晴れのち曇り、時々パリ

もう、これ以上、黙っていられない! 人が、社会が、日本全体が、壊れかかっている。

小沢一郎殿、新党を起ち挙げるか、同士うち揃い国民新党に移籍して下さい! 本日で民主党支持を止めます。

2010-10-04 16:45:48 | 政治と社会
やっぱり。

これ以上、検察の不祥事が暴かれる前に。
これ以上、民主党の支持が下落する前に。

これ以上、仙谷の未熟さがバレる前に。


彼らは「手を打った」のだ。


実は、二日前に以下の様な記事があった。

◆民主党幹部「離党しないなら小沢氏は除名だ」

数行の短い記事であった為、社名を控えるのを失念していたのだが、検索しても、削除されたか出てこない。

この幹部が誰であったかも不明である。

しかし。
この記事の示している事は、数日前から「結果は決まっていた」と言う事だろう。

今、正に「検察の暴走」ぶりが明らかになりつつ有る。
ましてや、『特捜部』の捜査のやり方自体に、疑問符が付きつつ有る。
『検察』の現システムの存続自体が、問題にされつつ有る。

これ以上解明が進むと、これまでの「特捜案件」の総てに見直しを求める機運すら、起こりかかっている。

前田容疑者(元検事)が、陸山会事件の捜査自体にも関わっている事が、分かっている。

ロッキード事件から始まって、総てを再検証するべきだ。



その、正にその時に。

これ以上のタイミングは無い、というタイミングでの、『東京第五検察審議会』での決議である。

しかも、「これまでの検察の取り調べの資料を基にして」の判断である。

一体、何が正確に判断出来たと言うのだろうか?

逆に見れば、完璧なる権力を駆使し、膨大な人員と、1年以上の時間と、数億円もの予算とを費やして捜査した挙げ句に、起訴出来なかった『東京地検特捜部』の能力が、「素人8人によって」否定された事になる。

一体、どういう事なのか、理解出来ない。

そこまで仙谷一味が「小沢抹殺」を急務としている事の、『証し』としか思えないでは無いか。


それなら、最早それで良い。


そのような「民主党」には、一切何の思い入れも無い。
国民の多数の支持を失って、トットと政権を明け渡すが良い。

生まれてこのかた、「社会とは、日本とは、こんな物か」と思い込まされて来た。
一部特権階級による国民の搾取と対米隷属、自主独立外交力の欠如。

これらの「開発途上国」なみの国家形態を、変える事など不可能なのだ、と絶望的に思い込まされて来た。

かつての「学生運動」も、「労働組合争議」も、単に歴史の一こまに過ぎず、日本の嘆かわしき根本は、不動にして不変な物、と叩き込まれて来ていた。

悔しくても、面白くなくても、何にも変わらない。

国民の大多数は、「それが当たり前」と信じきっていて、自分達のなされて来た道筋に何ら疑問も感じ取らず、これからの未来に「何ら変革を求めず」ただ、日々の「与えられた」目先の平和と安定とに、浸りきって何も考えようとして来なかった。

「一部の気がついている人々」には、その事に対するアピールも無視され、行動は規制され、何の手段も機会も与えられず、小規模な局地的な示威運動するのが精一杯の有様だった。
ただただ悔しがるだけしか、出来る事が無かった。


そして、自民党を割っての「小沢氏」の日本改革が始まった。

最初は、彼の目指すところは、余り良く理解されていなかった。

彼が求めた事は、突き詰めればただ一つ。

「国民が日本を動かす」

官僚では無く、財界でもなく、ましてやアメリカでもなく、日本は日本国民が動かす。

この、ただ一点である。


その為には、国民に選ばれた「政治家」が、試験で受かって地位を得た「官僚」から、権力を奪い返さなければならない。

それが出来た暁には、アメリカの意向も、財界の意向も、勿論官僚達の意向も、関係なく、日本国民の為に、日本の社会の為に、日本の将来の為に、国民から権力を付託された「政治家」によって、政治を行う事が出来る。

その為には、政権を交代させる必要がある。

一旦政権を担当しても、上記の事柄から外れた、国民の利益を損なう政治を行えば、即「国民がその政権を交代させる事」が出来なければならない。

それが、小沢氏の求めた『小選挙区制』である。

それを通じて、政権を獲得する。

その過程として、未だ気が熟さず、制度が完成しない間、その求める道を早く築き上げる為の「新党」の起ち上げと解散、連合政権の模索という、「離合集散」であったのだ。

小沢の求める物が、あまりにも「急進的」であり、その手段があまりにも「急激」であったが為に、『壊し屋』と呼ばれ、同士であった「岡田克也」ですら理解出来ず、彼を徹底して嫌う様になった。

ましてや、凡庸なる政治家の面々には、彼の大きさが疎ましく、彼の理念が理解出来ず、嫉妬と無理解からなる嫌悪を呼び、次々と敵を生んで行った。

結局のところ、彼の求めた「政権交代」を果たす為に合併した「旧民主党」こそが、その理解出来ずに「小沢を憎むに至った」政治家達の集う場であったのだ。

巧く行く訳が無かった。

大人と子供。

大人のつもりで「精一杯背伸びしている」子供達が、本物の大人を迎えて「対等に」振る舞いたくて、何でもかんでも足を引っ張る結果しか残らない。

小沢氏の求めた「理想の日本」に転換すれば、<政財官総てと、そこに影響力を行使して来たアメリカの一部勢力>にとっては、「天国を明け渡す」結果となってしまう。

彼らはここ2年あまり、持てる全てを使って、あらゆる抵抗を試み、彼の失脚に力を注いで来た。

そして、その「勢力」の求める小沢失脚は、小沢の大きさに押しつぶされて、逆恨みをする「一部民主党員」達と、一義的に利害が一致していたのだ。

日本の将来など、考えもしない。
日本の行方を正して行く事など、考えも及ばない。

政権が取れて嬉しい。
総理になって、人生の目標を達成した。
閣僚になれる。
大臣の椅子に座れる。

野党議員の悲哀はもう沢山。

権力の味は蜜の味。
一旦手にしたこの権力は、手放してなる物か。


ただ、そのレベルでの「井戸の中の嵐」としか言えない政争に終始して、己の地位を守るべく、(敵方のマスコミの全面的応援を得て)あらゆる利敵行為に腐心して来た。

『脱小沢』
『非小沢』
『若返り』
『政治とカネ』

そのような、卑小な輩の卑劣な蠢きの、集大成が今日、見事に実を結んだのだ。


『強制起訴』


前々から、願って止まなかった「小沢排除」がこれで完成する。
嬉しいなったら、嬉しいなっと!


さあ、先の代表選で小沢を指示した200名はどうする?


これで、真の「改革者」と、自分の地位と名誉とにこだわっているだけの「エセ小沢派」とが、明らかになるのだ。



小澤一郎様。

取り敢えず、「民主党で日本を変える」望みは、絶たれました。
最早、民主党に留まる必要も、可能性も、無いと思われます。

真の同士を募って、新党を旗揚げして下さい。

日本の改革が、また数年遠のきます。

しかし、やむを得ません。
今の民主党では、留まっていても「改革への道は遥か遠く」にしか望めません。

民主党内で、御名を穢す必要は、最早無いでしょう。
離党して、新党を立ち上げて下さい。

幸い、検察の暴走は明らかになり、懸案の「陸山会事件」も、でっち上げである事は、裁判で明らかに出来るでしょう。

完璧なる権力を駆使し、膨大な人員と、1年以上の時間と、数億円もの予算とを費やして捜査した挙げ句に、起訴出来なかった『東京地検特捜部』の能力が、「素人8人によって」否定された事になった訳ですから。


返す返すも残念な事は、これまでに「もっと分かりやすく、不正など存在しないこと」を御自ら説明しておいて頂きたかった。

「検察が十分捜査して、何も無かったと言う事で不起訴となりました以上、私の身の潔白は出来たと思って居ります」
では、完全に洗脳されている一般大衆に、理解させる事は無理でした。

しかし、今更振り返っても仕方が無い。
裁判で、堂々と潔白を証明しましょう。

その間の、御身の政治活動の基盤が、必要です。

今までですら『一兵卒』という処遇でしか無かった「民主党」には、残っても何も出来ない事は明白です。
しかも、「離党を執拗に迫る」勢力のシツコさは、追及の手を緩めないでありましょう。

お一人で「離党」されても、意味が有りません。
政治生命が、起たれる結果ともなりかねません。

事ここに至っては、日本の改革をとぎらせない為にも、御身自身の失脚を避ける為にも、『新党』しかありません。

我々国民は、これをもって、水と油であった、現「民主党」の欺瞞をはらせる、絶好の機会と捉えます。


貴殿を信じて、日本の未来を託そうと決めている、国民は大勢居ります。

貴殿に最後まで行動をともにする議員がどれほど居るか、私如き素人には把握出来ませんが、「中核となる」日本の改革と小沢主義とに忠実な議員も、少なくない筈です。

是非、彼らを伴って「新党を旗揚げして」下さい。

物事の正体を見極めている日本の国民達に、希望を絶やさないで下さい。


万一、新党が間に合わなければ、次善の措置として『国民新党』に入党して下さい。

国民新党側は、「党を乗っ取られる」等と言う愚かな反応はしないと信じます。


100名あまりを引き連れて離党されれば、「新党」であれ、「国民新党」であれ、国政のキャスティング・ボードを握れます。

影響力を行使出来ます。

どうか、2009年8月の、あの国民の期待を潰さないで下さい。

信じて居ります。

小沢さん。

本日で、民主党支持を止めます。

改革に対する抵抗勢力無き、真の「改革政党」しか有りません。
小沢独立を期待し、支持します。

ゆめゆめ「お一人だけの」離党など、なさらない様に。
ましてや、引退など間違っても口にされません様に。

伏してお願い申し上げます。
ご決断を!

正常な、国民全員が、楽しく豊かに暮らせる日本を獲得する為に、お願い申し上げます。

小沢さん。

国民の為に、貴殿の命を下さい。

コメント (36)
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