joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

これであたいもblogger

2006年04月30日 | 日記

昨日寝たのは夜(朝?)の4時過ぎだったのに、8時半ぐらいには目が覚めてしまいました。こういう時って、僕の場合は、寝れないのに眠たくて活動もできないという状態に陥ります。仕方なく、というか惰性に引きづられてネットサーフィンに耽っています。

今日は、アメリカの会社のブログサーヴィスでアカウントを取得しました。もちろん無料のサービス。

内容はこのブログの本や映画の記事をそのまま英語にしていきたいと思っています。思ってはいるのですが、それらを全部英語にするのは大変です。試しに一つの記事を自動翻訳機にかけてみたのですが、それでも長ーくなって手直しに大変です。

どれだけ翻訳機の技術が発達しようと、さすがに適当に書いた日本語をまともな英語にはしてくれません。そこで全文見直す必要があるのですが、その量をみて一気にヤル気が失せてしまいました。

翻訳機を使わずに全部自分で一から英作するのも大変ですが、翻訳機を使っても大して労力を省いてくれないような気もする。そこまでして英語版のブログを作る必要があるだろうか。

しかしせっかくウェブは世界に開かれているのだから、やらないともったいない気がします。

ところで、アメリカの人のブログってみんな自分の顔写真を載せるんですね。恥ずかしくないのかな?その顔を他人が見たいとでも思っているの?

僕も旅の恥というわけじゃないけど、英語版のブログには自分の顔をのせちゃおうかな。

とりあえず私の英語ブログはまだエントリーのないままです。


涼風

『あの頃ペニー・レインと』

2006年04月30日 | 映画・ドラマ

昨日の夜に『あの頃ペニー・レインと』が放映されていました。

3年ぶりぐらいに観たけど、今までで一番感動したかもしれない。こんなに素敵な映画はホント珍しい。映画の中にまったく無駄がなく、一つ一つのシーンがまるで大切な思い出のようだ。

舞台は1974年で、新人バンドのツアーに同行する少年ジャーナリストの体験を描いたもの。十分にコンテンポラリーでありながら十分に当時の雰囲気を表現している。

今回見て、監督のキャメロン・クロウは女の子の趣味が僕にはいい感じ。主人公の男の子の姉、当時新人のケイト・ハドソン(すでにオーラと貫禄がたっぷり)、アンナ・パキン(『ピアノ・レッスン』の女の子)、みんなかわいい。個人的にはアンナ・パキンをもっと観たかった。

ビリー・クラダップが演じたバンドで一番人気があるギタリストの役は、はじめはブラッド・ピットにオファーされていて、ピットが断わったそうです。でもこれはビリー・クラダップで正解だったのでしょう。

監督の少年時代を思い入れたっぷりに回顧したようなこの小品(2時間あるけど)には、ブラッド・ピットのような「スター」は似合わなかったと思う。一つ一つのセットや小道具、楽曲にとても凝っているこのパーソナルな映画には、ビリー・クラダップのような文学的な(?)香りのする俳優でよかったと思う。

ケイト・ハドソンは文句のつけようのない可愛らしさ。やっぱりこのデビュー作がいまだに彼女のベストなのかな。その後は彼女はハリウッドを代表するコメディエンヌだけれど、やや類型的なコメディ作の役柄ばかりを与えられている。

それに比べればこの映画は、コメディと悲哀と可笑しみが同居していて、だから彼女も単なるコメディエンヌ以外の側面が出てよけいに魅力を発揮している。

原題の“Almost Famous”って、「ブレイク直前」って意味だったんですね。知らなかったなぁ。


涼風