晴れのち曇り、時々パリ

もう、これ以上、黙っていられない! 人が、社会が、日本全体が、壊れかかっている。

祖国を破滅に導く政府をどうすれば良いのか/本人達は立派に政を行っているつもりらしいからたちが悪い!

2010-10-17 21:23:13 | 政治と社会
ご好評に応えて(?)、再び「一口時評」。


というのも、耳に入って来るニュースの、どれもこれもが、腹立たしいやら悲しいやらで、気が狂いそうだから。

さらっと流さないと、本当におかしくなってしまう。


▶北海道5区補選、幹部続々北海道入り 小泉進次郎氏「民主は何をびびっているんだ?」(産経/10月18日(月)0時9分配信)
▷よっ!悪代官のゴロツキ息子!

▶円高に玄葉氏「必要なときは断固たる措置をとる」(産経/10月17日(日)23時53分配信)
▷聞きたくない!聞きたく無い!聞きたくない!

▶仕分け第3弾、27日から特別会計を総点検 早くも政府内で思惑(産経/10月17日(日)22時16分配信)
▷やる気もなければ、やれる能力も無し。第一これは小沢の約束であって、俺たちには関係ねえし。

▶岡田克也幹事長「大事な日中関係だから、それぞれの国民感情をあおるようなことは厳に慎むべきだ」(産経/10月17日(日)20時37分配信)
▷相手は煽っていると言う事は、相手に取っては大事な関係では無い。。。

▶仙谷長官は、自分の姿を鏡に映したことがあるのか(産経/10月17日(日)20時50分配信)
▷外見もさておき、内面お話ですゼ、この記事は。

▶日本国民にとっての「最大不幸社会」とは民主党政権の存続(産経/10月17日(日)19時13分配信)
▷悔しいけど、その通り(去年の夏の民主党と名前は同じでも、違う党だもんね。。。)

▶中国反日デモ「燃え上がらないよう日本も努力を」海江田氏(産経/10月17日(日)17時0分配信)
▷日本側だけ卑下致しますデス。

▶民主は閣僚投入、自民どぶ板作戦…衆院補選(読売/10月17日(日)13時22分配信)
▷あんな町村風情相手にでさえ、閣僚投入したんじゃそりゃ負けるだろ。

▶海外企業買収など積極支援=円高メリット活用策検討―玄蕃氏(時事/10月17日(日)12時30分配信)
▷未だにバブルの発想!一体何処に海外企業買収する余裕のある会社が有るってんダ!?

▶民主 生き残り懸け小鳩合併構想 「反主流派」結束(毎日/10月17日(日)2時34分配信)
▷一年前に、誰がこの様な惨劇を考えられたか。

▶菅内閣の謝罪は「ミツコ」&「ハイキングウォーキング」(産経/10月16日(土)20時23分配信)
▷「ドオモすいあせんでしたぁ!」

▶「船長解放間違った」 漁船衝突 安倍元首相、米で批判(産経/10月16日(土)15時9分配信)
▷間違った人に間違ったと言われて。

▶参院予算委 首相答弁、際立つ公明への配慮(毎日/10月16日(土)13時30分配信)
▷僕ちゃん、首相の椅子を守る為なら、悪魔の尻にキスだって出来るんだい。

▶仙谷官房長官 「影の首相」…私に対する「おちょくり」(毎日/10月16日(土)12時55分配信)
▷そんな、ご謙遜なさらなくとも。


▶税金の無駄? 年金記録の全件照合(産経/10月16日(土)11時7分配信)
▷その通りなので、返す言葉も御座いません。総ては、舛添宛に請求書をお送り下さいませ。

▶小沢氏は政倫審で説明を=民主・渡辺氏(時事/10月16日(土)10時9分配信)
▷黄門様の倫理が問われて居りまする。

▶武器輸出三原則 見直し決断して国益守れ(産経/10月17日(日)9時0分配信)
▷かくして、いつか来た道へと引き返すのであった。

▶日中交流イベント延期、中国側が通告(読売/10月17日(日)21時49分配信)
▷このような民族と、本当に付き合って行かなければならないのかなあ。

▶<フジテレビ>「Mr.サンデー」で不適切表現(毎日/10月18日(月)0時47分配信)
▷モット重大な<やらせ>してるだろ!

▶「円の国際化」研究会設置へ 中長期的な円高に対応▶(産経/10月17日(日)21時18分配信)
▷おっと、海江田さん。貴方もやっぱり口先だけ?


ったく。
「世も末だ」と言う言葉を、現実の意味で使う事になるなんて。


最近、日本の一般大衆を『愚民』と呼ぶ人達が居る。

自分の頭で考えられず、自分の行動が総て他人任せになっていて、その事に気がついてすら居ない。
そして、悪意ある「他人」の声を「神の声」と思い込んでいる。
そんな人々が、朝のテレビで見た「みの」やら「しんぼう」やら得体の知れぬ輩の発言を、「自分の考え」のつもりで「まことしやか」な口調で繰り返しながら、国家百年の計を、あやまたせている。


日本は、「国民」というレベルで病んでいる。


▶フランス:高校生が過激化 年金改革に反発(毎日見出し)

>パリなどフランス各地で16日、サルコジ政権の年金改革に反発する労働者ら、約300万人(労組発表)が参加する大規模なデモが行われた。12日に続き、9月以降5回目で、国民の政権への不満の高まりを示している。労組は19日にもデモを行い政府に圧力をかける構えだが、今回は多数の高校生がデモに参加し、過激化しているのが特徴だ。


そうなのです。
政府が、国民に取って益にならぬ事を企むと、国民は反発する。

これが、当たり前の国民の在り方である。
しかも、「年金制度の改悪」問題で、『高校生』が立ち上がる。

フランスに住む身として、実に彼等が眩しく映る。


>◇900校で授業ボイコット

>フランスの「全国高校生同盟」によると、15日には全国約4300校のうち900校で授業ボイコットや学校封鎖があり、高校生のデモを警備していた警官が投石で負傷。16日のデモにも多くの高校生が参加した。サルコジ政権は警察に対し、高校生への公権力行使を極力、控えるよう要請したが、思わぬ高校生の過激化に手を焼いている状況だ。

>女子生徒(16)が話す。

>ボイコット開始は12日。この日は全仏で350万人(労組発表)が参加するストも行われた。仏政権は、赤字解消のため年金の支払期間延長を主張しているが、女子生徒は「このままでは若者の年金負担が増大する」「政府は高校生の声を聞くべきだ。来週もボイコットを続け、デモにも参加する」と話した。
【毎日新聞/2010年10月17日 20時07分】


日本の「愚民」と呼ばれる方達よ。

あなた方は、世間で広く行われてる事に、疑問を感じた事は無いのか?
あなた方は、お上のやる事に、体を張って抗議した事は無いのか?
あなた方は、この高校生の姿勢に、何と応える?


実は、フランスも、「年金制度」の巨額赤字に悩まされています。

今回の、サルコジー政権が打ち出した「年金制度の改悪」問題は、(恐らく与党議員だけを除いて)あらゆるフランス人に取って、認める事の非常に困難な変更点を含んで居ます。


フランスの現行制度を簡単にご説明すると、如何の様になっている。

○退職年齢(年金受給年齢)は、60才。

○規定額の年金月額(満額)とは、全労働期間の所得のうち、最も高かった年から10年分の給与の平均値をだして、その50%である。

○満額受給出来るのは、168四半期と1/4の期間の年金負担金の払い込みが必要となる。(つまり42年3ヶ月間働いていなければならないのです)

その間、失業の時期が有っても、失業保険金からは、各種社会保険金が天引きされているので、払い込んだ期間として計算されます。

○もし20才で社会人になったとすれば、62歳になって、満額年金を受け取る事が出来る訳です。

しかし、60才定年であるので、満額より、やや少なくなります。

昔は、『バカロレア(高校卒業資格国家試験)』を受かれば、それが社会への切符であった為、18才から19才で社会人になっていた。
しかも、数年前までは負担金の払込期間が140四半期程出であったので、60才定年で、何ら問題は無かった。

しかし近年「高学歴化」が進んだ事で、社会に出るのが20代後半、中には30歳代などと言う事もザラになって来ました。

そこで、既定の年月期間払い込めれていなければ、20年以上の払い込みが有れば(ささやかながら)年金を受給出来る様になり、更に数年の違いであれば、「差額年数」を買い取る事により、満額支給を受けられる制度も造られた。

しかし、30才程で「学生を止めて」社会人となって、60才ではまだ30年しか負担していない事になり、その時点での支給額も、月収の4割程度に過ぎないため、更に65才まで働けば、実質労働難月に関わらず、満額支給される事になっているのでした。

さて、今回の問題点を整理してみると、最後に示した「満額受給退職年齢」が2才引き上げられ、67才になった事が、若者達の危機感を煽ってしまったのです。

日本人の気質では、「働かざるもの食うべからず」などという儒教的倫理観が残って居り、「元気なうちは仕事を辞めたくない」と言う感情が有りますね。

最近は、所得も目減りしてきて、退職金も減額され、60や65で退職しても食べて行けない、と言う「現実的理由」で働き続ける例も多い。

ところが、ヨーロッパの感覚は違うのです。

元来人は夫々生きる価値が違って居て、<労働>と言う物は、自分の人生に置いて自分が価値を見いだす事をやる為に、「取り敢えず生きる為の収入の為に」やらざるを得ない、と言った程度の事柄なのです。

勿論、自分の仕事に生き甲斐を感じている人も、自分の仕事に誇りを持っている人も、居ます。
しかしあくまで「法的に決められた年月」を満たすまで、の事に過ぎないのです。

要するに、一日でも早く仕事から解放されて、「自分の人生」を生きたい、と言うのが精神の根底に有ります。

それに、既定年齢以後働いても、年金に加算はされず、付加もなく、要するに「年金を貰うか、給料を貰うか」の選択になります。

一般庶民に取っては、60代後半になって、年金額を上回る収入のある職が、そうざらに有る訳も無し。

それなら、退職して、年金貰って、やりたかった事をやって余生を充実させて暮らそう、と言う事になる。


そして、今回の「満額受給年齢」の2才引き上げ。

そうすると、今までより2年間働く期間が長くなる人が増えます。
その分、学卒の若年層の就職口が<減る>と言う事なのです。

そもそも、卒業前年から「学校が就職先の斡旋」をしてくれる様なシステムは有りません。

学校は、あくまで学問を授けるところ。
しかも、既定の年月通えば、卒業試験や卒論など『形式的』に過ぎず、ほぼ卒業が決まっている訳では無く、あくまで学校で学問を納め、そのレベルに合わせた「資格試験」に合格する事によって、始めて『学位』が貰える制度で有る以上、何時<卒業>出来るか、断定は出来ない。

就職先は、学生が自分で探さなければならない。

それでなくても、失業率が10%にも及ぶ国にあって、「学校を出たから仕事先が有る」訳では無く、学校を出て(つまり学位を取って)そのまま仕事に就けない、若年層が増えているのが大問題なのです。

そこへ持って来て、2年分「退職者が減る=就職機会が減る」状況など、到底認められる筈が無いでは無いか!

と言う訳で、大学生のみならず、高校生までが「町に出てデモに参加し」て、更には「学校を封鎖」するところまで、実力行使をするのです。


学生も、『労組』に加入し、積極的に社会と一体となって、労働者の権利の為に、体を張るのです。


翻って、我が祖国は。

近年、大規模なデモなど、見た事も聞いた事も無い。
『ストライキ』と言う言葉自体が、既に「化石」化してしまったかの様だ。

かつては、国鉄が日本の労働運動の先頭で牽引車の役を果たしていた。

『動労』と『国労』がストをうてば、他の多くの労組が共同歩調を取り、日本は麻痺していた。

ところが、国鉄民営化により、上記2労組が消滅して、それ以来日本の労働運動は、絶滅危惧種と合い成り果ててしまった。

『連合』などと言う意味の無い組織(とも言えるのか?)が、専従職員達だけが「労働貴族」化して、何の役にも立っていない。

これまで、昔なら内閣が吹っ飛んでいた様な「悪政」や「失政」が何度もくりかえされても、大臣のクビすら飛ばずに、謝罪もソコソコでうやむや、と言うケースばかりになってしまった。


こんな状態が、果たして日本に取って、良い事だと皆思っているのだろうか。

庶民の力は、所詮お上には敵わない。
敵わないならば、庶民は「団結する事」で、始めて自分達の意志をお上に伝える事が出来る。

「去勢された羊」のような庶民達が量産され、その羊達が「お上の好き放題」を許して、自分達だけが苦しい日常を我慢させられている。

何故、意思表示をしないのだろうか。
何故、デモもストも、行われないのだろうか。


日本人は、フランスの高校生にも及ばないのか。


現在の「仙谷内閣」は、確実に日本を滅ぼす方向に突っ走っている。

それを、国民の70%は気がついていない。

「民主党政権」には批判が噴出している。
内閣の不支持率が40%を下回った。

しかし、それは消極的不支持であって、積極的な『NO』を突きつけている訳では無い。

検察を始めとして、「検察」と共同歩調を取り続けて来た「裁判所」、それらの権力組織全体が、「総ての国民のの日本」を、「一部のけしからぬヤツバラの日本」にとせっせと作り替えて来て、それが明らかにされ始めるや、死にもの狂いの抵抗を始めた。

「検事総長は民間人から」
「官僚支配を打倒する」
「中央官僚の手から地方自治を解放する」
「次官会議を廃止し、官僚には国政に口を出させない」
「特別法人を廃止し、天下り、特に渡りを全廃する」
「特別会計から埋蔵金は沢山出て来る」
「マスコミの悪しき影響力を是正するため、クロス・オーナーシップを禁止する」
「アメリカ軍の駐留は不要」
「基地は沖縄から、日本から無くして行こう」
「第七艦隊だけでアメリカ軍のプレゼンスは十分」
「アメリカ全面依存を改め、東アジアとの共栄を目指す」




これらは、総て『小沢一郎』の政治哲学であった。

これらの、一条一条が、官僚に取って「脅威」と映った。

太平の夢を破られ、役人天国が消滅の危機に瀕した。

アメリカ留学を繰り返し、アメリカ人脈と称する「操り人形の糸」を引きずっている「エリート官僚」達は、利害が一致する「アメリカ政府の一部」と、そのスポンサーで有る「アメリカ資本」と結託して、官僚組織の最強部隊である『検察』を最前線に出しての、徹底的「小沢潰し」を繰り広げている。

同じ様な事、もっと遥かに悪質な事、をやって来た与野党の政治家達には、一切手を触れず、ただ「小沢」のみを、付け狙う。

誰が考えても異常な、これらの動きを、大多数の『愚民』と呼ばれるに至った「一般大衆」は、自らの目で見ようとはせず、自らの頭で考えようとはせず、ワイワイがやがや、亡国的集団と一緒になって「御神輿を担いで」騒ぎまくっている。

祖国を滅亡に導く政府を、どうすれば良いのか?


真剣に「考えなければならない時」に来ている。


もはや、国民の誰一人として「部外者」では居られないのだ。
自分達自身の事である。
自分達自身の子供達や孫達に、直接関わる事である。

皆。
眼を開け。
自ら考えよう。

「何となく周りを見渡し、感情で判断して、決めつける」と言う習慣を、改めなければならない。


仙谷由人に代表される、現在の亡国政権を糾して、正常な日本を取り返す為に、一人一人が眼を開かなければならない。


そして、あらゆる妨害をはねのけて、我らが祖国の再生の為に不可欠なる、大切なる人を、取り返そう。

小沢一郎を、取り返そう。


祖国を滅亡に導きつつ有る政府に、何をしなければならないか。
明らかな事だ。

コメント (11)
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