、浮き彫りにする事であるとおもう。

命の尊さ、命を産み育む大地のかけがえの無い尊さを訴えかけ、いがみ合い殺し合う事の不毛な現実を喚起する事である筈だ。


報道に関わる全員が、そのような「生と死」とが背中合わせに存在する所で、人間の極限状態を報道する役割を担っている訳ではない。

誰しも、夫々の役割と言う物が有る。

しかし、極めて日常的な行為を伝える様な役回りであったにせよ、その立場に則った「真摯な姿勢」と言うものは、必ず有る筈である。

戦争報道であろうと、裏町のイヴェントのレポートであろうと、その報道の役割に軽重は無い。


だがしかし。


昨今の日本の既成大手マスコミの姿勢には、その「報道人」としての矜持も真摯な姿勢も、そんなものは微塵も感じられない。

『社会の木鐸』で在れ、などと野暮な事は言わない。

しかしそれでも、報道に携わる各人には、己を振り返り進むべき前途を見据えて、冷静に考え直して欲しいと、切に願う。



国民の99%は、庶民である。

そして、庶民は今や「社会の弱者」と成り下がってしまった。

僅か1%の連中が、99%に犠牲を強いて、その犠牲の上にのうのうと好き放題がまかり通る世界を所有している。

本来ならば、ジャーナリスムはその99%の味方であるべきものだ。

権力に恐れる事無く、1%の強権的やり口を批判し、ペンの力で立ち向かい、正義を勝ち取るべく奮闘するものでは無いか。

それが、日本のマスコミの惨状たるや、眼を覆うばかりである。

自ら「1%」の仲間のつもりと勘違いして、1%の利益を死守する為に、ありとあらゆる悪行に加担して、恥じる事無し。


国家と国民とに奉仕する筈の「公務員」が、国富の殆どの行方を左右し、国民の納めた血税をくすね、かすめ取り、間接支配している旧戦勝国に身も心も捧げ尽くして、貢ぎ続け、その代償として「名誉有る地位」を安堵されて、国民の生き血を啜り尽くして、肥え太っている。

そのような社会は、歪で腐敗している。

その腐敗を糾し、療やして、国を正常な姿勢に戻そうと奮闘する政治家を冤罪に絡めとり、抹殺を企てる「法務官僚」の巨悪を暴くどころか、自らその悪事に加担して、国民の洗脳を買って出て世論形成を恣意的に操作している。


国土を、放射能汚染で取り返しのつかない状態に晒し、国民の健康と命とを
痛めつけ傷つけて恥じる事無く、情報は隠蔽し、放射線の恐ろしさを伝える代わりに「安全」と騙して、国民を棄民状態にしている官僚と政治家、財界にこびへつらって、嘘八百を垂れ流し続けている。

国民がたまりかねて立ち上がり、首相官邸前に10万人とも言われる市民が集って抗議行動を繰り返しても、報道すらしない。


国を売る政策を強行する野田佳彦政権に、立ち向かうどころか、諸手を挙げて賛美する。

「消費税増税」のみならず、国家の枠組みをガタガタにしてしまう恐れの有る「TPP協定」も、それに先立つ言論統制の道具となりうる「ACTA」などの独裁的強権を認める法案や、大飯原発再稼働を始めとする原発推進政策、原発の規制庁人事案の偏向ぶり、一切合切「礼賛」して国民を欺き続けて来た。


そのような、非国民的存在が日本の報道機関である。
それが、わが国「ニッポン」のジャーナリスムの現状である。

そんな非国民的、日本の大手既成マスコミに、この山本氏の訃報を「解説」する資格など有るのか、と声を大にして言わなくてはならない。



▶<山本さん死亡>「報道で戦争止める」願い…記者育成も意欲(毎日/見出し)

>内戦が続くシリアで取材中に戦闘に巻き込まれたジャーナリスト、山本美香さん(45)は、世界各地の紛争地に積極的に取材に出かけるだけではなく、大学の講師として後進を育てることにも熱心だった。まだ若い先輩ジャーナリストの死に、学生たちは無念の思いをかみしめていた。

>最後となってしまった5月16日の講義「戦争とメディア」では、受講した政治経済学部の学生約150人全員が感想文を提出した。
山本さんは約1週間後、講義中に寄せられた質問に答える形で「講義後のメッセージ」を学生に配った。

>山本さんは「報道で戦争は止められるのか?」という質問を一番に挙げ、「そういう願いがあるからこそ続けられる」と記した。

>「悲惨な状況を見て冷静でいられるのはなぜか」との問いには、「冷静ではありません」「現場で感じる恐怖心を忘れないようにしたい」と、揺れる胸の内を明かした。
メッセージの最後はこう結ばれていた。「社会にはさまざまな考え、職業、立場の人たちがいます。メディアの世界に身を置くと、力を持っていると勘違いしてしまうことがあります。高みから物事を見るのではなく、思いやりのある、優しい人になってください」

>朝日ニュースター時代の91年、長崎・雲仙普賢岳の噴火災害を取材したことが転機だったという。「突然大切な人を失うのは災害も紛争も同じ。自然に紛争報道につながっていった」と先月のNHKの番組で語っていた。
【毎日新聞/8月21日(火)23時1分配信】



この記事を書いた「福島祥」なる記者氏は、書きながら忸怩たる思いは無かったのだろうか。

己と、己の属する毎日新聞との偏向姿勢に恥じて、ペンが震えたりしなかったのだろうか。



▶山本さん死亡:戦場取材「苦しむ市民のことを伝えるため」(毎日/見出し)

>「戦場を最も歩いてきたジャーナリストの一人。戦争の犠牲になる最も立場の弱い女性、子供の声を拾える希有(けう)な存在だった」。20年来の親交があるフリージャーナリスト集団「アジアプレス」代表の野中章弘さん(59)は山本さんをこう評し、「戦場取材に不安もあったろうが、弱音を漏らしたことがなかった」と話した。
【毎日新聞/08月21日12時02分配信】



『国境なき記者団』は、早速<哀悼>を表した。

NHKが、哀悼の意を表したか!?

「日本記者クラブ」が、哀悼の表現をしたか!?


する訳が無い。

何故なら、山本美香氏は「フリー・ジャーナリスト」だから。

記者クラブの記者様でない以上、虫けら同然だから。



フランス政府は、シリアへ非難を表明した。

日本政府が、シリアを非難したか!?


する訳が無い。

何故なら、山本美香は「民間人」だから。

官僚と政治家では無く、財界人以外の民間人は、虫けら同然だから。



▶邦人記者死亡でシリア非難=仏外務省(時事/見出し)

>シリアで取材中の日本人ジャーナリスト、山本美香さんが戦闘に巻き込まれ死亡したことに関し、フランス外務省報道官は21日、記者団に対し「シリア当局は報道の自由を守る義務があるにもかかわらず、報道関係者を抑圧している」と述べ、シリア政府側の対応を非難した。

>報道官は山本さんの遺族や関係者に弔意を示した上で、情勢悪化後のシリアで山本さん以外に5人の報道関係者が命を落としていると指摘。「世界、とりわけシリアにおけるジャーナリストと連帯する」と強調した。 
【時事通信/8月21日(火)21時32分配信】



日本を「動かしている」と思い上がっている連中は、国家の屑ある。

政府。

官庁。

財界。

大手マスコミ。


これらが、日本の癌である。


大越健介よ。

命を捨てろ、とは言わない。

しかし、1千万を越える年収と、NHK看板キャスター兼解説委員という鎧に守られて、冷房の効いた局と黒塗りのハイヤーの安寧を出て、世の中の不正に立ち向かってみろ。

日本を救おうとする政治家を貶める事にうつつを抜かしていないで、本当に国民の味方である「報道人」の姿を真似てみろ。

少なくとも、したり顔で「国民の洗脳」を計り続けていて、報道人として恥ずかしくないのか!?

山本美香氏の遺影と、まともに向き合えるか。



     
     在りし日の山本美香氏。(写真 : 毎日新聞)



2012年8月20日は、一人の偉大なジャーナリストを失った日であると同時に、日本の既成大手マスコミの葬送の日ともなった。



日本では、真っ正直に生きて、心から世界の平和を念じ、真の人間愛を持っているのは、民間人だけである。

日本では、偉大な仕事をなすのは、民間人だけである。

世界に認められ、世界に尊敬されて、世界にその死を悼まれるのは、日本では「民間人」だけである。



ガラガラポンが、何をさておき必要だ。



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時まさに夏の盛り。クロード・モネが丹精した庭園は、花の香りでむせ返っていた。【日曜フォトの旅】

2012-08-19 21:43:02 | 心にしみる光景
二年前の8月1日の拙ブログで、クロード・モネの『睡蓮』の壁画の大連作に就いて書いた。

「ジヴェルニーの庭は、クロード・モネにとっての光のパレット/政治家には絶対に見えない美の世界が有るのだ」



久しぶりに、その「モネの家」を訪れた。


今年のフランスは、春を迎えても、春が過ぎ去っても、初夏を迎えても、全く天候が不順でした。

元来は、6月後半が一年で一番晴天が続く事が多く、気温も上がります。

しかし今年は、夏を迎えても気温は上がらず、小雨の降る日も多く、全く情けない有様で有りました。


元々欧州は、日本の様に「四季折々」で季節感がハッキリしている訳では無く、極端に言えば『冬』と『夏』。

春と秋はその過渡期に過ぎなく、際立って明確な感じでもないのです。

天候は、シーズンを通じで「この季節はこんな天候」と言う様な物では無く、<晴天と荒天><暑さと寒さ>が交互に訪れ、同じ様な天候が続くのはは最低一日、最長二週間で変わります。

ところが今年は、7月半ばに2日間だけ30度近くに上がった事が有っただけで、後は早春か晩秋の様な変わり易く肌寒い日々が続いてきたのです。



そして、この三日間「いきなり」盛夏が訪れた。

一昨日17日のパリの気温が32度、昨日が37度、本日が39度!

いやはや、死にそうな熱気でフラフラになってしまったのです。

幸い湿度は50%程で、蒸し暑くは無い物の、やはり40度近くにまで気温が上昇すると、熱気で炙られる如き極端な暑さは、身に堪えます。



しかし、お花にとっては、待ちに待った「陽光」だったのでしょう。

ジヴェルニーの「モネの家」の庭園は、むせ返る程の花の香りで満ち満ちて居りました。



     
     母屋の正面


印象派を牽引した彼は、画家としてだけでは無くモネ個人に取っても、やはり「色彩」が何物にも代え難い、要素だったのでしょう。

後半の人生で手に入れた「我が家」の庭を、奥様と二人してガーデニングにせいをだし、花壇で埋め尽くしたのです。



     



     



     



     



そういえば、有る時期モネと共同歩調をとって、その後「印象主義」を捨てて独自の画風に変えて行ったルノワールも、視力の低下に悩んだ挙げ句、地中海の光を求めてニース戸外の村に移り住んで、一軒家の庭を花で飾った物でした。


上記「10年8月1日づけブログ」で簡単に触れた通り、モネは敷地を道を挟んで買い増し、日本庭園を造って更にエキゾチックな色彩を愛でたのです。


     
     エプト川



セーヌの小さな支流『エプト川』を引き込み、塞き止めて池を作って「睡蓮」を植えました。


花の咲くシーズン、4月後半から10月初旬までしか一般公開されませんが、「ジャルダン・ナンフェア(睡蓮の庭園)」は、今日多くの人々を惹き付け、公開期間中訪問者の絶える事は有りません。



     


     


     



その「睡蓮の池」には、今まさに睡蓮が咲き誇って居りました。

白い花。

赤い花。


     


     


     


     


     



彼は、壁画を制作するにあたって、それまでの母屋の中の制作室では狭すぎるので、庭園内に大きなアトリエを建て増しました。


その、睡蓮制作用のアトリエは、現在ではお土産の売店に衣替え。

パリの「オランジュリー美術館」に展示されている壁画の複製が飾られています。


     
     当時の写真



その複製の壁画の下に、正にこのアトリエで制作中のモネ、庭園でくつろぐモネの当時の写真が、飾られています。



     
     在りし日のクロード・モネ



ところで、庭園の多くの花々の陰に隠れる様に、ひっそりと『なでしこ』が咲いているのを見つけました。



     
     可憐に咲くナデシコ



内政に外交に、ハチャメチャの野田政権に吐き気を催していたおり、暑さを忘れさせてくれた「眼福」でした。




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67回も懺悔を繰り返した日本人。再び敗戦記念日を迎えて、何も変わらない日本。

2012-08-15 20:15:41 | 政治と社会
◇沖縄戦 国民の保護定めた憲法に違反◇ (沖縄TV)

沖縄戦で住民が戦闘に巻き込まれたのは国民を保護する義務に違反するなどとして、終戦記念日のきょう沖縄戦で負傷した住民が、国を相手に損害賠償を求める裁判を起こしました。

訴えを起こしたのは沖縄戦で負傷した住民や遺族などあわせて40人です。訴状によりますと原告団は沖縄戦で激しい地上戦が繰り広げられた結果、多くの住民に犠牲者が出たのは旧日本軍が住民を守らなかったことが原因で、国民を保護することを定めた当時の憲法に違反するとして、国を相手に総額4億4000万円の損害賠償を求めています。また戦争被害者が広く補償を受けるための法整備を怠ったとしてその責任を追及する構えです。原告団長・野里千恵子さん:「戦争の処理をきちっとやってもらうまでは、絶対に私たちは引き下がるわけにはいきません。補償、謝罪してもらうまでは私たちは頑張るつもりでおります」沖縄戦で被害を受けたとして集団で救済を求める裁判は初めてとなります。

【沖縄TV/8月15日18時14分配信】



明治維新以来一世紀半、日本の官僚は「国民」を守ったためしがない。

文官も武官も、自分達の視野狭窄を棚に上げて、自分達のみが国を動かせる能力が有ると勘違いして、一般大衆を赤児扱いにするのみで、決して国民の視線に立った発想は持てない。

戦争を興すのは、そのような「自称エリート官僚」のエゴと勘違いである。

犠牲になるのは、一般の国民大衆である。

日清日露の戦争から、先の太平洋戦争に至るまで、軍事官僚は常に国民の犠牲の上に、国威発揚ゲームにうつつを抜かし、やらなくて良い、やる必要も無い、やっては行けない戦争に国民を駆り立て、多くの同胞を殺し傷つけ、少しも歴史に学ぶ事も無く、同じ過ちを何度も何度も繰り返して来た。

明治維新以来、日本の官僚は「国民」を守ったためしは無い。

犠牲になるのは、いつも必ず、一般の国民大衆である。



「国軍」とは、文字通り国を守る軍隊である。

国とは、国民である。

ところが、「第日本帝国」だけは、例外であった。

国民を守るどころか、国民を楯にして、自分達は逃げ出そうとさえした。

戦地では、古参兵が新兵をイジメ、馬鹿な上官が将兵を全滅させる無意味な作戦を強行し、本国の参謀本部は戦地の状況を正しく理解する事を拒絶して、徒に無駄な闘いをやめなかった。

勝てないどころか、負ける事が避けられない現実であったにも関わらず、負けを認めようとせず、停戦を拒否し、ずるずると無意味な全滅作戦にのめり込み、将兵を殺し、国民を死なせ、国土を荒廃させて、顧みなかった。

最後は、民間人に手榴弾を与えて自決を強要してまで、おのれ等の面子を守ろうとした。

沖縄のいたいけな少女達まで、自決に追いやって。

敗戦の受け入れを、先延ばしにして、決断を先送りにして。


軍事官僚は、自分達の無能さによって、将兵だけで280万人、一般国民を含んで350万人もの「同胞」を、死に至らしめた。


誰一人、水から責任を取ろうとする者は、居なかった。



何だか、<デジャヴュ>では無いか。

原発が爆発事故を興して、放射能が大量に降り注ぐ中で、自分達の利益を守り抜き、責任を取らずに済むために情報を隠蔽し、学報の太鼓持ち共にウソ偽りの宣伝工作を行わせ、一年半経った今も被爆者救済の具体的処置は何も無いまま、責任の存在を曖昧にするために汚染瓦礫を全国に拡散して汚染を希釈し、汚染農産物、被曝海産物を、表裏両面のルートで大量に市場に出回らせ、正しい汚染情報を出さずに消費させて、国民を外部被曝に加えて、内部被曝をも押し付けている。

放射能、皆で被爆すれば、恐く無い。

原子力ムラと呼ばれる、産学報官の既得権益層の利益の確保のみを死守すべく、政府民間が一丸となって国土汚染を止めようとしない。


「決められる政治が求められているんです」と、野田佳彦は能面の様な無表情で、しれっと言い放った。

原発を止めるのでは無く、止めた原発を再稼働して電力事業者のり駅を守り、官僚と米国の利益を守る為に、国民を売り払って顧みない。

民間人と一緒に防空壕に隠れていた軍人が、敵に投降しようとする市民を後ろから銃で殺し、皆に手榴弾を与えて自決させた、あの時とどこが違うのか。



◇終戦記念日:空襲被害者の会「早期の補償を」◇  (毎日新聞)

各地の空襲被害者や遺族でつくる「全国空襲被害者連絡協議会」は終戦記念日の15日、東京都台東区で集会を開いた。空襲被害者の救済を巡っては超党派の国会議員による援護法制定の動きがあり、共同代表で東京大空襲訴訟の弁護団長を務める中山武敏弁護士(68)は「被害者は高齢化している。被害実態の調査や補償を急いでほしい」と訴えた。

空襲被害者や遺族ら約300人が参加。空襲被害者援護法の素案を作成し、国会への提出を目指す超党派議員連盟会長の首藤信彦衆院議員は「6000億円以上の予算が必要となり難しい面もあるが、本当は67年前に解決しなくてはいけなかったこと」と意欲を示した。

東京大空襲で両親と妹2人を失い孤児となった東京都調布市の加藤威郎さん(76)は「国はこれまで私たちを無視してきた。謝罪や補償は一つの心のけじめになる」と期待を語った。

【毎日新聞/08月15日23時16分配信】



かっては、国際紛争としての「戦争行為」は、軍と軍とのプロ同士の殺し合いであって、「民間人は攻撃しない」という規定が有った。


支那事変で、帝国陸軍の関東軍が「南京」の市民達をどれほど虐殺したのかは、精査する必要が有ろう。

最初は数千名と言われていて、数万人となり十万人、二十万人、そして四十万人と言われている。

当時の南京入城を果たした関東軍の兵力の実数、彼等の所持していた武器の酒楼嫌性能、南京市の人口、共産党軍が救援に参戦しなかった事、などの諸条件を鑑みるに、途方も無い数にはならないと思える。

しかし、古今東西に於いて「占領軍」が被占領地区の市民を虐殺したりレイプしたり、個人の財産を奪取したりと言う残虐行為は、実はごく普通に行われて来た。

その歴史の現実が、「南京大虐殺」を正当化する物では無い。

しかし、「無差別大空襲」となると、また別の解釈をしなければならないのでは無いか。

アメリカ政府の、日本本土攻撃への「悪意」は、私は個人的には決して許す事は出来ない。

制空権も失った日本の国防能力が破綻をきたし、抵抗の能力が無い事を分っていながら、全国各地の市街地を繰り返し繰り返し、絨緞爆撃した。

超低空からの執拗な爆撃であった。

東京大空襲。

横浜川崎大空襲。

名古屋大空襲。

大阪大空襲。

全国の殆どの都市は、空襲を受けた。


日本家屋の特性を研究し、如何に効率よく「焼き尽くすか」の目的の為に『焼夷弾』を研究開発して、日本の一般市民の頭上に爆弾を、文字通り「雨あられ」と降り注いだ。

殆どの市街地は、90%以上灰燼と帰し、殆どの市民が被災した。




9.11のニューヨーク世界貿易センタービルへのテロに、アメリカはパニックに落ち入った。

(注)あの事件は、米国政府の自作自演であると言う味方を、数多くの「証拠」を挙げて証明している方々も居る。


南北戦争以外に、ハワイの真珠湾を唯一の例外として、自国本土の領土を攻撃を受けた事が無いアメリカは、国を挙げてヒステリー状態になった。

元来、自国民以外の人間の命に重きを置かないアメリカが、あれ以来「対テロ戦争」と称して、増々世界中に戦争を仕掛ける様になったのだ。

イラクへ。

アフガニスタンへ。

再度イラクへ。

パキスタンへ。

リビアやエジプトも、間接的に破壊した。

更に、イランを標的にし、今シリアを目標にしている。


お陰で、アル・カイーダはイスラム圏全域に、その影響力を行使出来るまでに成長した。

さらに、そのお陰で世界中の空港で「手荷物検査」や「手荷物の持ち込み規制」が、やたらに面倒な物になった。

総ては、アメリカのお陰である。



そして極めつけは『原子爆弾』である。


核攻撃を、平気で行える精神は、私は受け入れる事は出来ない。

外国の人間を「人体実験」に核兵器を開発した。

一瞬にして、12万人が命を失った。

しかも、一度で足りず、違うタイプをもう一個。

9万人が一瞬に命を失った。

この数は、あくまで爆心地の周辺の人口状況によるも物だ。

もし、「ヒロシマ」の日が、予定通り大阪や神戸だったら。

又は、東京だったら。

天候のせいで「広島」しか有視界飛行による爆撃が出来なかったと言う、それだけに事実で、12万人が死ななければならなかった。

東京だったら、犠牲者の数は一桁上であった筈だ。

そして、その後の67年の間の「原爆症」による死亡者は二桁上を言って居たであろう。

そんな非人道的な爆弾を、他国民だから、東洋人だから、と言うだけで平気で投下する国民の精神を、私は受け入れられない。



そして、その残虐行為は半分は日本側に有るのだ。


もっと早く、敗戦を受け入れていれば。

いや、あんな戦争をやっていなければ。


歴史に、「れば」や「たら」は無いのは承知である。

それにしても、総ては戦前の軍事官僚の「お陰」である。


日本の官僚は、決して責任を取らない。

「東京裁判」は、戦勝国側の裁判であり、そうとう不公正であったが、敗戦国側には、何も言う事は出来なかった。

そして、その東京裁判で、やっと多少の「軍事官僚」たちが責任を問われただけである。


明治政府による朝鮮出兵以後、日本は引き返す勇気も無く、引き返す可能性も与えられないまま、一部の官僚達の暴走と、それを止めるどころか官僚の傀儡となって共同歩調を取った政治家達と、一般国民を洗脳し、煽り立て、批判を封じ、戦争へと駆り立てて行った新聞ラジオの、『大政翼賛』の風にのって、ずるずると戦争へと、破滅へと、突っ走って行った。

勿論、そこに「リーダーシップ」を敢えて発揮しなかった昭和天皇の責任も、極めて大きいと指摘しない訳にはいけない。

軍事官僚と政治家達の「御前会議」での、迷走と先送りの過程で、もっと早く「介入」されてしかるべきであった。



あれから67年。


日本の現実は、何ら変わっていない。

御前会議が閣議となっただけ。

或は、東電社内会議や、原子力保安院の会議に変わっただけ。


国破れ、人心は荒廃し、山河は汚染されていても、誰も必要な決断は出来ない。

それどころか、強硬論者が常に状況を引っ張って、悪化させて行く。

増税も同じである。

TPPも同じである。

オスプレイも同じである。




そして、この「67回目の敗戦記念日」を待っていたかの如くに、周辺諸国が日本に対して攻撃的に振る舞って来た。

韓国大統領が、「竹島」に上陸。

五輪サッカー三位決定戦で、日本に勝利した韓国選手が「竹島は韓国の領土」と書いたプラカードをピッチで掲げた。

韓国芸能人達が、リレーで日本海を泳いで、竹島に上陸した。

香港の活動家が、大挙して尖閣諸島「魚釣り島」に不法上陸をした。



▶韓国海兵隊、来月初旬に独島上陸訓練…駆逐艦や戦闘機も参加(中央日報/見出し)

>李明博(イ・ミョンバク)大統領の独島(ドクト、日本名・竹島)訪問に関して、日本国内で激しい反発が起きるなか、戦略機動部隊である海兵隊が9月初旬に独島上陸訓練を実施する。独島が仮想の敵に占領された状況を前提にして行われる訓練だ。

>政府高位当局者は14日、「来月初めの陸・海・空軍と海洋警察の独島防御合同機動訓練に海兵隊も参加する」とし「海兵捜索隊1個中隊の約100人がヘリコプターを使って独島上陸訓練を実施する計画」と明らかにした。

>海兵捜索隊は有事の際に海兵隊本陣の上陸の前に敵陣に入り、障害物を除去して進撃路を開拓する最精鋭戦力だ。今回の訓練では、約100人の海兵隊兵力がCH-47ヘリコプター2台に分乗し、浦項(ポハン)から独島まで移動する予定だ。海兵隊が自主的に独島に上陸する訓練をしたり、艦艇で独島に接近して帰ってきたりしたことはあるが、年間2度にわたって実施される定例の独島防御合同機動訓練に公式参加することは異例だ。

>軍の高位関係者は「海兵隊が有事の際に浦項から独島まで展開する過程を熟逹するための訓練」とし「捜索隊は、独島に10分程度とどまる計画」と述べた。また「状況によっては、上陸後に独島の地形偵察作戦に拡大することもある」とし、訓練内容を強化する可能性があることを付け加えた。今回の訓練には海兵隊のほかにも、3200トン級の韓国型駆逐艦や護衛艦(1800トン級)・潜水艦・P-3C海上哨戒機・海警警備艦・空軍F-15K戦闘機などが参加する。
【中央日報日本語版/8月15日(水)11時16分配信】



70年以上前であれば、また戦争になっている所だ。

日本は、決定的実力行使はやらない。

決定的実力行使は「出来ない」。

霞ヶ関に君臨する官僚様方は、マニュアルに無い事が起こった際は、解決方法を見いだせない。

敗戦へ向けた処理が出来なかった、68年前の軍事官僚と同じである。

責任を取らなくて済む様に、具体的解決策を打ち出さない。

その前に、具体的解決策が、見つけられない。

責任を取らずに済む様、問題を先送りする。

そして、最後は玉虫色の決着を付けるのだ。

国内向けには、あたかも「一歩も譲っていない」如くに見える様な。

対外的には、相手の要求をのんで、合意を取り付けた事になる如くに。


国民全体が苦しみ、肉親を無くし、家財を焼かれ、やっと終わった太平洋戦争であった。

67年前の今日である。


それから、毎年の8月15日に、国民は肉親の死を悼み、命の尊さを再確認して、「不戦の誓い」を繰り返して来た。

毎年、内閣総理大臣が式典に参列し、戦争犠牲者の霊に、頭を下げる。

しかし、彼等は「何一つ」学んでいない。

マスコミは、こぞって「記念番組」を制作し、戦争に至った経緯をほじ繰り返して、原因追及を行い、責任がどこに有るのかを追求する。


原因は、お前達だ!

政治家だ。
マスコミだ。

国民の生命財産の保全と安寧とを足蹴にし、非現実的理想論を高らかに謳い上げ、事実を隠蔽し、嘘で塗り固めた情報で国民を欺き、国が亡びる道筋に、国民全員を無理矢理導いて行こうとする。

犬は、三日続けて餌を与えられれば、忠実になるという。

だとすれば。

日本の政治家と、官僚と、マスコミとは、犬以下である。


皆さん、いい加減に、このような社会の動かし方を、変えようと思わないか?



官僚に国の運命を託してはならない!

官僚には、責任を取らせる制度にしなければならない。


法案立案者と、起草者、監修者の姓名を必ず明記させるべきである。

国家と国民に取って、不都合を及ぼす結果となったら、それらの官僚は責任を取らなければならない、そのような制度にするべきである。

政策決定のプロセスと、法案策定の過程から、官僚のイニシアティブを排除するべきである。

そうなった暁には、「何もしない」のが仕事である官僚達は、増々働かなくなるであろう。

国民の納めた血税から報酬を受け取る官僚は、自らの存在を「公僕」である事を、自覚させなければならない。

そして、国民の為に働く事を良しとしない官僚達には、辞めていただく制度を作らなければならない。


そして、更に重要な事。

政権交代の度に、局長級以上の官僚は総入れ替え、するべきである。

そして、官僚人事案は、官僚の側から出させてはならない。


官僚は、あくまで「事務方」に徹する心構えを植え付けるべきである。


67回目の敗戦記念日を迎えて、あの悲惨な戦争に突き進んで行ったプロセスと、敗戦を決められなかった状況とを察するに、諸悪の元凶である「官僚制度」の根本的改革が焦眉の急であると、想いを新たにする物であります。







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「善意」や「話し合い」は通じない民族に『解決は次世代に託して…』は結局通用しない。竹島も尖閣諸島も。

2012-08-13 22:53:25 | 国際関係
イ・ミョンバク大統領が「竹島」を訪問した。

香港から、「尖閣諸島を日本海賊から守れ」というデモ船団が抗議行動に出港した。

中国は、「領土問題には、中韓露が結んで日本を潰すべし」という論調が、広がっている。

日本には、残念ながら国際社会からの「援軍」は無い。



戦後日本政治は、間接的にアメリカに支配され続けている。

直接の「植民地」とは見えない様に、アメリカは、若手の政治家や官僚を「アメリカに招き」育てて、取り込んで育てて来た。

アメリカの意思を「忖度」して行動する様に。

ロサンジェルス講和条約締結によって、日本は主権国家として独立した事になっているが、実は「日米安全保障条約」とそれに伴う「日米地位協定」という、法的根拠を表の根拠とし、飼いならした政治家や官僚を増やす事を裏の根拠として、日本を時には「対ソ浮沈空母」として、また時には「対中経済的防波堤」として、更には世界最大の「軍事基地」として、また財政赤字の「身代わり負担」を負わせる事で、日本と言う「見せかけの国家」を最大限利用し尽くして来た。

軍事力を削がれて赤裸にされ、対共産勢力の出先として「自衛隊」と言う軍事力を持たされ、核爆弾の被害者としての医学的資料を最大限提供させられ、核兵器を持ち込まれ、原発を次々建設してアメリカの核兵器用の「劣化ウラン」や「プルトニウム」を提供させられ、あらゆる世界戦争の資金を間接的に提供させられて、良い様に食い物にされて来た。

勿論、日本の官僚が「アメリカ留学」で洗脳され、その官僚が政治家を洗脳し、一致協力して「アメリカの意向」を忖度しながら、国民に総ての負担を押し付けて来た。

国民の納める税金で高給優遇される官僚たちは、公僕と言う意識は微塵も無く、アメリカの支援を背景に、おのれ達の懐の為に税金を食いつくし、国民をしゃぶり尽くしてほくそ笑む。

国民の「清き一票」で選出された議員達は、おのれ達の権力は国民が負託した物である事を忘れ去り、官僚の誘導のままに、官僚の都合の良い政策だけを実行する。

それがひいては、政治家の利益に繋がり、財界に利益に繋がり、アメリカに利益が還元されて行き、それで官僚が立身をする。


官僚と政治家達は、国民には極めて冷酷である。

国民の多くが最低生活の水準に苦しんでいようと、一顧だにせず平気で増税を行える。

国の生産の大半を占める中小企業が、血を吐く様な苦しみの中で生き延びる事の模索をしていて、ギリギリの瀬戸際に有ろうと、平気で増税する。

スタートラインが違うにも関わらず、結果だけ「競争原理」を標榜して、弱者を救済する発想を持たない。

それどころか、弱者を増々追い込んで、生きて行けない様な環境をわざわざ造り出して、祝杯をあげている。

爆発して、書く燃料が溶け出したままの破壊された原子炉を放置したまま、収束宣言を出し、責任は問わず、税金を投入して経営権を肩代わりし、依然として国民を被爆させ続け、住民避難を行わせるどころか、危険区域指定解除などと言って、住民に一時帰郷させる。

ありとあらゆる被曝食材を、公正不公正に全国に流通させ、国民を二次被曝させ続ける。

健康診断も拒否し、診断したらしたで結果を本人に伝えない。


官僚も政治家も、財界も学者達も、次世代に国民が激減したら、自分達の存在も成り立たなくなる筈なのに、その場を誤摩化して責任逃れに走り、被害の拡大を止める発想には至らない。



国民には、冷酷無比。

そのくせ、対外的には一切何ら「有効な対処」は出来ない。

支配者アメリカに逆らわないのはともかくとして、韓国にも、中国にも、ロシアにも、なにも実効的行動はとれない。

大使館に火炎瓶を投げられようと、大使館前に「従軍慰安婦の碑」なる物を建設されようと、領土を奪われようと、何も行動出来ない。

何も。

「遺憾の意」を表明するだけ。

「大使を一時帰国」させるだけ。

強硬論を吐き、すぐに軟化する。

結局、相手に好きな様に振る舞われて、国家と国民の尊厳を打ち砕かれても、ヘラヘラ笑ってウヤムヤにしてしまうだけ。

外務省と言う名の「害務省」。

財務省と言う名の「罪務省」。


ああ、なんて国なんだろう。



▶政府、日韓の金融協力は維持 竹島上陸でも(共同/見出し)

>政府は13日、これまでに韓国と合意した金融協力を変更せず、維持する方針を明らかにした。

>李明博大統領が竹島に上陸したことで日韓間の緊張が高まっているが、両国経済の相互依存が深まっていることを配慮し、国際的な合意を順守することが関係改善にも重要と判断した。

>日本と韓国は緊急時にドルなど外貨を融通し合う通貨交換(スワップ)協定の大幅拡充や、日本によるウォン建て韓国国債の購入で合意している。

>昨年10月に合意したスワップ協定では、韓国への資金支援枠は従来の5倍以上に増え、総額700億ドル(約5兆5千億円)とした。韓国経済の安定は日本の利益にもつながるためだ。
【共同通信 By 47ニュース/8月13日17時39分配信】



竹島は、既に半世紀に及んで韓国人が「実効支配」している。

それを許して来たのは、自民党政権であった。

散々、韓国に経済援助を行い、ありとあらゆる便宜を図り、その上で「竹島」への彼等の勝手な所有権の行使を、止める手配も何もせず、半世紀の時間を失って来た。

李承晩の勝手な国境策定に、実効的反撃もせず。

砂上の楼閣の、更にその上に成り立っている韓国経済を、常に支えて多大な出費を行って来た。

石油の日韓共同備蓄などと言う、空恐ろしい事すらやろうとしている。

彼等は、永久に日本を許さない。

一旦植民地にされた歴史は、消せない。

そして、欲しい物、羨ましい物は、何でも「自分達の物だ」と思い込んでしまう民族相手に、「話し合い」やら「譲り合い」やら「相互の友好関係に害をなさぬ様配慮」やらと言い続けるのみ。

古代四大文明は、韓国人が興したそうだ。

キリストも、孔子も韓国人だそうだ。

日本語も韓国語が起源だそうだ。

刺身も日本酒も天ぷらも、韓国が起源だそうだ。

柔道も、武士道までも、韓国が起源だそうだ。

勿論、iPhoneも韓国が先。

そんな民族が、自分達の物と思い込んだら、天地がひっくり返っても、自分達の物。

ましてや、憎っくき日本人を相手にしたら、雷が鳴っても地震が起こっても、手放す筈が無い。

竹島は韓国の領土。

日本海は、東海。


そして、その韓国は既に日本を凌駕してしまったと、信じている。

どれだけ、これまでの経済的支援が有ったお陰であろうと、技術と人材とを盗みまくった結果であろうと、サムスンは世界にサムスンとなり、サッカーもメダリストである。

中国もそうであるが、韓国もこれまでの日本が行った経済援助や経済協力や、技術協力などは、一般の国民には知らせていない。



▶日本の力落ちたと李大統領 竹島上陸、66%が評価(共同/見出し)

>韓国の李明博大統領は13日、日韓が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)に自身が上陸したことに関連し、日本の国際社会での影響力は「昔と同じではない」と述べ、日本の国力が落ちたとの認識を示した。

>上陸に対する日本側の反発は「予想したものだ」とも話した。

>国会関係者との昼食の席で述べたと大統領府が明らかにした。

>一方、世論調査機関リアルメーターは同日、竹島訪問を評価する人が66・8%、否定的な人は18・4%だったと明らかにした。韓国政府が依頼した別の機関の調査では評価が84・7%という。

>大統領は、上陸は3年前から準備していたとした。
【共同通信 By 47ニュース/8月13日 20時38分配信】


「小日本」はあくまで「小日本」に過ぎないのだ。


日本人の発想でいえば、有る国の力が落ちようが、それをして「相手に対して無礼を働いて良い」と言う事にはならない。

総ては、力関係で決まる。

当たり前と言えば、余りにも当たり前では有る。

しかし、礼儀作法とか外交儀礼と言う事も、普通は考慮される物だ。

韓国と言う国には、そのような「弱腰」名接し方は、通用しない。


そして残念な事に、日本には「力関係」で決まられる様な「外交術」は、存在しない。



▶「司法裁提訴は居直り」 韓国与党 竹島問題で日本批判(東京/見出し)

>韓国の李明博(イミョンバク)大統領による竹島訪問問題で、与党セヌリ党は十二日、日本政府が領有権問題で国際司法裁判所(ICJ)に提訴を検討する動きに「盗っ人たけだけしい居直りだ」と強い表現で反発した。

>韓国政府当局者も提訴に応じない姿勢を明確にしており、日本の対抗措置をけん制した形だ。

>セヌリ党の報道官は「日本は残酷な植民地支配に真の反省どころか、根拠ない領有権主張で韓国民を怒らせている」と述べた。

>韓国内では野党や専門家から「悪化する韓日関係への対策なき上陸強行」「支持率回復を狙った局面転換イベント」との批判もあるが、党は訪問当日に大統領の決断を評価したのに続いて強硬姿勢を貫いた。
【東京新聞/8月13日朝刊】


『盗人猛々しい』

このような表現で、他国に反論する事自体が、この国の国民の猛々しさを象徴している。

このような国を相手に、話し合いん微夜解決を求める事など、絶対に不可能であり、相手に「節度有る行動」を求める事など、ナントカのツッパりにもなりはしない。

日本は、これを機会に「国際司法裁判所」に提訴すべきである。

「領土問題は存在しない」などと言っていて、50年の実行支配の実体をみれば、国際的には竹島は韓国領で、問題は存在しない、と言う解釈に落ち潰えしまうであろう。


「日本は残酷な植民地支配に真の反省どころか、根拠ない領有権主張で韓国民を怒らせている」

何回も何回も謝罪して、少しも納得せず、韓国国家のインフラの整備を行って、金融サポートもして、あらゆる技術移転も行っても、<真の反省>を求められる。

彼等に取っての、日本の示すべき<真の反省>とは、おそらく陛下の土下座と、従軍慰安婦全員(おそらく数十万人が名乗り出て来るに違いない)に生死を問わず、各人数億円ずつの損害賠償金を支払い、勿論竹島は「独島」でござると天下に声明を発し、日本海も「東海」ですと世界に宣言し、今後永久に韓国の三歩後ろに下がって行動する事であろう。


日本政府よ、どうする!?

総て割り切って、国際法に照らして解決を計るしか有るまい。

そう下としても、韓国側の「嘘八万」と「金と女攻勢」のロビー活動の前には、なす術も無く立ち尽くすしか手が無い、外交能力しか無いのかもしれないが…。


尖閣諸島も同じである。


目下喧伝されている「尖閣諸島」の東京都による買収が、はたして適格な処置であるのかどうか、はなはだ疑わしい面が有る。

地主が石原慎太郎の古くからの知古で、しかも巨額の負債を抱えているとか。

新党もオリンピックも巧く行かない、八方塞がりの石原慎太郎にとって、見栄を張れる絶好の機会である事は、確かだ。

元々「日本の固有の領土」であるのならば、誰が購入しようと自由であり、日本人に限られる事でもない。

しかし、金余りの中国人が大金で横っ面をひっぱたけば、巨額の負債を抱える地主としては、中国に売らないと言い続ける事が出来るのか、はなはだ不透明であろう。

その為に、先に日本の誰か、自然人でも法人でも、民間人でも自治体でも、改めて買い取る事は、悪い事では無いのかもしれない。


これまでの経緯から、「解決は次の世代に託して」それまでは日中両者が平和利用で、などと言う解決方法が、正しかったのかどうか、検証されるべきであろう。

ただ、アメリカの世界侵略政策に利用され尽くしている日本としては、中国との対立を激化させる事が、どのような意味を持つのか、その辺を正確に国民に知らせる事無く、事が運ばれている事実も、かなり危うい物では有る。

もし、個人の所有が不安なら、東京都では無く「石垣市」が購入するのが筋では無いのか。

石原慎太郎が音頭を取っても、それはそれで別に構わない。

国民に寄付を募るのも、良いだろう。

しかし、所有権は石垣市に与えるのが、自然である。


そして、石原慎太郎と言う悪人の、掌の上で踊りたがる愚か者も居ると言う事が、これ又不安材料である。



▶政府、尖閣上陸認めず 保守系議連に回答(共同/見出し)

>政府は13日、太平洋戦争末期にあった疎開船遭難事件の慰霊祭開催を目的として、超党派の保守系議員連盟が提出した沖縄県・尖閣諸島への上陸許可申請を認めない方針を決め、議連側に回答した。

>領有権を強く主張する中国との間での不測の事態発生を懸念したためで、野田政権が目指す尖閣国有化方針にもマイナスの影響を与えると判断した。

>政府に先行して尖閣購入計画を掲げた東京都が近く提出するとみられる上陸許可申請については別途、慎重に判断する。

>尖閣に上陸するには地権者と賃貸借契約を結んでいる政府の許可が必要となる。
【共同通信 By 47ニュース/8月13日 21時48分配信】



この時点で、どういう判断が一番国益に適うかは、かなり微妙である。

確かに、南シナ海の覇権を画策している中国に対して、彼等が何をしでかすかはなはだ不透明である以上、敢えて虎口に入らない方が良いのかもしれない。


しかしそこには、これまで日本の外交が延々と取り続けて来た、瀬戸際で牽いてしまう、軟弱な態度が見え隠れするのも、否定出来ない。

ようするに、外務省としては例に依って、中国側の出方が読み切れないのだ。


▶尖閣諸島へ香港団体の抗議船出港 当局阻止できず(東京/見出し)

>沖縄県・尖閣諸島の中国領有権を主張する香港の団体「保釣行動委員会」の抗議船が12日午後0時20分(日本時間同1時20分)ごろ、同諸島上陸を目指して香港を出港した。

>香港当局はここ数年、同委員会の船の航行を出港後に阻止してきた。

>だが抗議船に乗り込んだ活動家らは、停船させようとした当局者らに抵抗。同日夜、香港当局の管轄が及ばなくなる公海に出ることに成功し、尖閣諸島に向けて航行を続けた。

>抗議船には同委員会のメンバーら14人が乗っている。同委員会によると、14日ごろに台湾の団体の船と合流、一緒に上陸を目指すとしている。
【東京新聞/8月13日 01時17分配信】


さらには。



▶「竹島領有」主張、「尖閣」に飛び火(JNN/タイトル)

>この香港の団体に合流する予定だというのが、台湾の団体「中華保釣協会」。この団体は先月、尖閣諸島付近の日本の領海に侵入したばかりです。領有権を主張する香港と台湾の団体。違う地域の団体ですが、双方は、『世界華人保釣連盟』という団体で結ばれています。

>「韓国のように強硬に出れば日本は何も声を上げられない。中国政府も日本に対し、強硬な態度を示すよう期待していますよ」(世界華人保釣連盟 陳妙得 副会長)

>この団体は、香港、台湾、中国に、元々個別にあった団体が今年6月に合流し結成されたものです。活動資金は中国や香港からも寄せられています。

>このまま航行すれば、15日にも尖閣諸島に到着する見込みです。
【JNN ニュース/8月13日(月)23時36分】



政府同士では、まだ「なあなあ」も作用するかもしれない。

あれこれと、国家間の思惑が作用する余地もあろう。


しかし、庶民は分っている。

「国の力」と言う物を。

日本は、中韓台香の庶民には 最早取り返せない程にも、足元を見られている。



東大法学部の巣窟である霞ヶ関のエリート達よ。

政治能力は決定的に欠除しており、加えて外交的センスも全く持ち合わせていない「民主党政府」を、如何に動かして、どう対処すると言うのだ!?


何も出来ないに「五千点」。


コメント (6)
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<竹島>国際司法裁判所への提訴 日本、領土問題アピール/李明博、墓穴を掘ったな!【週末一口時評】

2012-08-11 17:23:40 | 政治と社会
【今週の鎮魂歌】


No Comment......


     


     


     


     


     


     




【今週の火病】



《オリンピック憲章第61章 宣伝と広告》

1- オリンピック・エリアにおいては、いかなる種類のデモンストレーションも、いかなる種類の政治的、宗教的もしくは人種的な宣伝活動は認められない。オリンピック施設の1部であると考えられるスタジアム、およびその他の競技エリア内、およびその上空ではいかなるかたちの広告も許可されない。
スタジアム内あるいはその他の競技グラウンド内では、商業目的の装置や広告用の看板などの設置は許可されない。



◆「独島はわれわれの領土」サッカー日韓戦後、選手が政治的メッセージボード IOC調査開始(msn産経ニュース/8月12日 00時01分配信)

◇ロンドン五輪で10日に行われたサッカー男子3位決定戦、日本-韓国の試合終了後、韓国の朴(パク)鍾(チョン)佑(ウ)選手が、竹島(韓国名・独島)に関し、ハングルで「独島はわれわれの領土」と書かれたメッセージボードを掲げた。国際オリンピック委員会(IOC)は11日、声明を発表し、この事態について調査を開始したことを明らかにした。



     


     



《オリンピック憲章第50章 オリンピック憲章違反》

IOC理事会は、オリンピック憲章に違反したいかなる者からも資格の認定を取り消すことができる。違反をおかした選手もしくはチームは失格となり、すでに獲得したいかなる成績の承認も取り消されるものとする。また、その選手もしくはチームが獲得したいかなるメダル、その選手もしくはチームにあたえられたいかなる賞状も取り戻されるものとする。





【一口時評】



●<竹島>国際司法裁判所への提訴 日本、領土問題アピール(毎日新聞/8月11日(土)19時32分配信)

◉「韓国は『グローバル・コリア』を標ぼうしているわけだから、当然(提訴に)応じるべきだ。領土問題の存在も当然、国際社会が知るところになる」。玄葉光一郎外相

◯イ・ミョンバク、墓穴を掘ったか、やり逃げか。




●国際司法裁に提訴方針 領土保全へ新組織検討(msn産経ニュース/8月11日 10時07分配信 )

◉政府内には内閣府の「北方対策本部」や外務省の「北海道連携推進室」など北方領土を専門に扱う部署はあったが、竹島問題を所管する専門組織はなかった。

◎いつ、どの時点で腰が砕けるか、じっくり見定めよう。所詮は霞ヶ関外交。



▶国際司法裁審理 韓国側「応じない」(msn産経ニュース/8月11日 19時35分配信 )
▷バチカンの法王庁も「キリストは韓国人」と言う韓国の主張に対して、国際提訴か?

▶半世紀ぶり提訴で国際宣伝 外相「応じるべきだ」(msn産経ニュース/8月11日 12時27分配信)
▷応じられる訳無い相手に「応じるべきだ」と言ってもねえ(苦笑)

▶「自民政権なら行かなかった」 自民・石原氏(msn産経ニュース/8月11日 10時43分配信)
▷自民政権時代に、既に実行支配してたからね。

▶竹島訪問「口惜しい」=石原都知事(時事通信/8月10日(金)18時7分配信)
▷だったら買えば!?

▶李大統領、竹島上陸 日韓、氷河期に突入(産經新聞/8月11日(土)7時55分配信)
▷円借款64兆5千億円、ADBから24兆円、その他耳を揃えて返して下さい。日本も苦しいのです。

▶竹島上空、韓国が軍事訓練空域に…取り消し要求(讀賣新聞/8月9日(木)8時39分配信)
▷その前に、まずお金返して。

▶森本防衛相「韓国の内政問題」=玄葉外相らと認識の違い―大統領の竹島訪問(時事通信/8月10日(金)11時50分配信)
▷テレビ芸人の国の安全保障の権限を与える、おろかな野田佳彦。

▶ オスプレイ事故調査結果聞くため、米国に神風政務官派遣(msn産経ニュース/8月10日 22時59分配信)
▷えっ。自爆しに行くの!?(苦笑)

▶「軽事故の発生率高い」 オスプレイ 実務者会合で米説明(産經新聞/8月10日(金)7時55分配信)
▷「ちょっ、ちょっと。そんな事ばらさないで下さいよ!」(野田佳彦)

▶「首相の念頭にあるのは10月解散」 自民・石原氏(msn産経ニュース/8月11日 22時25分配信)
▷またまたエラソーに、主要人物を気取って!

▶早期解散を否定 「近いうち」で民主(msn産経ニュース/8月8日 23時38分配信)
▷そりゃ民主はやりたく無いさ。壊滅だもの。野田一味は自民に合流だからどっちでも良いけど、口が裂けても今は言えない。

▶検証「近いうち」解釈十人十色 解散駆け引き激化へ 党首合意の裏で何が…(msn産経ニュース/8月10日 01時42分配信)
▷通常は『近いうち』は、嫌な事は「やらない」の意味。やりたい事は「今週中」。

▶野田、谷垣会談合意は「今国会中に解散」とみる(msn産経ニュース/8月11 日12時00分配信)
▷【高橋昌之のとっておき】には一目置くが…。所詮は大馬鹿総理とドアホ総裁のやり取りだからなあ!?

▶河村市長あぜん…愛知県知事が「中京維新」設立(讀賣新聞/8月11日(土)18時51分配信)
▷やっぱりね。いつか裏切るのは、最初から顔つき見てて分ってた。

▶名簿流出で発覚!維新塾 タレント候補 ショボ過ぎる面々(日刊ゲンダイ/8月9日(木)10時0分配信)
▷急場しのぎにかき集めたんだから、当たり前。

▶衆院選公募委、今月設置へ=擁立は400人規模にも―維新(時事通信/8月11日(土)14時38分配信)
▷橋下徹の下で、議員の椅子をめがけて、魑魅魍魎共が…おぞましき事限り無し。

▶勝財務次官が退任へ=消費増税法成立で(時事通信/8月11日(土)11時47分配信)
▷逮捕しろ! 21世紀前半の最大の大悪人。

▶<消費増税>中小野党「大政翼賛会だ」(毎日新聞/8月10日(金)22時52分配信)
▷その通りだが、選挙になると国民は…。

▶消費増税法成立 造反6人 離党否定(産經新聞/8月11日(土)7時55分配信)
▷「党内改革を進める」…何しようっての? 大政党で選挙、大連立で与党、を欲してるだけ。

▶<消費増税>造反6人、離党を否定 執行部は厳しい処分せず(毎日新聞/8月10日(金)22時45分配信)
▷「小沢新党」に行かない事が分っているからね。良いんだってさ。

▶一体改革法案の民主反対派「造反ではない」(讀賣新聞/8月10日(金)22時2分配信)
▷そうそう。離党する勇気もない以上、野田執行部には痛くも痒くもない。

▶造反の7人、戒告で調整=自民(時事通信/8月10日(金)23時34分配信)
▷自民党は、民主党と違って党内に反対意見が有っても肝要です。自由民主ですから(爆笑)

▶消費増税法成立 財政健全化へ前進 歳出大盤振る舞い懸念(産經新聞/8月11日(土)7時55分配信)
▷「デフレ下の増税で税収は増えるのか?」との森ゆう子議員の質問に、答えられなかった『安住財務大臣』殿。

▶石原知事「私自身のことを臆測で言わないで」(讀賣新聞/8月11日(土)6時52分配信)
▷マスゴミ以外、誰も関心など持っていませんが、何か?

▶<終盤国会>法案山積み 政府提出、成立は5割弱(毎日新聞/8月10日(金)22時39分配信)
▷あれ? 「消費増税」に政治生命をかけてたんだから、もうおしまいじゃないんですかあ?

▶<消費増税法>成立…首相「国民におわび」 民主6人反対(毎日新聞/8月10日(金)21時44分配信)
▷詫びる!? 腹を切れ! それくらいの名誉は認めてやる。

▶党政調が強く関与=来年度予算へ方針―民主(時事通信/8月10日(金)21時17分配信)
▷仙谷が何を企む!?

▶野田首相「想像超える困難あった」=消費増税(時事通信/8月10日(金)20時58分配信)
▷悪霊に獲り憑かれた確信犯。

▶民主1回生、代表選での独自候補擁立に意欲(産經新聞/8月10日(金)20時52分配信)
▷不信任に反対し、結果として増税に貢献した「一回生」に、存在意義が有ると思っているのか。

▶消費増税法が成立=14年4月8%、15年10月10%―解散時期焦点に(時事通信/8月10日(金)18時42分配信)
▷<賛成188票、反対49票> 国民の70%が反対する増税に、80%の国会議員が賛成する。 議員とは何なのか!?

▶経済界の反発、意に介さず=エネルギー政策で―枝野経産相(時事通信/8月10日(金)11時7分配信)
▷またまた得意の朝令暮改。 

▶不信任案を否決 鳩山元首相ら欠席 自民7人造反(産經新聞/8月10日(金)7時55分配信)
▷鳩派とことん役立たず。

▶民主、造反相次ぐ…鳩山氏「所用」で採決欠席(讀賣新聞/8月9日(木)23時23分配信)
▷「所用」!

▶鳩山氏「野田政権は国民の信を失っている」(讀賣新聞/8月9日(木)10時0分配信)
▷そういう貴方も(^^;)

▶再選に改めて意欲=谷垣自民総裁(時事通信/8月9日(木)23時21分配信)
▷ほほおー。密室の30分で「解散確約」でも取り付けた??

▶合意ほごなら不信任案=谷垣自民総裁(時事通信/8月10日(金)0時6分配信)
▷なだめたり、すかしたり。脅したり、哀願したり(^^;)

▶原発依存度0%は可能=橋下大阪市長(時事通信/8月9日(木)22時44分配信)
▷恥知らず! 

▶2030年にこだわらず=将来の原発依存度―枝野経産相(時事通信/8月9日(木)17時58分配信)
▷2080年頃に何とか考えましょ(^^)

▶党首交代なら3党合意は無効 輿石氏(産經新聞/8月9日(木)16時20分配信)
▷うひゃひゃ、ドクロベー。

▶谷垣氏「こんなバカな発言を…」輿石氏に不快感(讀賣新聞/8月9日(木)21時56分配信)
▷おのれ、ドクロベー!

▶藤村官房長官「首相は約束守る人」 3党合意「近いうちに」解散で(産經新聞/8月9日(木)14時28分配信)
▷「マニフェストに書いてある事は、命がけでやるんです。書いてない事は、やらないんです」(野田佳彦)

▶長崎の被爆校舎、国文化財指定へ 首相が表明(産經新聞/8月9日(木)12時25分配信)
▷いっそ、アメリカの国立遺産にしてもらっては?

▶自民・石原氏「不誠実な政党」 早期解散に否定的な民主・輿石氏を批判(産經新聞/8月9日(木)12時9分配信)
▷自民党が言うか!? 石原伸晃が言うか!?

▶橋下氏、3党党首合意を評価「高度な政治判断」(讀賣新聞/8月9日(木)11時44分配信)
▷それを一般には「きたない」と言います。

▶「ケミストリーが合う」首相・谷垣氏合意の背景(讀賣新聞/8月9日(木)9時55分配信)
▷毒薬かいな。

▶不信任、問責案は否決の姿勢…公明・山口代表(讀賣新聞/8月8日(水)21時34分配信)
▷一般大衆の多くの信者からお布施を集めて、増税で大企業に貢献する「公明党」です。

▶日朝赤十字協議「前向きに受け止めたい」…外相(讀賣新聞/8月8日(水)20時43分配信)
▷拉致被害者を置き去りにする事は許さんぞ!

▶遺骨返還の交渉継続 日朝赤十字、拉致言及なし(産經新聞/8月11日(土)7時55分配信)
▷言及無し。。。

▶ソ連参戦情報の「小野寺電」 「大本営に着信」参謀が証言書簡(産經新聞/8月8日(水)7時55分配信)
▷「握り潰されたのは確実と証言」文武を問わず、官僚のやり口はいつも同じ。

▶首相退陣論、急浮上 「岡田新代表」仙谷氏画策か(産經新聞/8月8日(水)7時55分配信)
▷ふん。妖怪狸がしゃしゃり出る。

▶露大統領、ヘリ1千機以上導入など空軍増強宣言(讀賣新聞/8月11日(土)21時12分配信)
▷オスプレイを買いませんか!?

▶クリシュナ神を祝うジャンマシュタミ祭、圧巻の人間ピラミッド インド(AFP時事/8月11日(土)17時39分配信)

     

▷インドは力だ!

▶米民間旅客機が「空港間違えて」着陸、新規就航の路線で(CNN.co.jp/8月11日(土)14時18分配信)
▷( ̄~ ̄;)

▶韓国“医療観光”をPR そこまでやる?整形王国(産經新聞/8月11日(土)9時15分配信)
▷韓流は世界を制す!

▶「1世紀の間、日本衰退」ロムニー氏失言 2012 米大統領選(産經新聞/8月11日(土)7時55分配信)
▷まあ、アメリカの対日観なんて、そこいら辺が妥当なとこでしょ。

▶ロムニー氏「我々は今後没落する日本とは違う」(讀賣新聞/8月11日(土)7時16分配信)
▷破綻している米国財政を、一体誰が支えていると思ってるのか!!

▶女子サッカー「反則取られず、運も味方」と米紙(讀賣新聞/8月10日(金)18時41分配信)
▷アメリカのTV放映権とスポンサーシップには、五輪もネジ曲がる。誤審多過ぎ。

▶ICPO、反捕鯨のワトソン容疑者を国際手配 保釈中の逃亡で(CNN.co.jp/8月10日(金)15時3分配信)
▷「動物愛護団体」と言う名の犯罪組織。


●イタリア便り “驚異”の日本チーム(msn産経ニュース/8月12日 03時03分配信)

◎イタリアはフェンシングの一大強国である。特に女子は強く、今回のオリンピックでもフルーレ個人で金、銀、銅メダルを独占したうえ、同団体でも金を獲得した。
一方、男子もフルーレ団体で順調に勝ち進み、決勝戦では日本と金を争った。
しかも、これまであまり名前を知られてこなかった日本チームと大接戦を演じ、テレビの実況中継のアナウンサーは興奮し通しだった。最後に45対39でやっと勝ったときには、思わず安堵(あんど)の吐息をつくありさまだった。
強敵イタリアをここまで追いつめ、銀メダルを取った日本チームの健闘は「見事」の一語に尽きる。

◉銀メダルの獲得に貢献した淡路卓選手は、補欠だという理由で、日本オリンピック委員会(JOC)からは旅費もユニホームも支給されず、選手村にも泊まれなかったという。

◯JOCとて所詮は官僚。これが日本の役人気質。。。





【今週のモフモフ】



     
     「同じ仲間だったのに、増税に賛成するなんて…」


     
     「事を起こすまでは、体力温存だよ」    


     
     「あっ、ああっ、あああーっ。信任するなんて」


     
     「ちゅうもーく! 選挙が近いかも!」


     
     「見てらっしゃい。私たちの団結力を!」


     
     「私オザニャン、本日は虎になりました。日本の行く末を見据えてます」 




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『8月6日』と『8月9日』は毎年やって来る。「核の無い平和な社会」はいまだやって来る気配もない。

2012-08-08 23:53:15 | 歴史と文化
今年も、8月6日はやって来た。
今年も、8月9日もやって来た。


昨年のこれらの日も、特別な日であった筈である。

原子力発電所が爆発し、放射能が国土を汚染した年の、原爆忌であったのだから。


そして、一年が過ぎて、今年のこの日は、更に加えて特別な日である筈であった。

停止されていた原発を、安全性の確認が何もなされないまま強引に、再稼働させた年であるのだから。



@asunokaori asunokaori(紫野明日香 脱原発に1票+α)
福島の女子高校生の挨拶。「普通の高校生だった私たちはある日突然被災者となりました。避難所の生活は辛く過酷なものでした。今回広島に来て、広島でも同じように放射能の悲しい過去があったことをたくさん学びました。これだけははっきり言えます。私たちの未来に核兵器や原発はいらない!!」



▶<平和記念式典>福島から広島へ 避難の小6が願い込め(毎日/見出し)

>「平和とは、世界中すべての人が幸せになること」。東京電力福島第1原発事故後、福島から広島に避難した小学6年、三浦友菜(ゆうな)さん(11)が、戦争と放射能汚染のない世界を願って書いた作文が、「平和の歌声・意見発表会」(広島市教委主催)で優秀作に選ばれた。

>友菜さんの作文「幸せな世界」の全文は次の通り

    ◇

>私は、平和とは、世界にいるすべての人間が幸せになる事だと思います。

>私には、家族がいます。私の事を支えてくれる家族がいます。私の友達にも家族がいます。三人の家族もいれば、五人の家族もいます。私の家族は五人います。でも今、広島にいるのは、四人だけです。お母さん、お姉ちゃん、妹と私はお母さんのふるさとの広島でくらしていますが、お父さんは今までみんなでくらしていた福島県いわき市にいます。なぜ、はなれてくらしているかというと、2011年3月11日の東日本大震災が起きてしまったからです。

>3月11日、地震がきました。とっても大きな地震で、建物がくずれたり、津波が来たりして、たくさんの死者が出ました。地震や津波だけなら福島にいられたのですが、その数日後、福島第1原発が爆発して大変な事になりました。

>「放射能をあびると体に悪いえいきょうがあるから福島にはいられない」。とお父さんは言いました。そして、私の家族は広島に住むことになりました。しかし、お父さんは会社の仕事をしなくてはならないので、広島に住むことができません。一人残って文ぼう具店の仕事を一しょうけん命しています。時々、私たちに会うために広島に来てくれますが、数日するとまた福島にもどります。お母さんも私たちの世話をしながら1ケ月に一度、家のことをしたり、福島の人に安全な野菜をとどける仕事をしたりしています。

>私はあの大震災が起きるまで家族はいつもいっしょにいるのがあたりまえの事だと思っていました。でも今はお父さんと、はなれてくらしていて、少しさみしい時があります。いわきの友達にも会ってみたいし、いっしょに遊びたいなと思う事もあります。

>世界には、戦争などで家族を失っている人がたくさんいて、一人ぼっちになってしまった子もいると思います。私は家族とははなれてくらしていますが、家族を失ってはいません。家族がいない人は私よりさみしい思いをしていると思うのです。

>去年の平和学習で平和記念資料館に行きました。そこにはひふがはがれている人のもけいや写真、ぼろぼろになったふくやおべんとう箱の実物などがあって、それを見た時、原爆ってほんとうにおそろしいな、目に見えない放射能ってすごい力をもっているんだなと思いました。そして、広島と福島とはなれてくらすことを決めた、お父さん、お母さんの気持ちがあらためて分かりました。

>私は、戦争をすると、する分だけ、世界から幸せが消えると思います。でも、戦争をしていなくても放射能のことを心配してくらさなければならない今の日本も決して平和とは言えないと思います。

>今、福島には、自分の家でくらしたくてもくらせない人がたくさんいるし、反対に福島第1原発からはなれたくても仕事でそこに入らなければならない人もいます。

>私は、世界から戦争が消えて、放射能の心配も消えて、いろいろな国と仲良くできたら良いと思います。早く世界のみんなも幸せになってほしいと願っています。そして、私も一日でも早く、福島で家族5人が安心して、楽しくくらせるあたり前の日が来てほしいと思っています。
【毎日新聞/8月6日(月)2時30分配信】



野田佳彦。
菅直人。
枝野幸男。
仙谷由人。
細野豪志。
勝俣恒久。
西沢敏夫。
班目春樹。
近藤駿介。
鈴木篤之。
山下俊一。


これらの子供達の声を、如何に聞く!



▶平和記念式典で首相「原発に依存せぬ社会」(日テレ/見出し)

>広島は6日、66年目の原爆の日を迎えた。平和記念式典に出席した菅首相は、国のエネルギー政策についてあらためて「原発に依存しない社会」を目指すとした。市民の受け止め方は様々だったようだ。

>広島市に原爆が投下された午前8時15分、式典に参加した約5万人が一斉に黙とうをささげた。

>静かな祈りの一方、福島第一原子力発電所の事故を受け、被爆地の市長が「平和宣言」の中で求めたのは、国のエネルギー政策の見直しだった。

>広島市・松井一実市長「原子力発電に対する国民の信頼を根底から崩してしまいました。日本政府は、このような現状を真摯(しんし)に受け止め、国民の理解と信頼を得られるよう早急にエネルギー政策を見直し、具体的な対応策を講じていくべきです」

>菅首相も、あらためてこの問題に言及した。

>菅首相「私は、原子力についてはこれまでの『安全神話』を深く反省し、事故原因の徹底的な検証と安全性確保のための抜本対策を講じるとともに、原発への依存度を引き下げ、『原発に依存しない社会』を目指してまいります」

>広島市民の女性「親も原爆に遭っているし、脱原発の方がいいと思う」

>広島市民の男性「原発は、今はまだ必要じゃないか。原爆はもう、絶対いかん」

>菅首相と懇談した被爆者からは、原発に関する首相の発言に対して注文もついた。

>広島県被団協・坪井直理事長「もうちょっと具体性が欲しいという願いはあるから、その面からいうと、まだまだこれからだ」

>菅首相は最後に、「放射能による色々な問題を引き起こさないような社会を目指す重要性を、あらためて強く感じた」と述べた。

>原発も含め、「核」について思いを巡らす66回目の「原爆の日」となった。
【日テレ24ニュース/8月6日 20時34分配信】



「原子力発電に対する国民の信頼を根底から崩してしまいました。日本政府は、このような現状を真摯(しんし)に受け止め、国民の理解と信頼を得られるよう早急にエネルギー政策を見直し、具体的な対応策を講じていくべきです」

松井一実広島市長のこの声明が、「産学官政報」一体になっての『原子力マフィア』の耳に届くとは、到底思えない。


「私は、原子力についてはこれまでの『安全神話』を深く反省し、事故原因の徹底的な検証と安全性確保のための抜本対策を講じるとともに、原発への依存度を引き下げ、『原発に依存しない社会』を目指してまいります」

菅直人の、この政界での存在回復の為の見え見えの発言が、広島はおろか福島や、ひいては日本全国の国民の琴線に触れるとは、到底思えない。


松井市長も、「原発廃止」と直接表現しない、或る種の「逃げ道」があざといのみである。



▶広島67回目の「原爆の日」総理や浪江町長らも参列(ANN/見出し)

>広島は原爆投下から67年を迎えました。野田総理大臣は平和記念式典で、エネルギー政策についてほとんど触れませんでした。

>松井一美広島市長:「日本政府は、市民の暮らしと安全を守るためのエネルギー政策を一刻も早く確立して下さい」

>一方、野田総理がエネルギー政策について触れたのは、約6分間のあいさつのうちわずかに一文です。

>野田総理大臣:「脱原発依存の基本方針のもと、中長期的に国民が安心できるエネルギー構成の確立を目指します」

>福島・浪江町、馬場有町長:「私は『中長期』なんて言葉で言い表してもらいたくなかった。本当にやる気があるのか分からない」
【ANNニュース/8月6日(月)13時13分配信】



私は、人類の頭上に「原子爆弾」を平然と投下したアメリカを、決して許せない。

勿論、原爆以外にも「如何に日本の市街地を焼き尽くすか」と『焼夷弾』の研究開発をしたアメリカの精神も許せない。

非戦闘員である民間人を攻撃目標にして、一晩で20万人もの市民を焼き殺した「東京大空襲」も、許せない。

勿論、大阪大空襲も、横浜大空襲も、その他米軍機が民間人を殺しまくった、総ての大空襲を許せない。


ちなみに、本土空襲の指揮を取っていたカーチス・E・ルメイ将軍は、明かに非戦闘員を狙ったとする批判に対して、戦後の回想記のなかで次の様に述べている。

「私は日本の民間人を殺したのではない。日本の軍需工場を破壊していたのだ。日本の都市の民家は全て軍需工場だった。ある家がボルトを作り、隣の家がナットを作り、向かいの家がワッシャを作っていた。木と紙でできた民家の一軒一軒が、全て我々を攻撃する武器の工場になっていたのだ。これをやっつけて何が悪いのか…。」

このカーチス・E・ルメイ将軍は、グアム島在米爆撃隊司令として、広島・長崎に投下された原子爆弾にも深く係っていた。


そして、極めつけ。


昭和39年、日本政府は「日本の航空自衛隊の育成に協力した」との理由から、カーチス・E・ルメイ将軍に対して勲一等旭日大綬章を贈っている。

時の総理大臣は、後にノーベル平和賞を受賞した佐藤栄作だった。



これが、日米の関係性である。

わたしは、このような「白人以外」の人間の命に全く無頓着なアメリカ人が、許せない。



▶核廃絶への役割考えたい…原爆B29搭乗員の孫(讀賣/見出し)

>6日の広島原爆忌を前に、広島、長崎に原爆を投下した米軍爆撃機B29のレーダー士、ヤコブ・ビーザーさん(故人)の孫で写真家のアリ・メイヤー・ビーザーさん(24)が5日、訪問中の広島市で読売新聞のインタビューに応じた。

>アリさんは「日米の歴史を乗りこえた和解を求め、訪れた。核兵器廃絶という目標のため、果たせる役割を考えたい」と語った。

>祖父について「核時代の幕開けの先頭にいた」とする一方、「人類は世界を破壊する能力を持っているのだから、仲良く折り合いをつける方法を考えないといけない」と語っていたことを紹介。「核兵器廃絶に向けて、人類は責任がある。今回の訪問のように小さな歩みの積み重ねをしていきたい」と訴えた。
【讀賣新聞/8月7日(火)10時18分配信】


この手のアメリカ人が、どれだけ「和解」や「核兵器廃絶」などと言う言葉を使われても、どこか引っ掛かる物が有る。

素直に、手を差し伸べる気になれない。



▶トルーマン孫、長崎で献花=被爆者と面談「胸張り裂ける」(時事/見出し)

>広島と長崎への原爆投下を決定したトルーマン元米大統領の孫、クリフトン・トルーマン・ダニエルさん(55)が7日、長崎市内の「原爆落下中心地碑」に献花し、犠牲者の冥福を祈った。

>ダニエルさんは「皆さんの話を聞き、胸が張り裂ける思いだ。行動を起こさないといけない気持ちになった。米国に帰って若い人たちに何が起きたのかを伝える」と述べた。
【時事通信/8月7日(火)18時42分配信】


どなたかのブログに帰されていた言葉が、頭をよぎる。

「消費税を導入した責任を、竹下登の孫のDAIGOに求めても意味は無い」

確かに、その通りである。


そして。

平和に対する普遍的な価値観を広め、核の非人道性を世界中の人々に理解してもらう為にも、この手のアメリカ人の来日と原爆忌への参加は、有意義なのだろう。

頭では理解出来る。

しかし、心の奥で反発する何かが有る。

きっと、私は偏狭なのだろう。



▶<長崎原爆の日>9日の平和祈念式典 首相や米大使出席(毎日/見出し)

>長崎市は9日、67回目の「原爆の日」を迎える。平和公園(長崎市)で開かれる平和祈念式典は午前10時35分に始まり、被爆者や遺族の代表、野田佳彦首相ら政府関係者、各国大使らが出席。米政府代表として初めて駐日大使も参加する。原爆投下時刻の同11時2分に全員で黙とうをささげる。

>核保有国では、米国のジョン・ルース駐日大使のほか英、仏の大使も初参加するなど計43カ国(7日時点)の代表者を含む約6000人が出席予定。参加国は過去最多だった昨年の44カ国に次いで多い。

>福島第1原発事故で被害を受ける福島県川内村の遠藤雄幸村長も参加する。

>米政府代表者の出席は昨年の首席公使が初だった。ルース大使の出席について、米国大使館は7日、「第二次世界大戦の全ての犠牲者に敬意を表すため、式典に出席することを光栄に思う。現在の日米の友好関係はこれまでになく強固であると誇りを持って言える」との同大使のコメントを発表した。
【毎日新聞/8月7日(火)19時18分配信】


「自分達が投下した<原爆の被害者>の冥福を祈るため」とは、彼等は言わない。

絶対に。

あくまで「第二次世界大戦の全ての犠牲者に敬意を表すため」に参加するのだ。

その中には、当然アメリカ兵も含まれる。

彼等の冥福を祈る事も、当然重要である。

一昨年まで、米国政府代表が参加しなかった事を考えれば、大きな前進なのだろう。

しかし、頭が理解しても、感情が納得しない。

私はやはり、偏狭なのだ。



それよりも。

その、ヤブ蚊を殺す様に平然と他国の人間を殺す事に、何ら胸を痛める事も無いアメリカに拝跪して、尻尾を振り振りすりよる日本の政界官階財界の面々に、反吐が出るのだ。


時あたかも、野田佳彦総理大臣は、消費税大増税を強行する為に「税と社会保障との一体改革」などと、根拠の無いタイトルで国民をたばかりながら、野党「自民党」と「公明党」との談合政治を繰り広げている。

何の為の増税か。

5%の増税分のうち、1%を社会保障の財源に回すそうである。

残りの4%?

公共事業費に回すと話し合っていた事は、半年前から洩れ伝わっている。

ゼネコンの為、つまり大企業のため。

その公共事業の差配を振る事で、かなりの部分を中抜きする関係省庁と特別法人のため。

官僚が、知恵をひねる事無く「自由に」「楽に」税金を使える様に。

その官僚は、日本国民に使えている訳では無く…。


情けない。

ウワバミの如く、国民の血税を吸い付くし、自分の役所と自分の老後の為に国民を裏切り、何もかも宗主国アメリカに有利に作用する様に、法案整備や経済制度をねじ曲げて恥じない。


そして、永田町も霞ヶ関も、福島第一原発事故の責任追及もなされず、東電の解体も行われず、瓦礫を食品を全国にばらまく事で汚染を希釈し、東電の責任を希釈し、目立たなくして責任を曖昧にぼかす為にのみ、頭を使っている。



▶東日本大震災:福島第1原発事故 政府事故調報告書説明会 「誰も責任取らない」 首長から不満や不信 /福島(毎日/見出し)

>福島第1原発事故を調べていた政府の事故調査・検証委員会(畑村洋太郎委員長)は7日、福島市で県内の自治体に対し先月出した最終報告書の内容を説明した。出席した県と55市町村の首長ら75人からは「誰も責任を取らない」「最終報告とは残念」などとの不満や、原発再稼働に対する不信の声が相次いだ。

>報告書は津波対策や事故発生時の住民避難の準備の不十分さを指摘、東京電力や政府に「複合的な問題があった」と結論づけている。

>「長時間の全電源喪失や外的要因による過酷事故を想定しておらず、最悪の事態への備えが行われていなかった。想定外に対応できる教育や組織文化がなかった」と述べ、日本社会に危険を認め対応する文化が欠如していると指摘した。

>出席者は報告書の内容を評価する一方、事故調が調査目的を責任追及ではないとしたことについて、疑問視する声も上がった。

>檜野照行・浪江副町長も「事故で町民はこの国では何を起こしても誰も責任を取らないと実感した。素晴らしい報告書ができたと床の間に飾って、見たくないものは見ないで済んでしまう」と皮肉った。政府が提言を生かさず「免罪符」に利用しかねないことに懸念を示したとみられる。

>浅和定次・大玉村長は「報告書を生かさなければいけない。責任を感じていない政府、国会議員に対しても説明会を持ってほしい」と述べた。委員は検察などが調査結果を踏まえて責任追及すべきだとした。

>井戸川克隆・双葉町長は、被害の実態を継続的に調査していく必要性を訴えた。「我々にとって事故は3・11以前の姿になって初めて終わる。最終報告書となったのは残念。住む家を失い、町も放射能のゴミ置き場にされようとしていることも歴史に残さないといけない」

>伊藤勝・西会津町長は「政府は調査にどれだけ重きを置いているのか。福島の事故を(原発政策に)生かしていない」と批判。
【毎日新聞/ 8月8日(水)12時51分配信】



「想定外に対応できる教育や組織文化がなかった」と述べ、日本社会に危険を認め対応する文化が欠如している」

早い話が、東電の責任である筈の事故原因を、「日本の文化」にすり替えて、責任を希釈し、ぼかしてしまいたい事が垣間見える。



▶福島第1原発事故 原因究明に加え、刑事責任の追及も1つの焦点に(FNN/タイトル)

>福島第1原発の事故をめぐっては、原因究明に加えて、刑事責任の追及がもう1つの焦点となっている。検察当局の思惑とその課題を取材した。

>2011年3月13日午後7時前、東電・勝俣恒久会長と武黒フェロー(いずれも当時)は、電話で「水素の問題? 国民を騒がせるのがよいのかどうかの判断だけども、次の社長会見で、それを聞かれたら、それ(水素の問題)は否定するよ。それはやっぱり『あり得ない』と」と話していた。

>3号機の水素爆発の前日、迫り来る危機を会見で否定することを示唆していた。

>原発事故から1年5カ月。

>東電によるテレビ会議映像の公開を受け、あらためて、責任の所在を問う声が上がっている中、福島第1原発事故をめぐる告訴や告発を、8月に入り、東京地検など各地の検察当局が相次いで受理した。

>その対象は、東電の勝俣前会長ら東電元幹部をはじめ、菅前首相や班目原子力安全委員長ら、政府関係者など、延べ50人以上。

>若狭 勝弁護士は「(検察にとって)こうした事故の場合は、かなり特殊であり、初めてのケース。起訴するにあたって、そうした『壁』、『ハードル』を乗り越えるのは結構難しい」と述べた。

>ある検察幹部は「今回の事故が、天災なのか人災なのか、『特定』をしていかないといけないが、現状では難しい。原発内部の態勢について、どうだったのか、現場に入って調べたいが、現実的にかなり難しい」と話している。

>これまで調査にあたった4つの事故調査委員会の報告書でも、見解が分かれる事故原因。

>さらに今もなお、原発内部には立ち入れず、現場検証ができない現状で、事故原因を特定することは困難との声もある。

>事故後の対応策が適切に行われていたかについてや、業務上過失致死傷罪の適用についても、ある検察幹部は「(東電が)何も措置を講じてないわけではないし、そもそも被ばくを傷害ととらえられるか、というのが難しい」と話した。

>「『自然災害』でなくこれは人災だと、ある程度、確定的に言えないと、(立件は難しい)」

>検察当局は、民意に基づく検察審査会によって、強制起訴になる可能性も視野に入れていた。

>ある検察幹部は「最大限の努力を尽くして、捜査を進める。結果的に起訴できなかったとしても、少なくとも誰に責任の所在があるのかという部分は明らかにしたい」としている。
【FNN ニュース/8月8日(水)18時32分配信】



いよいよ、67回目の「長崎原爆忌」である。


広島のそれと並んで、「厳粛な」式典が執り行われるのであろう。

野田佳彦も、何のおく面も無く参加し、広島でのと同じ様な「意味の無い」スピーチをするのだろう。

ルース駐日米大使も参列するのであろう。

トルーマンの孫も、思いを新たにするのであろう。


そして。

田上富久長崎市長は、政府に「再生エネルギーへの転換政策の推進の明確化」を訴えるのであろう。


しかし、「原発廃絶」は口にしないのだ。

最後の一線を越える発言は、絶対しない。


広暇と長崎の市民達こそが、福島県民と共に「原発政策の廃止」を訴える一番の有資格者である筈なのに。

そして、広島市民と長崎市民の「代弁者」が、市長である筈なのに。


その間にも、大飯原発は最高出力で核分裂を続行し、日本周辺の海底ではプレートが歪み続けているのであろう。


ようするに、何も変わらない。


8月6日は、平穏に過ぎ去った。

野田佳彦に「腐った卵」が飛んだ訳でもなく、「帰れコール」が怒った訳でもなかった。


そして、8月9日も厳粛に過ぎ去るのだろう。

もどかしい限りである。


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森本防衛相「飛行安定、問題なし」=米でオスプレイ試乗/野田佳彦「原発は安全です」【週末一口時評】

2012-08-04 20:43:58 | 政治と社会
【今週の宣言】


☆小沢氏「なんとしても政権奪取」 党本部開所式(産經新聞/8月1日(水)12時23分配信)

★最後の頼みの綱!




【一口時評】


●消費増税「10日採決」 首相、輿石氏に指示(産經新聞/8月4日(土)7時55分配信)
◉自民党が一体改革をめぐる民主、自民、公明の「3党合意」を破棄し、参院に首相問責決議案を提出する動きに出ていることに配慮した。
◎国民には、一切何の配慮もせず。


◆森本防衛相「飛行安定、問題なし」=米でオスプレイ試乗(時事通信/8月4日(土)11時35分配信)
◇さすが<IT>時代。1か0か。1回乗って「安全確認」。


▶日米防衛相「安全性確認まで飛行せず」(JNNニュース/8月4日(土)6時57分配信)
▷森本防衛大臣「私が安全だと確認しました!」

▶森本防衛相、オスプレイ試乗「快適だった」(讀賣新聞/8月4日(土)11時39分配信)
▷一生乗っててください。

▶オスプレイ試乗「意味あるのか」=沖縄知事(時事通信/8月3日(金)14時7分配信)
▷「かいわれ」食べてみせるのと同じ位の意味が有ります。

▶評価基準かさ上げ オスプレイA級事故で海兵隊(琉球新報/8月3日(金)9時55分配信)
▷安全基準大幅引き下げ 福島第一原発事故で 政府。

▶オスプレイ普天間配備は間違い~米元高官(NNNニュース/8月2日(木)12時42分配信)
▷日本政府元高官なんて人で嘘をばらす様な人物は居ないなぁ…。

▶「総裁選の方が大事か」=不信任案検討の自民を批判―仙谷氏(時事通信/8月4日(土)20時41分配信)
▷「官僚の財布の方が大事か」=国民の生活は破壊の黒幕仙谷を批判ー国民。

▶維新政治塾の名簿が流出、橋下氏「申し訳ない」(讀賣新聞/8月4日(土)19時43分配信)
▷「申し訳ない、こっそりリークしちゃいました (^^) 」(橋下徹)

▶不信任案、自民に「踏み絵」=3党合意破棄を―みんな代表(時事通信/8月4日(土)19時33分配信)
▷「大丈夫。可決して総選挙なら谷垣総裁。否決して大連立でも谷垣総裁ですから」(自民党総裁筋)

▶日本周辺、米軍無人機で警戒…中国活動けん制へ(讀賣新聞/8月4日(土)20時8分配信)
▷無人だから躊躇無く撃ち落とせる。

▶「維新八策」8月中旬完成へ…作業前倒し(讀賣新聞/8月4日(土)18時23分配信)
▷「はっさく」より「あまなつ」の方が好き。

▶がれき広域処理、賛成9割=内閣府が世論調査(時事通信/8月4日(土)17時4分配信)
▷調査範囲は霞ヶ関です。

▶受給待機者の情報把握容易に=年金支給漏れ防止で省令改正―厚労省(時事通信/8月4日(土)14時37分配信)
▷法令担当は長妻議員にお願い致します。

▶野田首相発言要旨 解散時期「寝言でも言わない」(産經新聞/8月4日(土)7時55分配信)
▷ドジョウ語で言う豚の寝言は、解読不能。

▶「日本再生に改憲必要」 国家基本問題研が討議(産經新聞/8月4日(土)7時55分配信)
▷櫻井よしこ理事長は、戦争するとき孫を最前線に送るんだね!?

▶一体改革、首相が10日採決指示…自民「拒否」(讀賣新聞/8月4日(土)4時14分配信)
▷出来レースもいよいよ第四コーナー。

▶<原発抗議>原子力人事の撤回求める声も 首相官邸前(毎日新聞/8月3日(金)22時23分配信)
▷「大きな音がだんだん弱くなって来ましたね」(野田佳彦)

▶<自民総裁選>町村氏、安倍氏に協力要請(毎日新聞/8月3日(金)20時37分配信)
▷まるで仙谷由人が野田佳彦に次の代表選の支援を頼んでるみたいだね。

▶米国への牛肉輸出再開へ=農水省(時事通信/8月3日(金)19時3分配信)
▷米TPP推進側が大激怒。参加を日本に更に強要。

▶民主党政権で「国民の生活が台無し」 参院自民が検証レポート(産經新聞/8月3日(金)16時48分配信)
▷自民にまで言われら(爆笑)

▶「民主も自民も責任自覚せよ」 公明・山口代表、3党合意破棄の動き牽制(産經新聞/8月3日(金)14時14分配信)
▷公明は増税一直線。

▶自民の政権公約最終案 5年間で経済再生、財源に「日本再生債」(産經新聞/8月3日(金)14時10分配信)
▷「再生債」は全額「公共事業」に使います(^^;)

▶パートなど無期限雇用へ転換可能に 改正労働契約法が成立(産經新聞/8月3日(金)14時8分配信)
▷「可能」は「義務」とは違いますよね。

▶政治のドタバタ劇…だれが「悲惨な夏」にしたか(産經新聞/8月3日(金)9時47分配信)
▷お前らマスコミだろ!!

▶<消費増税法案>三つどもえの構図に 少数野党が揺さぶり(毎日新聞/8月3日(金)0時27分配信)
▷三つ巴? 「与党自公民 vs 野党7党」じゃないの!?

▶自民・谷垣総裁「けんか売っているのか」と激怒 首相の解散先送り姿勢を強く牽制(産經新聞/8月2日(木)18時37分配信)
▷野田佳彦からはおちょくられ、石原伸晃からはおちょくられ、そりゃあ切れるよねえ、谷垣サン。

▶公務員OB在籍法人の契約、透明性確保を勧告(讀賣新聞/8月2日(木)17時53分配信)
▷透明に中抜きしてます。

▶消費税増税 自民・麻生元首相 「採決先延ばしなら実力行使で解散迫る」(産經新聞/8月2日(木)15時2分配信)
▷太郎ちゃんの「実力行使」って「みぞうゆう」!

▶野田首相資金団体でまた公務員が会社役員 1人は船橋市選管事務局長
(産經新聞/8月2日(木)11時26分配信)
▷プッ。

▶国有資産5000億円売却 政府、行革アピールへ工程表(産經新聞/8月2日(木)7時55分配信)
▷「特別会計」を守る為に子供騙しを次々と。

▶<田中氏所信>「40年廃炉、厳格に」 原発事故で反省の弁(毎日新聞/8月2日(木)0時35分配信)
▷今年から後40年間??

▶9割超が脱原発訴え=「悲惨な状況見て」―福島でエネルギー意見聴取会(時事通信/8月1日(水)19時39分配信)
▷<現実>見ざる、<訴え>聞かざる、<真実>言わざる。反省しない猿。

▶首相が連合に党分裂を陳謝(産經新聞/8月1日(水)18時57分配信)
▷「獅子身中の虫は全部追い出しましたので、ご安心下さい」

▶首相「しっかりと対応」人権救済機関設置法案に(産經新聞/8月1日(水)18時45分配信)
▷天下り先が、又一つ増やします。

▶野田首相、原爆平和式典に出席へ(時事通信/8月1日(水)12時9分配信)
▷参加させる方がおかしい!

▶再稼働基準の見直し必要…原子力規制委員長候補(讀賣新聞/8月1日(水)11時45分配信)
▷安全基準値も見直して引き下げたしね。

▶鳩山氏ら「離党予備軍」、反野田で連携強化か(讀賣新聞/8月1日(水)10時52分配信)
▷政局の次郎冠者。

▶<原水禁>広島大会が開幕(毎日新聞/8月4日(土)21時39分配信)
▷原発廃止には触れない。。。

▶米S&P、イタリア15金融機関を格下げ(産經新聞/8月4日(土)11時57分配信)
▷いい加減にアメリカ国債を引き下げろよ。

▶韓国美女剣士の大泣き 強さの背景に勝負への執着(産經新聞/8月4日(土)9時32分配信)
▷試合終了のブザーまで気を抜かないで戦うのがスポーツ。「長過ぎた1秒でそれまでの全てを失った」のも自分の実力。

▶地下鉄混雑、広島に例える ロンドン市長が謝罪(msn産経ニュース/8月4日 22時19分配信)
▷やっぱり、なにか引っ掛かる。。。

▶ EU委員会、危険な中国製玩具のボイコット呼び掛けるビデオ制作(Record China/8月4日(土)18時33分配信)
▷安ければ良いは、もううんざり…。

▶原爆:トルーマン元米大統領の孫が広島で献花(毎日新聞/08月04日21時45分配信)
▷感情が受け付けない…。

▶日米防衛相、ガイドライン見直し合意 「対中」強化(iza 産經新聞/08月04日10時50分配信)
▷防衛テレビ評論家が、イケイケどんどん。




【今週のモフモフ】



     
     新たなる日の出…。


     
     いざ出発だ!


     
     全力で闘うぞ!


     
     いよいよだよ!


     
     活動指標も公表


     
     狙いを定めて…!


     
     数は充分。これからも増える!


     
     今はまだ小さいお城ですが、来年は…!


     
     私がオザニャンです。目標はしっかり見定めています!


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日本選手団が、ロンドン・オリンピック開会式で「強制排除」された(らしい)事から見える事は…。

2012-08-01 23:38:43 | 世界に置ける日本
ツイッターのザッピングをしていて、興味深い事実を見つけた。


現在開催中のオリンピック・ロンドン大会で、開会式から「日本選手団」が強制退場させられていたらしい。



▶聖火台点火に立ち会えず 開会式で日本選手団(共同/見出し)

>ロンドン五輪の27日の開会式で入場行進を終えた日本選手団が、誘導の不手際から五輪スタジアムの選手エリアに入れず、終盤のクライマックスとなる聖火台への点火に立ち会えなかったことが31日、分かった。

>大会組織委員会は選手の体調管理を考慮し、行進後にそのまま選手村に帰るルートも用意していた。約40人が参加した日本選手は多数が帰る予定だったが、最後まで参加を希望していた選手まで場外に出され、再び戻ることができなかったという。

>選手団の橋本聖子副団長は「日本の選手が手違いで全員外に出されてしまった。組織委から謝罪があった」と話している。
【ロンドン共同/8月01日01時00分配信】



最初の情報源は、ロンドン在住日本人のブログである。

彼は、実際開会式を見に行って、日本人選手団が消えてしまった事に疑問を持ち、その事をブログに書いた。

そのブログは、amenberにしか公開されていない様で、アクセス出来なくなっている。

そこから、ネットで情報が飛び交い、31日付共同で配信され、やっとメディアの報道が出て来た。

2chでは、既に祭り状態になっている。


あれこれTWラインで流して見ているうち、onodekita氏のツイートが連続していたので、拾ってみた。


@onodekita onodekita

嘘を隠すには多大な努力が必要だ。口裏合わせ、権威による発表、やらせ。リハーサルなんて嫌になるくらいやっているはず。いつもは500人以上行進したりするのに今回は40名。でたがり役員などたくさんいただろうに、全員不参加。

@ERIjpon (E R)
NHKは退場シーンの映像があったので、録画してあったのを見たら、何人かの選手は納得がいかない感じで出口に向っていました。その少し前に日本のユニフォームを来た役員らしき人が行進の列を逆行しながら、選手たちに何か言ってます。この人が誰かに言われて指示したのかも?

インドなんか、ミスで一人歩いただけでも抗議をどんどんしていたのに、日本はミスで退場させられて、黙っているのか?おかしいよ、ホントに。なぜ、マスコミは、退場させられている写真をプレスしないのか。

ミスと言ったって、どういう風に何をミスしたんだよ。選手をトラック半周で強制退場させるミスって何?


@mikihirano (平野美紀)
JOCに確認したという松田氏は「オリンピック組織委員会のミス」というが、朝日新聞の夕刊には「調整を優先し」と、理由が異なってるのも解せない。

40名の選手は、夜中にトラック半周だけして、かえったわけ?一生に一度のお祭りを生で見る機会なのに?どう考えても出場することだけが目的だった人もいるだろうに。なぜ一人も生で見せなかったの?いじめ?


@cocovader (フライングvitamin999)
実は私も「これは大掛かりな いじめなのではないか」と思いました。不自然で意図的な「ミスと呼ばれる」前代未聞の事故。 日本選手からの文句もそうですが、むしろ外国の選手が声をあげてもおかしくない程不自然ですね。ミスでも意図的なものでも、これが五輪の本質かも。


@komiya (mam小宮)
選手村も日本だけ離れたとこにあるようです。選手ブログより。 “@pa2ponfish_BMR: @yukokutaro @onodekita 日本選手団通せんぼされ皆がいる所まで案内されなかった。アスリートが二次被曝をしたら困るから http://bit.ly/Mvl8Gs

素人の学芸会でもあるまいし、手違いだってさ。そんなので信じるのは、日本人だけだぞ。インドなんか、一人部外者がいただけで、名誉を傷つけられたと息巻いているのに。


あんな多人数が集団として退場させられたんだ。国辱行為を黙っている。その見返りが、審判の買収か?あと二回カードがありそうだな。


今まで、多人数で入場行進させていたのが日本だろ。今回だけ40名。しかも、メダルを取るためにわざわざ抜けただって?メダル狙っている人間なんて、そもそも開会式に出ないだろ。

日本人選手が「手違い」で全員強制退場していたのを生で見ておきながら、ロンドンの取材記者は全員、黙って見過ごしていたわけ?一体何のためのマスコミだよ。

本当に手違いで退場させられたのなら、その場で言えば良かったのにね。最初は隠せると思っていたから、色々情報が出てきてしまった。これらを整合を取って、発表するにはスケープゴート。一番弱いところにないともらう。その代わり、抗議はしないと言うことだ。

日本人だけ、選手村と離れたところにいるの?それ本当??おかしいじゃん。せっかく各国の人と仲良くできるチャンスなのに。(そういうことか)

何とか、IOCの単純ミスで晴れ舞台から強制排除された話に落ち着けようと工作しているんじゃないのか。


ここで「公人」のアピールが有った。

「衆議院議員」松田こうた氏のツイート。


@matsudakouta (松田公太)
私も少し気になっていたので文科省・JOCに確認しました。オリンピック組織委員会のミスで日本選手団は全員「退場」させられたそうです。開会式を楽しみにしていた選手は可哀そう。しかし、ミスの多いオリンピックですね。 RT @tora6 対応できませんか? RT 日本選手団退場の謎

日本選手団は「早く帰りたい人が残されたのなら競技に影響が出るが、その逆なので競技に影響しない」と判断し、静かに帰ったそうです。 RT @sayakakamiya 情報ありがとうございます。つまり「退場」は事実で、日本政府としては、“ミス”についての抗議はしない、というスタンス



最後に私のツイート。

204カ国地域の行進で、日本選手団だけ「ミス誘導」なんて、あり得ますかね!? RT @matsudakouta 文科省・JOCに確認しました。オリンピック組織委員会のミスで日本選手団は全員「退場」させられたそう。選手は可哀そう。しかし、ミスの多いオリンピックですね。


考え方としては、二つあるのでは無いか。


一つは、本当に現場でオフィサーがミスをしてしまった。

前もって「日本選手の中に、行進が済んだら直ぐ会場を離れる選手が居る」という連絡を受けていて、なぜか「全員」だと思い込んでいた…。

しかし、この解釈はかなり苦しい。

そんな「ミス」をしでかすだろうか?

旗手まで「日の丸」を誰かに渡させて、退場させているそうだ。


     
     日本選手団の前に立ちふさがって、行く手を阻む係員達


     
     退場させられる日本選手団



二つ目は、何かの力が作用していた可能性。

ここで、考えうる事は、「大英帝国」の民族性である。


ネットで散々飛び交ってる情報は、「二次被曝」を恐れての強制隔離、と言うもの。

この説は、確かに相当「2ch」的ではある。

ツイート・ラインの中にも、この手の偽情報の氾濫に呆れる声もあった。

ただ、荒唐無稽と言う一言で、切り捨ててしまっていいのだろうか、という疑問は残る。

海外から見れば、日本の放射能汚染の現状がかなり厳しい物である事は、受け入れなければならない。

そして、その事が「引き金」となって、大英帝国民たちの「差別感情」にスイッチを入れてしまったのかもしれないでは無いか。

イギリス人達は、二種類が居る。

一握りの教養有る階層と、大多数を占める教育水準も相当低い、無教養な大衆である。

この分類は、ヨーロッパでは何も「イギリス」だけの事では無く、どの国も殆ど同じ様な物だ。

日本の様な、一億そう中流意識などは、薬にしたくても存在しない。

生まれた時から、階層は決まっていて、夫々に応じた教育を受け、人生に対する「責任」と「価値観」とが全く異なっている。

そして、その両方の階層の両極端な部分に、共通する特徴は、差別意識なのだ。


アングロ・サクソンの白人は、黒人種や黄色人種に対する蔑視は、それ以外の白人種より、強力である様に見受ける。

或る統計によると、在外日本人女性の結婚相手は、「イギリス人」の場合が一番離婚率が高いと言う。


勿論、21世紀の現代に有って、特に外国との折衝に当たる階層が、表面的に差別行為をする筈も無い。

しかし、「それ」が根底に存在する事は、否定出来ない事実なのだ。


そんな「人種的感情」の中に有って、未曾有の放射能災害を引き起こしているアジアの島国の民族に対して、「毛嫌い」する感情が表面化しても、別に驚くには値しないのだ。



我々日本人が、今回のこの不可解な出来事から学ぶべきは、また二つある。


一つ目は、ここまでされて「抗議もしない」で受け入れる、と言う事の愚かさを知るべきである。


入場行進に、見知らぬ女性が一人混じっていた事が、あれだけニュースになったのは『インド代表団』が、強い不快感を表明して、抗議したからである。

翻って、我が日本は、いつもの伝で「愛想笑い」して、一切「遺憾の意」すら表明しない。

日本代表団の副団長が「国会議員」野田聖子である事を思えば、許し難いミステークだと、弾劾する。

熱烈抗議して、しかるべき事である。

世界中の注視する中で、日本選手団だけ、『開会式』から追い出されたのだ。


抗議すべき場合、と言う物が有る。

実際に「不愉快に感じたか否か」では無い。

国家の代表として、国家の尊厳を代表して、国際的に行動をとっている時、理不尽な扱いを受けたと言う様な、絶対に抗議すべき時は、指をくわえて見ている事は許されない。

本体なら『IOC』の公式謝罪を要求し、それがなされなければ、選手団総引き上げを、示唆するべき所であったであろう。

宗主国アメリカに首っ玉を握られて、引きずり回されて来た日本としては、植民地根性が染み付いてしまっているのだろう。

「一々騒ぎ立てない態度が、大人の態度であって、それが尊敬に値する」なんて価値観は、日本列島の中だけで弄んでいて欲しい。

主権国家の公式代表団とは、各も尊厳に満ちているべき存在である。



もう一つ学ばなければならない事。


日本の被曝の現状が、国内で思い込もうとしている様な、生易しい物では無い事を、再確認するべきである。

私の様に、外地に居てそれを言うのは心が張り裂ける程辛いのだが、日本列島は人の住める状態を、通り越してしまっている。

これから、10年単位で、日本人の肉体の状況と健康状態、衛生状態は、大きく変化して行く事になるだろう。

そんな事など信じたくない、考えたく無いから、敢えて気づかない振りをしている人達の、何と多い事か。

それこそ、政府以下、役人も学者も報道も、誰もかも明日を信じて明るく振る舞って行く様に、しむけている。


国内では、それでも通用するのだろう。

実際、日本人は日本の国土で行きて行かねばならない。

その、自分達の明日を、子孫達の未来を、自ら否定する訳にはいかない。

身内だけの社会に有っては、身内だけのルールで事が運ばれる。


しかし、世界の眼は、身内同士の様に甘くは無い。

日本の放射能汚染は、チェルノブイリどころでは無い事は、皆分かっている。

それでも、フランス人などは日本に対して、まだ好意的である。

直接、差別やイジメをされる様な事は聞かないし、実際日本の文化や伝統を高く評価しているフランス人達は、日本を気の毒に思っているにしろ、嫌悪はしていない。

今の所。


しかし、日本政府が何ら適切な処置をとらず、フクイチを処理出来ないまま、新たに休止していた原発を再稼働させた事は、大いなる「不信の眼」で見られているのだ。

その事を、自覚せねばならない。


正しい手を打たねばならない。

情報を隠蔽し、国民を騙し、危険対策は何ら行われていない中で、原発再開に突っ走る様な政府は、信用されていない。

そのような、日本人が自ら作り出し、そのまま維持している「現状」は、大英帝国市民の上層部の保守層をして、日本選手団を排除したい誘惑に駆られている事に、大きな疑いは無いだろう。


放射線被曝は、エイズでは無い。

放射線被曝は、ペストでは無い。

直接接触で、感染する、と言う様な物では無い。


しかし、その事を頭で理解していても、やはり恐れてしまう程、放射線障害と言う物は、忌み嫌われるべき危険な悲惨な物なのだ。

それを、わざと安全だと言い募り、安全基準値を都合の良い様に動かし、自国民を破滅の道へと送り込もうとして止まない『原子力マフィア』の存在を絶てないと言う事が、日本にとって大変大きな不幸であり、危機的状況である。


その事を、政府や議員や官僚やマスコミや財界は、感じ取らなければならない。

しかし、五感の全てが摩滅し、利権と利益の事しか感じ取れなくなっている、彼等に我々一般市民は可能な限りの抵抗をして、出来る限りの攻撃をしなければならない。


更に付け加えるならば、この「日本選手団強制排除」が、もし事前に通告されていたのだとしたら。。。


野田佳彦が、訪英を取り止めた。

石原慎太郎も、直前で体調を崩した。

野田聖子は、一切抗議をしなかった。

既成マスコミも、その異変を一切報道しなかった。

このような事例を、偶然の一致、或は意味の無いここの出来事と、見過ごしても良い物なのか。

日本選手団の宿舎の立地も含めて、疑えばきりがない位、その可能性はなきにしもあらずである。


もしそうだとすると、反政府の立場に立っている我々に採っては、とても都合の良い事件ではある。

多くの同胞を、反政府、反体制に呼び込む事を可能とする、重要なキーとして利用出来る事だと言えよう。


あれこれ、考えさせられ、憶測を呼ぶ出来事である。


いずれにせよ、『オリンピック精神』など、とっくの昔にゴミ袋に放り込んで、燃えないゴミの日に出してしまっているのかもしれない。


恐くて、情けなくて、痛い日本の現状を、改めて突きつけられてしまった。



日本政府は、公式に抗議せよ。



※宗純さまからTBを頂いた『逝きし世の面影』8月7日ブログの内容が、おそらく正しい分析であろうと思われます
「欧米の日本イジメを誘発した無茶苦茶な野田政権のオリンピック便乗商法」


これでは、公式に抗議なんざ、出来ませんです。。。



コメント (22)
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